2020年 6月 の投稿一覧

撮影時期によって紅葉の雰囲気に違いがあります

そろそろ紅葉ロケーション撮影を検討される方が増える時期です。

abitoでも既に数件のご予約をいただいており、来月には紅葉ロケに特化した相談会を開催する予定です。ぜひご興味のある方はブログでも相談会のスケジュールをお知らせしますので、お気軽にご来店ください。

数年前までabitoの紅葉ロケーションは日光が中心だったのですが、昨年からは益子参考館をロケ地に選ばれる方が増えてきました。その訳はズバリ「紅葉の美しさ」、これに尽きます。紅葉はただ樹木が色付けば良い物ではなく、木の高さや配置などトータルバランスが整っているほど日本人の目には美しく感じます。まさに益子参考館の紅葉はバランスがすぐれているからと言えます。

また同じロケ地でも撮影時期が早いか遅いかだけで、紅葉の雰囲気が随分と変わります。益子参考館で撮影された画象を元に比較してみましょう!

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こちらは11月中旬頃に撮影した一枚です。
紅葉もまだ初期の段階で、ところどころに「緑」が残っています。これはこれで綺麗で、言葉で表現すれば「爽やかな紅葉」ですね。
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一方こちらは同じく益子参考館での一枚ですが、撮影時期は11月下旬です。
さき程の画象のなかで見られた「緑」はほぼ無くなり、殆どが赤や黄色、橙色となっています。こちらは例えるなら「深みのある紅葉」でしょう。

このように同じ場所でも紅葉の進み具合によって、写真の雰囲気も違ってくることがお分かりになって頂けると思います。

また紅葉の時期ですが、その年の夏の暑さや天候、そして晩夏の台風の影響により毎年同じとは限りません。ちなみに昨年は夏がかなり長引いたので、その影響により紅葉は例年に比べ進みが遅くれていました。今年はまだ夏が来ていないので、全く予想がつきませんが例年通りに落ちついてくれると有難いかなと思っています。

いずれにしましても紅葉時期は一年の中で最も撮影が集中しますので、準備をゆっくりしすぎてしまうと予約が出来ないという可能性もでてきます。まだ夏も来ていないのに秋のことを考えるのは早すぎる思われがちですが、準備周到な方は間違いなく既に行動されているか、もしくはそろそろ動きはじめます。

来春挙式の和装前撮りとして、または今年中に入籍予定の方の写真だけの結婚式として自信をもって【abitoの紅葉ロケーションフォト】をおすすめ致します。幸い、まだ空きがございますが今後受注組数が予定に達した場合はお断りすることもございますので、その際はご理解いただけますようお願い致します。

テレビ番組制作会社からの問い合わせ

年に数度、abitoにはテレビ番組制作会社さんからお問い合わせを頂きます。

もちろん私への出演オファーではなく、abitoへの取材オファーでもありません。当店のウェブサイト、並びにブログ、SNS等にアップした画象についてのお問い合わせです。

「この場所ってどちらですか?」というものもあれば、「こちらに掲載されている画象の元画像を使わせていただきたい」というのもあります。要は当店がアップした画象を気に入っていただけた、もしくは制作予定の番組の主旨にマッチしていることなんだろうと思います。


abitoがロケーション撮影で利用させて頂いているロケ地の多くは、少なからずテレビ番組や映画の撮影が行われています。それだけ魅力的な景観であり、わざわざ遠出してでも撮影する価値があるという証拠といえると思います。

私も映画などで、「あれ?このシーンの撮影場所ってまさか・・・」と感じた時は、ほぼ間違いなく当店が利用しているロケ地です。念のため、エンディングのクレジットで確認はしますが、やはり何度も足を運んで見慣れた景観は間違えようがありませんね。お世話になっているロケ地が映画やドラマで利用されていると、親近感があるせいか誇らしく思います。
そして自分の目に狂いはなかったと勝手に自信を持ってしまっています。

最近でもこんなことがありました。
漫画で大人気の「キングダム」が実写化された映画が先日テレビで放映されましたよね。私も放映を楽しみにしており、実際に視聴しました。するとあるシーン(対決?決闘?)で「おやおや、もしかしてこちらは・・・」と感じました。
そのシーンは竹林での格闘だったのですが、やはりクレジットを確認すると【若山農場】の記載がありました。

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こちらの若山農場さんの竹林は全国的にも有名で、キングダムだけでなく【るろうに剣心】をはじめとした映画やCM、そしてMVなどのロケ地として利用されているんですよ。
確かにこちらの竹林に足を一歩踏み入れると、まるで別世界。時間もゆっくり流れてるように感じたりします。この世界観は一見の価値ありありで、ぜひ皆さんにも一度は足を運んでいただき、非日常の世界を味わって頂きたいです。

今でこそabitoは栃木県内では和装ロケーションフォトでそこそこ知られるようになり、ご案内出来るロケ地もかなり増えましたが原点はこちらの若山農場さんの竹林です。
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今では和装前撮りや和装フォトウェディングだけでなく、振袖前撮りや七五三前撮りでも利用させて頂いております。それほど目を引く景観であり、そして和装とのマッチングが最高なのでお客様もこちらをロケ地としてお選びになるワケです。

ロケ地選定に豊富な経験と実績を持つテレビ業界の方に興味を抱いて頂けるわけですから、それは確かな価値がそこにあるといえるのではないでしょうか?
そんな業界からのお問い合わせは当店の売り上げには全く反映されるわけではないのですが、当店のこれまでの取り組みに太鼓判を押されたような気がするので、もちろん細やかな対応をさせて頂いております。

全般的に自慢話になってしまいましたが、踏ん張り時の今、俄然やる気がみなぎって来ました!

今後もテレビ基準、映画基準の素晴らしいロケ地で、特別な記念撮影をご提供して行きます。ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

延期となっていた和装ロケーション撮影が無事終了です

今年早々にご予約をいただいていた和装ロケーション撮影。

本日無事に終了することが出来ました。


本来であれば5月中に撮影する予定でしたが、新型コロナ感染拡大により一旦延期・・・それでもなかなか次の予定が組めずにいました。6月は5月に比べ、気温もさることながら湿度も上昇するので心配でしたが、終わってみるとこの季節にしてはコンディションは良好だったと思います。

今回のロケ地は鹿沼市にある掬翠園。
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そもそもこちらも暫くの間はコロナの影響で使用が禁止されており、今月に入ってようやくOKが出たんです。

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この季節の掬翠園は降りそそぐ日の光がとても印象的です。

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瑞々しい新緑が眩しく、お二人の和装姿を一層引き立ててくれます。

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和邸宅内はエアコンが完備されているため、暑さを感じたら室内へ避難し、涼を取りつつ体調管理も万全での撮影が可能です。

新郎新婦の親御様も同席し、この時だけの家族撮影も行いました。


実は本日のお二人は当店にご予約された時はこの秋に結婚式を予定しており、本来は和装前撮りとなるはずでした。しかし今回のコロナの影響により、結婚式を中止されたそうです。この事をお伺いした瞬間、私たちスタッフの目の色が変わりました。
なぜならお二人にとって、この撮影は結婚式の思い出のメインとなるからです。スタッフ同士、言葉は交わしていませんが皆同じく「素敵な思い出となるように気合を入れなおす!」と思ったはずです。

なので撮影時間もいつもより長めとなってしまい、終盤にはお二人の表情にもお疲れが・・・・。しかしたくさんのポーズも撮影できましたし、ご家族との思い出も作れましたし、全て無事完了したので笑顔でお帰りくださいました。

とても楽しみにしていた結婚式を取りやめるという判断を下すのはとても難しかったでしょうし、辛かったと思います。
もちろん延期という選択肢もあったと思いますが、どちらを選ばれても間違いではないですし、当店としてはその決断を尊重します。そして「結婚の思い出づくり」という重責を担う責任と喜びを感じつつ、本日はお二人をご対応させて頂きました。

コンディションが良かったとは言え、蒸し暑さを感じつつ、着慣れない婚礼和装を着用しての移動やポーズや表情づくりで大変お疲れになったと思います。その疲れも思い出の一端として頂き、令和2年6月12日をお二人の記念日にして頂けたら幸いです。

どうぞ末永くお幸せに!

産着のご使用は6月中旬ですが、絽(夏物)をお勧めしました

何かと当店をご利用くださるお客様にお孫様が誕生し、お宮参り用の衣裳である産着のことでご来店くださいました。

お生まれになったのは3月でしたが、ようやくコロナ渦も落ちつき始めたので今月にお宮参りをすることになったそうです。


ただ6月とはいえ、今年はかなり暑いですよね。
基本的に和装の夏物への切り替えは7月からとなりますが、小さなお子様のことも考慮し、今回は夏物の絽の産着をお勧めしました。

2020-06-11

abitoでは産着は男の子用と女の子用をご用意しており、共に夏物も取り揃えています。

絽の産着は生地が薄く、通気性にすぐれているので秋冬ものに比べて遥かに涼しくご着用頂けます。
「暑い!」ということの出来ない赤ちゃんにとってはもちろん、だっこされるママにとっても暑さ対策はたいへん重要です。知らず知らずのうちに熱中症になりかけてしまったり、脱水症状を起したりしかねませんからね。

和装のルールに則れば、6月の絽は不正解なのかもしれませんが昔と今では平均気温が全く違います。たいへんおめでたいお祝いに暑さを我慢し、苦しんでしまうのは本末転倒です。
待ち焦がれた新たなご家族の誕生の神への報告、及び今後の健やかなる成長を祈願するお宮参りの一日は快適に楽しんで過ごし、大切な思い出として頂きたいと思います。その為なら昔のルールなんて無視で全然OKです。

現在受け継がれている伝統、文化はその時代時代に合わせて変化してきたからこそ今に至っているワケです。ですから今の時代の環境に合わせていくことも伝統、文化の継承に繋がるはずです。

何事も健康があってこそですもんね。

身近な方の影響力は絶大です

先日、「そちらで七五三のロケーション撮影ってされているんですよね?一度ご相談に伺いたいのですが・・・」というお電話をいただき、実際にご来店してくださいました。


よくよく伺ってみると、以前に当店でやはり七五三のロケ撮影を行ってくださった方のお友達だそうです。
その時の七五三の写真を見せてもらい、かなり興味が湧いたようです。

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こちらがそのお客様の七五三ロケ写真です。
とても美しい紅葉が広がる日光の田母沢御用邸で11月上旬に撮影しました。お支度中も本当にお利口にしてくれたとってもかわいいRちゃん。こちらの写真をご覧いただいたのがきっかけでご来店くださいました。

当店のウェブサイトにもこの七五三ロケーション撮影のことは掲載していますが、やはりいわゆる「口コミ」の影響力ってハンパないですね。身近なお友達が実際にされたからこそ興味も湧きますし、体験談も聞けますし、なによりお店に対して安心を感じて頂けますからね。

ご来店くださったお客様はこちらのRちゃんと会ったこともあるでしょう。
だからこそこのロケで撮影した写真に写る表情が本当に自然であると思って頂けたようで、「うちもこんな自然な感じの七五三の思い出を残してあげたい」と思われたようです。


「ご利用くださったお客様が当店のサービスをご案内くださる」・・・これこそが究極の宣伝です。そして我々にとっては思いがけないプレゼントをいただだいたような、とても言葉では表わせない喜びがあります。


さて今回ご検討中のお客様のお子様は五歳の男の子ということで、紅葉を視野に入れながらも、当店がご案内した別のロケ地も候補にされているようです。前回はご両親のみでのご来店だったので、次回はお子様をお連れになってお越しくださることになっています。

作りこまれたかわいい雰囲気のスタジオでの撮影も素敵ですが、美しい自然に囲まれながらいつものような表情で楽しく撮影出来るロケーション撮影もおすすめです。特にお子様ですから、環境に左右されがちですが大好きな野外なら心配ご無用だと思います。そして今年に限っては「新しい生活様式」として、お子様の遊びも屋内より野外が推奨されていることも踏まえ、安心があるのかなと。

ロケ撮影ならば、七五三の思い出を衣裳姿だけではなく、その年の季節や風景と共にお子様に作ってあげることが出来ます。当店ではご紹介出来る素敵なロケ地が多数ございます。ご家族のイメージに合わせてご案内させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談下さい!

 

お問い合わせは多いのにご案内できてない衣裳とは?

長年貸衣裳店を営んでいると、様々なお問い合わせがあります。

「スーツってレンタルないの?」⇒扱っていません
「イベント用の衣裳扱ってる?」⇒扱っていません

衣裳をお貸しする仕事でありますが、扱っているものは基本的に冠婚葬祭に着用して頂く衣裳です。
そしてたまに「キャンプ用品は?」という問い合わせなんかもあったりし、もはや当店が何屋さんなのかわからなくなることも・・・・。

ここまでは当店とは無縁であるお問い合わせなんですが、関連性が強いはずなのにご対応できない内容もあります。

「結婚式列席用のドレスはありますか?」
これはいわゆる【ゲストドレス】という衣裳のことですが、現在当店では扱っておりません。以前(10年以上前)は取り扱いもあったのですが、サイズ・デザイン・年代・カラーそれぞれに対応してしまうと何着あっても足りず、実際にご成約に繋がる率が低かったんです。そのため、思い切って取り扱いを中止してしまいました。

そしてもう一つのお問い合わせが「結婚式で母親が着用できる洋装はありますか?」というもの。
こちらに関しても現時点では取り扱いがなく、和装(黒留袖)のみとなっています。
ただ今後は前向きに検討して行こうと考えはじめています。

その理由としては、新型コロナウィルスによるところが大きいんです。
この春のウェディングの殆どが延期、または中止となり、今後のウェディングも見通せない状況です。ネガティブに考えれば結婚式もより減少し、規模もこれまで以上に縮小するかもしれません。
家族婚などが主流となれば、これまでお母様の衣裳として絶対的な存在だった留袖の着用率も降下するはずです。なぜなら親族だけの中であれば、気負った衣裳を選ぶ必要はありません。
それでなくても留袖の場合、レンタル費用の他にもお着付け代が必須ですし、なにより着付けでは密接は避けられませんからね。ならば着付けが不要で、動きやすい洋装の方を選ぼうとする方が増えるのは当然とも言えます。

ただそうは言って大切なお子様の結婚式です。
やはりそれなりのドレスコードはありますし、大切な記念日に相応しい装いは求められます。

そこで当店ではまず手はじめとして、既存の留袖をドレスに誂えなおして「留袖ドレス」なるものを取りいれる事を企画しています。どの留袖を選択するか、どのようなフォルムにするか、サイズ、小物関係などトータルに判断して答えを出そうとしています。ちなみにこの留袖ドレスというものはまた良く知られてはいませんが、決して珍しいものではありません。
ネットで検索すれば出てきますしね。

それでも敢えて挑戦するのであれば、当店らしさを加え、「洋装ならこれでもいいかも」ではなく、「和装が希望だったけど、こっちが全然いい!」とお客様に前のめりで選んで頂ける衣裳でなくてはなりません。できれば今秋の結婚式シーズンに間に合わせていきたいとは思っていますが、納得できないのであれば来春に照準をリセットすることもあります。

いずれにせよ、発表できる段階になった暁にはこちらのブログではもちろん、ウェブサイトやSNS等でバンバンお知らせしていきます。それまで暫くお時間をいただけますようお願い致します。
 

LINEでのお客様とのやりとりが楽しい

abitoもLINE公式を開始し、まだまだ少ないですが【おともだち】に追加していただけるようになりました。

おともだち追加待ってます!よろしくお願いします。

友だち追加


しかし既にLINEを通してご連絡いただき、ご来店やご成約まで到ってる件数からするとかなりいい感じなんですよね。
これまではメールを主にしていましたが、LINEでの方がスムーズですし、何より楽しいんです。

メールでの場合は携帯キャリアへの返信する際、かなりの確率でお客様に届かない事があります。その理由としてはお客様のメールの設定によるものですが、当方としましてはどうすることもできません。その点、LINEであれば確実にご返信できますし、「既読」も確認できますし便利すぎます!画像を送るにしてもサイズ変更も不要なので、本当に重宝しています。

LINE公式を始めたのも情報発信がメインではなく、あくまでもお客様との連絡手段として活用していきたいからなんです。
いずれは少しずつ【おともだち特典】を含めた情報もお届けしたいとは思ってはいるのですが、この件に関してはじっくりと検討してからです。

情報の量や数を見誤ってしまうと逆効果になってしまう恐れもありますし、ブロックされてしまうかもしれませんからね。

念のためお伝えしておきますが、当店の場合は余程のことが無い限り、こちらから直接のご連絡を差し上げることはありません。もちろんお客様のご要望以外の営業的な連絡は一切行いませんのでご安心ください。

現在の目標としているおともだちの人数はおともだちの人数は100です。
まだ先は長いですが、達成の折には特別なことを企画したいと思っています。そのためにもまだご登録いただいていない方は、ぜひともよろしくお願いいたします!

冷房をいれてもマスクをしているとめっちゃ暑くて脱水症状の危険性ありありです

abitoにも徐々にお客様が戻りつつあり、本当に嬉しく思っています。

結構な期間、ご来店はおろか「壊れてる?」と思うほど電話は全く鳴りませんでした。そんな時ほどネガティブに物事を捉えてしまい、「もしかしたらこの先ずっとこのままかも・・・」と恐怖に苛まれていたように思います。

そして本日も朝一からご来店があり(成人式)、お客様の有難さを感じながら一生懸命ご対応させていただきました。

お客様のご要望をお伺いし、衣裳をチョイスし、お着せする・・・当店では通常の流れですが、以前と一つだけ違っているのはマスクを着用していること。今日は真夏日ということもあり、店内も冷房をいれていましたが、マスク着用だとかなり暑いんです。
いつもならここまで暑さを感じることはないのに・・・。

この時期でこんなだったら、この先はどうなることやら。

冷房の効いた屋内ですらこんな感じですから、今時期はもちろんですが、この先の夏のマスク着用には十分お気をつけください。マスク着用の際は可能な限り不要な動きは避け、「まだ大丈夫!」なんて思わずに冷静に自分の体調に注視すべきです。
想像以上に汗をかくので水分が体から抜けてしまい、知らず知らずのうちに脱水症状になってしまう恐れもあります。

マスク着用が不可欠となる今年の夏は例年以上に水分補給を心がけるようにして、乗り切ってください。私達も十分にケアしながらお客様をご対応して行きます。

今年の七五三お宮参りについて、ちょっと「おせっかい」

abitoでも七五三のお問い合わせ、ご来店が増えています。

今年は何かと不安を抱えているかとは思いますが、それでも大切なお子様方の特別なお祝いをしないわけにはいかないもの。結婚式と違って「来年に」というわけには行きませんからね。

前撮りはいつでもできるので、比較的スムーズにことが進むと思います。ただお宮参りとなると様々なことを想定しておかねばなりません。


現時点(6月初旬)においては、新型コロナウィルスも日本では落ち着きつつあります。
しかし七五三のお宮参りの時期、つまり10月から11月にかけての秋はインフルエンザと同様に流行が始まることが懸念されます。もしそのような状況にならなかったとしても不安が払拭されるわけではありません。それは七五三を迎えるご家族だけでなく、ご祈祷の場である神社も同様です。

例年であれば七五三のご祈祷は、お宮参り当日の受付であることが殆んどだったと思います。
しかし今年に限っては密を避け、ソーシャルディスタンスを保つことが必須ですから祈祷をする本殿でも人数制限があるかもしれません。そうなると最悪の場合、受付されなかったり、長時間待つことになるかもしれません。

それならば今から七五三のお宮参りに備えておく必要があります。

まずはお宮参りの日程と神社の早期設定してはいかがでしょう。
日程とお参りする神社が決まれば、先方に連絡し、今年のご祈祷の受付けがどのようになされるのかを確認出来ます。大安や友引、そして土曜日は多くの方が希望されるので、予約制であれば早めに予約を入れておいた方が安心です。準備が遅いと予約でいっぱいになってしまう恐れもありますからね。

当日にご家族で食事を予定しているのであれば、飲食店にも早めに予約を入れておくと良いでしょう。

お着付け、ヘアメイクの予約も同様です。やはり良い日を選ぶ方が多く、今年の状況からすると受け入れる人数にも制限が設けられることが予想されます。

そして七五三時期は制限があったとしてもそれなりの人数が神社には集まりますので、例え七五三のお祝いと言えどもマスクは欠かせません。先日のブログでもお伝えしましたが、七五三の衣裳に合わせたマスクをご用意してはいかがでしょう?例えば和柄の物や、お子様が好きな色のものであればマスク姿の七五三もよりかわいくなるはずです。
もちろんご両親も和装をお召しになるのであれば同様です。

最後に日程について。
誰しもせっかくのお祝いですから、10月下旬~11月15日までの土日祝祭日、そして大安や友引、あるいは先勝など「良い日」とされる日に七五三を行いたいのは当然です。繰り返しになりますが、だからこそ混雑が予想されます。
でも今年だけはそれが最良の選択と言えるかは疑問です。

感染しない、感染させないことが何より重要ですから、今年に限っては「ちょっと早め」の日程としたり、いわゆる「良い日であること」を重要視しないことも選択肢の一つではないかと思います。
またどこの神社を選ぶかも重要になってくるとは思います。

取りとめのない文章となってしまいましたが、一番にお伝えしたいことは「まずは神社に今年の七五三について相談してみて!」ということです。問題点を探し、早めに対策を練ることでスムーズで安心の七五三を迎えることができるのではないでしょうか?
 

今後結婚式はどうなるのか?

果たして今後は結婚式が変わっていくのでしょうか?

いまある形の結婚式、いわゆる専門式場でのチャペル挙式+披露宴は「新しい生活様式」を取り入れながらではありますがこれからも行われていくと思います。それでも早くワクチンの誕生して欲しいですよね。

ただSNS等でも騒がれていますが、この春の結婚式の延期ならびにキャンセルに伴う費用(キャンセル料、延期料等)の負担に事を発し、結婚式の件数は減少していくだろうとも囁かれています。例え今回の新型コロナウィルス用のワクチンが開発されたとしても、またいつ新型のものがやってくるかわかりませんからね。それに結婚式の予約は人気会場ともなれば1年以上も前から抑えねばなりませんし、同じことの繰り返しが起こらないとも限りません。

そうなると今後は既存の形とはまた違った結婚式が生まれるはずです、しかも相当な種類となるでしょう。

最近話題の「リモートウェディング」はまさにそれに当たります。
定番化していくのか?それともワクチンが出来るまでの期間限定的な物となるのか?
こればかりは全く予想がつきません。ただ個人的見解からすると、終息後に敢えてこの形を選ばれるカップル様はそう多くはないと思っています。

ただ終息後も、ワクチンが開発された後も暫くの間はいわゆる「三密」は避けたいという心理はそう簡単になくなることはないでしょう。つまり暫くの間は結婚式にも以下の事を求める方たちが多いはずです。

・少人数
・家族だけ
・食事なし(式のみ、披露宴なし)
 

また現状のような1年以上も前からの予約ではなく、3ヶ月程度前の予約が望ましくなるのではないでしょうか?
上のような条件でしたら可能ですし、金銭的なことも含めたリスクはかなり軽減されます。もしご友人たちとも結婚の喜びを一緒にシェアしたいのであれば、別の日程で食事会を行うということも出来ます。


日本に結婚式(いわゆる挙式+披露宴)が生まれてから、これまでの長い間、ホテルや専門式場で行うものとされてきました。もちろん最近ではそれ以外の場所での結婚式も増えてきましたが、今後はさらに加速化することでしょう。昭和初期の頃のように自宅で行われるかもしれませんし、野外でのウェディングが人気となるかもしれません。

結婚式場でのウェディングは年々費用が高額化しており、もしかしたら今回のことをきっかけに価値観が変わるのかもしれません。

いずれにしても結婚式がなくなってしまうことはあり得ません。
ただそこに求める物は間違いなく変わることでしょう。かつてバブル期に豪華盛大な結婚式が持てはやされていましたが、バブルの崩壊と共に露と消えました。まさに結婚式は時代を象徴し、時代を映す鏡のようなもの。

今後訪れるwithコロナ、afterコロナの時代を象徴し、この時代を映す結婚式が続々誕生するはずです。
これは悲観するどころか、「自由に選択出来るウェディング」の始まりなのでむしろ喜ばしいことではないでしょうか?

当店としましてもこの新しい時代に新しい形のウェディングをご提案していくことになりそうです。