2017年 11月 の投稿一覧

灯台下暗し

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人間は身近にあるものの価値を見逃してしまいがちです。


いつも近くにあり、あって当然ものをまるで空気のようにスルーしてしまいますが、一方で他の方からすれば「もったいない」と思われているのかもしれません。



例えば東京タワー。

東京生まれ、東京育ちの方にとっては「あって当たり前」の物であり、見慣れたものです。「登ったことない!」なんて方も多いと聞きます。それと同様に、栃木県の人間にとって「日光」は身近な場所であるがゆえに、本来の価値を見出せていないことも少なくないと思います。


栃木生まれ、栃木育ちの人は小学校の遠足などで、幼少の時から何回も何回も訪れるので大人になってからは「わざわざ行かなくても・・・」という想いをもっている方はそれなりにいると思います。ま、「いつでも行ける」という考えがありますからね。


でも他県の方にとって、「日光」は魅力ある街なんですね。秋のこの時期の日光は紅葉で有名ですが、大変混み合います。でもそれを承知の上で県外からたくさんの観光客が訪れてくれます。県内の方は「混んでいるから」・・・・で結局行かずじまいってことになります。



自分としても日光の二社一寺が世界遺産に登録された時でさえ、「へぇ~そうなんだ」と思ったくらいでした。東照宮へはもう何回も訪れているし、目新しさを感じることはありませんでした。しかしここ数年、和装ロケーションフォトで度々日光を訪れるようになって、これまで忘れていた?見逃していた?日光の魅力を新たに感じるようになりました。日光の紅葉を初めて見たのも数年前の撮影の時だったんですが、それから毎年訪れるたびに「本当に美しい」と思うと同時に、この栃木県に日光があることが本当に嬉しく、誇らしくも感じています。



実際、今年の日光での紅葉ロケの8割近くが東京をはじめ、栃木県外のカップル様でした。「せっかくの和装前撮りは日光で」「紅葉が美しい日光で撮影するのが夢でした」「特別な撮影は世界的にも有名な特別な場所で」・・・こんなお声がたくさんありました。それほど県外の方にとって、日光は特別な場所なんだと改めて感じましたね。栃木県民が「海」に憧れるようなものなのかもしれません。

004中禅寺湖を取り囲むように美しく色付いた山々の紅葉は本当に見事。


身近にある物。
身近にいてくれる人。


心の奥深くでは感じているかもしれないその価値、ありがたさをもう一度見直すことはありません。だって「当たり前」になってしまっているから。でももう一度客観視してみると気付くことがたくさんあるはずです。それをするかしないかはあなた次第です。少しでも速く気付く事で、もしかしたら人生がより豊かになるかもしれません。


まずはご家族やご友人の存在の有難さを感じて見てはいかがでしょう?


心豊かな年末と、心機一転の新年を迎えることができるかもしれませんよ!※栃木県の方は日光の魅力を再認識して下さいね♡

秋の紅葉の中での和装前撮り まだまだ間に合います!

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11月となり秋も深まってきました。


秋と言えば「紅葉」です。毎年、美しい紅葉の中で和装前撮りをご希望されるカップル様は多く、現在毎日のように撮影を行なっています。現在は日光での撮影が殆んど。

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でも日光の紅葉は今週いっぱいで終盤へと向かい、来週以降は葉も散ってしまっています。


11月中旬以降は鹿沼の掬翠園や宇都宮市の中央公園、栃木市の岡田記念館の紅葉が始まります。まだ少々時間も空きもありますので、「もう諦めていた」なんてカップル様は是非ご検討下さい。まだまだ間に合いますからね。


秋は空気が澄んでいて、日差しも柔らかいので優しい雰囲気の和装前撮りになること間違いなし!


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どこか懐かしい雰囲気が漂う中での撮影は、間違いなく一生の思い出となることでしょう。


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こちらは先日の岡田記念館でのカップル様を後ろから隠し撮りしたもの。屋内に差し込む柔らかな光がお二人を包み込んでいます。



来年2月3月、または春以降に挙式を予定しているカップル様は11月が和装前撮りの絶好のチャンスです。ちょっと早めに和装前撮りをしておくと、結婚式準備に余裕が生まれますからね。また季節違いの和装写真を結婚式当日に飾るとゲストの方々に喜んで頂けるはずです。


県央、県南の紅葉は11月中旬から1月上旬まで楽しめます。つまり約半月の間は紅葉ロケが可能ですので、ぜひ当店にご相談下さい!


こんなに美しい紅葉の中で和装前撮りしないなんてもったいないですよ!!!!


☎ 028-655-0975
✉  info@kaede-abito.com

「春夏冬」

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いつも和装ロケーションフォトでお世話になっているロケ地「岡田記念館」の別邸である翁島(おきなしま)の玄関脇にこんな物がぶら下がっています。IMG_7690

春 夏と来て冬。


さてこれで何て読むでしょう?ちょっとしたクイズで、答えを聞けば「なるほど~」と思われることでしょう!


わかりましたか?えっ?ヒントが欲しい?


わかりました!私も鬼ではありませんから、ヒントを差し上げましょう。こちら岡田記念館のオーナー一族は今でこそ違いますが、代々様々なお仕事をされていたんです。ま、今で言う「会社経営」ですかね。これがヒントです。


制限時間は10秒間、カウントダウン始めますよー



10         7   6   5      3   2   
・・・・0


時間いっぱいです。


答えは「商い」または「飽きない」です。



春夏と来て、冬・・・つまり秋がない・・・「あきない」⇒「商い」「飽きない」となります。



代々ご商売をされていて、「商い」はもちろんですが「飽きられない」ことが商売上において、何よりも大切なことなんでしょうね。時代は変わっても、この真理は現代でも同じです。お客様に「飽きられないこと」、そして常に変化し続けて自分の仕事に「飽きない」ことは本当に重要な事です。


でも「飽きない」を玄関口に飾っていたら、生々しいですし「粋」ではありませんよね。「春夏冬」にすることで、多くの方の目を引くこともありますし、常に見ることで自分に言い聞かせることも出来ますし、何よりオシャレですよね。



当店abitoもこの「春夏冬」を教訓に、常に変化し続けることのできる「飽きない商い」を心がけていきたいと考えています。


こんな先人たちの知恵というか、遊び心って良いものですね。

準備期間1ヶ月の結婚式

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結婚式って一般的には準備に時間がかかると思われていますし、実際そうでもあります。


ただし、それはホテルやゲストハウスでの結婚式を行なう場合であり、その準備期間は少なくても半年は必要とされています。しかしそれらの結婚式だけが全てではありませんし、最近では「少人数婚」「家族婚」「食事会」などのシンプルな形式も徐々に広まりつつあります。



そして本日は先日、当店で担当させて頂いた神社挙式&レストランでの家族婚についてご紹介したいと思います。



そもそも結婚式をされたお二人は2年も前に入籍されています。

当初は「結婚式も何もしない!」と決めていたようですが、めでたく懐妊され、「この時を待ってました~」とばかりにご家族から「お腹が大きくなる前にせめて写真だけでも残しておきなさい」と説得され、ロケーション撮影で和装姿を残されました。この時はまだ「結婚式」は想定されていなかったようですが、暫くしてから「やっぱり結婚式を簡単にしようと思うのですが、相談にのってください」とご連絡頂きました。


この時、既にお二人とご家族の間では近くの神社での神前挙式は決めていたようで、式後のご親族のみでのウェディングパーティーの会場やドレス・タキシードをご提案いたしました。



最初は何もしないと決めていたのにも関わらず、何故「神社挙式+ウェディングパーティー」まで行なうようになったのか?やはり和装での写真撮影が大きなキッカケとなったようです。もちろんご家族からの熱いリクエストも効いたのでしょうが、最後は新婦様の潜在的なご要望だったと思います。


しかしご連絡頂いたのが9月の下旬、そしてお二人のご希望される日は10月末。準備期間は1ヶ月余り。



紆余曲折はありましたが、結果的には1ヶ月で十分準備が出来ました。


それでは当日の様子を簡単にご紹介しようと思います。





神前挙式


お二人がお選びになった神社は上三川町にある白鷺神社
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決して派手ではありませんが、趣と重厚感のある素晴らしい神社です。

社務所の一室をお借りして、朝7:30分より白無垢と紋付袴の着付けとヘアメイクも担当させて頂きました。もちろん衣装も当店のものです。
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和装前撮りでは使用しなかった綿帽子を式では着用です。

お二人のお支度が終わり、10:00の結婚式までの待ち時間は親族同士でお話ししたり、写真を撮影したり。
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ご両家の親族が一堂に会するとまさに結婚式の雰囲気。雲ひとつない晴天にも恵まれ、みなさんとても素敵な笑顔になっていました。


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そして10:00になり、神社正門からご両家が並びながら本殿へ入場しました。

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これこそ日本の結婚式。チャペルでの結婚式も素敵ですが、神社での結婚式もかなり素敵です。ご親族が2列になって歩く様は神社挙式ならでは。

これらの写真はスタッフがスマホで撮影したものですが、当日はカメラマンによる撮影も当店で手配したので、きっと素敵な写真が仕上がってくるはず。


そして式終了後は集合写真を撮影させて頂き、その後私服へお着替えになり、ウェディングパーティー会場へ移動となりました。





ウェディングパーティー

ウェディングパーティーは所変わって、宇都宮市内の人気レストランが会場となりました。
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大谷石の外観、美味しい料理で人気の石の蔵さんです。

こちらでは新婦様はウェディングドレスとカラードレス、新郎様はタキシードをお召しになりました。IMG_7677

石の蔵さんはどこか洋風でありながらも、和を感じさせる不思議な雰囲気を感じます。ドレスとタキシードでも写真のように素敵ですが、和装でもしっくりと来ること間違いなしですね。

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竹林の細道があったり、2階にはラウンジを感じさせる大人な場所があったりと魅力たっぷり。

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ウェディングパーティー会場入り口には和装前撮りで撮影した色打掛姿&紋付袴姿で撮影した写真をウェルカムボーでご親族をお迎え。

午後13:00 ご親族のみによるウェディングパーティーの始まりです。


ゲスト(ご親族)は総勢30名ちょっと。本来、日本における披露宴(祝言)は親族がメインでしたので、そう言った意味ではこれこそが本来のかたちではないでしょうか。私たちスタッフも脇で控えていましたが、現在における一般的な披露宴と比べても全く遜色がないどころか、返って新鮮に感じました。

約2時間のパーティーでの演出は2つだけ。
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「ケーキカット」「新郎と新郎父のご挨拶」のみでした。つまり殆んどの時間が歓談とお食事の時間ということになりましたが、この時間こそご両家のご親族同士の間が親密になるためのもの。新郎側は県内・静岡県・千葉県からご親族が、新婦側は県内・岩手県・長野県からご親族がご参列されましたが、一堂に会する機会はもしかしたらこのウェディングパーティが最初で最後かもしれません。


お酒と美味しい食事、そして華やかな装いの新郎新婦がご両家の絆をグッと繋いでくれますからね。


そして午後15:00にめでたくお開きとなりました。



朝7:30から始まり午後15:00までの約10時間に及ぶ楽しくて、嬉しくて、おめでたく、忘れることのない時間でした。私たちスタッフも傍らではありますが、一緒に過ごさせて頂き幸せをおすそ分けして頂いたような気分でした。


一日を終えて

当初「結婚式はしない」つもりだったお二人が、他の結婚式以上に濃い結婚の一日を過ごされ、「やっぱりやって良かった」と仰ったのがとても印象的でした。神社挙式はやっぱりとても素敵だと思い返しましたし、ご親族のみによるウェディングパーティーに至っては「間違いなく結婚式の主流になる」と感じたほど素晴らしく温かいものでした。

 

今回、私たちがお手伝いした事は次の通りです。

【神社挙式】
■白無垢・紋付袴のレンタル及びお着付けとヘアメイク
■新郎新婦のお父様のモーニングと留袖のレンタル
■神社挙式の撮影
■アテンド

【ウェディングパーティー】
■会場のご紹介
■ドレス2着、タキシードのレンタル(ヘアメイクは石の蔵さん手配)
■スナップ撮影

お二人が行なったのは次の通りです

■神社挙式の手配
■石の蔵さんでのパーティーの打ち合わせ
 ・料理やドリンクの選択
   ・ヘアメイクの打ち合わせ
   ・引き出物・プチプレゼントの用意


結婚式場でなくてもこれだけのボリュームのある結婚式はできるんです。しかも準備期間が1ヶ月足らずで・・・・。


当店は貸衣装専門店であり和装前撮り専門店として知られていますが、結婚式さんでは叶えることのできない形の結婚式のお手伝いもしています。派手に費用をたっぷりとかけた結婚式でなくても、「心に残る結婚式」は実現可能です。メディアや雑誌で紹介されている結婚式、お友達がされた結婚式が必ずしもお二人のイメージと合致するとは限りません。


結婚式に合わせるのではなく、ご自分たちのイメージやスタイルに合わせる時代になりつつあります。そんな結婚式をお考えなら、まず相談する場所は結婚式場ではなくプロデュース会社だったり、当店のような貸衣裳店をおすすめします。


巨額な費用ではなくても、準備感が短くても素敵な結婚式は実現可能です。まずはお二人がどんな結婚式をお考えなのかをじっくり話し合って、ネットなどで調べてみてはいかがでしょう?きっとお二人にあった結婚式が見つかるはずです。