貸衣裳

意外と知られていないこと 【留袖①】

当店が「当然!」としていることも、お客様がご存知でない場合が多々あります。
そういったことを深堀りし、改めて知っていただくブログ記事を不定期で投稿していこうと思います。何卒宜しくお願い致します。



記念すべき第一回目は留袖のご試着についてです。

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当店では創業以来、何千名様に留袖をご利用頂いております。
お客様にはご来店いただき、ご試着をしていただいているのですが、中には「試着は出来ない」と思われている方もいらっしゃいます。当店としてはご試着は「当然」のことですが、結婚式場やネットでレンタルする場合は試着が不可ということも少なくありません。カタログや画像で選ぶそうです。

その影響なんですかね。

当店ではまずご予算をお聞きし、予算に合った留袖をご覧頂きます。
その中から気になる留袖に袖を通して頂いております。

実際に手を通すことで、サイズ感や柄の映え方、重み、雰囲気などをご理解頂けます。何よりご自分に似合うかどうかは実際にご試着されないとわからないものですからね。
また一式の中に含まれる小物やご自分でご用意していただく物のご説明も併せて行っております。

お客様との会話の中で、やはり「試着しないと不安だから」と思っている方が殆んどだと感じます。そうでない方がネットレンタルをご利用されているんでしょうね。


同じ身長でも手の長さや体の厚みは人それぞれですので、やはりご試着は欠かせないと思います。結婚式当日を迎える安心感が違いますね。

店内の様々な留袖の柄の色や柄合い、雰囲気を見比べることで、何となくご自分の好みがハッキリします。そして着比べることで、どの留袖がご自分にお似合いになるかを確信することが出来ます。

留袖ご試着ではたっぷり一時間を確保しておりますので、じっくりご検討頂けることと思います。

ぜひお気軽にご来店、ご試着下さい。
※完全予約制となっておりますので、事前にご予約をお入れ下さいますようお願い致します。
 

試着ナシでのモーニングのレンタルって不安になりませんか?

当店において、一年で最もご利用数の多い衣裳はモーニング(コート)です。

その殆どが結婚式でのご着用ですが、叙勲や卒業式(校長先生)などでもご利用されることもあります。


お客様との会話の中で、「結婚式場では試着できない」ということをお聞きすることは少なくありません。つまり予め、身長や胴囲などのサイズだけを申告し、結婚式当日にそのサイズに合ったモーニングが用意され、そのままご着用という訳です。

後日談として、「丈が長かった」「キツすぎた」「ぶかぶかだった」ということも無きにしも非ずのようです。


創業以来、何千(もしかしたら万かも)ものお客様のご試着に携わっている私としては、ハッキリ申し上げて、試着ナシはありえないことだと思っています。しかも貸衣装店に比べて倍近くの料金ですからね。理解できません。

例えば同じ身長が170cm・ウェスト85cmだとしても腰の位置、腕の長さ、肩幅は人それぞれ。基本的にジャケットとパンツのサイズは同じものとなることが多いですが、もちろん上下全く違うものになることもあります。サイズの申告のみで用意された場合、必ずしも身体にジャストフィットするわけではありません。

それでなくとも何かと忙しい結婚式当日にモーニングのサイズでさらにバタバタしてしまうと、結婚式の余韻に浸る事も出来ませんし、落ち着いていられませんよね。不安しかないと思います。


だからしっかりと試着し、レンタルすべきだと思います。

殆んどの方がモーニングのご着用は初めてであり、知らないことばかり。
なので当店においては、ご試着で最適なサイズをお選び頂くだけでなく、「ボタンの止め方」「サスペンダーの本当の役割」「ネクタイの扱い方」「着こなし術」などもお伝えしています。また立ち襟シャツについても、細かくご説明します。

これらが全部含まれてこそ、「試着」であり、結婚式当日の安心に繋がると考えます。お父様においてはご自分の衣裳のことより、花嫁花婿の事を気にかけてあげて欲しいですからね。


また立ち襟シャツもレンタルではなく、その殆どが販売のようです。日常使いのない、立ち襟シャツを購入してももったいないだけだと思うんですが、考え方を変えれば「結婚式の記念」にもなりますのでご判断はそれぞれでお願い致します。


やはり当店にお越しのお客様は「試着しないと不安」「事前にしっかりと着用してみたい」とお考えの方が殆んど。これ正解です。何事も準備が大切ですからね。

衣裳をお貸ししたその先のこと

今の時期は一年で最も忙しい時期。

その忙しさにかまけて、ブログもなかなか更新できずじまいでした。ほぼ一ヶ月ぶりとなります。


秋は結婚式シーズンということもあり、多くの新郎新婦のご両親に「留袖」「モーニング」をご利用いただいています。どちらの衣裳も正礼装となり、留袖とモーニングを着ているだけでゲストの方々から「ご両親」であると認識して頂ける事となります。いわゆるアイキャッチですね。

そしてそのお姿はお忙しい中、結婚式にご列席頂いたゲストの方々への「おもてなし」の一つだと思いますし、結婚式を演出する重要なアイテムだとも思っています。でもただ着用することが目的ではありません。

先日、留袖をご利用頂いたお客様が衣裳ご返却の際、そっとこんなメモ書きをお入れ下さいました。

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わざわざメッセージを下さったことが、ただただ嬉しく、そして大変ありがたいこと。

当店の衣裳で「良い結婚式、時間になりました」とお書き下さいました。確かに当店は貸衣装店なので、「衣裳を貸す」ことが仕事です。でもその先には日常とは違う、【特別な時間】を【特別な想いで過ごして頂く】ことこそが、最終的な目的地だと考えています。

留袖やモーニングは絶対的に着用しなくてはならない訳ではありませんし、着用しなくても【特別な時間】【特別な想い】に変わりはないと思います。でも特別な衣裳を着用することでより深く、大きくなるはずです。

七五三衣裳、成人式の振袖、卒業衣裳も同じだと思います。


最近はネットレンタルをご利用される方も多い時代です。
安く、気軽で手軽、スマホがあればいつでもどこでも手配出来るというメリットがあります。その反面、試着不可、届くまで品質がわからない、一方通行のコミュニケーションで融通が効かないというデメリットも。

それ以前に貸し手、借り手の感謝が相互に伝えられない寂しさもあると思うんです。
当店では対面で、結婚式を含めた様々なお話しをしながら信頼関係を築いた上でご利用頂くので、相互にいろんな気持ちを伝え合う事が出来ます。プロならではのアドバイスや豆知識もお伝えしています。

当店としては、今回のようなメッセージをいただくことが今後の財産となり、なにより仕事へのモチベーションを高めてくれるものです。ネットレンタルでは得られない、とても大切なものをいただき、差し上げ、感じる事が出来るのですから止められません!

今後もひとりひとりのお客様に向き合っていき、ネットレンタルと一線を画した仕事をしていきます。

モーニング用ウィングカラーシャツの特徴をご説明

結婚式に新郎、もしくは新婦のお父様がご着用される正礼装といえばモーニングです。

そんなモーニングをご着用の際は殆んどの場合、ウィングカラー(立ち襟)シャツを使用します。絶対的にウィングカラーでなければならない訳ではありませんが、「せっかくだから・・・」とお選びになられますね。
※ボタンダウン、ワイドカラーシャツはおすすめしません。レギュラー、もしくはセミワイドカラーが宜しいかと思います。

結婚式で初めてウィングカラーシャツをご着用される方が殆んど。当日に不安を感じることもあるかと思い、今回は簡単ではありますがご説明のブログを認めてみました。ご一読くださると嬉しいです。

こちらがウィングカラーシャツ。
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綿素材でとてもシンプルです。
もちろんその特徴は衿元です。通常のシャツとは違い、衿の返しがないため衿後ろにこのようなループがついています。

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このループはネクタイを通す為の物。

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ここに通してネクタイを締めることで上にずれることを防いでくれます。

またレンタルのウィングカラーシャツの袖は長めになっています。

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どうしても長い場合はこのようにアームバンドで長さを調整する事となります。

また袖は基本的にカフスボタンを使用することとなります。
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ボタンはついていません。

line_oa_chat_230729_131612_group_1カフスボタンでよりドレッシーな着こなしとなることでしょう。慣れてない方も多いとは思いますが、つけてしまえば殆んど違和感を感じることはないでしょう。

またレンタル用はある程度のサイズに対応出来るように身幅が広めになっています。ですが着用するベストで覆われてしまうので、だらしなくなることはありません。

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最後にネクタイの結び目ですが、大きくしてしまうと衿を綺麗な形に出来なくなってしまうため、ウィンザーノットが宜しいかと思いいます。ウィンザーノットの結び方についてはネットやYouTubeで検索すると参考になりますよ!

結婚式において、ご両家のお父様は重要なキャストとなります。
新郎や新婦にとって素敵な父親として、またゲストの方々への装いのおもてなしとしてモーニングを恰好良く着こなす為にもウィングカラーの着用についてご存知になっていた方が良いと思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
 

留袖・モーニング式場への直接配送お受けしています

昨年よりスタートしたハイクラス留袖セットプランが引き続き好評です。

※ハイクラス留袖セットプランとは当店の「ハイクラス留袖」と「モーニング」のそれぞれ一式がセットになったとてもお得なプランです。

こちらのプランをご利用される半数の方は東京や横浜、名古屋、京都など栃木県外での結婚式での利用です。
やはり遠方の式場まで留袖やモーニングの試着に行くのはハードルが高いんですよね。時間がかかりますし、交通費もかかるし、そもそも式場のレンタル価格はかなりの高額。

そんなこともあり県内の当店をご利用くださるようです。

でも気がかりなのは「レンタルした衣裳はどうやって運べばいいんだろう?」ということ。
2着分ともなるとそれなりの大きさになりますし、公共交通機関での移動ではかなり厳しい・・・・。自分たちで運ばなければならないと思っておられる方も少なくないようです。

ご安心下さい。

当店では遠方の結婚式場へ直接配送するサービスを行っております(宅配便を利用)。
配送料はお客様にご負担して頂くことにはなりますが、指定の日時にお届けしますので手ぶらで結婚式場へ行くことができます。また返却も結婚式場から直接送り返していただけます。

このサービスのご利用に当たって、教えて頂きたい情報は以下の通りです。
・結婚式会場の施設名称
・住所
・電話番号
・施設内お届け先(美容室・衣装室・ご担当者など)
・ご両家名
・ご希望着日(式場によって前日~前々日など様々です)

配送時に衣裳と共に必要事項を記載済みの返送用の着払い伝票をお入れしますので、ご着用後は箱にまとめて伝票を貼るだけです。県外挙式の方の殆どがこのサービスをご利用頂いており、且つたいへんご好評をいただいております。

基本的にレンタル泊数は二泊三日としておりますが、配送の場合はこの期間に適さなくとも延長料金などは不要です。

また当日ご着用する靴下や靴、その他小物などを一緒に配送のご希望にもご対応しています。ただ大きな物の場合、通所料金ではご対応出来ない可能性もございますので予めご了承下さい。

「小紋」が貸衣装のラインナップに加わります

意外なことにabitoではこれまで「小紋」を取り扱っていませんでした。

※小紋とは全体に柄の入った着物(礼装や正装としての着用は不可)

大きな理由としては小紋が「外出着」であるということ。つまり冠婚葬祭では着用の機会がなく、よって需要がなかったからです。


それでも取り扱いを始めるのは時代が変化しているからです。
以前のような「こうであるべし」という概念が薄まり、いろんな局面でボーダーレスになっている時代です。つまり小紋も様々な場面でご着用いただけるのではないかと感じています。

近々入荷する小紋がこちらです。
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本来「小紋」とはこのような柄合いではないので、小紋というカテゴリーには含まれつつもこれまでにない種類の着物と言っていいのかもしれません。

イマドキのニュアンスのある色、そして華やかな中にも品を感じる柄の組合せがとても気に入りました。

もちろん結婚式や正式な式典などにはそぐわないですが、七五三のお母様のお着物としてや卒業式の衣裳としてご利用頂けることと思います。ちなみに二尺袖に比べ袖下が短い為、学生さんよりは教員の方におすすめです。

和装の世界も時代の変化に呼応するように適応してきたからこそ、今もその文化が続いています。
従来のしきたりや暗黙の了解を守り続けることだけが「継承」になるわけではなく、懐深く「許す」ことで次の世代が「承継」してくれるのだと考えます。

賛否両論あるかとは思いますが、喜んで和装をご着用いただくこと、「着たい!」と思っていただくことが何よりも大切なのではないでしょうか・・・と当店は考えています。

サイズ確認の為だけのご試着は有料です

有る同業の方とのお話しの中でネットレンタルの話しをしました。

そもそもネットレンタルはメリットとしては「安さ」があり、デメリットとしては「試着が出来ない」「面倒」という事があります。そして当店をご利用頂く殆んどの方から耳にするのは「試着しないで衣裳を決めると、当日が不安で仕方ない」ということ。

同業の方曰く、あるネットレンタルのウェブサイトには「サイズが不安な方はお近くの紳士服店などで確認してみて下さい」と堂々と記載されているとのことです。つまりサイズ確認だけの為に(購入目的ではなく)店舗と労働と時間を他のお店に無償で提供してもらってくださいと言っているのと同じです。

紳士服店などの「など」の中には貸衣装店も含まれていると思われます。
私としましてはネットレンタル業者の売り上げの為に、当店が無償で利用されるのは断じて認めることは出来ません。これまで当店にそういったお客様はおりませんが、そのようなサイトがある限り今後はわかりません。

本来であればサイズ確認だけの為の当店のご利用は堅くお断りするのですが、やはり結婚式をお控えになっている方にとってはサイズがわからないということは不安しかないと思います。

そこでそういったサイズ確認の為だけのご試着にも有料でご対応しようと思います。
ご来店の予約枠を確保し、試着の準備、試着の対応をするわけですから、有料はご理解頂けるはずです。それに従い、ご来店時に「通常のご利用」なのか「サイズ確認為だけ」なのかをお伺いすることとなります。
※場合によっては最適なサイズをお伝えできない場合もございます。

ただし、当然のことながら通常のお客様を最優先とさせて頂きますので、予めご了承下さいますようお願い致します。

 

ご両家のお母様衣装は揃えなくてもOKなんですよ

最近お問合せで多いのが新郎、または新婦のお母様がご着用するドレス・・・世間では「ママズドレス」と呼ばれているそうです。

ですが当店ではお母様の洋装(ドレス)は取り扱いがなく、お問い合わせの度にゴメンナサイをしています。


今後も取り扱う予定は一切ありません。

その理由としてはやはりお母様には黒留袖を着ていただきたいと考えているからであり、黒留袖のその魅力を知り尽くしているからです。またドレスを取り扱うとなると、付随する小物(シューズ・アクセサリー・バッグ・コサージュ等)も取り揃えるとなると膨大な商品数となります。
今以上に商品を展示する場所もありませんからね。

さてお問合せの時によく耳にするのが「相手側のお母様がドレスだから・・・」という理由をお聞きします。もちろんご両家のことなので口出しをするつもりはありませんが、洋装あるいは和装でご両家合わせなくてはならない決まりなんてないんです。
「相手側に合わせて・・・」というのは、良し悪しにかかわらず日本人ならではの習慣ですよね。フランス人なら「自分が何を着たいか?」だけが最優先事項ですから。

本当は留袖を着たいけど・・・と心の中で思っていたとしたら、大変残念ですよね。
まぁ逆の場合、ドレスにしたいけど合わせて留袖に・・・ということもあるでしょう。そんな時はご自分の気持ちも素直に伝えてみてはいかがでしょう?ドレスと黒留袖姿が並んでも、違和感はありませんし、逆にそれぞれ引き立つのではないでしょうか?

当店は取り扱う予定はありませんが、取り扱いのあるショップのウェブサイトを覗いてみました。

ドレス本体は2万円からとなっており、ボリュームゾーンは3万円前後。
これだけで済むのであれば「そんなものか・・・」と思えますが、その他に【シューズ】【ネックレス】【イヤリング】【バッグ】【コサージュ】などの小物のレンタルにおよそ2万円、合計で5万円となりそうなので「結構な金額になるんだ」と感じました。
留袖違って着付けがない分、比較的出費を抑えられるのは間違いありませんけどね。

黒留袖はいろいろと面倒です。
着付けも必要ですし、和装肌着も欠かせませんし、帯や紐で締め付けられたりもします。しかし綺麗に着付けられたその姿は美しく、気高さ、気品を放ちます。何より結婚式場において、一目で「お母様」だと周りの方々に気づいていただけます。
現代日本において、黒留袖を着る機会は結婚式以外ではほとんどない・・・・いわば結婚式でしか着ることのできない和装なんです。その機会を逃すと、一生着ることがないとも言えます。

結婚式後、黒留袖をご利用くださったお客様の殆どが「たいへんだったけど留袖で良かったです!」とか、「子供も喜んでくれました」などど嬉しいお言葉をくださいます。

結婚式という特別で非日常のお時間には、やはりより特別でより非日常を感じていただける黒留袖を当店ではお薦めしています。実際にご見学し、ご試着になれば何かを感じ取ってくださるはずです。答えはそれからでも決して遅くはないのではないでしょうか?

最近ご利用の多い貸衣装の種類とは?

貸衣装店では季節によってご利用頂く衣裳に変化があります。

例えば今時期なら卒業袴・・・・二尺袖・女袴ですね。秋になると七五三衣裳、1月なら振袖といった季節商品があります。通年で考えるとやはり結婚式でご両親がご着用になる留袖とモーニングが圧倒的に多いですね。

この留袖とモーニングは年間ご利用数のトップ2と言えます。

ただ最近やけにご利用が多いと感じるのが色留袖、そして訪問着です。

2023-03-15

叔母様、お姉さま、あるいは妹さまのお立場として、ご着用されるお客様が大変増えてきました。
明快なその理由は定かではありませんが、推測するにコロナ渦によって様々な事が抑制されてきた時間を経て、ようやく周りの目を気にせずお祝いが出来る状況が訪れた事で「少しでも華やかに、おめでたく!」というお気持ちが要因なのではないかと。

色留袖も訪問着も日常では着用しない特別なお召しものです。
そして結婚式はまさに特別な出来事であり、二つの特別が重なるとそれぞれの想いも二倍以上になりますからね。

先日、八芳園さんでの披露宴の様子がTVで流れていました。
そこには黒留袖のお母様、振袖姿の妹さま、色留袖のご家族、その他多くの方がお着物をお召しになっており、その華やかさ、美しさ、特別感はとても素晴らしいものでした。

やっぱりお着物姿って場を華やかにしますし、特別感の演出の破壊力はすごいものがあります。
きっと新郎新婦はもちろんのこと、ゲストの方々もさらに特別な時間を感じた事と思います。

お着物のご着用には衣装代、お着付け代などの費用と時間がかかります。普段とは全く違うお召しものですので、動き辛さもあります。しかしそれ以上の価値、それは周りの方々へのおもてなし感やご本人の凛とした気持ちなどが生まれる特別な衣裳です。

特別な時を迎えるお二人に対する想いを言葉ナシでお伝えできるのではないでしょうか?
 

楽しそうに留袖をお選び頂いています

abitoでは留袖を数多く取り揃えておりますが、やはり圧倒的な人気は「ハイクラス留袖」および「プレミアムクラス留袖」です。
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ご子息、あるいはお嬢様の一生一度の晴れの舞台に着用する衣裳・・・つまり留袖は結婚式をさらに華やかで美しくさせ、さらにはゲストの方々への身だしなみのおもてなしとなる非常に重要なアイテムです。
よく「主役は二人だから・・・」とお聞きする事もあるのですが、ご両親も結婚式においては大変重要なキャストであることは間違いありません。ご着用になる留袖もご自信がお気に召した素敵なものをお選びする事で、結婚式の時間を存分に楽しんで頂けるのではないかと考えています。

そのためには留袖をお選びになる時間も楽しんで頂きたいです。
実際ハイクラス留袖をとり入れてから、そんな楽しい衣裳選びをされるお母様が増えたと実感しています。

特にお嬢様(花嫁様」とご一緒に来店されるお母様はその傾向が顕著です。
お嬢様だって素敵な姿のお母様とその日を過ごしたいと思っているですよね。この時だけはお母様が主役ですから、「あーじゃない、こーじゃない」言いながらご自分にぴったりの留袖をお選び頂きたいです。

そんな留袖選び中の会話の中で、以前では聞くことがなかった言葉があります。それは「かわいい!」という言葉。

「こっちの帯の方がかわいいと思うよ」・・・と今では普通のことです。
そうお嬢様に言ってもらえると選びやすくなりますし、納得出来ますよね。

ハイクラス、プレミアムクラス留袖は当店の中でも価格はお高めですが、東京の一流ホテルでご着用にも適するほどのクオリティーがあるだけでなく、結婚式前のささやかなご家族との楽しい時間も過ごして頂ける価値があります。

「価格はお高め」と記しましたが、これまでお客様に「嬉しい価格」と言ってもらえることはありましたが「高い」というご意見は一回もございません。手前味噌ですが、かなりコスパは高いのではないかと思っています。それでなければ、来る方来る方ハイクラス留袖をお選びになるわけがありませんからね。

abitoのハイクラス留袖セットプランは「ハイクラス留袖一式」+「モーニング一式」で66,000円(プレミアムプランは88,000円)とご両親の衣裳が揃う価格となっています。おそらく、このクラスの留袖だけで東京の式場では100,000円以上はすると思いますのでかなりコスパ良しですよね。

結婚式シーズンになるとお貸し出しで何着も店内にないこともございますので、出来ればシーズン前にご見学とご試着をされる事をお勧めします。昨秋もそんな状況が続きましたので、予めお伝えしておきます。


どうぞお気軽にご相談ください。
ご来店を希望される場合は事前にご予約をお入れ下さいますようお願い致します。abitoのLINE公式アカウントでもお受付しております。
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