2015年 2月 の投稿一覧

板室温泉 大黒屋さん

今日は明後日の婚礼の衣裳をお届けに那須塩原市にある板室温泉 大黒屋さんへ
行って参りました。
板室温泉と言えば、湯治で有名な良質なお湯で知られています。

実は個人的にも何度か大黒屋さんにお世話になっています。
最近はとんとご無沙汰でしたが、久しぶりに伺ってみると相変わらず素敵なお宿で
した。宿泊代は決してお安いわけではありませんが、上品な佇まい、美味しい食事、
そして何と言っても行き届いたサービスが魅力なんです。
通常の温泉地のように賑わっている感じではなく、どちらと言えば静寂さを楽しむの
がこちら板室温泉です。那須も近いですよ。

さて、今日の宇都宮は暖かく、出発前は『ドライブ日和』なんて思っていましたが、
近づくにつれ雲が厚くなり、更に近づくと白いものがチラチラ。
そして最後には本降りです。
「さすがに積もることはないでしょ~」と思いつつも、本気で降ってきた雪を見ると
焦ってくるものです。だってタイヤは完全ノーマルですからね。
「とっととお届けして、とっとと戻らなきゃ」と思い、ランチを後回しにして到着しま
した。
IMG_5827
   言うほど降ってませんが、自然は怖いですからね~
まずは正面玄関からご挨拶。そして搬入場所を確認して、いざ搬入です。
ご担当者の方が「当宿をご利用いただいたことありますよね?」と一言。いや~
嬉しいものですね、顔を覚えていて下さるなんて。
感激でした。
「とっとと戻る」なんてことはすっかり忘れてしまい、二人して雪の中でいろいろと
おしゃべりしちゃいました。焦る気持ちはどこへやら・・・・。
些細なことかもしれませんが、こんなことが次に繫がるのだと身をもって知ることが
出来ました。

ちなみに大黒屋さんでは通常はウェディングはお受けしていないとのこと。
今回は元スタッフの方のお願いだということで、特別にお受けしたとのことです。
お間違いのないようにお願い致します。

帰り道も雪がしとしと?と降っていましたが、山を降りると曇り空でしたが雪は降って
いませんでしたので、やはり自分の杞憂でした。
時間が出来たらまた大黒屋さんで、のんびりと温泉と食事とホスピタリティを楽しみ
たいなと考えながら宇都宮へ戻りました。
・・・・ま、明々後日も引き取りにいくんですけどね。 

ラジオを聴いて考えたこと。

昨日ラジオで「障害者」について話している番組があり、聴きながら帰宅しまし
た。私の母は既に亡くなっていますが、晩年は移動は車椅子の生活を送って
いましたのである意味身近なこととして番組を拝聴しました。

母は派手好きでした。
赤とか明るい色が好きで、授業参観は後ろを振り返るのが恥ずかしいほど(笑い)
車椅子の生活になってからもそれは変わりませんでした。
・・・・こんなことをふと思い出して考えたことは
『車椅子生活ながらも、もっと母を綺麗に見せるためにやれたことがあったのでは?』
ということ。

日本には身体的ハンディキャップを持った方はたくさんいらっしゃいます。
七五三も成人式も結婚式もするでしょう、当然ですよね。もちろん綺麗にカッコイイ姿
でそういう日を迎えたいはずです。
ですが基本的にそれらの衣裳は車椅子を想定せずに作られたものばかり。
ということは我々提供する側が、「どうしたら車椅子でもより綺麗に見せることができるの
か?」ということを考えなければならないと思うんです。
見せ方はもちろん、スムーズなお支度など考えるべきことはたくさんです。

ググって見るとこんなPDFを見つけました。
こちらの最後に書いてある「ブライダルに携わる者として、答えを追求していきたい」と
言う言葉に賛同し、少しずつ行動していきたいですし、行かねばならないと考えていま
す。

 

ロゴマーク春バージョンお披露目

abitoロゴ
こちらは弊社Wedding Dress abitoのオリジナルロゴマークです。
会社の顔であり、いろいろな想いを詰め込んだもので、デザインに関しても皆さんが
思われる以上の意味があるんです。
そもそもロゴマークって、頻繁に変えるものではありません。だってコロコロ変わって
いたら、その会社の根幹がグラついているように思われてしまいますものね。

しかしながら弊社は衣裳を取り扱う仕事柄、春夏秋冬という季節に応じて仕事を
させていただいております。
ウェディングでも春と秋ではおすすめするドレスや和装も変わってきますし、秋には
七五三、冬には成人式、春には卒業式や入学式・・・季節と共に歩んできますからね。
ですから季節感を大切にしています。

そんな訳で、弊社のロゴマークも季節に応じて変えていくことになりました。もちろん
デザインを変えるのではなく、色を変えるだけですけどね。
それでは初お披露目!!! 春バージョンです。
logo_pink
 一応ピンクです。
デザインが「和」のテイストなので、ピンクと言っても和風の色にしてみました。日本
には様々な色の表現がありますが、この色は「真赭(まそほ)」と言います。
このピンクバージョンの他にも「ブルー系」「パープル系」「ブラウン系」「グリーン系」
を作成しましたが、これらはまたその季節になってからのお披露目とさせていただき
ます。
しばらくの間はこちらのピンクバージョンを使って、少しでも春を感じていただければ
と思っています。
 

打掛はコーディネートを楽しむ衣裳です

最近、ブログと言えば和装のことばかり・・・。
お店の名前が【Wedding Dress abito】というのにもかかわらず、ドレスそっちのけ
で打掛をメインにしているのには訳があります。
・打掛がやっぱり素晴らしいから
・和装のお客様が激増しているから
・他の競合店さんがあまり和装に関して情報を出していないから

・・・・などなどいろんな理由がありますが、要は和装で地域一番店として認めていただ
けるようにしているためです。

ドレスはある意味、普段の洋服に近いので、花嫁様も何となくご自分に似合うものを
見つけることが出来る衣裳ですが、和装はちょっと違います。
完全に普段の生活からかけ離れたものですから、花嫁様にとってはわからないこと
ばかり・・・・。
好きだし、興味があっても何を判断基準にしていいか、不安がありますよね。その不安
をこのブログで取り除くことが出来たら嬉しいです。

また前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
『コーディネートを変えた和装はどんな感じに変化をするか見てみよう~!!!』
まずはこちらをご覧下さい。
_MG_0596
白地に孔雀、蝶々が描かれた打掛です。これは基本的なコーディーネートになります。
掛下(打掛の下に着るお着物)は白、懐剣やハコセコといった和装小物も白を使って
コーディネートしています。
次にこちらをご覧下さい。
_MG_0597
掛下をピンク、懐剣とハコセコを赤にチェンジしましたが、ガラッと雰囲気が変わり
ますよね?同じ打掛でもコーディネート次第でいろいろと楽しむことが出来るんです。
つまりはカスタマイズできてしまうんです。
こちらのほうがわかりやすいかもしれません。
_MG_0599
まるでお姫様のようなイメージですね。本当にカワイイと思いませんか?

ちなみに掛下とはこれです。
_MG_0629
 通常は白。白無垢でも色打掛でも使うことが出来ます。
_MG_0630
 こちらはピンク。どんな組み合わせをするかは・・・・貴女次第です。もちろんサポート
致します!!!
和装の魅力、伝わってますか?
和装の美しさ、届いていますか?

今後も和装の奥深さをお伝えする為にも、こちらのブログで情報を発信していきます
ので今後とも宜しくお願い致します。



もはや美術品

婚礼和装の打掛は日本の伝統工芸品と言われることがあります。

それこそ平安の時代から受け継がれてきた縫製や染めなどの技術が駆使されて
いる衣裳ですからね。伝統であり、文化であり、歴史でもあります。つまりぶれない
価値があるわけです。
ここ数日はそんな打掛の商品撮影をしているのですが、ちょこっとご紹介したいと
思います。
_MG_0575
【飛翔白鶴八重七色】
レインボーカラーを下地に、白鶴が飛んでいる様子を刺繍で表した構図となって
います。和装は正面はもちろん大切なのですが、同様に後面も大切なんです。も
しかしたら後姿がメインなのかもしれません。
_MG_0576
白鶴がいきいきと飛んでいる様子はこちらのほうがわかりやすいですよね。
いつも思うのですが、色打掛の柄は一つの「絵」ではないでしょうか?
婚礼に着用する衣裳ですから、もちろんストーリー的にはおめでたい柄を使い
お祝いを表現しています。
この衣裳に「お着付け」の技術が加わってはじめて、日本の花嫁姿が誕生する
ことになります。まさにプレミアムです。

打掛は「工芸品」と冒頭で書きましたが、前から後からと画像を見ると、もはや
工芸品の枠を超えて「美術品」ではないかと思ってしまいます。
ファッションを身にまとうのがドレスだとしたら、芸術を身にまとうのが和装です。

ご自身最大のお祝いイベントの「結婚式」。
日本の技術が結集された美術品の色打掛で臨まれてみてはいかがでしょうか?
それこそ日本の結婚式だと思います。

abito的哲学的ブログ 読まなくてもいいかもしれません


物の価値の判断基準は人生を豊かにしてくれるかどうかということ。

先日のブログで「重要文化財」という言葉を使いました。手前味噌ながら、
なかなかいい表現だったなと思い、いろいろと考えてみました。
何についてかというと「価値」に関してです。
人それぞれ価値観に違いはありますが、その判断基準とは何なのか?を
考えてみました。
・美味しい
・美しい
・かわいい
・楽しい
・高価な
価値を表現する形容詞はいろいろとありますよね。
どの表現も一瞬にしろ継続的にしろ、あなたの人生を豊かにしてくれているの
だと思います。

但し、価値観は時代によっても個人の年齢によっても変化していきますし、全て
の人を満たす価値が存在しないのもまた事実。だからこそ面白いのかも知れませ
ん。
それが流行であったりするのでしょう。

またこんなことも考えてみました。
『重要文化財』とは何ぞや?
で、調べてみましたが・・・・長くなりそうなので超省略して説明すると、「国が指定した
有形の文化的遺産」だそうです。その中から世界の文化的見地から、類稀なる国民
の宝たるものが「国宝」になるそうです。
つまりは重要文化財も国宝も歴史的遺産であり、要は古いものなんですね。
確かに国宝などを見ると、心が豊かになる気がしますし、日本人としてのアイデンティ
ティーを揺さぶられます。
とは言え、興味がない人にとっては全く価値を見出せないことでしょう。

人生の節目の衣裳や撮影を業務とする弊社に価値を感じていただけるかどうかは
結局、お客様の人生を豊かに出来るかどうかにかかっています。
弊社には弊社なりの価値があるのだと思いますが、その価値が全ての方の人生を
豊かに出来るなんて思っていません。おこがましいですよね。
衣裳と言う華やかな商品を取り扱うものとしては「美しい」「嬉しい」「幸せ」といった
形容詞を感じていただくことが、お客様の人生を豊かにすることだと考えますし、
一方で日本文化(和装)、アンティークな商品をご紹介することで、お客様がそれまで
感じていなかった価値に気付いていただくことで、人生を豊かにしていただくことが
喜びでもあります。

abitoの価値は自分達で決めることであると同時に、お客様に判断していただくこと
でもあります。二つがリンクした時に、初めて豊かになるのだと思います。
ですから全ては求めることは出来ませんし、求めてはいけないのだと思います。
求めた時点でabitoの価値は半分以下になってしまうことでしょう。



 

打掛商品撮影準備中

ウェブサイトのリニューアルに伴ない、打掛の商品撮影をするための準備を
しました。しようしようと思いつつ、伸ばし伸ばしになってしまいましたが遂に
重い腰を上げ、明日から順次撮影していきます。

これまでも商品撮影はしておりましたが、「商品がわかればいい」という安易な
考えでしたので、結構シンプルなものとなっておりました。
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 まぁ柄とか色なんかはわかりますが、無機質な感じは否めません。これでお客様
に喜んでいただけるはずもありません。「想い」や「世界観」が微塵も感じられませ
んよね。これじゃダメです。
今回はこのような雰囲気の中での撮影となります。
IMG_5812
打掛が放つ雰囲気と、abitoの世界観を融合させたような素敵な商品撮影が出来る
のではないかと・・・・。
商品の撮影はもちろんですが、コーディネート例や新しい組み合わせのご提案もでき
る写真を撮りますので、どうぞご期待下さい。
また撮影した画像は弊社ウェブサイトはもちろんですが、ブログやFB、インスタグラム
等で解説付きで順次アップしていきますので、是非ともご覧くださいませ!

abitoウェブサイト
abitoインスタグラム
abito Facebook
abito Twitter 

花嫁 タトゥーの悩み

現在ではタトゥーはファッションと認知されている反面、隠したくなる場面も
あると思います。
例えばスーパー銭湯やスポーツジムなどでは、入場・入会が出来な場合も
あります。そしてタトゥーがある花嫁は「結婚式」を迎えるに当たって、それが
悩みの種となる事もあります。

タトゥーを入れるにはそれぞれ理由があると思います。
・自分のポリシーをもって入れる方
・若気の至りで入れてしまった方
・ファッションの一部として入れた方
理由はどうあれ、結婚式または披露宴で多くの方にわざわざ見せたいと言う花嫁
は多くはありません。どちらかと言えば隠したいと思われていることでしょう。

さぁどうしましょう。?

まず問題なのはタトゥーがどこにあるかということです。
腰や足などの場合は問題はないと思いますが、腕や手首、そして背中にあるとなる
と、主流のドレスの形だと見えてしまう恐れがあります。
問題の解決策としては、タトゥーの部分に【ボディーアート】をして誤魔化す方法
があります。
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 タトゥーの柄に合わせて、このように加工を施す方法です。ですが、タトゥーの
デザインによっては誤魔化しきれない場合もあります。
そしてもう一つ、最近ではタトゥーの部分を消したかのようにするサービスもある
そうです。画像で見たのですが、パッと見は全くわからないほど綺麗にタトゥーが
消えていました。

花嫁が一番気にするのがご家族に知られたくないということです。
悪いことではないにしろ、やはりまだまだタトゥーのイメージは年代によっては
まだまだ「負」として見られることがありますからね。

いずれにしろ、タトゥーが気になるのはドレスを着用する場合です。
一方、打掛などの場合は、首や手首にある場合を除けば見えることを心配する
ことはほぼありません。
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和装はほぼ肌の露出がないので安心ではないでしょうか?
一方ドレスは・・・・
CIMG1588
 腕・デコルテ、そして背中が露出するデザインが多いですからね。

中には「写真だけドレス姿を残したい」という方も、タトゥーの心配をされる花嫁が
いらっしゃいますが、写真だけなら全く問題ございません。写真編集ソフトで簡単
に消すことが出来ますからね。

本当にタトゥーの悩みは大変ですよね。せっかく入れたのに消すのももったいない
ですし、気に入っているならなおさらですよね。
いつかは日本でも堂々と認められる時代が来るかもしれませんが、推測するにまだ
まだ先のようです。

今現在こんなお悩みをお持ちの方はネットで色々調べてみてはいかがでしょうか? 

アンティークと言う価値

古来、人間は「新しいもの」に価値を見出す生き物ですが、「古いもの」にも同様に
価値を感じたりします。

「新しいもの」=今までなかったもの
「古いもの」 =この先手に入らないもの
こう考えると、両方に価値を感じるのは理解できると思います。
「新しいもの」はこの先、次から次へと出てくるので、いつかは古いものとなりますが、
「古いもの」は時間の経過と共に価値が高まってきます。

例えば自動車
極端な例がこちらのTOYOTA2000GT
2000GT_MF10
約50年前に生産され、発売当時もかなり高かった(238万円)ですし、生産台数も
337台と少ないこともありますが、今もしこの車を買おうとすると5000万円だしても
手に入れることは難しいとのことです。
現在の自動車のほうが速いし、馬力もあるし、運転しやすいのにも関わらず・・・。
つまりは「希少価値」なんですね。

そして時計なんかもいい例がありますよ。
ROLEX 1680 通称赤サブ
0000229615
約45年前に生産されたサブマリーナと言うダイビング用の時計です。
実は私もこちらを所有しておりまして(ちょっと自慢)、約20年前にアンティークと
して37万円で購入しました。
しかし、現在ではおよそ100万円が相場となっています。
文字盤に赤文字が見えると思いますが、この文字にこそ価値があるんですね。白
文字なら約80万円・・・これでも相当高いですけどね。

2000GTにしても赤サブにしても、品数が少ないことに加え、やはりデザインが秀逸
であるからこそ価値を感じる方が多いのだと思います。そして何と言っても需要が
多いことこそが価値を高めるわけです。
自分とは関係がない、あるいは関係性が薄い時代のものに価値を感じることが、
アンティーク市場を支えているのかもしれません。

自動車や時計の他にも、ワインやおもちゃ、美術品などいろんなカテゴリーでも、同
様のことが言えます。

婚礼衣裳も同じなんです。
例えばこの打掛。
IMG_5803
【右側が約40年前、左側が約30年前の打掛です】
今の打掛に比べると派手さはありませんが「粋」な雰囲気が漂います。そしてこの
時代に作られた和装はかなり手が込んでいます。
何より40年前に作られたと言う価値です。今探してもなかなか見つけることは難しい
のではないかと思います。
正直、少々の汚れもありますし、見方によっては「ただの古い打掛」なのかもしれま
せんが、やはり「希少性」があると思います。
「他の人とは違う和装姿になりたい!」「アンティークが好き!」という花嫁には、まさ
におすすめの打掛です。

全ての花嫁におすすめするつもりは全くございません。
ただ、この打掛に価値を見出してくださった方には出来るだけの衣裳ケアをして、そし
て現代で着るコーディネートをご提案したいと思っています。

abitoにはアンティーク打掛が数点ございます。そしてこれらの打掛は全てabito的
重要文化財です。
ご興味のある方はお気軽にご来店頂き、この打掛が醸し出す雰囲気を感じてみて
下さい。もちろん、ご試着も可能ですからね。 

写真は未来の自分への贈り物

どこにしまったかわからないものを探している時・・・
年末の大掃除の時・・・・
引越しの時・・・・
こんな時、ふと過去の写真やアルバムを手にとると、やらなくてはならないことが
山ほどあるのについ見入ってしまい 、あっという間に時間が過ぎてしまった

皆さんもこんな経験あるのではないでしょうか?
幼少時や学生時代のご自分の写真はもちろん、ご家族の写真などを見ると思い出や
思いが蘇ってきます。つまりはタイムカプセル的なものなのかもしれません。
記憶としてはもちろん、「目」が「耳」がそして体が当時のことを覚えているので、あっと
言う間に過去に戻った気分になります。

「良いこと」はもちろん、「イヤだったこと」も時間が過ぎれば良き思い出です。
こんな写真あったんだ!
この時はこんなこと考えていたっけ!
こんなに痩せてた?

いろんな思い出が蘇りますね。それは写真やアルバムを見たことによる反射的な
ものなのでしょう。
逆を言えば、それらがなければ過去を思い出す機会はグッと減ります。思い出した
としても、それはもしかしたら事実とは異なるかもしれません。

幼少の頃の写真はご両親からの贈り物。
学生時代の写真は友人からの贈り物。
そして結婚写真は自分達への贈り物
だと思います。

数年後、数十年後に写真を見返して何を想うかは想像がつきませんが、体が覚えて
いることを思い出させてくれます。
結婚写真、今で言うフォトウェディングは【いつもと違う装い】【いつもと違うヘアメイク】
をして、プロのカメラマンに撮影をしてもらうこと。要は非日常の撮影です。
過去の写真は日常の中で撮影したものが多いと思いますが、日常の写真でさえ、
見返すといろんな思い出が蘇るわけですから、非日常の写真は数倍の思い出を
蘇らせてくれるのではないでしょうか?

いろんな写真を見返す時間はあっという間に過ぎるほど、恍惚の時間です。
何物にも変えがたい、極上の時間です。それも写真があってこそ。
未来のご自分達に、そんな時間を贈りましょう。
例え料金が50万円だとしても、未来になってしまったら1000万円出しても撮影することは出来ません。
例え料金が100円だとしても、未来になったら1億円以上の価値があるかもしれません。


それを判断するのは「今」です。未来ではありません。
撮影のお手伝いをすることはもちろん、結婚写真の本来の価値をお伝えすることも
私達の使命だと想い、取り組んでいます。
0056
みんなで交わした言葉
着物の重さ
空気の匂い
緊張したこと
・・・・・・・・全てが良き思い出になるようお手伝い致します。