2018年 2月 の投稿一覧

高級「生」食パン 乃が美さん

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当店Wedding Dress abitoの周辺に東京で人気の食パン屋さんがやってきました。


もうその存在を知っている方も多いのではないでしょうか?



高級「生」食パン 乃が美さんです。

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オープンして暫く経ちますが、今でも大人気で土日などはメッチャ行列ができるほど。まぁ平日でも「嘘でしょ?」っていうくらい混雑していますけどね。


私も既に2回ほど食させて頂いています。


そもそも東京で人気のパン屋さんとは知らなかったので(まさか近所に来るなんて思いませんから)、「並ぶほどじゃないんじゃない?」と思っていましたが、口にしたら納得の美味しさ。「こりゃ並ぶね!」と180度の方向転換。近いということもあり、出来たてを頂いたのですが柔らかく、香り高く美味しいですし、2日後だってトーストするとまた違った味わいの美味しさです。


一斤432円、2斤840円とお値段は張りますが、それだけの価値がある訳です。自宅で毎日食するのはちょっと贅沢な気もしますが、訪問先へのちょっとしたお土産としては結構お手軽です。しかも先方に喜んでいただけますしね。



実は今日、ちょっとお伺いする場所がありまして、初めて自分で購入しました。

乃が美さんに伺ったのが12:20。するともう既に在庫はなく、スタッフの方から「12:45の出来上がりで2斤が一つだけ残っています」とのこと。つまり12:45出来上がりの分も既に殆んどが予約で埋まってしまっているとの事。まぁ1つだけでも残っていたのでラッキーと思い、そのまま予約しました。

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ちなみに12:45の後は13:10だそうです。


そしてランチを済まして、再び乃が美さんへ行くと既に駐車場は満車で、店外へ続くほどの行列が出来ていました。でも予約者優先でしたので、スイスイとパンをゲットできました。予約がない列は結構な並びで、みなさん「まだ大丈夫かな?」とちょっと不安そうな顔をされていました。

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さすが高級パン、紙袋もひと味違うように見えます。

さてその肝心なパンのビジュアルがこちらです。

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出来たてなので、ビニール袋の中には蒸気が漂い、指で押すととっても柔らか。香りも良く、ランチを食べたばかりでしたがつまみ食いしそうになりました。


「人気で美味しいパン屋さん」という知識だけでしたので、ここぞとばかりに情報をインプット。
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食パンだけの専門店で人気を保ち続けるのって凄いですよね。まさに専門店の中の専門店!

そのこだわりが味となり、人気となる訳です。


でも意外と近所のお店って「灯台下暗し」ではないですが、「いつでも行ける」と思いがちで足を運ぶことがありません。ましてや行列を見ると「面倒くさい」と思ってしまいます。自分としては訪問先への手土産として、この先重宝するなと感じています。もちろんたまには食卓でいただきたいですけどね。


こちらの乃が美さんは当店のすぐ近く。

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当店からはおよそ500メートルくらいの場所にあります。

まだお試しになっていない方はぜひ。ただ必ず購入できるとも限りませんので、お問い合わせしてから行った方が間違いないですね。乃が美さんのウェブサイトのリンクを貼っておきますので、こちらからもご確認下さい。定休日は火曜日なのでご注意を。

乃が美さん 宇都宮店

七五三よりアイスクリーム

子供は正直です。


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七五三よりアイスクリームなんですよね。


でもこんな写真もスタジオではなく、ロケーション撮影だからこそ。


いつか大人になってこの写真を見たら、どう想うのかな?でもきっと兄妹三人で懐かしがりながら笑うんでしょうね~。



かわいい写真、カッコいい写真もいいけど本当に残したいのはこんな感じの写真かもしれませんね。

ご自宅でおばあちゃんと一緒に和装前撮り

本日の和装前撮りは新婦様のご自宅で撮影の自宅ロケでした。

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カメラマン、そしてスタッフにとっては初めての撮影場所なのでいろいろと大変な面もありますが、だからこそやりがいがあるというものです。


これまでも自宅ロケをしてきましたが、わざわざ自宅での撮影をお選びになる理由は皆さん同じです。

「結婚式に参加することの出来ないおばあちゃんに花嫁姿を見せたい」

「おばあちゃんと一緒の記念写真が撮りたい」

こういった理由が全てです。ご高齢になると結婚式に参加するのはとても大変ですし、ご家族も体調を心配しちゃいますからね。せっかくのおめでたい出来事だとしてもおばあちゃんに負担をかけてしまうのは本意ではないはず。


「おばあちゃんに花嫁姿を見せたい!」というお孫さんの気持ち・・・痛いほど分かります。またそれと同じくらいおばあちゃんも「孫の花嫁姿を出来れば見たい」と思っているはず。


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ソファーに座りながらもお二人の撮影の様子を覗きこむこの姿を見てもわかりますね。


実際、自宅ロケでの和装前撮りは「写真を残したい」という想いより、「おばあちゃんと一緒に特別な時を過ごしたい」という想いの方が強いんです。ある意味ご家族にとっては「もう一つの結婚式」なのかもしれません。でも特別な時間は自分たちで作らないとやってきません。でも本日のお二人は行動され、お二人にとってもご家族にとっても特別な時間を作り上げました。全ては「優しさ」ですね。


スタッフとして参加した私達もとっても温かい気持ちになりました。

花嫁姿を見るなり「本当にキレイね」「この目で見れて嬉しい」など、本当に喜びが伝わってくるお言葉を口に出されていました。


また撮影の途中には新郎新婦からのおばあ様へのお花とお手紙のプレゼント贈呈。この時はカメラマンだけたち合わせていただき、撮影をしましたが、他のスタッフはカーテン越しで待機。でもカーテンの向こうから聞こえてくる会話やうれし泣きの様子だけで感動ものでした。


こういうご家族にとっての特別な時間に携らせていただき、そしてたち合わせていただけるのは大変名誉なことだと感じています。それにこの仕事の醍醐味を感じますし、誇りすら感じます。


世の中にはたくさんのいろんな仕事があり、どんな仕事も誰かのためになっています。仕事って世の中の役に立ってこそ、その存在意義と価値があるのではないでしょうか。それを感じてこそ更に成長し、もっ多くの方の役に立ちたいと進んでいけるのだと思います。お金も大切ですが、それと同じくらい大切なこともあるんですよね。

ウェブサイトは試行錯誤の連続

新聞広告、チラシ、DM、タウン誌、専門情報誌で自社の宣伝をする時代は終わりました(当店の場合ですけどね)。


もう数年前から当店はウェブのみで勝負しています。七五三や成人式に関して、DM&電話営業&訪問営業をされているフォトスタジオさんも多数ある中でウェブのみというのはいかがなものか?とも思いますが、宣伝広告費をかけるということはその分を商品の価格に乗せることになります。それがイヤなんですよね。


もちろんそういった宣伝戦略は功を奏していますし、ビジネス的には正解なのでしょうけど・・・・。それでもそういったDMや営業を受ける側、つまりお客様の中には「面倒くさい」と思われている方も少なくないのです。ある方は「あんなにいっぱいDMが送られてくるとゴミ出しが大変」とか、またある方は「電話が鳴りっぱなしで精神的に良くない」なんて言うご意見も耳にします。


七五三にしろ成人式にしろ、ご家族にとっては大切なお子様の晴れの舞台です。当日はもちろん、衣装選びも気持ち良く、そしてそれすらも良き思い出にしたいと思っているはずです。しかしその準備前の段階で嫌な気持ちにさせてしまう可能性が少しでもあるのであれば、当店はその選択はできません。だからこそウェブサイトに力を入れ、お客様から近寄って頂けることをだけに集中しています。


と、ここまでは前置きです。


こう言った考えもあり、当店では他店と比べ物にならないほどウェブサイトをリニューアルします。そしてまた変えちゃいました。

今回はウェブサイトのトップ画面のみのリニューアルです。当店はウェディングドレスをはじめ、振袖、卒業袴、七五三、婚礼和装と幅広く衣裳を扱う奏g方貸衣裳店です。さらに和装前撮りは年々お客様にご利用されることが多くなっています。だからこそ長年抱えてきたジレンマがあります。それは「ウェブサイトのメインである画像をどうするか?」という問題です。


ウェディング系にすればその他の振袖や七五三が霞んでしまいますし、逆もまた然り。専門店なら悩まずに済むんですけどね。これまではやはりウェディング系の画像、つまりドレスの写真をメインに長年してきました。しかし本日よりメインはこうなりました。

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どれか一つをメインにするのではなく、ウェディングドレスも七五三も振袖も全部が主役にしました。このグリッド画像での手法は【DHOLIC】というネットショップのサイトにインスパイアされ、当店なりにアレンジしてみました。


七五三、成人式、卒業式、前撮り、結婚式と人生の節目節目の大切な時を美しく彩る衣裳の数々をこのようにまとめてみるととても華やかですし、人生の移り変わりも感じて頂けるはず。また相乗効果も期待できます。でも何より当店で扱っている衣裳が一目でわかって頂けることが大切なんですね。まだまだアップしたばかりなので、微調整もしなくてはならないのですけどね。


また当店一押しのドレスのランたるプランである「カタログレンタル」も、これなら関心を持ってくださる事と思います。


さてこれが吉とでるか凶とでるか?吉が出ればラッキー♡ 凶ならまた変えるだけです。

「これなら着たい!」オシャレで個性的な紋付袴

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ここ20年で空前の和装ブームかもしれない今日この頃。


男の和装と言えば一番先に思いつくのが「紋付袴」ではないでしょうか?というか、その他ってそんなに思い浮かばないですよね。それくらい浸透している和装であると言えます。


男が和装(紋付袴)を着る機会は七五三、成人式、結婚式の3つがメインです。でも本来の紋付袴の和装の中での位置づけは「正礼装」となりますので、慶事はもちろん弔事でもご着用できます。つまりお葬式でもOKなんです。最近では歌舞伎や将棋が人気なので、テレビなどで黒紋付袴を着床した役者さんや棋士を見かける機会も多くなりましたが、やはり着る機会も多く着こなしていてカッコイイですね。


皆さんがイメージする紋付袴ってこんな感じですよね。
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こちらも確かにカッコイイし、正式な衣裳ですので間違いなしです。

でもオシャレ感や個性を和装に求める方には物足りないかもしれません。そんな方におすすめの紋付袴がこちらです。
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ふぅ~個性的♡

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並べてみると一目瞭然で、左の方がモダンな感じがします。先ほど左側の衣裳を紋付袴と表現しましたが、実際は「羽織袴」であり正礼装ではありません。全体的なイメージの違いだけでなく、細部に違いがあるのでご説明します。


まずは素材。
左の衣裳はウール製でまずこの時点で正礼装から外れてしまいます。結構基準が厳しいんです。


そして羽織紐にも違いが・・・。

正式には白のフサフサなものとなりますが、左はアクセサリー的要素が高いものとなっています。
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比べてみると全然違いますね。でもだからこそ個性的になるともいえます。


最後に「紋」です。

正礼装の紋付袴は基本的に「五つ紋」となり、背中・左右の胸、左右の後ろ袖に家紋が入っています。なので「紋付」と呼ばれる訳です。
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しかし左側の衣裳には家紋ではなく、家紋をイメージしたデザインが施されています。しかも胸と後ろ袖には入らず、背中のみ。

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だから紋付袴ではなく、「羽織袴」となる訳です。


この個性的な羽織袴は成人式や結婚式での着用が多く、オシャレな方ほど選ばれます。特に成人式では紋付袴を着用する方もいらっしゃるので、そんな中でお友達に差をつけるのならこちらがおすすめです。注目の的になること間違いなしですよ。


これまでも成人式で多くの方にご利用いただいている衣装ですが、「本当はスーツがいいんだけど・・・」と言っていた方も「これなら着たい!」と思っていただけたりもしています。「普通の紋付袴じゃ物足りない!」とお考えの方は一度こちらをご試着されてみてはいかがでしょう?



成人式で紋付袴姿って「やんちゃ」だったり、「目立ちたがり屋さん」というイメージがあるかと思いますが、こちらなら「オシャレ」「個性的」を演出できます。せっかくの一生に一度の成人式です。男性だって女性に負けずに自分らしい衣裳で成人式を迎えましょう!


こちらのシリーズはご紹介した以外にもう1パターンもご用意しています、それぞれMとLサイズ一組ずつ、合計4組だけですので完全に早い者勝ちですので、気になる方はお早めにお問い合わせくださいね。


最後に紋付袴、そして羽織袴をカッコ良く着こなす秘訣を伝授しちゃいます。たった三つだけです。

①背中をピンと張る ②胸を出す ③あごを引く

これだけです。少しでも身体をがっちりと見せることで、その姿は逞しくなります。猫背になったり、うつむき加減だと弱々しく見えますのでご注意くださいね。


TEL 028-655-0975
info@kaede-abito.com

県民共済ブライダルプラザがやってくる!

以前にも一度お知らせしましたが、これまで宇都宮竹林の栃木県民共済の敷地内で営業していた「栃木県民共済ブライダルプラザ」が当店Wedding Dress abitoの店内に移転することになっています。

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これまでも当店は栃木県民共済唯一の指定衣裳店でしたが、4月1日より委託店という肩書きが追加されます。


県民共済にご加入されている方には移転後も変わらぬサービスを提供していき、またこれまで出来なかったサービスもご提案できる事となりますので更に喜んでいただける事と思います。


これまでブライダルプラザでは【着付け・ヘアメイク・撮影も含んだ振袖パックプラン】【ロケーション撮影による前撮りプラン】のご提供はしておりませんでしたが、移転後はサービスを開始いたします。また各衣裳につきましてもより多くの衣裳の中からお選びいただける事となります。


「県民共済って何?」
「県民共済に加入していると何か得があるの?」


などなど知らない方も多いと思います。言葉で説明するのはなかなか難しいので、県民共済並びにブライダルプラザのウェブサイトのリンクを貼っておきますので、お手数ですがそちらからご確認下さい。


栃木県県民共済

県民共済ブライダルプラザ



極めて簡単にだけご説明しますと、県民共済にご加入されている方は当店の衣裳レンタルとその他撮影プランなどのサービスがお得にご利用いただける訳です。ご加入されていない方もご加入後にご利用いただけます。


繰り返しになりますが栃木県民共済が提携している貸衣裳店は県内で当店だけですので、県民共済ご加入の県南・県北の方にとっては少々遠方となりますが県央の方も含めて是非ご来店下さい。更に充実したサービスでご来店をお待ちしております。



 

栃木の結婚式場 どこにする?

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「プロポーズされたら○○○」


最近はあまり見かけなくなりましたが、プロポーズされた後は結婚式場選びですね。そもそも「結婚式をするのかしないのか?」で分かれますが、「したい」となった場合は情報誌よりもネットで検索することでしょう。


海外挙式、リゾート挙式、ゲストハウスウェディング、ホテルウェディング、レストランウェディング、神社挙式、その他いろいろと選択の幅は多いですが、それでもこの栃木県においてはゲストハウスウェディングが一番人気です。都内などではホテルウェディングも最近は活気付いているようですが、地域が変われば結婚式も変わるものです。



さて、「栃木県で結婚式場を選ぶならどこがいいのか」というテーマはぷれ花嫁にとって最大の悩みどころですよね。せっかくの結婚式ですから自分や花婿にとってだけでなく、ご家族やご友人など全てのゲストにも満足してもらえる一日にしたいというのは当然の事。その最初の一歩が結婚式場選びですから力が入りますね。


宇都宮のゲストハウスに絞ってabito的見解を述べたいと思います。


和装前撮りやドレスのレンタル、及びご親族の衣裳レンタルなどで当店をご利用くださるお客様には「式場はどちらですか?」とお伺いします。その中で最も多いのはインターパークにある「Ciel Belle Terre(シェルベルテール)」さんですね。宇都宮では最も新しいゲストハウスであり、規模的にも一番大きいのではないでしょうか?

こちらはベルヴィさんの系列です。衣裳の持ち込みなどでベルヴィさん系列の結婚式場に行くことも多いのですが、こちらの系列のスタッフの方々は本当に丁寧で親切です。持ち込み業者に対してもこのような対応をしてくださる訳ですから、花嫁花婿にはさぞかし・・・・と予想できます。


施設は新しく、対応も素晴らしいので人気があるのもうなずけますね。


根強い人気を感じるのが宮環沿い(駒生)にある「モアフィール宇都宮 プライベートガーデン」さん。

お客様方のお話しを簡単にまとめると、「かわいい雰囲気が気に入った」「アットホームで良かった」「大きすぎず、小さすぎずでちょうど良かった」と理由でお決めになったようです。確かに他のゲストハウスと比べてもその雰囲気は際立っていますし、オシャレだけど頑張り過ぎない結婚式が実現できますよね。キュートな結婚式をお考えの方にはおすすめですね。


人気再上昇?アーカンジェル迎賓館さん

アーカンジェルさんと言えば全国展開されているTGさんが運営する式場ですが、最近ではこちらで結婚式をされるお客様が当店には多くいらっしゃいます。全国展開されているだけあり、花嫁花婿の心をグッと掴む万全の備えがあるのは安心感に繋がります。宇都宮には2つのバンケットがあるので、お好みに合わせて選ぶことができるのも嬉しいですね。何と言っても都会的ですので、流行に敏感な花嫁様は一度見学してみる事をおすすめします。


この他にも宇都宮にはたくさんのゲストハウスがあります。


オリエンタルな雰囲気で、宇都宮でリゾートのようなウェディングができる「ヒルズスウィーツ」さん

白を基調とした洗練された雰囲気の「アクアテラス」さん

シンプルモダンな雰囲気の中に和のテイストも取りいれ、ちょっと大人な「宇都宮モノリス」さん

高台に圧倒的存在感を放ち、ゴージャスな雰囲気の「シャルマルグラン マリアージュ」さん



などなど宇都宮にはたくさんのゲストハウスさんがあり、その他結婚式ができるホテルも4~5件あります。宇都宮には人口に対して結婚式場が過剰であると良く言われています。でもこの事は結婚式をされる花嫁花婿にとっては大きなメリットですよね。だってそれだけ選択肢が増えるので、選びガイがあるというものです。

インターパークには今年も新しくゲストハウスが誕生しますし、また新たな選択肢ができますね。


数十年間の傾向としてハッキリと言えるのは新しい結婚式場ができるとそこに集中するということです。新しくできたゲストハウスも次に新しい会場ができると最新ではなくなります。この数十年はその繰り返しで、いわばイタチゴッコ?堂々巡り?とも言えます。だからゲストハウスは定期的にリニューアルを繰り返すわけですが、それでも新規に建てられたものには敵いません。

日本人は新しい物好きですからね。


当店はこれまで宇都宮だけでなく、県内をはじめ県外などにもドレスや打掛を持ち込みとして様々な結婚式場に納めてきました。そんな多くの経験から確信して言える真理が一つあります。それは「最後は人」ということ、つまり結婚式場も外観や新しさも大切だけど、それ以上に人間性が大切であるということです。

我々は結婚式場さんと取引のない「外部業者」となりますが、そんな我々をどのように扱うかでその式場さんの未来がある程度予測できます。上から目線、または邪魔扱いなんて良くありましたが、そんな態度をしていた式場は今は既に廃業または他に譲渡しています。逆にお客様と変わらぬ対応をしてくれた式場は今でもなお人気の式場さんのままです。


いくら外面を取り繕っても裏の顔って見透かされてしまい、お客様に伝わるものです。


せっかくお二人で一生懸命悩んで選んだ人気結婚式場も数年後、数十年後には跡形もなくなっている可能性は否定できません。でもそれってお二人にとってはとても寂しいことですよね、だってお二人にとっての大切な思い出の場所がなくなってしまう訳ですから・・・。。どなたでもできれば「新しい施設で」「オシャレな結婚式場で」と思うのは当然ですが、同時に見極めねばならないこともあるのではないでしょうか?


どんなに最新の施設といった「ハード」は時間の経過と共に老朽化していくのは自然の摂理でなので当然のこと。しかし人との関わり合いや懇切丁寧な対応といった「ソフト」は老朽化することなく、逆に輝きを増して行くものです。心に残り、大切な思い出となる結婚式をするには最新の結婚式場が絶対条件ではありません。長く続いている結婚式場ほどその確率は高くなるものです。


明治記念館、目黒雅叙園、椿山荘、日本閣など歴史ある結婚式場がいまでも多くの花嫁に支持されているのは、老舗としての安心感があるからです。もちろんハイクオリティーであることも理由の一つでしょうが、でもつまりは各式場さんのお二人に対する想いが変わることなく温かいからであると言えます。


「継続は力なり」とは良く言いますが、そのために絶対必要条件が「人間力」です。間違いありません。


ですからお二人の結婚式場選びは見た目や価格も大切ですが、それと同じくらいに大切なこともあるということをお忘れなく。せっかくの結婚式、思い出や喜びだけでなく記念の場所もずっと永遠であって欲しいものです。

 

「成功するドレス選び」と「失敗しないドレス選び」

人生の中で最も幸せで、最も輝く時・・・それは結婚式かもしれません。


そんな大切な時に着用するドレスを選ぶのは簡単なようで難しいもの。それまでに一度でも経験していれば多分簡単と思えるかもしれませんが、殆んどの方が初めての経験ですから無理もありません。


結婚式のドレス選びだけでなく、人生では大きな決断をしなければならない瞬間があります。そして誰もが「正解」を求めるものですが、さて大きな決断においての正解とは何なのでしょう?私見ではありますが、大きく2つに分類されると思います。



完璧な答、つまり成功

大きな決断において、ある意味究極な正解が「成功」であり大満足する事です。

例えば高校受験で県内最高レベルの高校を受験し、合格すればその時点では「成功」かもしれません。しかしまだまだ人生は続きますし、最高レベルの高校には優秀な生徒が集まり、またそこから競争が始まります。その競争に勝ち抜き、一流大学に入学し、誰もが羨む仕事に就き、定年を迎えてそれまでを振り返った時に初めて「成功だった」と思うのかもしれません。つまり成功を確信するのに40年以上もの月日を要します。

人によって判断する時期は様々ですが、「成功」は過去を振り返ってこそ確信するものではないでしょうか。


もう一つの正解は「失敗しないこと」。

誰もが成功を追い求めますが、究極の正解は「失敗しないこと」ではないでしょうか?

同じく高校受験で例えるなら、最高レベルの高校に合格する偏差値はあるけど敢えてワンランク下げ、合格を確実にすることが「失敗しない」ということです。この「失敗しない」は瞬時に判断でき、言い変えると安心となります。

そして世の中の殆んどの方が「成功」より「失敗しないこと」を重視しています。つまりは「失う」ということほど怖いと思うものはないとも言えます。



ドレス選びも同じだと思います。

世の中にはそれこそ無数にドレスがあり、貴女にとって運命のドレスもあるかもしれませんが、ないかもしれません。全国津々浦々探し回ることもできますが、その労力は測りきれるものではありません。ドレスにはデザインはもちろん、サイズやカラーもあり、レンタルの場合は先約があるかもしれません。

当店のようなドレスショップはこれまで「花嫁に最高のドレスを」「運命の一着を貴女に」のような表現を当たり前のように使ってきました。ですが自覚はなくても多くの花嫁は「失敗しないドレス選び」をいつの間にかしてしまっているのも事実です。「失敗しない」ということを声高々にすることは、一見ネガティブのようにも見えますが、実際は超アクティブな選択なのです。



人は失敗したくないし、安心を求めるからこそ他の人に意見やアドバイスを求めます。ビジネスにおいてその最たる物が「食べログ」ではないでしょうか?


せっかくランチするなら美味しい物を食べたい・・・・だからこそ食べログで口コミを確認します。それはつまり失敗しないランチを求めていると言えるのではないでしょうか?



ドレス選びで失敗しないためすることは山ほどあります。

ドレスをたくさん見る⇒自分の好みを把握する⇒サイズの確認⇒予約の確認⇒試着・・・とこんな流れですかね。何より一番大切な事は「どんなドレスがあるのか?」ということを知るということに尽きると思います。しかしドレスショップが所有するドレスの着数には限界があり、またお店によって好みが偏る傾向があり、似たようなドレスばかりの場合もあります。

たくさんのドレスを網羅でき、なお且つデザインも偏らず、さらにはサイズが豊富で安心して選ぶことができるのは「カタログレンタルプラン」だと確信しています。なんたって1500着以上のドレスが用意されていますから、さすがにお気に召すドレスがあるはずです。しかも椅子に座ってカタログをぺらぺらめくるだけですからとっても簡単。

カタログプラン

カタログレンタルプラン詳細はこちらから


このカタログレンタルプランは「失敗しないドレス選び」にまさにうってつけの新しい形です。abitoとしては今後は「失敗しない」というテーマに取り組み、その中でもご満足していただけるご提案をしていきたいと考えています。


孫子の兵法でも「まずは負けないことが最優先」と書かれています。何度も繰り返せることなら、失敗も成功の母となりますが結婚式は一度きりのものなのでそうは行きません。だからこそ「失敗しない」ということが何より大切なんです。

和装前撮りの一番人気は「岡田記念館プラン」です

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創業30年を越える「貸衣裳店」にもかかわらず、「フォトスタジオ」と思われることの多くなった今日この頃。


ある意味残念な気持ちもありますが、もう一方では目指していた場所に着地できたので嬉しさ半分という複雑な気持ちです。でもそれだけ和装前撮りを希望される方が増えたという良い方向と前向きに捉えています。


当店abitoは和装前撮りとは言ってもロケーション撮影を得意とし、専門としています。

このロケーション撮影、季節によって人気のプランが入れ替わります。


例えば3月は梅ロケーションプラン、4月は桜ロケーションプラン、5月からは新緑、夏は奥日光、そして10月下旬から11月にかけては紅葉ロケーションという具合です。しかし一年中人気を誇るプランがあります。


それが「岡田記念館プラン」です。

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栃木市にある岡田記念館は500年以上の歴史を誇る栃木の名家 岡田家所有の登録有形文化財です。一般開放(入場料あり)され、その歴史的価値は見所満載で和装前撮りのロケ地として大変おすすめです。


当店には岡田記念館以外にも多くのロケ地をご案内していますが、多くの方がこちらをお選びになります。理由は明白でシンプル。

「素敵な撮影ができそうだから」・・・たったこれだけの理由ですが、ある意味真理とも言えます。さてどんな素敵な撮影ができるのかをご紹介したいと思います。



一番の理由はこの竹林の小路
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和装前撮りをご希望のお二人にとってこの竹林の小路ほど心を揺さぶるものはないのかもしれません。サンプルアルバムをお見せしただけで「ここにします!」と即決するカップル様がとっても多いんです。和装との相性は抜群ですし、京都を思わせるような非日常の世界観を感じるからでしょう。

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色打掛、白無垢のどちらでも素敵な写真になりますね。
季節によって竹の合間からこぼれる光りの具合は変わりますが、光と影のコントラストはとても綺麗なんです。また竹は季節を問わず一年中ずっと美しい緑のままなので、どの季節でも変わらぬ雰囲気の撮影が可能です。

こちらのような竹の小路は県内にはほぼなく、だからこそ価値を感じていただける訳です。


水面に写る逆さのお二人
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岡田記念館の広大な庭園には大きな池があり、およそ5メートルに及ぶ石橋が横たわっています。
ここで撮影された写真も人気で、ご覧のように水面にはお二人のもう一つの姿が浮かび上がります。この池には錦鯉が泳いでおり、時折お二人を祝福するかのように寄ってくることもあるんです。

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こんなおどけたポーズも人気です。秋には紅葉が美しく、紅葉ロケで多くのカップル様がご利用になっています。


優しい日差しが降り注ぐ二階の床の間
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ほぼ全ての方が希望されるポーズと言えば「正座ショット」ですね。
結婚式のスライドショーで流したり、年賀状に使えたりととっても便利ですからね。でもこういう写真も柔らかな明るさの中のものなら、よりお二人の幸せな時間を演出してくれるはず。まさに二階の床の間は大正解の場所なんです。

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右にある障子で光り加減を調節できるのがポイントです。
障子を出ると廊下があるのですが、そちらで撮影した写真がこちら。

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太陽なのか、それともお二人の幸せさなのか? 多分両方ですが、キラキラ輝いていますね。とっても良い写真です。


その他にもおすすめの撮影ポイントがたくさんあります

●板塀前
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●玄関前
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■建物をバックに
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●門前
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●一階縁側
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●一階廊下
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いかがでしたでしょうか。岡田記念館の魅力をおわかりいただけたことと思います。

これまで当店はこの岡田記念館で大変たくさんのカップル様の和装前撮りに携ってきました。その事により、オーナー様も大変良くしてくださり、今では休館日でも利用させていただけるまでになりました。また「好きに使って良いからね」というお墨付きまで戴けたのは、何よりオーナー様が当店を信用してくださっているからこそ。この人間関係も少なからず素敵な撮影に影響しているかと思います。

「勝手知ったる」ではないですが、開け閉めも完璧にできますし、どこに何があるかさえ完全把握しています。ま、それだけ多く撮影していると言うことですので、安心してお任せいただけますからね。




やはりロケーション撮影は「屋外」だけでなく、「屋内」でも撮影できて満足できるものです。

結婚式場で前撮りされる方も少なくありませんが、当店は衣装だけでなく撮影場所にも「和」にこだわっています。ただ和装撮影がしたいだけならスタジオでも良いわけですが、せっかくならどっぷりと和に浸ってみませんか?中途半端なコンセプトでの撮影は後悔の元となります。この時にしかできない撮影ですからじっくりと検討してみてはいかがでしょう。


和にトコトンこだわった撮影をし、写真を残すことは記憶という思い出づくりにもなります。当店は「記録」だけでなく、「記憶」というもう一つの大切な財産作りのお手伝いをしているお店です。「キレイ」「かわいい」だけを求める方は当店以外でもきっと納得されると思いますよ。

成人式振袖ビジネスは変化すべき

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念頭の「ハレノヒ事件」から1ヶ月以上がたちました。


被害に遭われたはたちの方々の心中をお察しすると共に、今後このようなことが二度と起こらないことを願って止みません。また事件のあった地域の有志の方がたによる振袖の無償レンタル、お着付け、記念撮影が行なわれたことに対しては同業として誇らしく思います。両者の二十歳に対する想いは全くの間逆ですが、何故このように違いがあるのでしょう?
 

 


振袖ビジネスは国取り合戦

一度振袖販売とレンタルを大きく手がける会社さんに訪問し、お話しを聞く機会がありました。代表の方が話された内容で特に印象的だったのは「振袖ビジネスは国取り合戦のようなもの」という言葉です。

どなたにとっても一生に一度の成人式。その年に成人式を迎える方々の人数は決まっており、いわば「奪い合い」とのこと。

少しでも早く仕掛け、少しでも多くの二十歳を囲い込むことこそが大切だと考えている訳です。もちろん振袖の販売やレンタルもビジネスですからあながち間違った考えではないとは思います。しかしそこに二十歳の方々への「想い」があるのかはわかりません。


会社にとっては「多くの中の一人のお客様」かもしれませんが、お客様にとっては「多くの会社から選んだたった一つの会社」であることを十分に理解できているのでしょうか?そういった考えの積み重ねは間違いなくお客様に伝わってしまいます。ましてやハレノヒ事件後の今後はお客様も疑心暗鬼になっているで敏感に反応されることでしょう。
 

 

 


そもそも振袖決定を早くさせすぎ

近年は高校を卒業した年の5~6月には早くも成人式振袖のアプローチが始まります。DM送付に始まり、電話営業、訪問営業とありとあらゆる振袖業者が仕掛けていきますので「そろそろ・・・」と思ってしまいがちです。なかでも一番焦って振袖を決めてしまう理由は「友達が振袖を決めた」ということです。


仲の良い友達が既に成人式の準備が完了していると聞くと焦るのはしょうがないのかもしれませんが、お友達はお友達であり、あなたはあなたです。状況も環境も違うのですから、スケジュールが違ってもなんら不思議ではありません。むしろ当然ではないでしょうか。


また私はいろんなお客様にお伝えしていることがありますが、こんなことです。

「高校を卒業してから成人式までの約2年間は女性にとって人生の内でもっとも変化が激しい期間です。高校生活ではしなかったメークも毎日するようになり、それまで着ていた制服から私服になり、これまでと違った人々との出会いは女性を変えます。ファッション、ライフスタイルの変化が激しいので、高校卒業後の感覚と約1年半後の感覚ではギャップがあるはずです。焦る気持ちもわかりますが、振袖は逃げません。まずは大人の女性としての感覚がある程度安定するのを待ってから振袖を選ぶ方がより賢明です」


高校卒業後は「絶対かわいい振袖がいい!」と思っていても、1年後には「やっぱり大人っぽい振袖かな?」とか「シックな振袖」と想うことがあるかもしれません。もちろん柄だけでなく、色の好みも変化する可能性は大です。



本当に二十歳のお客様のことを想えば、あまりにも早く振袖を決めさせることはお客様のためとは言いがたいはずです。「焦らせる」「危機感を覚えさせる」というのもビジネスの手法の一つですけど、振袖ビジネスにはそぐわないと思います。



何はともあれ、ハレノヒ事件によってお客様の考え方も変わりつつあります。昨年までの青田刈りのようなビジネスをすればするほどお客様に警戒心を与えることになり、その積み重ねで「成人式に振袖は不要」という風潮になりかねません。これからも長く振袖ビジネスを継続していくためにも、一旦立ち止まってビジネスモデルを再考してみなければなりません。

お客様を見てこそ、真のビジネスだと思います。そして変化してこそ生きながらえるのはダーウィンの「進化論」で証明されています。


「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」

この言葉がいま私の頭の中を駆け巡っています。