代表から

厳しい暑さの夏も終盤に

ウォーキングを始めてから3年半の月日が流れました。

昨年の元旦からは毎日歩いた距離を記録し、およそ600日で総歩行距離は9,000キロ。平均すると一日当たり15キロですね。飽きもせず、朝晩問わずに暇さえあれば歩いている毎日です。

こんな生活を3年以上も続けていると気付くことがたくさんあります。

交通関係であれば、横断歩道で止まってくれる車が年々増えてきたこと。歩行者専用にも関らずにベルを鳴らし、我がもの顔で走り去る自転車。スマホを手にしながら自動車を運転するドライバーの多さ(女性が多いと感じます)。

またコロナ渦を経たことによる閉店の多さや業種による賑わいの移り変わりなども何となくわかってきます。


そして一番感じるのは季節の移り変わりです。
8月24日本日も快晴で、気温も30度以上と暑い一日となっています。
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確かに気温、湿度共に高くて陽射しも強いんですが、やはり真夏とは違ってきているんですよね。少し秋が近づいてくるのを感じます。

雲の形、雲の高さ、青空の濃さ、風の匂い、風の涼しさ、虫の声、太陽の高さ、日の長さ、影の長さ、その他様々な事が交じり合って、季節の移ろいを感じさせてくれます。

この夏はイヤになるほどの暑さが毎日のように続き、「早く涼しくならないかな」と誰もが思ったことでしょう。まだまだ暑さは続くとのことですが、やはり季節が変わり始めているのに気付くと、やはり若干の寂しさを感じたりもします。ないものねだりですよね。

若い頃はいつの間にか夏になって、いつの間にか冬になっていたものです。
しかし季節の移り変わりを感じることは意外と贅沢で、心が豊かになるような気もします。仕事柄、季節の恩恵を受けていることもあり、変わり目には歩きながら様々な発想が生まれたり、心の準備が整うような感覚もあります。

何気なく始めたウォーキング。
痩せるためでもあり、運動不足解消や健康維持のためでもありましたが、今では趣味でありライフワークとなっています。この季節が変わりつつある時期のウォーキングほど楽しいものはありません。夏は歩く距離も短くなってしまっているので、秋に向けて徐々に距離を伸ばしていきます。

楽しみ~!
 

卒業旅行はUSA

3月に入り、今年も卒業式シーズンに突入致しました。

衣裳のレンタル、及びお支度(ヘアメイク&お着付け)で連日多くのお客様をお迎えしています。現時点ではありますが、コロナの状況も落ち着き、マスクを外す選択も出てきているようです。昨年、一昨年と比べると劇的な変化ですよね。

卒業といえば「卒業旅行」を思い浮かべるのですが、今年はその辺りはどうなんでしょうね?

数十年前、私も卒業旅行をした口です。

行き先はUSA・・・アメリカ本土でした。
二人で旅したのですが、ツアーではなく全て自分たちで手配しました(費用の問題)。

まず向かったのはNY。
直行便になんてとても乗れなかったので、サンフランシスコからは2回トランジット。JFK空港ではなく、ラガーディア空港着でした。トランジットや大雪で合った事も有り、東京の自宅からNYのホテルに到着するまでにかかった時間は30時間でした(笑)。
ホテルはもちろん安宿で、シャワーも水に近い温度の物しかでていませんでしたね。

line_oa_chat_230303_150202自由の女神を望むバッテリーパークにて

次に向かったのはグランドキャニオン
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ラスベガス空港からレンタカーでグランドキャニオンへ向かいました。めちゃめちゃ良かったです。
初めての右車線走行ということもあり、対向車に乗る悪そうな人から中指を立てられたり、調子こいて高速走行していたら、いつの間にか5台くらいのパトカーに囲まれて、ホールドアップさせられたり・・・。ちなみに罰金は200ドルでした。

次に向かったのはロスアンジェルス。

line_oa_chat_230303_150206道中数時間の間にすれ違った車は1~2台という、アメリカの広大さを感じました。危険なので真似などなさらずに・・・。

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アメフトファンにはたまらないローズボウルでかっこつけて。

およそ3週間ほどまさに「旅」をし、学生生活最後の花火を打ち上げる事が出来ました。
NY後は宿泊先もその日に探したり、食事代を削る為にスーパーでパンだけ買って食べたりと決して金銭的余裕のある旅ではありませんでしたが、だからこそ今になっても様々な事を鮮明に覚えているのでしょうね。

若いから、大学生という時間的余裕が有り、世の中の怖さを知らなかったから出来た旅だったのかもしれません。

この時代は今と違ってパンデミックもなく、真逆の超円高だったので家族に心配掛けることなく、僅かな資金で済ませる事が出来ました。コロナ渦の出口が見えてきたとは言え、おそらく私のような卒業旅行をされる方は少ない事と思います。

でも海外が良いわけでもなく、長く行く事が全てではありません。
「若いから」「学生だから」できる旅行・・・旅行でなくてもいいんですが経験をする事が大切だと思います。社会に出たら二度とはできないこと、今しか出来ない事をしておくことは、未来の自分への贈り物に必ずなります。

学生時代に別れを告げ、社会人生活を迎えるための活力として必要・・・と個人的には思います。信じています。

もちろんどうされるかはご本人次第ですが、人生の糧になることは間違いありません。ただ命を危険に晒したり、人さまに迷惑をかけるような計画や行動は学生最期であったとしても許されるものではありませんので、お間違いなく!

今年で創業37年

弊社の先代が昭和61年(1986年)に創業して今年で37年。

確か、30周年の時は「創業際」と称して、様々な取り組みをした記億があります。「記憶がある」という曖昧な表現をしたその訳は、ほぼほぼ空回りしただけで終わってしまったから。結局、自分達で勝手に盛り上がっただけで、お客様方には響くことはありませんでした。

もしそうでなければ35周年祭も行ったでしょうし、迎える40周年にも何かしら企画をしたかもしれません。(つまり40周年を記念したイベントは現時点では全く考えていません)。

 

おそらく日常的に、老若男女わけ隔てなくご利用頂く業種であれば違ったのかもしれませんが、「貸衣装」や「記念撮影」等においては、「35周年祭開催しているから貸衣装をレンタルしよう!記念写真を撮ろう!」とはならないんですよね。必要とされる方、されない方がハッキリとしていますし、誰しも必ずご利用くださるサービスではありませんからね。まぁ告知、宣伝が下手くそだったといえなくもないのですが・・・。

さてみなさんも聞いた事があるであろう「企業生存率」。
5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、そして30年となると0.02%とのこと。つまり起業して30周年を迎える事が出来るのは1万のうち2社だけということになります。かなりの狭き門、激高のハードルといえます。

そんな門をくぐり、ハードルを弊社が越えることが出来たのは、やはり様々な「運」に恵まれたからだと思います。もちろん創業者である先代やこれまで弊社で従事してくださったスタッフの方々の努力、関係各所のご助力の賜物であることは間違いないのですが、それでも「運」があってこそだと考えます。

そんな30年という区切りを7年も過ぎようとしているのは、大変ありがたいと思う他ございません。
これまでもバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ渦、そしてウクライナショックと自分達ではコントロール不能な出来事が起こりましたが、何とかやってきました。今後も何か起こるでしょうし、どうなるかわかりません。

懸命に仕事に従事し、努力を重ねていくかと思いますが、これまで同様に「運」に恵まれる事を願って止みません。

ま、何とかなるでしょうし、なんとかします!

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。

本日1月4日より令和5年の営業を開始致しました。まぁ毎年の事ながら、初日は静かなスタートですね。


今年も新年のスタートは先代からの深くお付き合いさせていている壬生の磐裂根裂神社さんでの新年祈願御祈祷に行ってまいりました。

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今年は卯年ということで、飛躍の年などと言われますね。神社の禰宜さんのお話しによると、ウサギは下り坂より上り坂のほうが速いとの事。つまり困難があったとしてもスムーズに乗り越えることが出来るそうです。もちろんただ傍観しているだけでは状況は変わることは有り得ませんので、困難が訪れるごとにそれ相応の努力と対応が求められるのはやぶさかではありません。

一年ってあっという間ですが、いろいろな事が起きます。
高い壁が立ち塞がり、「乗り越えられるか?」と思っても意外と何とかなるもの。これまでも何とかなったからこそ「今」があるわけですからね。とまぁめちゃくちゃポジティブな私見を述べたワケですが、そんな事言いながらも可能であれば高い壁には遭遇したくありません(笑)。


どのような一年になるのかは全くわかりませんが、わからないからこそ進んでいけるような気がします。いろんな事が起こるでしょうが、「何とかなる」「何とかする」という気持ちだけで乗り越えていきましょう。

なるようにしかならないですものね。

どうそ今年一年、何卒宜しくお願い致します。

 

ようやく落ち着いてきました

気がつけば一ヶ月以上ブログの更新が滞っていました。

毎年のことですが、11月は1年の中でもっとも忙しい月です。ブログの更新も大切ですが、それ以上に大切なのはいただいたお仕事を確実に、そして思いを込めて丁寧に行うことです。そのために割り切って「一ヶ月ブログを封印」とさせて頂きました。

今年の11月は昨年、一昨年とは違い、結婚式がコロナ前までとはいきませんがだいぶ戻ってきたようで、abitoでも数多くの留袖とモーニングをご利用いただきました。衣裳のセット、配送手配に加え、例年通り紅葉ロケーション、七五三、振袖前撮りと忙しくさせて頂きました。

以前は「ブログを更新しないのはただの怠け」という考えでしたが、そうではないんですよね。

無理して更新すればスカスカの中身になりますし、いただいている仕事に影響が生じます。それでは本末転倒です。ようやく時間を作ることが出来て、そう考えるようになりました。

ブログを開始して13年。
これまでは闇雲に「更新すること」に重きを置き過ぎていた気がします。今後は自分たちのペースで、書きたいとき、伝えたいときに肩肘張らずに更新していこうと思います。

どこに、何にプライオリティーを置くかですね。

 

説得力をより高めること

今夏より「ハイクラス留袖プラン」の受付を開始し、お陰様でたいへんなご好評をいただいております。

ご来店くださる殆んどの方がこのプランをご契約くださり、まだ9月の半ばですが、今秋の日によってはご案内するのが難しくなってきたほどです。そんなことも有り、先を見据えて新たにハイクラス、あるいはプレミアムクラスの新作留袖を仕入れする予定です。


以前からもハイクラスの留袖は取り扱っていましたが、なかなかご利用頂けることはなく、それこそ「宝の持ち腐れ」でした。
それが今ではそれこそ「飛ぶように・・・」ではないですが、留袖が足りないと感じるほどです。この劇的な変化の影には二つの仕掛けがありますが、企業秘密ですので割愛します。

さてハイクラスと銘打った衣裳を取り扱うからには、ソフト面において説得力がないとその価値も半減してしまいます。
当店が最も大切にしていることはコミュニケーションです。

店内での接客はもちろんなのですが、それ以上にファーストコンタクトが重要だと感じています。
電話対応でどのような言葉遣いをすべきか、LINEでのお問い合わせやご来店予約にどのような文章で返信するかは本当に大切だと思います。言葉一つ、文章一つで致命的になることもありますし、逆を言えば言葉一つ、文章一つで好印象をお持ちいただけることに繋がります。

ご来店頂く前の段階でのイメージで、ハイクラス留袖の価値も変わってくることでしょう。

もちろんこちらのブログにも言えることだと思います。
例えば「友達」は「友人」、「うちの店」は「当店」と言葉の選択で受けるイメージが変わってきます。語彙力や文章力は致し方ないこともありますが、言葉の選択だけはキッチリしないといけないと考えております。

もしかしたらブログに堅苦しさは要らないのかもしれませんが、不特定多数の方がご覧になられるものですから当店の考えからすると堅苦しいくらいが説得力をに繋がるのではないかと考えます。

見ていないようで見ている
聞いてないようで聞いている
気が付いてないようで気付いている

自分も含め、相手の方はきちんとご覧になっていますし、お聞きしているし、お気付きになっています。説得力は一朝一夕で高まるものではありませんが、日々コツコツと高めていけるよう精進していきたいですね。

今悩んでいること

今、大変大きな悩みを抱えています。

それは新たなる店舗名をどうするかということ。
弊社の正式名称は【ブライダルファッション楓】ですが、現在は店舗名の【Wedding Dress abito】でウェブサイトもSNSも運営していますので、殆んどの方がこちらの名称で認識くださっています。

メインであるabitoの部分はもちろん変更するつもりは一切ないのですが、冠のWedding Dressを変えていこうと考えています。

その理由としては単純に当店のメインの商品がウェディングドレスではなくなったからです。SEO的にも不要というか宜しくないですし、ハッキリ言って今では邪魔でしかない存在になってしまっています。それに加え、お客様に対して混乱をもたらしているのではないかとずっと思い続けてきました。

さてWedding Dressに替えて、新たにどんな冠にすべきなのか?全く答えが出て来ません。

現在のメイン衣裳は和装、和装といっても婚礼衣裳もあれば振袖、七五三、留袖とラインナップは幅広いです。名称がabitoということもあり、こちらとの相性も考えねばなりませんからね。

WASOU abito・・・・ぱっとしません
和装 abito・・・つまんないです
KIMONO abito・・・そこそこ
着物 abito・・・呉服屋かっ!

このような負のスパイラルに毎回陥ってしまっています。「SEO的にも刺さる冠!」と思えば思うほど、余計にわからなくなってしまいます。もう一つの考え方としては冠ナシ・・・つまりabitoだけにするという手段もあります。ただ創業から【ブライダルファッション楓】だったり※【garb the bridal】とか、これまで展開してきた店舗名には必ずといっていいほど冠を付けてきたので、無くす恐怖感が少なからず有るのも事実。
※garb the bridalは20年ほど前に宇都宮の競輪場通りで運営していた格安レンタルドレスショップです。ふがいなく、およそ2年でその歴史に終止符を打ちました(泣)。

今はなき、かつて宇都宮に存在した同業のお店もそれぞれ冠をもった名称で展開されていました。
【ブライダル○○】【ブライダルコスチューム○○】【晴れ着の○○】といった感じです。そんなこともあり、簡単に冠を無くすという選択はなかなか難しいワケです。

現時点で候補はひとつもない感じですが、できれば年内には何とか解決していきたいと考えています・・・なんて思っているといつの間にか年末になってしまうんですよね。

25年前のabito

懐かしい写真が出て来ました。

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これらは全て25年前、1997年当時のabitoの2階を写したものです。

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今みると「古っ!」「時代を感じる」と思ってしまいますが、当時は細心のデザインでこぞって花嫁がこれらのドレスをご着用されていました。今でも覚えていますが、これら(パネル)の中で最も人気があったのは左端の黒×ゴールドのドレス、五番目の水色のドレスも人気でした。
今、これらのドレスがあったとしたら試着だけもする方っていますかね?ま、いないでしょうね(笑)。

また奥側にもご注目頂くとわかりますが、この当時の当店は「衣裳展示」というスタイルではなく、「衣裳倉庫」のような感じでした。「これだけのドレスを取り揃えています!」「全てのドレスをご自由にご覧下さい!」だったんですよね。

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こちらは同じ角度から撮影した現在の姿です。

外出しドレス0、トルソー0でまるっきり違います。また今では和装が中心となっています。

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こちらは25年前の別角度。
鏡に映ったフィッティングルームの扉のご注目を。まるで住居のような表現しづらいピンク、そしてトイレで良くみるマークが・・・・。実際にトイレだと思われたお客様も少なくありませんでした。

そしてline_oa_chat_220508_162333現在の姿がこちら。

扉はカーテンに。
曖昧な色合いの壁紙、床はシンプルなものへ。

こちら側には一切衣裳は展示しておらず、比較すると寂しいくらいですね。

今みるといろいろと思うこともありますが、当時は当時なりの想いがあったわけですし、その時があったからこそ今があるわけですから否定することは出来ません。ただ思うのは25年経った今も弊社が存在させていただけているという感謝の気持ちです。

館内もスタッフも、そして事業内容も随分と変わりましたが、要は時代の変化に対応することが出来たからこその「今」だと思うんです。そしてそれはこれからも続きます。「古きを訪ねて新しきを知る」ではありませんが、もしからしたらこの25年前の写真にこれからのヒントが隠されているのかもしれない・・・見つかりませんでしたが(笑)。

時に過去を見つめるのもいいものですね。
 

常に新しいロケーションスポットを探しています

もう職業病ですね。

車での移動中、休日の出かけ先、ウォーキング中などオンオフ問わずに、私は常に行く先々で「撮影に良い場所はないか?」と周囲を見渡してばかりいます。

現在、当店では婚礼や振袖、七五三のロケーションフォトでご案内しているロケ地は10ヶ所以上ありますが、全て私が自分の目で見て判断し、加えて来ました。以前は当店だけしか撮影していなかったロケ地も、今では他のお店も参入してきています。ちょっと複雑な思いもしますが、ロケーション撮影の活性化に少しでも貢献できたのであれば何よりです(嘘です♡)。

そんなこともあり、最近は新たなスポットの開発に世念がありません。

例えばこんな場所も素敵だなと。
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何てことのない地下通路。
出口前に寄りかかるように立って頂き、シルエット重視の撮影を想定しています。もちろんここだけの撮影で移動したりするのではなく、この周辺で何ヶ所か素敵な撮影スポットを選び出しています。

私個人はカメラマンでもなく、撮影は全く出来ません。
ヘアメイクはもちろん、着付けも出来ませんし、結構な役立たずですが、「撮影ロケ地選定」についてはある程度の自信があります、実績もありますからね。まぁ逆をいえば、カメラマンではないからこその視点でロケ地を選べると言えることも出来そうです。

誰が見ても「素敵!」というロケ地は外せませんし、王道です。
ですがWedding Dress abitoというお店は、やはり携わる人間(スタッフ)の個性あってこそ。自分たちの経験や知識、そして感覚を発揮しないなんてもったいないですものね。

私は自分の経験、知識、感覚を出し惜しむことなく、お客様の思い出づくりのお手伝いをしたいと思っています。そしてお喜び頂けたら本望の極みですね。

本日18日より通常営業です

今年の夏季休業は5日間と例年になく長いお休みをいただきました。

昨年まではお店の電話を私の携帯電話に転送させ、夏季休業中もお電話を受けていましたので毎日のように電話をお受けしていました。つまり休業中でも四六時中、携帯を手放せない状態。二十年以上にも渡り、そんな夏季休業を過ごしてきました。今後も電話の転送をすることはあっても、基本的には休日・営業時間外はお受付してはおりませんのでお間違いのないようお願いいたします。

ただ電話にかわってLINEでのお問い合わせ、ご来店予約などは受け付けておりました。
これに関してはブログやウェブサイトのニュースコラムで予告していたせいか、5日間でかなりのLINEでのご連絡をいただきました。まぁ結局は休業中でも対応したわけですが、電話とLINEでは気構えが全然違います。当然LINEの方が自分にとってはありがたかったというのが本音です。

私だって普通の人間ですから、休業中はゆっくりしたいですし、自分のペースで過ごしたい思いは当然あります。
電話はいつ来るかわかりませんが、LINEなら時間を決めて確認することができるのでプレッシャーを感じることはありません。返信にしても自分の任意の時間で対応できますからね。

それでもお問い合わせ等には可能な限り早めの返信を心がけていましたし、実際にそういたしました。
それでも昨年までの休業とは雲泥の差?というほど、ゆっくりとした充実した時間を過ごさせていただきました。

やっぱり思うのは「休みはしっかり休むことが大切」ということ。
四六時中、仕事漬けというのはある角度から見ると「凄い!」とか思われるかもしれませんが、オフタイムを充実させてこそオンタイムをエネルギッシュに活動できると思うんです。20年以上も公私を分けずに過ごしてきたことは自分でも驚くばかりですが、もはや戻ることなどできません(笑)。

とにかく20年以上ぶりにゆっくりと体を休めることができた5日間でした。
とはいえ、雨ばかりでしたし、緊急事態宣言が出る出ないの状況でしたからただただ自宅で過ごしただけですけどね。

さて本日18日から通常営業しています。
予想はしておりましたが、OPENから絶え間なく電話が鳴っております。こんな状況下であるにもかかわらず、大変ありがたいことと感じています。8月も後半になりましたが、秋の繁忙期に向けて頑張っていきます。

・・・ふと思ったのは「休業している5日間、実際にどれくらい電話をお掛けくださった方がいるのだろう」ということ。
「知らぬが仏」ですかね?