「覚えていてくれた」という喜びが信用と信頼の証拠

皆さんにも経験があるのでは!?


以前にたまたま訪れたお店に、なんとなくまた行ってみたらスタッフの方が覚えていたくれたこと。これって本当に嬉しいことですし、それまで全く感じていなかった愛着の想いが急激に沸いてきますよね。


そして逆もまた然りで、一度利用してくださったお客様がお店を思い出してくれてまた利用して頂けるほど嬉しいことはありません。


本日ご来店のお客様はそんな方でした。

今回は息子さんの七五三の衣裳を選びに来てくださったのですが、お母様は十数年前に結婚式で当店のドレスをご利用くださいました。

ご自分が着られたドレスですから、どんなものだったかは忘れることはないですが、「こちらではドレスを3着お借りしたんですよ。白のウェディングドレスと花柄の帽子がセットのドレスとブルーのドレスでした」とお話くださいました。

もちろんそのドレスたちは今は既にありませんが、当店のドレスを詳細に覚えてくださっていることをとても有難く感じました。


本日のご来店にはお子様とそしておばあさまと三人でのご来店だったのですが、当時もいたスタッフがこのおばあさまを鮮明に記憶していたんですね。こうなると話が盛り上がること盛り上がること・・・・。

自分達もそうですから、おばあさまも決して悪い気分ではないはず。久しぶりの再会でしたが、お客様との絆が更に深まった一日となりました。



30年以上もこの貸衣装という仕事をしていると、何千何万のお客様と出会います。

しかし当店のようなお店とスーパーやコンビニ、その他のお店との決定的な違いがあります。それはお客様の名前と住所なのどの情報をいただくということ。そしてお客様と向き合う時間が数時間に及ぶということ。


正直、名前とお顔が必ず一致するかというとそうではありませんが、少なからずお顔だけは覚えています。だってそれなりの時間を一緒に過ごしたわけですから。ただ再会までには数年、いえ十数年という時間が空いてしまうことが殆どですけどね。


正直な商売、明朗会計、納得のいくご説明、約束の履行などお客様から信頼、そして信用していただくために最低限必要なことはたくさんありますが、「お客様を忘れずにいる」ということもとても大切なことです。本日のお客様をお迎えして、改めて思いました。

人にしてもらって嬉しく感じることは、他の人も一緒です。

昨日のブログでも書きましたが、その人の立場に立つって本当に大切!基本ですね!


またお客様に大切なことを教えて頂いた一日でした。やっぱりお客様は私たちの先生なんですね。

 

自分たちは知っているけど、お客様はそうではない

今のウェディング世代って本当にお洒落な人が多いですね。


ご自分ではそんなにファッションを気にしてないようですが、傍から見ればみれば十分にお洒落さんですし、なにより「自分に似合うもの」がわかっていらっしゃいます。


今や何でもスマホで調べられますし、ファストファッションで流行を抑えられるのが最大の要因でしょう。つまりある一定基準のファッション感覚を多くの方がお持ちということです。そんな時代になったんですね~。


ところで、私たちが取り扱っているウェディングドレスももちろんファッションの一部です。
しかし普段着るものではなく、それこそ一生に一度の衣裳ですから多くの方にとっては身近なものではありません。なのでどんなお洒落でファッションに敏感な方でもドレスに関しては少なからずわからないこと、知らないことがあります。

もちろん自分に似合うドレスは感覚でわかってらっしゃいますし、ドレスと言っても基本は洋服と同じなんですよね。


ではわからないことって何なのか?


まぁいろいろあるんですが、例えばウェディングドレスと言えば我々からしてみれば「白い挙式で着るドレス」なんですが、一般の方は結婚式に着るドレス、そうカラードレスも含めてウェディングドレスと思われている方もいらっしゃいます。

またドレスの中に穿く「ビスチェ」という存在を知らなかったりします。これは当然のことです。

だって一生に一度しか着ることのないドレスについて詳しく知っていてもそんなに得しませんからね。


問題なのはそれを取り扱う我々のような専門の者が、「知っていて当然でしょ!」という姿勢でいること。

ウェブサイトを見れば「美しい」「素敵」「こだわり」のような形容詞ばかりが並んでいます。確かに必要なことではあるんですが、もうちょっとお客様側に寄り添った説明とか出来ないものかなと、いつも思っています。もちろん当店も含まれていますけどね。


そして和装となるとお客様にとってはさらに知らないことばかりで、何がどうなってどうなるかなんてさっぱりわからないと思うんです。

成人式の振袖も卒業式の衣裳も七五三だってそう。これらの殆どが一度きりであり、初めて着る衣裳なのでわからないことばかりで不安があると思うんです。


やっぱり情報不足、そして不安を抱えている(例えそうでなくても)ということを念頭においた説明、接客、宣伝がこれからはより大切になってくると感じています。だって自分なら知らないまま知らないお店に行ったりしないですもん!


当店もそういった面では出来ていることは少ないですが、これからはお客様の立場になっての行動をドンドンしていきたいと思います!

 

お色直しに色打掛!その最大の魅力とは!?

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現在のウェディングシーンは多様化しているとはいっても、王道のウェディングが主流であることもまた事実。


例えばお色直し。お色直しの王道と言えばこんな流れですよね。

挙式・入場は白のウェディングドレス⇒お色直ししてカラードレスでお見送り


この流れが定番であり、王道で多くの結婚式場がこの流れを想定してビジネスモデルを構築したと言っても過言ではありません。その根拠としては今人気の結婚式場のスタイルと言えば「ゲストハウス」形式。
一度はゲストハウスウェディングを経験したことがあると思いますが、その外装と内装を見ればドレスを想定してのデザインとお分かり頂けるのでは?


□色打掛でお色直しをするメリット

そんな現在のウェディングシーンですが、急激にカラードレスではなく色打掛をお色直しの衣裳としてお選びになる花嫁が増えています。

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その理由、そしてメリットにはこんな理由が・・・・。

・お色直しに色打掛を選ぶことにより、洋から和にガラリとかわることで再入場の再には会場の盛り上がりがハンパない

・会場の装飾も和洋折衷の雰囲気に演出でき、王道とはまた違った披露宴を行える

・なんといってもドレスと打掛の両方が着れる喜びが味わえる

・打掛姿はご本人だけでなくご家族、特におじい様やおばあ様に大変喜んでいただける




こう考えると「色打掛もいいな~」って思ってきますよね?

しかし、お色直しの色打掛をあきらめる理由も存在するのもまた事実。


□お色直しで色打掛を諦める理由


この理由は大別して2つに絞れます。一つは「費用」、もう一つは「時間」です。


まず費用について

・色打掛はカラードレスに比べてレンタル価格が比較的高い上に、小物やお着付けなどの費用も加わるから。

ドレスってなんとなく高い安いが感覚的にわかるものですが、打掛って何を基準に決めたらいいかわからない方が殆ど。しかも着付代もそれなりにかかりますから、節約したいと思っている花嫁にとってはこの費用の問題は大きな障壁となるようです。

確かに色打掛ってレンタル価格が高額なのが一般的ですが、式場直営や提携店以外で探すとお手ごろな価格で見つけることも出来ます。当店では殆どの色打掛を10万円でご利用頂けます。これくらいなら着付代が別になってもカラードレスと変わらないどころか、より手ごろな費用でお色直しが出来てしまいます。


そして時間に関して

ウェディングドレス⇒カラードレスへのお色直しにかかる時間はおよそ20分~30分、かたやウェディングドレス⇒色ドレスにおける所要時間はおよそ30分~40分。その差は約10分ほど。
でも2時間半、つまり150分と言われる披露宴の時間においての10分のロスは確かに痛いですよね。少しでも、出来るだけゲストの方々と楽しい時間を共有したいと思うのは花嫁としては当然のことです。

カラードレスのお色直しのヘアメイクにしても、とことんこだわるスタイルにすると色打掛の所要時間とほぼ変わりません。ですから大げさなヘアアレンジ、メイクをしないことでお色直しの時間も短縮できます。また着付で一番時間がかかるのが打掛の下に着る「掛下」の着付と帯を締めることですが、簡易的に着付けることが出来る「二部式掛下&帯セット」を利用することで大幅に時間が短縮できます。
当店にもこの二部式掛下&帯セットがありますが、打掛をレンタルくださるお客様には優先でお貸し出ししています。



と、このようにこれまで色打掛を諦める理由とされてきた「費用」と「価格」も賢く準備することで、その問題もクリアできてしまいます。


それでも諦めざるを得ない方はその多くが結婚式の前に「和装前撮り」と言う形で、打掛姿を残す方がいらっしゃいます。当店でも和装前撮り、しかもロケーションに特化したプランが大人気です。⇒abitoの和装前撮りプラン特設サイト


ちょっと宣伝をさせて頂くと、15万円という金額で白無垢姿も色打掛姿も残すことができ、しかもA1という大きなサイズのウェルカムボードに最適な大きさのポスターをプレゼントしています。


このポスターを結婚式の披露宴会場に飾れば、和装姿のお二人をゲストの方々にも見ていてだけますよ!


とにもかくにも打掛という婚礼衣裳はドレスとは違う魅力があり、それに魅了される方が本当に増えています。著名人の結婚式でも和装姿の新郎新婦を見かけることが多くなったのも、その現われだと思います。


一生に一度の結婚式。

確かにドレス姿に憧れを抱き続けてきた方が多いとは思いますが、打掛という日本伝統の婚礼衣裳を身に纏うたった一度の機会は結婚式のみです。最終的にカラードレスを選択するにしても、衣裳選びの段階では打掛という選択肢も念頭におき、まずはその魅力にお気づきいただければ嬉しく思います。

打掛姿の花嫁は想像以上に美しく、そして魅力的です。

結婚式はたった数時間ですが、その思い出は一生続くもの。そのなかに和装姿が無いのはとってももったいないことなのかもしれません。


私たちは宇都宮のレンタルドレス・レンタル打掛・フォトウェディングの専門店 Wedding Dress abitoです。





 

栃木のリゾートウェディングの聖地 那須へ色打掛をお届け

明日の土曜は大安吉日とうことで、結婚式も全国で多く執り行われるようです。


当店はウェディングの衣裳をご利用場合、無料で結婚式場へお届けしています。※県内に限ります。


そんなわけで、本日は県北部の那須へ。宇都宮からだと約2時間ほどかかりますが、ドライブ気分であっという間に到着です。


今回はこちらでした。
 

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二期クラブの観季館さん。

周りは自然豊かな緑に溢れ、静寂がなんとも贅沢なロケーションに建つ人気の結婚式場さんです。お洒落でありながらも、心落ち着く雰囲気はまさに大人ウェディングにピッタりですね。

明日ここで当店の衣裳を身に纏った花嫁様が人生で最高の時を迎えることを思うと、とても嬉しいと同時に感慨深く感じます。そして最高の結婚式になることを祈るばかりです。


さて明日は県南の足利市でも当店の衣裳を神社挙式でご利用くださいますが、こちらの衣裳は既に昨日お届け済みです。


つまり明日は県最北端の街と県最南端の街で当店の婚礼衣裳が結婚式に花を添えることになります。あまりこういうことは無いのですが、何となく栃木県を制覇したかのような気分です♡


今回は那須と足利でしたが、益子でも日光でも塩原でも小山でも県内なら責任を持ってお届けして、そして引き取りさせていただいています。繰り返しますがお届けとお引取りに関しては一切料金をいただいていませんからね。つまり無料サービスです。

県内はもちろん、エリアによりますが近隣の県外都市でも無料でお届けすることができる場合がありますので、どうぞお問い合わせください。過去の例で言えば・・・茨城県水戸市・つくば市・常陸大宮市など、群馬県は太田市・桐生市・伊勢崎市でギリギリ前橋市までなら頑張ります!

もうですね、衣裳探しは同県で・・・・なんて時代ではございません。衣裳のデザイン・サイズ・色はもちろん、価格にこだわって県外遠征する方も少なくないんです。


なので勝手に衣裳を探すエリアを限定しちゃだめですよ!小旅行、もしくはドライブ気分でちょっと遠出するといいことあるかもしれませんからね。

茨城県民の花嫁様、群馬県民の花嫁様、福島県民の花嫁様、埼玉県民の皆様、そしてそれ以外の都道府県の花嫁様も美味しい宇都宮餃子を食べがてら当店にもお越し下さい。

大歓迎いたします♡

お金をかけずにお二人らしい「結婚のカタチ」を探そう!

ドレスや打掛を着る。


たったそれだけで花嫁になれます!・・・・大げさかもしれませんが、事実です。


あなたがドレス姿や打掛姿の女性を見たら必ずこう思うはずです。

「花嫁さんだ!」もしくは「あ~結婚するんだね、おめでとう」


婚礼衣裳は端的にその目的を表現してくれるとっても便利な衣裳なんです。



そんな衣裳は結婚式場で着るもの・・・・なんて思っていませんか?

もちろん多くの花嫁がドレスを結婚式場で着ますが、全てではありません。今は結婚式も多様化しており、撮影で公園で着たり、家族だけのパーティーで小さなレストランで着たり、新聞でも良く報じられていますが水族館や電車の中など場所はバラエティーに富んでいます。


だって着るだけで花嫁になれちゃうんですから、場所は全く関係ないんです。



世の中が移り変わり、経済状況も不安定な今の社会。

以前は結婚式至上主義の時代もありましたが、もはやそれも過去の話となり結婚式をされないという選択をされるカップルも50%近くに達しています。その理由としては「経済的事情」というものもあります。

無い袖は振れませんし、先行き不透明な将来を考えると例え資金に余裕があっても、将来と結婚式を天秤にかけると明らかに結婚式が浮いてしまうんですね。そういう価値観の時代なのです。

ま、簡単に言えば結婚式にはお掛けをかけるほどの価値が無い・・・・・こういうことになるのかもしれません。

ウェディング業界に属する人間としてはとても寂しく思いますが、全ては我々の不徳です。「一生に一度」という枕詞を盾に、あまりにも利益至上主義に走り、消費者の立場にたったプランニングを怠ってきたからの現在だと思います。

しかしながら全てのウェディング関係が利益至上主義ではありません。

結婚式の魅力や素晴らしさ、そしてその感動を伝えるべく、お客様に寄り添う正直で実直な企業もたくさん存在しています。どうか全てのウェディング業者が同じ方向を見ていると思わないで下さい。

当社もレンタルドレス・打掛がより手軽にご利用頂けるように大幅に価格を見直し、和の美しい文化を少しでも多くの花嫁と花婿に知って頂けるように和装前撮りを日々深化させています。

 

何もかも始めての事ばかりの結婚の時。

例え結婚式はしなくても、また違う形でドレスや打掛を着る事でお二人らしい結婚の思い出を作るご相談をお受けしています。結婚式を挙げることはベターではありますが、けっしてベストであるとは思いません。

こういう時代です。

大切なお金をかけるだけの価値あるお二人ならではの「結婚のカタチ」を見つけてみませんか?だってドレスや打掛を着る、たったそれだけで花嫁になれるわけですから、それ以外はお二人の思うがままで全然OKですよね?

人気のロケ地 岡田記念館はこんなとこ!

MOVIE-WEDDING-『WASOU』
Featured Video Play Icon

撮影スポットの豊富さで、当店の和装前撮りロケ地で人気NO.1といえば栃木市にある『岡田記念館』です。


こちらで撮影された写真は特設サイトにアップしていますが、動画でもご覧頂くと、また違った魅力が発見できるかもしれません。そんなわけで、本日はその岡田記念館で撮影した当店の和装プロモーションムービー「WASOU」をご覧頂きたいと思います。


当初、このムービーはフォトウェディングならぬ「ムービーウェディング」として商品化しようと作成したものです。


やっぱりBGMがあるとより一層「和」を感じますし、凛とした空気感も伝わります。


和装前撮りをお考えの方はもちろんなのですが、神社挙式などの和婚、そしてお色直しで和装をお考えの方にもぜひ見て頂きたい!!!

この動画の中で表現したノスタルジーを感じながらも、どこか新鮮さすら感じる和の世界に入り込んで頂き、特別なときを和装で迎える喜びを想像して頂ければ嬉しいです。

 

ドレスや打掛だけじゃない!慶弔衣裳もレンタルしています

当店はここ15年以上にわたり『Wedding Dress abito』という店名で営業を続けておりますが、正式な屋号はブライダルファッション楓なんですがご存知でした?・・・・100人中95人は「NO」とお答えするはずです(泣)

やはりウェディングの衣裳を核にして営業していきたいという想いから、そこにいたったわけです。

もちろんウェブサイトもウェディング中心でコンテンツを作ってきましたが、およそ一年ほどまえからウェブサイトに「慶弔衣裳」というコンテンツを付け加えました。もともと当店は総合貸衣装店ですから、原点に戻ったわけです。


しかしこの慶弔衣裳の反応がかなりいいわけです。
特に男性礼服、そして訪問着・付け下げをお探しのお客様が本当に増えています。とても有難いことです。

どうしても貸衣装店は単価の高い衣裳、つまりウェディングドレスや打掛、振袖などが中心になりがちです。そして当店と同じように、店名すらウェディングよりにしてしまっています。

以前は○○衣裳店とか、△△貸衣装とか、お客様にとっては本当に分かりやすかった店名が殆どでしたから、「衣裳をレンタル」となると駆け込んで頂けたわけです。

しかし現状はウェブサイトも商品構成も店名もウェディング・振袖よりなので、一般の慶弔衣裳をレンタルしたくてもどのお店に行ったらいいのかが分からなくなっていたんでしょうね。


今や日本の殆どの世代がネットをされる時代ですから、やはり当店にも検索して頂いてのご来店が大部分を占めています。そういった意味では慶弔衣裳のコンテンツをウェブサイトに掲載したのは間違いなかったと感じています。

貸衣装を利用するのは人生の内に数度の方が大半で、いざという時にどこに行ったら分からないことってあると思うんです。そんな不便さを解消することも私たちのような貸衣装専門店の義務であり、使命なんですね。


時代に合わせて変化することも大切ですが、原点を忘れないこともまた大切なのだと改めて感じました。


改めて申し上げます。
当店はウェディング衣裳、成人式振袖や七五三の衣裳の他にも慶弔衣裳を取り揃えています。

留袖・モーニング・訪問着・付け下げ・色無地・色留袖・還暦衣裳・男性礼服・女性礼服・産着・卒業袴などの慶事の衣裳の他に、喪服などの弔事の衣裳を取り揃えています。
そしてサイズも幅広く、夏物もご用意しております。

上記の衣裳に関してのご質問やご相談など、気軽にご連絡下さい。できる限りの対応をして、お客様の不便を解消したいと思っています。

 

想いを形にする

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ずっと懸案だったことがあります。


それはWedding Dress abitoという店名と打掛などの和装の整合性です。なんたって「Wedding Dress」という冠がついているので、常識的に考えれば、『ドレスのお店』と思うはずで、和装なんて取り扱っていないとも・・・。


でも当店は打掛はもちろん、振袖も卒業袴も七五三も創業以来取り扱ってきているんです。


ウェブサイトやブログ等でもこのようなお知らせはしてきていますが、でもやっぱり「Wedding Dress abito」という店名と和装は結びつかないわけです。これが長年の悩みの種でした。

それを解消すべく、約一年ほど前にロゴマークを作成しました。それがこちらです。
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一応デザインされた植物は当社の屋号である「楓」をモチーフにしましたし、全体のデザインは香道(お香)のあそびで使われる源氏香から来ています。どうですか?和を感じますかね。

ちょっと物足りない気がしてきました。もっと和を感じるようにしなくちゃと思いはじめちゃったわけです。
こうなると誰も私を止めることは出来ません(笑) もう突っ走るのみです。

とはいえ、ロゴのデザインは全くの素人ですし、どうすれば「和」を強調できるのかすら五里霧中、暗中模索状態・・・・。


でもですね、こういう時っていつもそうですが、不思議と解決策に出会っちゃうんですよね。それもアンテナを張っているからこそなのでしょうね。
まぁ解決策というか、ある会社のデザインを見てはっとしたわけです。

そうして出来上がったものがこちらです。
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ただし、これは原案に過ぎず、完成形は現在作成中です(といっても専門の方にお願いしてるだけですが)。

「和」というものを考えたときに、赤という色はまさにそれを象徴するものだと思います。またabitoという店名の下にKIMONOという文字を入れるだけで、和装を取り扱っているって直感的に分かって頂けるはずです。

文字もデザインすると言葉以上に多くを語ってくれます。
「和装扱っていますよ!」「ドレスだけじゃないんですよ!」と語りかけたり、文字にするより簡潔に、そして的確に伝わるような気がしています。

原案は楓のモチーフをデザインにしていますが、完成形はさらに和を感じさせる「扇」の形になります。どんなロゴマークになるのか、私も大変楽しみにしています。

これが完成したら長年の懸案から開放されると同時に、より多くの方に和装を扱っていることをお知らせできると思います。


やっぱり想いを形にするって大切ですね。

写真、手紙、誕生日プレゼント、エンゲージリング、結婚式、歌、洋服・・・・挙げたらキリがありませんが、想いを形にした物ってたくさんあります。もちろん言葉で伝えることも大切ですが限界もありますからね。


和のロゴマークができたらまたお知らせしますね!

夏のお得なフォトウェディングプランが人気です

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今日の宇都宮は暑いですね~!まさに夏到来という感じになってきました。


そんな夏こそ前撮りやフォトウェディングがお得なシーズンなんですよ。だって当店abitoのスタジオ撮影プランでは和装でも洋装でも追加料金なしで、もう一着衣裳をお選び頂けます。さらにお気に入りの写真をA1サイズのポスターにしてもれなくご進呈中!!!
        abitoのフォトウェディング専門サイトはこちらから

 

□どれくらいお得?

和装スタジオフォトプランを例にして見ましょう。

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通常は打掛・紋付袴各一着+ヘアメイク+着付+撮影+3Pアルバムで86,400円です。そして打掛の一着追加は4万円で、一般的にA1サイズのポスターにすると約3万円となります。なので本来なら162,000円となりますが、この夏はお値段変わらずに86,400円のまま!!!
つまり75,600円もお得なんです。


そして本日もスタジオ和装プランの撮影がありましたが、何と7月挙式のお客様でした。式場さんで前撮りすると結構な費用となりますが、できるだけ出費は抑えたいですものです。しかも打掛は2倍!ウェルカムボードも手にすることができるなんてボリュームたっぷりです❤

結婚式の前撮りをご希望のカップル様もお得ですが、結婚式はしないけど写真だけは残したいというカップル様にもおすすめです。



あるお客様ですが、やはり結婚式はされないとのこと。
でもやっぱり写真だけは撮りたいけど、せっかくだからいろんな衣裳を着たいというこちらのお客様は夏にドレスのスタジオ撮影、そして紅葉の季節に和装ロケーション撮影をされることになりました。

ちなみに当店の和装ロケーションプランは白無垢と色打掛の2着が標準装備です。(プラン価格は150,000円より)

つまり約25万円でウェディングドレス・カラードレス・タキシード・白無垢・色打掛・紋付袴の合計6着の衣裳の写真が撮影できてしますんです。

しかも春の桜勝るとも劣らずの日本美しい秋の紅葉の中での撮影は間違いなくプレミアムな思い出になることでしょう!


夏のスタジオ撮影プランは9月までの限定プラン、そして秋の紅葉ロケーションも限られた期間だけの特別なプランですので少しでもご興味のある方はぜひお気軽にご相談、ご来店ください。

また少しでもご来店しやすいように、打掛試着フェアも7月16・17日に二回目が開催されます。参加も無料ですので、ある意味遊びてらお越しください。皆様のご来店とご相談を心よりお待ちしております。

言葉でなく想いを伝える日本人の奥ゆかしさ

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「奥ゆかしさ」は日本人特有の形容詞であり、「もったいない」と同様に英訳できません。

その意味は「品位があり、心引かれる」とか「深い心遣いを感じさせくれる」といったものです。


「場の空気を読む」ということも奥ゆかしさのひとつなのかもしれませんね!


その奥ゆかしさの中には「言葉を使わずに思いを伝える」ということも含まれています。


歴史的に見ても、自己表現や自己主張、そしてその想いをはっきりと言葉にしてストレートに相手に伝える事に関しては日本人は得意ではなく、むしろそれを「品がない」とする民族です。

言葉を使うにしろ文脈の中に意味をこめたり、極端な比喩的表現を用いたりしてきました。これは発信する側と受信する側の共通認識があって初めて成り立つものです。つまり日本人同士だけが分かりあえるものなんですね。

「日本人は何を考えているか全く分からない」
「なぜYES NOをはっきりさせないのか?」

外国の方が日本人をこのように思っているのは良く知られていますよね。まぁ外国の方のご指摘も分からなくもないですが、でもこういう奥ゆかしさがあるからこそ日本人なのです。


さて、そんな「言葉でなく想いを伝える」手段として水引というものがあります。

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この数本の紐で結ばれたものが水引です。

一概に「水引」といっても多岐に渡りますが、その違いの主なものとして「色」「結び方」「紐の本数」があります。

よくある色の組み合わせも様々ですが、慶事で使われるのは「赤・白・金・銀」であり、弔事では「白・銀・黒・紫」となります。そして結び方もいろいろあるんですよ。

花結び
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結び目が簡単に解け、何度も結びなおせることから繰り返しの想いをこめて「開店」「出産」「長寿」などのお祝い事に使われます。逆に「婚礼」には適していません。

結びきり
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固く結ばれて解けない想いをこめて「婚礼」に、また二度と繰り返さないという想いをこめて「弔事」や「お見舞い」「快気祝い」などに使われます。

あわし結び
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こちらは関東と関西で使い方が異なります。
関東では一度きりのお祝い(婚礼祝い・快気祝い)や仏事に使われ、関西では関東より幅広く使われている用です。


そして紐の数ですが、基本は奇数で「5本」です。5本<7本と本数が多い方が良しとされていますが、「苦」を思わせる9本は使いません。婚礼では10本の物が多く使われますが、これは偶数とするのではなく、5本が×2という考え方なんです。


意外と水引に付いて知らなかったこと多かったのでは!?
でも明日からはもう大丈夫ですよね!同じ慶事でも使い方に違いがあるのでご注意くださいね。

 

このように言葉を使うことなく「婚礼」「出産」「快気」「開店」などの慶事、そして仏事弔事などに対する想いを水引で表すのも日本人の奥ゆかしさの素晴らしいところだと思います。

もちろん打掛などの婚礼衣裳にもその「言葉を使わずに思いを伝える奥ゆかしさ」があります。
懐剣・ハコセコ・末広などにもそれぞれの意味があるんです。


結婚式ではご家族をはじめ、ご友人やゲストの方々からこの水引の付いたお祝いをいただくことでしょう。そこには言葉に出さない想いがこめられているんですよ。そこをお忘れのないように。
そしてそんな想いには想いをお返ししなければなりません。

それが祝いの食事だったり、おもてなしだったりします。
そして何より晴れの日だからこそ衣裳で「幸せ」と「喜び」を表現すべきなんですね。だってゲストの方々はそんな姿のお二人を見たいわけですからね。


ドレス姿も素敵ですが、お色直で貴女の打掛姿を見れば、ゲストの方々の盛り上がりはより一層となるはずです。「ドレスだけ!」と決めてしまう前に、一度和装をお考え下さい。
まずは打掛を見て、触れて、試着してみてください。

たったそれだけで貴女の和装への考えが少しは変わるはずです!お試しあれ。