「そうだ 京都、行こう。」

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「そうだ 京都、行こう。」
jrtohkai

これ見たり聞いたりしたことありますよね。
そうです、JR東海が展開している京都観光キャンペーンのキャッチコピーです。佐々木宏さんというクリエイティブディレクターによって制作されたものです。

このキャンペーン、そしてこのコピーって1993年から継続されているので、既に20年以上にもあるんですが、一向に古臭さを感じませんし、どれどころかジワジワと熟成されているように思います。それだけ秀逸なコピーなんですね。
自分が注目するのは『そうだ』と『京都』に半角スペースを空けていること、そして『、』が入っているところです。
「そうだ京都行こう。」「そうだ、京都行こう。」「そうだ京都、行こう。」ではダメだったんでしょうね。文字間や句読点の使い方も計算され尽くされているわけです。

そしてシンプルかつ世界観を感じます。
宣伝とかって、「~しよう!」とか「~ですよ」というような呼び掛けが多いのですが、こちらは解釈によっては独り言のようにも感じます。
急に思いついたかのような独り言で、京都旅行の気軽さを演出しているのかもしれませんね。

当店もある意味夢のある仕事をしているので、ウェブサイトではキャッチコピーを色々考えたりします。でもこれって本当に難しく、考えれば考えるほど何もでてきません(笑)
「そうだ ドレス、着よう。」 「そうだ 結婚式、しよう。」でもイケちゃうので、そのまま使っちゃいたいくらいです。

それでも、いろいろと考えています。
例えば・・・
①
「やっとみつけた     ・・・これが私のドレス」
とか・・・
③
 「白鶴が舞う赤を羽織り、そして和に染まる   伝えたいのは伝統とその美しさ」
とか・・・

④
 「日本を感じる 二人だけの時間」
とか・・・
②
 「Mr+Mrs+α=Happy」・・・ありがちですが。

画像に合ったキャッチコピーはもちろんですが、文字の配置・色・大きさなどもしっかりと考えねばなりません。正解がないモノだからこそ難しく、迷い、ストレスを感じます(笑)

でもこういうことを常に考えることによって、表現力やデザイン力が培われているのを感じます。何でも継続ということですね。

私達の商売においては、衣裳は絶対であり、衣装があってこそなのですがそれだけではないんです。例えどんな素敵なドレスでもお金を出せば仕入れることは出来ます。
重要なのは衣裳を着たときにどんな景色をお見せ出来るか?・・・これに尽きるんです。

そのためにもいろんな世界を覗き続けないといけませんね。
 
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当店Wedding Dress abitoは栃木県宇都宮市で創業以来30年以上に渡って、結婚式のドレス・成人式振袖・七五三・慶弔衣装などを多くのお客様にご利用頂いているレンタル専門の貸衣裳店です。
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