2016年 2月 の投稿一覧

ちょっと手間をかけると画像が違った雰囲気に!

スマホの普及により「いつでも」「誰でも」「どこでも」すぐに手軽に撮影が
できる時代です。しかも以前と違って画像もよりきれいに残せますよね。

気軽に撮影出来る分、適当に撮影することも多いと思いますが重ねるごと
に何となくコツがつかめてきているのでは?また他の方の写真を見て、「
こういう撮影の仕方もあるんだ~」と知らず知らずにテクニックが身について
いることも。

人によると思いますが、「風景と全身を入れる 」撮影を基本としている方も
いることでしょう。この場合、全体の雰囲気を切り取る撮影となるので、当然
人物が小さくなります。

でもですね、この撮影方法はある意味正解なんです。
プロのカメラマンは「大きく撮る」ことをセオリーとしています。その訳は後ほど
ご説明します。

例えばこんな画像があります。
ac009
日光中禅寺湖の湖畔で和装前撮りしたお客様です。お天気は曇りで
したが全体の雰囲気はとっても素敵ですよね。
やはりせっかくの和装姿ですから、全身を残すことが大切です。
でもこの画像にちょっと手を加えるだけで違う雰囲気のものになります。
ac009
 ・横長の画像になったことで見た目が変わります
 ・お二人が左よりになったことでバランスが変わります
 ・全体的にアップになるのでより鮮明な画像になります
 
他にもいろいろとありますが、主な違いはこんな感じです。

見ておわかりのように『トリミング』をしただけです。スマホにもこの機能が
あるのでどなたでも簡単に出来ます。
※出来れば元画像をコピーしておくのをオススメします。

プロのカメラマンが大きく撮影する理由はここにあります。
あまり小さく撮るとこのトリミングにも制限ができ、画像の可能性が狭まって
しまいますからね。

このトリミング(切り取り)次第で画像は変わります。
どんな風に切り取るかはある意味センスが必要ですが、いろんな画像を見る
ことで養うことができるものでもあります。

ですから「ここぞ!」という時は、トリミングを想定して大きく撮影することで、後
で画像をアレンジする楽しみも出来る事と思います。
とは言いながらも、気軽に撮影出来るスマホであれば大きく、または小さくなど
様々な角度からの撮影をしておけばOKなんですけどね。

でもでも「ちょっと微妙~」と思う画像も、トリミングで「あれ?これいいかも」って
なる事もありますので、保存してあるものをもう一度見直してみてはいかがで
しょうか? 

二荒山神社

栃木県には「二荒山神社」があります。県民の方は恐らく全員が
ご存知ではないでしょうか。

しかし、この二荒山神社は宇都宮市にあり、そして日光市にもあります。
uga_011b
こちらが宇都宮の二荒山神社
1352446030_448
こちらが日光市の二荒山神社

同じ「二荒山」という名前が付いていますが、全くの別物です。
私も生まれも育ちも栃木ですが、つい先日まで同じ神社でお店で言えば
宇都宮店と日光店なんだと思っていました。

何が違うのか?気になりますよね。







答えは「祀っている神様が違う」ということです。名前が同じでも祀っている神様が
違うと別物です。納得しますね!

全国的にも珍しい名前ですし、同じ県にあるということで私のように思っていた方
も少なくないと思います。
「当たり前」と思っていたことも、実際に紐解いていくと真実が違うこともあります。

身近なところに意外と転がっているのかもしれませんね。 

畏まらない神前挙式を考えてみました

凛とした空気、歴史を感じる神殿、厳かな雰囲気

神社挙式にはチャペル挙式にはない魅力があります。だけど「神社で
挙式をする」となると何となく物々しさを感じる方も少なくないのではない
でしょうか。

もっと神前挙式を気軽に考えてもらえないか?これがそもそもの始まり
です。もっと言えば「ついでに神前挙式」という捉えてもらえるプランって
作れないかな~と考えました。

その答えが『和装フォトウェディングに神前挙式を組み入れること』です。

神前挙式って神式の結婚式であって、神社でしか挙げられないというわ
けではありません。つまり神主さんに式を執り行ってもらえばそれは神前
挙式なんです。
簡単に言えば、神主さんに出張して頂きフォトウェディングの場所で神前
挙式というプランです。

今頭に描いている場所は「竹林」です。
image
野外というこもあり開放感がありますし、日本独特の空気感もあり最高の場所
だと思います。ここでの神前挙式は従来通りにご家族やご友人も参列できます
が、「二人っきり」でもOKです。

和装姿の写真も残せますし、挙式の写真も残せます。何より「結婚式をした」とい
う思い出が作れます。
ただしリスクもあるんですよね、実際。
それは野外なので天候に左右されるということ。でもこういうことも含めて気軽さを
求めていきたいと思っています。

竹林の中で和装に身を包んだお二人が神前に結婚を誓う・・・・想像しただけで
ちょっと興奮してきます。間違いなく素敵なものとなるはずです。
多分、こんな企画は全国でもないですし、企画するのも当店が初ではないかと
思っています。

こんなプランを考えることが出来るのも全国に誇れる竹林が宇都宮にあり、出張
を快諾してくださった神社関係の皆様がたのご協力、そしてこれまでの和装ロケの
実績の積み重ねだと思っています。

そこで「スタートアッププラン」として、特別価格で数組を募集します。
・新郎新婦和装
・着付け・ヘアメイク
・写真撮影(データ納品)
・挙式会場設営
などの費用を全て含んだ価格を特別に170,000円(税別)にします。

条件としましてはHP、ブログ、インスタグラム、その他メディアなどに撮影した
画像を使わせていただくことのみです。

人と違う神前挙式がしたい!
和装の写真を撮りたい!
和婚に憧れていた!

そんなお二人には是非手を挙げて頂きたいです。

これから本格的に進めていくプランの為、HP等には掲載しておりません。
ご興味のある方は担当の堀までメールでご連絡下さい。
        ↓  ↓  ↓
     hori@kaede-abito.com

件名は「竹林神前挙式の問い合わせ」でお願いします。
※℡での受付はしておりません。


 

ここにしかないという価値

人はなぜ旅行をするのか?

それはそこに行かないと感じることの出来ない価値があるからでは
ないでしょうか。
例えば!ここ宇都宮にもあの金閣寺があればわざわざ京都まで足を
運んだりしませんよね。でも金閣寺は京都にしかありません。だから
みなさん京都までいくんですよね。

でも意外に地元の価値ってあまり感じたりしないものです。
東京生まれの方が東京タワーに上ったことがないなんて話は良く耳に
しますしね。案外そんなものなんです。

宇都宮には大谷石というものがあります。
温かみがあり、そして優しい雰囲気を醸し出してくれる石材で、以前は
殆んどと言っていいほどに家塀はこの大谷石が使われていました。
しかし最近では余り見かけることも無くなりました。その反面、カフェなど
の店舗にもつかわれる「おしゃれ」な石材となりつつあります。

今日はそんな大谷石をバックに振袖の写真撮影をしてきました!
_MG_1322
 振袖姿が良く映えます
_MG_1359
 どことなく懐かしく、情緒溢れる感じがまた良いですね。
_MG_1337
 自然と調和する美しさ・・・・この雰囲気は宇都宮ならでは。

Wedding Dress abitoもここ宇都宮で創業して30年以上経ちます。
最近では今回のような振袖姿の撮影をはじめ、フォトウェディング
数多くしておりますがやはり宇都宮の会社として、今後は大谷石と
いう「ここにしかない価値」を最大限にいかした撮影を積極的に行って
いきたいと思います。

東京には東京の、
京都には京都の、
鹿児島には鹿児島の価値があります。

そして宇都宮には宇都宮にしかない価値があります。
ここにしかないものですから上手く使わなきゃ勿体無いですよね。

振袖