2017年 8月 の投稿一覧

夏季休業のお知らせ

8月13日より15日までの3日間、当店は夏季休業とさせていたただきます。


大変ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。



なお、8月16日より通常通りの営業となりますが、18日(金)におきましてはウェディング関係のご来店(ドレス・和装レンタル、フォトウェディング・前撮り等)はご対応不可となります。誠に勝手ではございますが、ご理解くださいませ。

※お問い合わせ、来店予約等の電話受付は致しております。


Wedding Dress abito

 

お店への電話を休日にはスマホへ転送 その価値とは!?

通話中のダイヤル式電話アイコン (2)

毎週火曜日と言えば、当店Wedding Dress abitoの定休日です。


これは取引のある美容業界の定休日に合わせてのことです。ちなみに西日本では美容業界の定休は月曜日だそうです。



そんな訳で、昨日はお休みだったのですが、当店では営業前、営業後、そして定休日は会社への電話を代表のスマホへ転送させています。つまり24時間365日電話が繋がる状態にしています。※転送の場合、電話に出れない場合もございます♡

これは創業以来続けていることで、携帯やスマホが出現する前は社長の自宅に転送されていたそうです。過酷♡


「何故そこまで?」

こう思う方は少なくないと思いますが、全て創業者である先代社長のお客様に対する想いなのです。そして代が変わった今でも、変わることなく受け継いでいるのです。

電話を転送させる理由

一番大きな理由は「喪服」

結婚式、成人式、七五三などの「慶事」は突発的に行なわれることはなく、予めスケジュールを立てるもの。一方、お葬式は突然なことが多いものです。

そうなると喪服なども突発的に必要となりますが、貸衣裳店の定休日と重なると用意が出来なくなりますのでお客様にとって厄介なこととなります。このことを解消すべく、例え定休日でも衣装をご用意できるようにし続けています。

「いざ!」という時に安心していただくこともサービスの一環であり、社会的存在意義でもあると考えています。

繋がらないストレスを感じさせないこと

「お問い合わせ」とか「予約」とかって、誰でも思い立ったらすぐにしたいもの。

もし「その時」が定休日で電話が繋がらなかったら、膨らんだ欲求が萎んでしまうこともありますよね。そういった機会を逃さない意味もあります。「鉄は熱いうちに打ちたい!」て言う方が殆どですからね。

 

そもそもお客様はお店の定休日なんか把握していない

馴染みのお店、定休日が浸透している業界(美容、車のディーラー、病院等)ならいざ知らず、初めて利用するお店の定休日なんてお客様は把握してないですし、調べたりもしません。電話が繋がらなかった時に初めて「定休日かも?」と思うんです。でも「かも?」ですよ。

「もしかして閉店しちゃってる?」
「移転した?」


・・・こんな想像をしてしまうことだって否定は出来ません。

そんなことにならない為にも転送をしている訳です。
 

現状と転送をうける人間の感想

近年の現状

以前と比べ、営業後、営業前、定休日に電話が転送される件数は少なくなりました。

少なくはなりましたが、定休日に限っては平均して約5~6件のお電話をいただきます。

「予約」「お問い合わせ」「確認」など様々ですが、やはりその殆どの方が定休日だとは思っていないようです。昨日に関してはロケーション撮影のご予約を2件頂きましたが、もし転送されていなかったら他のお店に行ってしまったかもしれませんし、二度と電話を頂くこともなかったかもしれません。

こう考えると、転送って大切だなと痛感しています。
 

24時間365日転送を受ける自分の気持ち

先代社長である父が始めたこのサービス、この役目を自分が引き受けた当初は「気が休まらない」「面倒」「今の時代はメリハリ付けた方が良くない?」とか思ったものです。だって定休日はもちろん、お盆休みも、年末年始の休みもいつ電話がかかってくるか分からないですからね。

トイレやお風呂でもスマホと一緒♡
呑みにいってもスマホと一緒♡


そしてそしていつどんなお電話がかかってくるか分からないので、基本的に遠出は出来ません。

ホント、このことが嫌で嫌でしょうがなかったのですが人間はどんな環境にも適応してしまうものですね。今では「当然のこと」と思っていますし、逆にご予約やご成約を頂くことがあるのでありがたいとさえ思っています。

定休日に電話がかかってくればくるほど嬉しいですし、逆に一本もないと寂しく感じます。
 

後書き

創業から30年以上、私が担当するようになって15年、この電話転送は変わることなく続けています。そしてこれからも。

今日、このように改めて書き綴ってみると、如何に当店にとって重要なことだったかがわかります。前述のようにこんなことをしているのは貸衣装店では全国でも稀なことだと思います。やはり他がやらないことこそ「やるべきこと」だと実感します。

そして担当になってからの自分の気持ちの変化に対しても思うことが色々あります。

「電話が繋がる安心感」・・・とっても大切なことです。

だって「必要」と思ったからこそ電話をするわけですから、やっぱりお応えしたいですからね。自分がお客様の立場だったら、やはりいつでも電話が繋がると嬉しいものですからね。

 

宮祭りの日、当店は暇祭り

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毎年のことなんですけどね、宇都宮市民が楽しみにしている「宮まつり」が開催される8月の第一週目の土日は暇です♡


宮まつりだから暇なのか・・・・

はたまた8月の第一週の土日が暇なのか・・・



いまだに答えはわかりませんが、とにかく暇なんです。「今日もたくさんのご予約がありますが、若干の空きがございます」なんてお知らせするお店もあるのでしょうが、当店は「暇な時は暇」「混雑している日は混雑している」と一切嘘は申しません。


もう一度言います。

今日はめっちゃめちゃ暇ですし、激暇でした。



でも昨日は宮まつり初日でしたが、例年になく暇ではありませんでした。とはいっても、「混雑している」ほどではなく、通常の土曜日といった感じだったのでホッとしている次第です♬


サービス業にとって、土日の両日が暇だと心が痛むんです。ズッキンズッキンと心臓が痛み始めるんです。

 

去年も一昨年も3年前もズッキンズッキンと心臓が痛みました。

人間はこんなとき、何か理由というか良い訳が欲しくなるもので、「毎年のことだから」とか、「宮まつりがあるからしょうがない」とか何とか自分を納得させていました。


でも今年は今日こそ激暇でしたが、昨日はそこそこだったので心臓はチクチクするくらいで済んで良かったです!!!


「来年こそは宮まつりに負けない!」という思いを抱きつづけて早10数年、来年こそは「いい訳」をしなくて済むようにしたいものです。その為にはお客様に喜ばれる店作り、コンテンツ作りを今以上に頑張っていかねばならないと今誓いました♬


でもやっぱり・・・・・

宮まつり手強いです♡

真夏の和装前撮り

本日和装前撮りをされたお客様は9月下旬に結婚式を控えているカップル様でした。


気温は30℃を超え、湿度も高い中での撮影となりましたが、何事もなく・・・というかお客様に喜ばれながら無事終了することが出来ました。これも新郎新婦のお二人の頑張りがあってこそ。


スタッフがスマホで撮影した一枚だけを大公開♡
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現在、フォトウェディングキャンペーン中により、「花嫁衣装 2着目無料」なので、新婦様は写真のベージュの打掛と赤の色打掛の2着をお召しになりました。ほっそりとして、長く細いお首をお持ちですので打掛が大変お似合いでとっても素敵でした。

新郎様も和装は七五三以来とのことでしたが、とてもお似合いで上手に着こなされていましたよ~♬



夏の和装前撮りは想像以上に大変ですが、我々スタッフにはこれまでの【夏のロケ】の経験と知識を余すことなく駆使し、お二人に「暑さ」を感じさせない楽しい撮影をご提供しています。それでも暑いものは暑いのですが、何とかしちゃいます♡


当店の夏ロケは暑いからといって、サクサク!と撮影を終わらすことはありません。


もちろんお二人次第なのですが、出来るだけお二人が希望するポーズを全て撮影させて頂いています。今日だって撮影は10時30分からでしたが、終わったのはなんと・・・・15時。さすがにお二人も最後はお疲れのようでした。


でもその分た~~~~っぷりと撮影したので、ご満足頂けたようです。

今から画像データの仕上がりが楽しみです!


今夜はゆっくり休んで、和装の余韻に浸って下さいね!


ちなみに・・・

繰り返しになりますが、夏のロケーション撮影、特に和装の場合は様々なことを注意しながら進めねばなりません。

一番注意しなければならないのは、もちろんお二人の体調です。

一生の思い出となる撮影とは言え、途中で具合が悪くなってしまったら台無しですからね。それを予防するために、当店では様々な施策を講じています。

・夏用に改造した和装小物の開発
・熱中症対策のあれこれ
・休憩のはさみ方
・冷却アイテムの使用

などなど。


夏のロケに必要不可欠なのは「暑さ対策」だけではありません。その他、様々な対策を施してこそ安全で楽しい撮影が行えるものなのです。

これまでの経験と実績があればこそなんですね。


ま、簡単に言うと「夏のロケは気軽に手を出すとケガするぜぇ~」ってことです。


 

9月~10月に結婚式を控えているカップル様にとって、この夏こそが和装前撮りをする最後のチャンス期間です



「暑いから」と前向きになれないこともあるでしょうが、この時期だから撮影できる写真もあります。abitoではスタッフ、カメラマン共にお二人を徹底的にサポートし、楽しく思い出に残る撮影をご提供いたしますのでまずはご相談下さい。

「2着目無料」という特典もありますし、撮影データは撮影後2週間でお渡しできるので9月中旬の挙式のカップル様でもまだまだ間に合いますからね(8月5日現在)。


まずは気軽にご相談、ご来店、ご試着くださいませ!

Wedding Dress abito フォトウェディング専門サイト


 

紅葉ロケーション撮影の予約状況について

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まだ8月が始まったばかりで夏真っ盛りですが、秋の紅葉ロケーション撮影の予約が盛況です。


紅葉の時期と言えば、日光なら11月上旬~中旬、宇都宮・鹿沼・栃木なら11月中旬~下旬であり、およそ3ヶ月も先のことですがやはり結婚式の準備などで「早めに動いた方が何かと便利」と思われる方が多いので、それに伴って和装前撮りの準備(予約)も早めにされるのかも知れませんね。


ちなみに、昨年のこの時期は紅葉ロケのご予約は一件もありませんでしたので今年は動きがとても早いと感じます。
   ※当店の紅葉ロケプラン詳細 今だけの嬉しい特典もチェック!!!
 

紅葉ロケの予約が早くなっているそのワケ

① ロケーション撮影での前撮りが定番化しつつある

ちょっと前までは和装前撮りと言えば、式を挙げる結婚式場でするのが一般的でした。また式場外での場合は比較的費用がお手軽なスタジオでの撮影が人気でした。しかしここ最近は全国でロケーション撮影の人気がうなぎ上りとなり、検討されることが多くなったことが挙げられます。

またロケーションでの前撮りに「テーマ」をお考えのカップル様が増えてきたことも要因の一つです。
春なら「桜」、夏なら「海」、そして秋なら「紅葉」と、仕上がった写真を見るだけで「それ」とわかる撮影をご希望されることが多くなりました。

せっかくの和装での前撮りです、お二人だけのオリジナルな前撮りをするならやっぱりロケーション撮影なんですね。

② キャンペーン影響

現在、当店では9月3日までの紅葉ロケのご成約で「二着目無料」の特典をお付けしています。

この影響は本当に大きいのだと実感しています。なにしろ多くの花嫁様が「色打掛だけで前撮り」を想定してたのに、「白無垢でも前撮り出来ちゃう♡」となるわけですからね。その喜びは私たちにも伝わってきます。

③ 限られた時期だけの特別な撮影だから

春の桜の満開の期間よりは長いとは言え、秋の紅葉も限られた期間だけの特別な時間です。

当店では日光でも紅葉ロケを行なっているので10月下旬~12月初旬までと一ヶ月ちょっと紅葉ロケを行なっていますが、やはり土日祝祭日から予約が埋まって行きます。一日に行なえる紅葉ロケは2件のみ。

現段階でも土日祝祭日の枠は少なめになってきています。平日での撮影ならまだまだ余裕がありますが、平日お休みが不可な方が早め早めに準備されているという印象が強いですね。この時期を逃すと、次は一年後です。

その時はもう「結婚式が終わっている」ということが殆どですので、前撮りではなく「後撮り」となりますね。

 

早期予約をおすすめするワケ

既に今年は7月1日より紅葉ロケのご予約を承ってきました。そして早めの予約をおすすめしてきました。

そのワケは前述の「ロケの定番化」「キャンペーン」「限定期間」はもちろんなのですが、紅葉時期のロケ撮影はフォトウェディングや和装前撮りだけではありません。

今年から開始した「振袖紅葉ロケ」「七五三紅葉ロケ」など成人式や七五三のお客様のご予約も徐々に増えているからです。

打掛、振袖、七五三衣装などの和装と紅葉の組合せは最強です!

やっぱり『特別な撮影は特別な時期にしたい』とご希望される方がいらっしゃいます。秋が近づくにつれ、ますます増えていくことは必至です。


こうなると混雑した状況となり、限られた撮影日程からお二人のスケジュールを合わせなくてはならないことになります。出来れば自分達の都合に合わせて撮影したいものですよね。

だからこそ早めの準備をおすすめしている訳です。

 

後書き

日を追うごとにお問い合わせ、ご相談、ご来店が増えている「紅葉ロケ」。

昨年は20件近くのお客様にご利用いただきましたが、今年はもうすぐ上回りそうです。一昨年に至っては紅葉ロケはたったの一件だったことを考えると、ほんの2年間で随分と状況が変わったと実感しています。

紅葉の中での婚礼和装での撮影は本当に見事で、素晴らしいものです。何と言うか、一言で言えば「至極そのもの」かもしれません。

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お二人にとって、一生の思い出となる和装姿。

「いつ」「どこで」「どんな風に」撮影するかはお二人次第です。でもほんの少しでも「紅葉の中で」とお考えでしたら、決める決めないは別として、早めにご相談ください。


何事も早めに行動することで選択肢は増えますし、何が必要で何が不要かハッキリと判断することもできます。

それに「二着目無料」というこれ以上ない特典がありますから、今がチャンスです。9月3日までですよ!

 

twitterを数年ぶりに更新再開!そのワケは?

当店abitoが真っ先に始めたSNSはTwitterです。

いつ頃初めかも覚えていませんでしたが、ちゃんとTwitterのホームに記載されていました。


2017-08-03

アカウントを取得したのが2010年10月ですから、そろそろ7年にもなるんですね。


この頃はブログもしていませんでしたし、Facebookやインスタも日本では普及していませんでした。多分2年間くらいはそれなりに更新してましたが、やがて新しいSNSの出現と共に単なるブログをシェアする一手段になってしまい、やがてその存在すら忘れかけていました。


でもここ2ヶ月くらいですかね?地味~に更新しているんです。

abitoのTwitterはこちらから  
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なぜ今Twitterなのか?

なにより「手軽さ」ですね。

このブログを時折読んでくださっている方はおわかりだと思いますが、無駄に文章が長かったり、脈略がめちゃくちゃだったり(笑)します。それは「少しでもabitoの思いを伝えたい」「感じていることを分かってほしい」という気持ちが強すぎるからなんですね♡

ブログも他のSNSも「書こう!」と思えば、制限がないのでいくらでも長くなってしまいます。

しかしTwitterにはご存知のように制限がありますから、「伝えたいこと」をどれだけシンプルにまとめるかが肝です。「核心」だけを伝えるスキルは今後のブログ運営にも良い影響を与えてくれると思っています。
 

こんなこと発信しています。

Twitterの良さはあまり頭を悩まさずにいろんなことを発信できることです。

なので「ふと思ったこと」「お得な情報」「専門家ならではの豆知識」など、たまたまご覧になった方がほんのチョットでも「おっ♡」と思ってもらえたら・・・。ちなみに最近はこんな感じです  

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【左】・・・お得情報

現在開催中のabito創業感謝祭では衣装のレンタルが通常の20%OFFでご利用いただけるというお得な情報です。この時はドレスをメインにしましたが、日によって、時間によって「留袖」などの他の欄たる衣装になったり。また「二着目無料」他、特典目白押しのフォトウェディングプランなどのお知らせも。

【中】・・・実際のお話し

現在キャンペーン中であり、大人気プランである「ロケーション和装前撮り」で利用している撮影アイテムをご紹介しました。

【右】・・・豆知識

結婚式でお父様が着用する「モーニング」の上手な着こなし方、並びに選び方を伝授!普段着用することのない衣装について、少しでも知っておくと参考になることがあります。お役に立ててもらえたら幸いです。
 

後書き


暫くぶりのTwitterなので、まだまだ浦島太郎状態であり、知識不足は否めません。アップデートも何十回と繰り返してきたことでしょうから当たり前なんですけどね。

ブログなどはそれこそ「一球入魂」じゃないですが、精一杯考え込みます。しかも一日に出来て2投稿くらい・・・。

しかしTwitterはその点、気軽なので話題やコンテンツなどを変えながらいくらでも投稿できるので、もしかしたらブログよりも多くの方に届くかもしれないと思っています。今はまだぎこちない投稿になっていますが、どうせやるなら面白い方が良いに決まっているので、次第に違う方向に進んでしまうかもしれません(笑)

でもどんな変化しようとも、当初の「想いと感じたことをお伝えする」ということを忘れずに行ないます。

炎上しないようにだけ気を付けます♡

 

映画「ラストエンペラー」を久々に鑑賞して・・・

BSで放映されていた映画「ラストエンペラー」を録画してあったのを思い出し、定休日の昨日、ゆっくりと鑑賞しました。


多分、これまで2回ほど鑑賞していますが、今回は10年以上ぶりだったので物語の捉え方も違っていると感じました。


この映画は1988年公開ですから、およそ30年前。


しかし、「映像」「音楽」ともにその時間を感じさせることのない秀逸なものであり、名作と言える作品です。219分という長編ですが、時間があるときにご覧になってみてはいかがでしょうか。

あらすじ

清朝末期、かの西太后の時代に、3歳で皇帝に即位した宣統帝 愛新覚羅溥儀の物語。

即位と共に、清朝の絶対的権力者である西太后が亡くなり、幼いながらに全権力を手に入れる。しかしそれは清朝の象徴でもある紫禁城内だけでのことであり、城外では既に中華民国が成立していた。

しかしその中華民国も軍閥の台頭により混乱、それでも紫禁城内は以前と変わらぬままであったが城外での銃声や市民の声が漏れ聞こえ、次第に溥儀は紫禁城から出ることを夢見る。

英国人教師ジョンストンを師として招くと、紫禁城外はもちろん、西洋などにも興味を持ち始めつつも「中国をもう一度皇帝の支配下に」という野望も芽生え始める。そんな折、北京事変で紫禁城を追われる。

あれほど出たがっていた紫禁城ではあるが、いざ出るとなると恐怖を感じる。

そんな溥儀に手を差し伸べたのが「大日本帝国」、つまり以前の日本であった。


日本は中国東北地方への進出(地下資源の確保など)を目論み、清朝復活に興味を抱く溥儀が相まって、遂には満州国が建国され、溥儀は初代皇帝に即位する。溥儀は皇帝になることで、中国そのものの改革を望んでいたが、満州国は日本の傀儡にすぎず、いわばお飾りにの皇帝でしかなかった。

その後、日本の敗戦により満州国は滅亡。

溥儀は共産党に「戦争犯罪人」として捕らえられ、収容所において10年に及ぶ囚人生活を余儀なくされる。そして1959年、特赦により収容所を出所し、庭師として新しい人生を歩み始め、1967年に満61歳で人生を終える。

見どころ

秀逸なストーリーは200分を超える時間を感じさせることがなく、あっという間にエンディングを迎えるほど。また主役であるジョン・ローンの精悍な姿、そして演技も魅力的。

何より、中間人民共和国の全面協力によって実現した撮影ロケ地である紫禁城(故宮)内部を見る事ができるのは最も価値があると思います。溥儀が皇帝に即位するシーン、調度品、衣装の華やかさなども見所です。

また西太后をはじめ、皇后など女性の独特な髪形が特徴的ですので、注目してください。

感想

歴史好きの自分からするととてもワクワクする作品です。

脚色はあるにせよ、皇帝の生活、その権力の強さ、文化を垣間見れるのは喜びの一言。

また物心付く前に「皇帝」と即位し、なに不自由なく暮らしつつも皇帝としての自覚が芽生えるとともに「改革」を志す。しかしそれを時代は許さず、退位し、一旦は上流階級であるにせよ一般人として生活する。しかし戦争はまたまた溥儀の人生を翻弄し、再び皇帝となることを余儀なくされるが、この時もまた「真の皇帝」になることは出来なかった。

皇帝⇒上流階級⇒皇帝とおよそ45年間、一般人とはかけ離れた人生を歩んできたが、日本の敗戦により「戦争犯罪人」として一般人以下の生活を余儀なくされる。

まるで世界一のジェットコースターのような人生を歩んだことになります。人生には浮き沈みは誰にとってもあることですが、溥儀の場合はその度合いが激しすぎますよね。「もし自分だったら・・・」と思うとぞっとします。

最後のシーンで、数十年ぶりに紫禁城(故宮)を訪れ、玉座に向かいます。

戦後の収容生活を経たものの、溥儀の体には「皇帝」としての血が脈々と息づいていたことがわかります。3才から18年間、皇帝として暮らした場所が数十年の時間を経て、「文化遺産」として一般公開されていて、座っていた玉座には近づくことも出来ない・・。※作品では進入禁止を無視して近づき、座りますけどね。


・・・・やはりどんな経緯にせよ、「皇帝」になれる人間は生まれながらの皇帝であり、死ぬまで皇帝であり続けるものなんですね。そしてどんなに年を重ねても、思い出されるのは自分の華やかなりし日々。それを支えに、それだけを思い出に生きて行くことができるのかもしれません。

結婚式も同じかもしれません。

結婚の始まりであり、「華やか」で「人生に一度きり」の式典である結婚式。結婚生活では楽しいことも辛いこともいろいろとあります。順風満帆に暮らし続けることはまずありえません。

でも何か問題が起こった時や困難にぶつかった時でも、結婚式の華やかなひと時を思い出すことで立ち向かえるのかもしれません。やはり「忘れられない思い出」はその後の人生にとっての活力源であり、特効薬なのかもしれません。


人生ではいろんなことが起こります。

想定していることも、想定していないことも・・・・。こればかりは選ぶ事は出来ません。でも殆どの場合、どうにかなるものでもあります。どうにかならないときは人生が終わるときだけです。思い出という活力源と特効薬があれば、立ち直りも早く、ポジティブに物事を考えることができることでしょう。


清朝最後の皇帝だってそうなんですから。


結婚式はしなくても、「結婚の思い出」は作れます。食事会、フォトウェディングなど、仰々しくないものがいくらでもあります。でも「思い出がない」と「思い出がある」ではその後で違いがでてくるかもしれません。物事に後悔は付きものですが、「しなかった後悔」より「した後悔」のほうがよっぽどましではないでしょうか?

ご利用くださったお客様がお友達をご紹介してくださる意味

Wedding Dress abitoは創業30年を超えています。


この30年に及ぶ歴史の中ではご利用くださったお客様が、ありがたいことにご親族やご友人などをご紹介くださることが何度もありました。


やはり身近な方からの紹介は「安心」であり、はじめて訪れるお店も何となく親しみを感じるものです。このことは自身の経験からも間違いありません。


「あそこのラーメン美味しいよ!」
「とっても親切に対応してくれるよ」
「雰囲気が良いから一度行ってみたら?」


こんな言葉をお友達から聞いたら興味湧きますよね~。これが他人の口コミだったら鵜呑みに出来ませんが、自分のことを良く知っている方からだったら信用性はぐっと高まります。


これまで結婚式でドレスや打掛、成人式で振袖、その他貸衣装をご利用いただいた方からご紹介されたお客様のご成約率は激高でした。やはり「信頼」「信用」「安心」といった気持ちを携えてご来店くださるこそです。



そして最近、フォトウェディングや和装前撮りでもこういったご利用された方からのご紹介でご来店される方が急増しています。

特にロケーションフォトで顕著に見られるんです。とてもありがたいことで、本当に嬉しく感じます。



ロケーションフォトを始めてから約6年、ご存知のように我々の商売において「リピーター」は殆どいらっしゃいません。何せ「結婚式」に関わる商売ですから、リピーターがあってはならないんですけどね(笑)


だからこそ常に「新規」のお客様にご利用いただくために奮闘している訳ですが、ことフォトウェディングに関しては宣伝広告はもっぱらウェブサイトのみ。新聞折込やチラシ、情報誌への掲載は一切行なっていません。だってその宣伝費を掛けるなら、その分お客様に喜んでいただける価格設定にしたり、サービスで還元した方が良いと考えるからです。
 

さてさてabitoのフォトウェディングをお友達に紹介される「意味」とは何なのでしょう。


価格? プラン内容? 写真の出来?豊富な実績?・・・・・

もちろん上記のことも含まれるとは思いますが、表現が抽象的にはなりますが「おすすめ」だからだと思います、自分で言うのもなんですが・・・。


フォトウェディングにしても和装前撮りにしても撮影の日はお客様と少なくとも3時間、長いと8時間近く一緒に過ごさせていただきます。その時間の中でお客様が感じることはいろいろあると思いますが、ほんのチョットでも「ないわ~」と思われてしまったら間違いなくお友達をご紹介されることはありません。


それどころか「あそこは止めておいた方がいいよ~」というネガティブな情報となりかねません。


だからと言って、撮影時は我々スタッフとしましては特別に取り繕ったりはしておらず、あくまでも自然体でお客様をご対応しています。普段しないような無理なことは8時間も持ちませんし、そのうちバレバレになることでしょう。

だったらこちら側も自然体でいることが一番なのです。ま、違う表現をすれば「私達も一緒に楽しんじゃう」ことが何より大切なんです。


何度も訪れているロケ地も、花嫁花婿が変わると全く違って見えます。

アテンドとして、撮影風景を眺めていても「いや~このポーズ最高!」「その笑顔 めっちゃ素敵」と毎回思いますもん!何より撮影の合間合間でお二人に撮影したものをお見せした時に「キャ~この写真素敵♡」というお言葉をいただいた時、我々は本当に嬉しくて鳥肌が立つほどです。決して過剰に表現しているわけではありませんよ、本当なんですから。


結局「一緒に楽しんじゃおう!」という気持ちがお客様に伝わり、それが価格やプラン内容、そして写真の仕上がりと相まって「おすすめ」になっていることと勝手に推測しています。


ご紹介して下さったお客様のお顔を立てる上でも、さらに一緒に楽しんじゃおうと思っています。

 

 

後書き

毎度のことながら「文章長すぎ」とか、「脈略がない拙いブログ」だなと感じます。

少しでも多くの方に弊社のブログを見ていただきたいので、PVアップのために勉強をしたりしています。
「キーワードの選定」
「SNSへのシェア」
「文章力の強化」
「効果的なプラグインの追加」・・・などなど。

本当はお伝えしたいことをシンプルにすべきなのかもしれませんが、伝えたいことは「情報」だけではありません。それよりも本当に伝えたいことは「我々スタッフがどんなことを考えているか、そしてどういう気持ちで仕事に向きあっているか」ということ。

なので必然的に拙い文章が長くなってしまいます(笑)

abito的には文章の長さは「気持ちの表れ」だと思っていますし、こういうブログの場でしか本心を表すことが出来ませんからね。お店で長々と気持ちを伝えられても・・・ですよね?


と、後書きも長くなってしまう訳ですがお許しを。


今後もブログのPV数を増やしていくことを視野に入れつつも、変わらず「想い」や「気持ち」をお伝えして行きます。