2016年 1月 の投稿一覧

成人式の振袖は誰に相談?

来年の成人式に向けて振袖を見にこられるお客様が増えています。IMG_6090
 
二十歳の女の子にとって「成人式の振袖を決める」という行為はとっても
重大なことです。だって一生に一度の晴れ舞台を彩る衣裳になる訳です
からね。
今の女の子は自分なりのファッションが確立している方が多く、そういった
面では「これがいい!」「これはいや!」がハッキリしています。でも最終的に
振袖を決めるとなるとちょっと不安になったりするものです。
もちろん私達スタッフが丁寧にアドバイスも致しておりますが、でもやっぱり
最終的に頼るのはお母様です。

自分の娘の好みも十分にご理解していますし、何より率直な意見を仰るので
田んぼも強い存在ですよね。

当店においても「母&娘」という組み合わせでのご来店が最も多いです。

娘さんは頼れるお母様がいて安心。
お母様は娘さんに頼られて嬉しい。
やはり家族の絆って素晴らしいものです。

成人式は人生において思い出深きイベントですが、振袖選びといった準備で
ご家族と過ごす時間も大切な思い出になりますね!

やはり頼るべきは母!
その存在の大きさに気付くのも成人式ならではなのかもしれませんね。 


振袖

インスタグラム近況報告

当店が「wedding_abito」というアカウントでInstagramを始めてからすでに一年が
経過しました。

今日はその近況報告です。

そうなかなかフォロワーさんは増えないものですね(泣)。現在のフォロワー数は109と
結構さびしいものです。こちら側がなりふり構わずにとにかくフォロー数を増やせば、それ
に伴ってフォロワー数も増えることは重々承知ですが、そういう手法は取りたくないのが本
音です。

やっぱり写真に特化したSNSですから、当店の写真を見てフォローして頂くことがとても
大切なのだと思っています。

多くの方に当店のインスタを見て頂くことが目的ではありますが、それは日本国内に限って
いるわけではありません。
世界中とつながれるSNSですから、アメリカ・フランス・イギリスなどいろんな国々の方にも
見て頂きたけたらとハッシュタグにはこんなのを付けています。

 #japan #Japon #kimono #wedding #mariage #wasou

日本が世界に誇れる衣装の「和装」を少しでも世界に向けて発信したいわけです。

本日インスタにアップ予定の画像がこちらです。
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日本人の目から見ても「素敵」と思える和の世界が表現されていると思いませんか?

日本が世界に誇る食文化であるもの和食も世界各地で日本人から見たら「どうして
こうなっっちゃうの?」なんて思うほどに原形から遠ざかったものになっていることも
しばしば。

ハリウッド映画でも日本を舞台にしたシーンになると「これって中国っぽいじゃん!」と
思ってこともあるのではないでしょうか?
もちろん各国国民に合わせて変化することは当然ことなのですが、それでも「本物」を
知っているのといないのとではその後の認識が変わってきてしまいます。

ですから「本物の和装」を原産国?の日本からありのままに発信していきます。

さて今年の年末にはどれくらいフォロワーさんが増えているのでしょう?まさか減って
いるってことはないと思うのですが・・・。

どうぞよかったらフォローして下さいませ

Wedding dress abitoのインスタグラム 

こだわりのロケーションフォトウェディング

『フォトウェディング』という言葉ももはや多くの方に認知されてきました。

  結婚式では着用しない衣裳で残す結婚写真(和装前撮り)
  結婚式はしないけど写真だけのこす記念写真


これがフォトウェディングの定義です。

当店Wedding Dress abitoもフォトウェディング専門店として認められつつあり
ますが、やはりこれも「ロケーションフォトウェディング」に特化してきたからこそ
だと思っています。
実際、ロケーションフォトウェディングってとても手間が掛かるプランです。
というのも・・・
①天候に左右される
②場合によっては衣装が汚れる
③ある程度の人数のスタッフが必要不可欠
④ロケ地の予約状況の確認
⑤撮影時の様々な配慮

まぁこれ以外にもいろいろとある訳でございます。スタジオでの撮影ならこれらの
手間も大幅にカットできてしまいます。
だからロケーション撮影に手を出さないショップさんが多いんですよね。


でもでもでもロケーションのフォトウェディングは
だからこそ価値があり、だからこそ素敵なんですね。

今の時代、合理化が進み何でも機械で出来ちゃいますが、職人さんによって
手作りで作られるものってやっぱり違いますよね。
フォトウェディングだって同じで、手間をかけた分だけいい作品となる訳です。

ここで言ういい作品とはつまり「良き思い出」です。
私達の仕事は衣裳をお貸しすることでも、写真を撮影することでもなく
「素敵な思い出を作ってもらうこと」です。
その為なら手間を惜しみません。

そんな私達のこだわりは「ロケ地」です。
例えば和装ロケーションフォトで言えばこんなロケ地が・・・
宇都宮が世界に誇る「竹林」・・・凛とした空気感
大正の雰囲気が漂う栃木の蔵の街・・・ノスタルジー溢れます
旧天皇御用邸の田母沢記念公園・・・これぞ究極の和庭園
人間国宝 濱田庄司先生縁の益子参考館・・・タイムスリップ感満載

どれもこれも婚礼和装姿をさらに映えさせてくれるロケ地ばかりです。

さらに言えば現在受付中の「桜ロケーションフォト」のロケ地にもこだわって
います。桜の木があればいいってものではないんです。
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てんこ盛りの桜、そして可愛い黄色の菜の花が咲き誇る素敵な場所を
ご提案しています。
※今なら和装もう一着サービス中です

今はまださむ~い日が続きますが春はすぐにやってきます。
今のうちに早めのご相談が出来たり、今だからこそじっくりとご検討できる
訳です。
とくに桜ロケは徐々に予約が埋まってきていますので、少しでもご興味が
あればとにかくまずはご相談下さいね。

abitoのフォトウェディング特設サイトはこちら


 

和装に求めるもの

婚礼和装、いわゆる打掛や引き振袖で結婚式をされる方、写真だけ残す
方、神社挙式をされる方などが増えています。

一時期は和装の着用率がかなり低い冬の時代もありましたが、何故ここまで
人気が上がってきたのか?一番の要因は鬘(カツラ)ではくても洋髪でOKとい
う認識だと思います。
またメディアなどの影響も少なからずあるかと思います。

でも和装に花嫁は何を求めるのか?
 可愛らしさ?
 美しさ?
 伝統文化への興味?
 
憶測するとキリがありません。でも具体的には応えられなくても、単純に「和装は
素敵」と感じられているからでしょう。

私も和装が好きで、とても魅力的な衣裳だと感じています。
そんな私が和装に求めるものは「凛」とした空気感です。 
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 現代を忘れ、ちょっとノスタルジーを感じることが出来ます。
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どこか懐かしく、そして優しい時間。
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日本を感じ、日本人であることを誇りに思えます。
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 四季折々で楽しめるのもまた嬉しいですよね。
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でも結局はとても不思議な魅力があるからだと思います。

もう婚礼和装は「ドレスと違う衣裳」という概念を捨てて、「自分が素敵になる、
そしてかけがいのない時間を感じる衣裳」でいいのではないでしょうか?

「結婚をする」というのは人生最大の出来事です。そんな時こそ人生最高の
おめかしを!!! いつもと違う自分になれる最大のチャンスかもしれません!!!
 

こんな日もあります

今日は週の真ん中水曜日。

毎週比較的にご来店は少ない曜日なのですが、本日は朝からご来店
が多いんです。
振袖のお客様、礼服のお客様、訪問着のお客様、2次会ドレスのお客様
など多岐にわたってのご来店でした。

そもそも貸衣裳という業種なのでご来店数に対する成約の割合ってそんな
に高くはありません(衣裳の種類によって多少差がありますけどね)。
そして日によっても違います。
ご来店された全てのお客様にご成約していただける日もありますが、今日は
逆噴射の日でしたwww

全くご成約いただけませんでした!・・・・マジで凹むんですよね、こんな日は。

でも上手く行く日も有れば、そうでない日もある。日常生活でも同じですよね。


こんな時は余り考え込まずに、打ち込める作業に没頭し、頭の中をすっきりと
切り替えるのが一番です。
ただいつも思うのは、ご予約なしのフリーのお客様はご予約ありのお客様と
比べてご成約率がかなり低いということ。これが今後の重要な課題だなと今日
改めて感じえたのはある意味収穫です。

まだまだ伸び代があるのはありがたいことです。

ちょっと2次会ドレスについて

結婚式の日の夜と言えば・・・2次会パーティーですよね。

2次会で一番頭を悩ませるのは「何を着たらいいのか?」ということ。
結婚式ではないので、普段着でもいいですし、ちょっとドレスアップした
服でもOKなんですよね。
でもせっかくの機会だからいわゆる「2次会ドレス」をご希望される方も
少なくありません。またもうひとつのチョイスとして、披露宴で着たドレスの
ままという花嫁様もいらっしゃいます。

さてその2次会ドレスにいくら位までならOKなのでしょうか?
いろいろとリサーチした結果、上限は5万円くらいのようです。結婚式で
結構な出費となるので、できるだけ出費は抑えたいのは当然のことです
ね。

ただビックリするのは結婚式場でレンタルしたドレスをそのまま2次会で
着る使用料です。
2次会会場は同じ結婚式場で移動なしにもかかわらず、先日あるお客様に
お伺いしたところ2次会での使用料は「5万円」だったそう。
ちなみに披露宴での使用料とはまた別にですww

基本、私達のようないわゆる貸衣裳の料金は「2泊3日」となっており、その
間ならば何回着てもOKという考えですので、同じ日に同じ会場で同じ人が
使用するにもかかわらずにさらに「5万円」という追加料金になるとは・・・。
また別の結婚式場では2次会で使用する場合は通常料金の1.5倍という
お話を聞いたことがあります。
他社さんのことなので、当店がとやかく言うことではありませんがただただ
驚くばかりです。

いまやネットで2次会ドレスもレンタル(購入)できる時代です。
選択肢はたくさんありますし、もちろん選択権は花嫁様にあるわけですから
ちょっと早めに動き出して、いろいろと情報を集めてみてはいかがでしょうか? 

花魁風着付を受け付けない理由

ここ最近のこのブログで一番読まれている記事がこちらです
        ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
  『花魁風着付けはやりません、出来ません』  

既にお店側もお客様側も来年の成人式を見越し始めています。そんな
時期だからこそPV数がアップしているのかもしれませんね。
つまり実際に成人式で振袖を花魁風着付を希望される方、または写真だけ
でも花魁風にしたい方、ただ単に花魁に興味がある方って結構多いというこ
とだと思います。

ただ当店においては振袖の花魁風なお着付けは一切受け付けておりません。
残念ですが、ご希望の方は当店以外でお探し下さい。

ここではっきり申し上げておきます。
花魁という職業、地位を決して卑下してのことではありません。むしろ
尊敬の念を感じざるを得ません。

花魁・遊女の方はその殆んどが経済的事情により家族によって身売りされました。
一度遊里に入ると資産家に「身請け」してもらわないと自由の身になれません。
いわば悲しい物語が人数の分だけあるわけです。
こういった歴史的背景も当店が受け付けない一つの理由です。

また「花魁」というと頭は簪がたくさんさしてあり、派手な着物を肩を出して着て
キセルを持っているというのがイメージではないでしょうか?
でも実際はこう。
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白黒の写真に色をつけたものです。かなり凝った作りの派手な着物で
イメージどおり簪は10本くらいつけてますね。
でもよくご覧下さい。肩出してませんよね?
通常の着付と比べると、かなり衿の部分が外側になるように着付けてあるので
その感じが肩を出すイメージになったのではないでしょうか?

でもここまで書いておいてなんですが、京都旅行のついでに「花魁体験」するのは
面白いと思います。結構お安く出来ますし、何でも経験するのは人生を豊かに
してくれますからね。
ただ成人式など「一生に一度」の節目において、そして成人のお祝いの衣裳で
ある振袖ではちょっと・・・というのが当店のポリシーです。

この平成28年という時代に「考えが古い」「頭が固い」と思われるでしょうが、
人生の節目をお祝いすることを生業としている私どもにとって、これは頑なな
こだわりです。

ご賛同していただけなくても、ご理解してくださることを心より願うばかりです。 

ドレスもいいけど和装もね!

これまで婚礼和装の打掛ってなんとなく敷居が高く思われたり、ちょっと
古臭く感じている方もいらっしゃったと思います。
事実、某ウェディング専門雑誌がドレスばかりを打ち出し、結果として打掛
が結婚式で着用されない冬の時代がありました。

しかし最近、打掛は「美しい衣裳」「かわいい衣裳」「魅力ある衣裳」として
復活しつつあります。

ここで「伝統」とか「文化」とかいう言葉は意味がありません。
あくまでも花嫁を彩ってくれる華やか衣裳として思っていただくことこそが
一番大切なことだと考えます。

例えばアンティークの打掛。
柄が少なく、色も現代では余り見かけない色合いの打掛ですが、それも組み合わ
せ次第です。
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 最近の結婚式会場はとても華やかな雰囲気です。そんな中ならアンティークな
衣裳でもバッチリの相性です。画像のようにシルバーフォックスのファーを合わせ
ればグッと豪華さもでますしね。

そして今、色打掛を色ドレスの代わりとしてお色直しの衣裳にする方が大変増え
ています。
つまり「ドレスように可愛く楽しめる衣裳」ということ。
ならばちょっと遊び心があってもいいのではないでしょうか?
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和柄のスニーカーで遊び心を演出するのも良し!
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流行のハニカムボールを飾るのも良し!
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思いのままの雰囲気でも良し!

つまり打掛には無限の可能性があるわけです。何も和の雰囲気だけがシックリ来る
ということではないんです。
もちろん和の雰囲気との相性は抜群です。
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凛とした雰囲気はやっぱり日本人として美しく感じるものです。

色ドレスも素敵ですが、勝るとも劣ることなく打掛も素敵な衣裳です。
ちょっとでも打掛を婚礼衣裳として検討してみてはいかがでしょうか?

実際に見て、手に触れて、ご試着してみて下さい。きっと打掛に対する
イメージが変わるはずです。そして何よりお相手の新郎様の凛々しい
紋付袴姿もご覧になれますからね。

当店では現在ならではの和装のコーディネートをご提案しています。
「ドレスもいいけど和装もね!」
レンタル打掛も和装のフォトもお気軽にご相談下さい。


 

レトロモダンな振袖をお探しなら今!

今日からレンタル振袖展示会を開催していま~す!
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当店の展示会は毎回金曜から始めることが多いんです。というのも
何か不備があった場合にお客様が多くご来店する土曜日ではご迷惑を
お掛けしてしまうこともありますので、予行練習という意味も含めてのこ
とです。

そして今回のレンタル振袖の目玉は何と言っても「レトロモダン」のシリーズ
です。
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 特別コーナーも作っちゃいました。
【和風館】【きもの道楽】といった全国で話題のブランドの中から、スタッフが
選りすぐった振袖が皆様をお待ちしていますからね

ちなみに卒業式にこのレトロモダンの振袖と袴の組み合わせをお選びになる
方も大変多くなっています。

成人式も卒業式も一生に一度の晴れ舞台です。
本当に好きな衣裳で出席したいものですね。やっぱり周りから憧れの眼差しを
感じると嬉しいものです。ちょっと優越感に浸れますね。

レトロモダン振袖はまさにそんなお着物です。

既に何着かはご予約が入ってしまってるほど注目度は激高です。
「フツウの振袖じゃ物足りないかも!?」なんて感じてる方には自信を持って
おすすめできる振袖です!
ぜひご自分の目でこの世界観をお確かめ下さい!!!

もちろんご試着も出来ますからね。

※その他古典柄やアンティーク、花柄などたくさんの振袖が一同に会して
ます。一番振袖数が豊富なこの時期に振袖選びをお楽しみ下さい。

振袖

堀江さんがシェアした記事

facebookであの堀江貴文さんがこんな記事をシェアしていました。

 君の「10億ドルを生むアイデア」には1円の価値もない 

内容はどんな新しいアイデアでも実現するには大変な努力と
時間を要する。市場を賑わせるアイデアは本質的には古いものを
上手く形にしたものなのである・・・こんな感じです。

私達ですら「何か新しいことを!」と常々思っているわけですが、そうそう
アイデアなんて浮かんできません。
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この和装スニーカーだって、結局はアレンジです。でも自分たちでは
「新しいものが出来た!」と喜んでいたんですけどね。
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こちらにしてもそう。
バスケットに花を詰めるなんてアイデアは年配の方から見たら「斬新」
なのでしょうけど、こういったものってたくさんありますよね。
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フォトブースも同様です。黒板に雰囲気を盛り上げる絵や文字を入れて
撮影するってアイデアは新しいですが、あくまでも使い方ですものね。
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このディスプレイもオマージュから作りました。

こんなことばかり言っていると「ネガティブね」って思われそうですが、言い
たいことはこれではないんです。

『今あるもの、今までやってきたことをもう一度見つめ直す必要がある』
ということです。
もしかしたら・・・
ひょっとして・・・
角度を変えてみると、同じものでも別物に見えることがあります。果たして
角度を変えてみているのか?
何か見落としてはいないか?

今年はまだ始まったばかり。
今年一年はこんなことも考えながら、お客様にとって素晴らしいものを発見し
作っていこうと思っています。

先程、たまたまこんな姿のトルソーが目に入りました。
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これはピンクの掛下姿なのですが、本来はこの上に打掛を着せて展示
していますが、入れ替えの為このような姿に。
でも目に入った瞬間「あっ!結構素敵」と思ってしまいました。

常識で行けばこの姿ってちょっと下着っぽくて、見せるものではないの
ですがキレイと感じる方が多ければこれだっていずれ常識になるのか
も知れません。

私達の仕事はお客様に衣裳を通して笑顔になっていただくこと。そして
非日常の節目を楽しんで頂き、素敵な思い出としていただくことです。
この目的の為には「常識」に捉われずに、今あるもの、そして今までやって
きたことをリノベートしていくだけです。 

やはり堀江さんのシェアする記事は重みがあります。
色々勉強になり、ためになるので目が離せない人物です。