七五三

七五三も素敵なロケ地で撮影しましょう!

七五三の撮影でも「ロケーション撮影がしたい」という方が本当に多くなったのを実感します。

やっぱりスタジオでの撮影と比べると「特別さ」を感じるからでしょう。


abitoでも本当に多くのお問い合わせをいただいています。他のフォトスタジオさんや写真館さんに比べ、宣伝は殆んどしておらず、ウェブサイトのみでのお知らせですが、それでも反響があるのはやはりその仕上がりをご覧下さり、価値を感じてくださったからこそ。

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パパママにとって、何より幸せを感じるのはお子さんの笑顔を見たとき。
七五三の記念写真は衣装も大切ですし、可愛らしい姿を残すことも大切ですが、やっぱり笑顔があってこそのものです。ロケーションでの撮影の一番の魅力は「お子様が気構えることなく、楽しく過ごせる」こと。

だって見てください、僅か三歳の女の子の溢れんばかりの笑顔を。
この時、我々スタッフは特別なこと(笑顔を引き出すアレコレ)は一切していません。もちろんお兄ちゃん達がいるということも大きいですが、外にいることで和むんですよね。


よーく考えてください。
大人のパパもママもスタジオで撮影する場合、そんなに関単に笑顔になれませんよね?だって緊張しますし、「笑顔くださ~い」っていきなり言われてもハードル高すぎですよね。

子供だって同じです。
だからこそスタジオでの撮影の場合、笑顔を引き出す為の小道具を用意してあったり、そのスキルを磨いたりしているんです。つまり引き出された笑顔なんですね。

一方ロケーションでは「引き出された」ものではなく、「自然に出た」笑顔なんです。この違いはとても大きいんです、わかりますよね。

子供は外が好きですし、放っておいても楽しそうにしています。
スタジオ撮影で、お子様が笑顔になれない場合はパパママも焦ってしまします。一度ぐずってしまうと諦めなければならない場合もあります。でもロケならお子様自ら笑顔になってくれますし、もし万が一泣いてしまってもそれも絵になってしまうのが魅力です。

ロケーション撮影の魅力はそれだけに留まりません。

七五三ロケーション撮影の魅力

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季節、風などの自然と一体になった特別な思い出を作り上げることが出来ます。

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衣装は特別であっても、いつものご家族の日常を切り取ることが出来ます。

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まるで雑誌の1ページのようにちょっと背伸びした姿もロケならではのもの。

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撮影場所によってはスタジオでは絶対実現することのできない情緒のある七五三の思い出となります。

 

宇都宮の七五三ロケの聖地

宇都宮に限定すると、七五三のロケーション撮影で最も多く使われる場所は中央公園です。
広大な敷地には池や噴水、並木道、そして日本庭園があるので様々な撮影ができるので、多くのフォトスタジオさんに利用されています。極端に言えば中央公園一択といっても過言ではありません。

しかし当店では中央公園以外のロケ地もたくさんご案内しています。

日光の田母沢御用邸、栃木市の岡田記念館と横山郷土館、益子町の参考館、鹿沼市の掬翠園、そして春におすすめの美しい桜並木などどちらも和装である七五三の撮影に最高の場所です。三歳さん、五歳さん、七歳さんの特別な時の撮影はやはり特別な場所がふさわしいと思いませんか?一生に一度のことですよ。

 

 

最後に

ロケーション撮影に対するイメージって色々あると思うんです。
「なんか費用がかかりそう」
「面倒くさそう」
「人にみられて恥ずかしそう」

でも本当のところどうなんでしょう。
費用に関していえば、スタジオ撮影と比較してもそう変わらないと思います。プランによってはスタジオが高額になる場合もありますからね。でもやっぱり最後は費用に対する満足感をどれだけ感じるかではないでしょうか。費用がお得でも納得できなければそれは高額と言えますしね。

「面倒くさそう」に対しては確かに面倒くさいです。
外ですし、移動もありますし、時間もかかるし、あちこち動かなくてはなりません。しかし手がかかることほど後になって思い出深いものになるはずです。人間は動いた分だけ記憶に刻まれますからね。

「恥ずかしい」
確かに人に見られることもありますが、経験上、ご覧になっている方々はとてもほのぼのとした優しい眼差しです。時には「とってもかわいいですね」「七五三おめでとうございます」といった嬉しいお言葉をかけてくださることもあります。せっかくの七五三です、多くの方に見ていただき、祝っていただけたら嬉しいものです。スタジオではありえませんからね。

せっかくのお子様の記念撮影です。
衣装を着て、写真を撮影してハイ終わりではもったいないです。七五三衣装を着て歩いたり、座ったり、駆けずり回ったりすることは「リアルな体験」ではないでしょうか?着物だと動きづらい、歩きにくいとかを実体験することって本当に大切だと思います。そんな体験の蓄積がいずれお子様に何かしらの影響を与えてくれるのではないかと思ってみてはいかがでしょう?

abito七五三プラン詳細はこちらから

abito
宇都宮市兵庫塚3-1-1
☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com
OPEN AM10:00~PM18:00
定休日 毎週火曜

 

 

『七五三』 西洋のお姫様になれるドレス姿も素敵ですが、日本のお姫様姿も素敵ですよ

昔と違って、今や七五三はお着物姿より「ドレス姿」の撮影が主流です。


堅苦しい言い方をすれば「今のドレス至上主義は七五三本来の主旨と離れすぎている」とも言えますが、それだけドレス姿への憧れを抱くお子さんが多いんですよね。やっぱり「したいこと」をすることがベストですよね!

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やっぱり女の子のドレス姿はかわいいですし、撮影の時は目を輝かせています。違和感なく着用できますし、着物より楽に着ていられますからね。


しかし最近はウェディングをはじめ、建築物、食などあらゆるカテゴリーで「和」がブームになっています。
和の文化は長きに渡って受け継がれており、その奥深さのある価値は何物にも変えられない魅力があります。そこで当店としてはこんな提案をしていきたいと思います。

それは七五三の撮影時に「日本のお姫様になろう!」という提案です。

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こちらは大変珍しい七歳の女の子用の「打掛」です。
しかも八重がさね仕様となっているので、平安貴族を思わせるデザインとなっています。さらには着用もとっても簡単で、七五三の振袖姿の上に羽織るだけ!ほんの10秒で振袖姿から打掛姿へ大変身できちゃうんです。

西洋のお姫様と言えばドレスですが、日本のお姫様と言えばやっぱり打掛ですからね。

この打掛の他にも「日本のお姫様」になれるアイテムを当店では取り揃えています。

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まるで羽衣のようなオーガンジー素材の打掛です。
こちらを振袖姿に上からはおれば「日本のお姫様」というよりは、どちらかと言えば「かぐや姫」に近いかもしれませんね。ご紹介したピンクの羽衣の他に、ブルーも取り揃えているので振袖のお色に合わせてコーディネートしていただけることでしょう。


七歳の女の子用の打掛、そして羽衣はともになかなかないシロモノです。
取り扱っている店舗ってかなり少ないはずです。少なくとも栃木県内ではもしかしたらabitoだけ?かもしれません。

「他所の子と違った七五三にしてあげたい」とお考えの方には大変おすすめの七五三衣装です。

追加料金なしでご利用いただけますので、ぜひご希望の方はお問い合わせ下さい。ちなみに撮影限定となり、お出かけではご利用できませんので予めご了承くださいますようお願い致します。(ロケーション撮影ではご利用可能です)。

abitoの七五三プランはこちらから

abito七五三
宇都宮市兵庫塚3-1-1
☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com
OPEN AM10:00~PM18:00
定休日 毎週火曜日

七五三の前撮りでロケーション撮影を希望される方のお問い合わせ急増!

まだ新年になったばかりの一月ですが、今年に七五三をお迎えになる方にとっては「まだ」なんて言っていられないようです。

早い方はこの春に七五三前撮りする時代ですからね。

何故そんなに急ぐのかと言えば、フォトスタジオさんが「早割り」のようなプランを打ち出していて、前撮りが早ければ早いほどお得になるからでしょう。以前は七五三と言えば秋でしたが、現在では一年を通して前撮りがされています。


さて、当店では数年前よりロケーション撮影による七五三の前撮りをご提案しています。
しかし昨年まではやはり「七五三撮影はスタジオ」という意識が根付いていて、撮影件数お問い合わせも寂しいものでした。しかし昨年の暮れから新年にかけて「どうした、どうした?」と思うほど、ロケーション前撮りについてのお問い合わせが増えています。


想像できる範囲でその理由を紐解くと、一つはウェブサイトの方向性を変えたことがあげられますが、専門的なことになってしまうので割愛します。そしてもう一つの理由がこの画像の反響ではないかと・・・。

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昨年の紅葉の真っ盛りに日光の田母沢御用邸で撮影した三歳の七五三です。


よその子とはいえ、母親であれば分かるんですよね。この女の子の表情がいつもの自然な笑顔であることが。
それに加え、今まで見たことのないような日本庭園での前撮り画像が母親としての「琴線」に触れたのかもしれません。現在はナチュラル系のフォトスタジオの人気が高く、殆んどのお子様がそのようなスタジオで七五三の撮影をします。

日本人の性格は良い悪いは別として、「右へ倣え!」です。
「他のお子さんと同じような撮影を我が子にもしてあげたい」「人と同じことをしておけば間違いはない」と思うことが多いんですね。しかしあまりにもナチュラル系スタジオでの撮影が多すぎて、検索したり、調べているうちに見飽きてしまうこともあるんじゃないでしょうか?

また七五三の着物は和装ですから、せっかくなら和装がしっくりと馴染む雰囲気の中で大切な思い出を作りたいと思うこともあるでしょう。


七五三ロケーション前撮りのお問い合わせを下さるお母様はきっとこういう方々ではないかと想像しています。


それでは七五三ロケーション前撮りについて少し説明します。

その名の通り、屋内のスタジオではなく、屋外の、しかも着物と同様に日本情緒溢れる場所で撮影するのがロケーション撮影です。やっぱりお子様は外に出てこそ輝きますし、閉鎖された空間よりイキイキとした姿を見せてくれるもの。また外ということで歩いたり座ったり、上を見上げたりとスタジオ撮影ではかなえることの出来ない「動きのある姿」を撮影することができます。

もちろんご同行のご両親やご兄弟も同様に緊張せずに撮影を楽しむことができるので、本当に欲しかった七五三での家族写真を残せることになるでしょう。
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七五三ロケーション撮影におすすめの季節

春と言えば桜の季節。やはり桜の美しい時期が大変おすすめです。
024すみません、桜ロケはウェディングや成人式の振袖での実績はありますが七五三はまだありません。しかし画像のようなとっても素敵な撮影ロケ地をご案内できますので、ぜひ当店の第一号になってください!春休みの期間に撮影できますからね。

初夏、初秋

この時期は新緑の中での撮影が叶います。

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何も七五三の衣装姿だけを残すことが前撮りでありません。親子ふれあいの時間を切り取った撮影もご家族にとっては大切な思い出となります。自分達では残せない写真を作ることがプロの仕事の一つですからね。

秋は冒頭の画像でご紹介した通り、紅葉がおすすめです。
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ナチュラル系スタジオの写真のテイストである「とにかくカワイイ七五三」とは違い、どちらかと言えば「とにかく全てが美しい七五三」という写真となります。

そもそも七五三のお祝い着はれっきとした「衣装」であり、写真撮影用ではありません。つまり外に出ることを前提にした物なのに、屋内の、しかも写真撮影だけで済ませてしまうのは全く持ってもったいないことではないでしょうか?例え前撮りはスタジオでも外に出て、お日様に照らされた衣装本来の美しさを感じていただけたらなと思います。
 

最後に


今人気のカワイイ系の七五三前撮りは全国を席巻していますが、もしかしたらここ数年だけの「流行」に過ぎないのかもしれません。この流れが今後十数年と続いてこそ「本物」になっていきます。しかし歴史的価値のある日本家屋や四季の美しい自然はこれまでも、そしてこれからも絶対的価値は不変です。どちらを選ぶかはもちろんお客様次第であり、どちらが良いとは言い切ることは出来ません。

ただ当店としましてはできる限り「不変の価値」をお届けしたいと思っています。
今年七五三を迎えるお子様が、20代、40代になって七五三の写真を見返した時、古臭さを感じることなく、「素敵な写真」と思っていただけると考えています。

自然と歴史には納得のできる価値が存在します。

 

世界遺産の街 日光での七五三は格別!

栃木に住んでいる方が思っている以上に、県外の方は日光を魅力的な街と感じているものです。

もしかしたら「栃木に住んでいたら絶対日光で七五三の撮影するんだけどな~」と思われた方は決して少なくないはず。なんたって日光は和服が似合う街ですし、世界遺産の街ですからね。そんな日光で七五三の撮影をされる方が増えています。


これまでabitoは和装前撮りでは数多くの撮影を日光で行ってきました。
ほぼその度にかわいい七五三の衣装に身を包んだお子様に遭遇しています。地元日光でそんな素敵なご商売をされているお店があるんですよね。いつも七五三の撮影を横目で見ながら、「うちもできないかなぁ~」なんて考えていました。


あ、念のためお伝えしておきますが実績はあります。

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こちらは昨年の春に前撮りしたご兄妹。

この時思ったんです。
やっぱり七五三の前撮りはロケーション撮影も魅力的だと。

ここ最近は七五三と言えば「お宮参り」ではなく、「前撮り」が一般的になっています。撮影はナチュラル系のハウススタジオで、七五三の衣装だけではなく、ドレス姿も残したりできるのが人気を呼んでいます。確かにご自分の愛する子どもの七五三ではかわいい姿を残してあげたいですものね。

でもロケーションでの撮影にはスタジオ撮影とは違ったメリットがあります。

・開放的なので、お子様の表情がとっても自然
・どんな姿でも絵になる
・畏まらなくて済むのでお子様にとってとっても楽チン
・ご家族も気構えることなく撮影にのぞめる

そして最大のメリットは「いつもの家族姿」を残せることだと思います。

人気のフォトスタジオほど撮影時間がタイトで、お子様が泣こうものならパパもママも焦ってしまいますよね。でもロケーション撮影ではそう言うことがないので、心に余裕を持つことができるので安心です。


当店abitoは和装前撮りで毎年数多くのロケーション撮影を行っているので実績は十分にあります。

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また七五三だって創業より30年以上にも渡って携わり、これまで数千組の七五三を手がけてきました。

もしろ何故今まで七五三×ロケーション前撮りを本格的に行ってこなかったのかと自問自答をしていたところ、あるお客様から「日光で七五三のロケーション撮影をしたい」というご要望をいただきました。

そして11月の上旬に撮影をしたのがこちらの画像です。

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日本三大紅葉の地である日光の中でもBEST1に選ばれる紅葉の名所、田母沢御用邸での一枚です。

いつも一緒のぬいぐるみを抱いてもOK!
無理くりポーズを決めなくてもOK!

ただこの場所にいるだけで絵になり、作り物ではない本当に自然なお子様の姿を残すことが出来ます。

大正時代から大切に受け継がれてきたここ田母沢御用邸は今後も変わることはないでしょう。つまり価値が不変なんです。不変だからこそ100年以上経った現在でも多くの方から愛され続けている訳です。


お子様に残してあげたい価値って何でしょう。

私個人としては不変の価値を残してあげたいと思っています。だから日光をはじめ、不変の価値を感じる素敵な場所での七五三の前撮りを今後は積極的に行っていこうと思います。


和装前撮りを行ってきた素敵なロケ地はたくさんあり、当店はそんな場所をご紹介できます。

・鹿沼の掬翠園
・栃木の岡田記念館
・栃木の横山郷土館
・足利の松村記念館
・益子の参考館
・紅葉の名所
・桜の名所

スタジオでの前撮りが隆盛な今だからこそ、これらの和の風情のあるロケ地での撮影をお勧めしたいと思います。

桜満開の中で七五三の撮影も最高ですし、新緑まぶしい季節の前撮りだって捨てがたいもの。

当店が想い描く七五三の前撮りは写真という記録だけでなく、思い出という記憶もご家族で共有して頂くことです。ただ綺麗、かわいいだけの写真ではなく、そこに物語があれば最高じゃないですか!記憶ってずーっとずーっと頭に残るもので、時が経っても、トイレにいようといつでも引き出せますからね!


abitoは七五三の衣装も豊富に取り揃えておりますので、抜かりはありません!!!

来年に七五三をご予定の方はまずは気軽にご相談下さい。ご家族がイメージするロケーション撮影による前撮りを衣装・ロケ地と共にご提案させて頂きます。

七五三の衣裳はお子様の身体に合わせて補正することが大切です。

明日から10月と言うことで、秋も本番に近づいて来ました。

秋と言えば七五三の季節。

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どんな衣裳にするか、親子で悩むのも楽しみの一つですね。最近では七五三の衣裳も古典的な柄だけでなく、様々なタイプがありますから選び甲斐があるという物です。


本来、和装は着付けによって着る方の体のサイズに合わせるものですが、七五三だけはちょっと違います。お子様の身体に合わせて、衣裳を補正することでジャストサイズでご着用するものなんです。

その補正も年齢によって変わります。

三歳の被布と七歳の振袖の場合は「裄」の調整、五歳の羽織袴の場合は「裄」に加えて、「羽織丈」も調節するのが本来です。

それぞれの調節についてご説明します。

まずは「裄」。
裄とは簡単に言えば手の長さのことで、お子様の場合は月齢によって裄の長さにもばらつきがあります。短すぎるとツンツルテンに見えてしまいますし、長すぎるとだらしなくみえるものです。節目のお祝いの衣裳ですから、きちっとピッタリサイズで着用したいものです。

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画像で見るとわかりやすいですよね。

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例えば10cm裄上げする場合、右で5cm、左で5cmと左右対称で調節します。


次に羽織丈です。

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羽織丈の長さの基準は、お子様が着用した時に裾がちょうどひざ裏にくるくらいになる長さです。やはり羽織丈も短すぎても長すぎても宜しくないですからね。

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羽織の場合、画像のように丈上げします。しっかりと縫うのではなく、軽く纏る感じですね。


また丈上げは衣裳の中に着る長襦袢もしなくてはなりません。

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つまり着物と長襦袢の二つを丈上げするので、結構手間が掛かっているんです。


そんなことで、この仕事に「針仕事」は欠かせない訳です。

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お子様の七五三、そして衣裳姿がより映えるようにチクチクとひと針ひと針心を込めているんです。


他のお店やフォトスタジオがどのようにされているかは全く分かりませんし、知りたいとも思いません。例え他がどんな感じであろうとも、当店は創業から変わることなくこの作業を続けていますし、今後も変わることはありません。


わたし達スタッフの想いが少しでも伝わっていると嬉しいのですが・・・・。

七五三のこと、そんなに急いで何のメリットがあるのかな?

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世の中は面白いもので、何事においても「両極」があり、さらにはどちらにも属さない場合があります。

黒が好きな人がいるからこそ、白が好きな人もいて、グレーが好きな人がいる・・・一辺倒にはならないからこそこの世は面白いのかもしれません。


七五三も同じです。

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その年の春には前撮りを済ませている方もいれば、夏にする方がいて、夏が終わってから検討に入る方と様々です。当店は創業以来30年以上に渡って多くの七五三の衣裳レンタルと撮影に携わってきていますが、「そんなに焦らなくても・・・」と考える派です。

しかし七五三をメインの仕事としているお店としては一刻も早く、多くのお客様を確保することが業績に繋がるのでここ近年で随分と七五三準備の時期が早まってきています。それに呼応するかのように、七五三を迎えるお子様を持つ親御さんは焦りを覚えるようになってきています。


何事も時代と共に変化していくものですから、時期が早くなること自体はなんら不思議ではないことです。ですが現在は、「七五三の準備や前撮りは早い時期にやってこそ正義」のような風潮があるような気がしてなりません。もしそう思ってしまっているとしたら、業界の戦略にまんまと乗らされているといえるかもしれません。


まぁ年明け過ぎに七五三のDMやお知らせがバンバン来るので、「焦らないで」と言われても無理なのかもしれませんが・・・。


当店にもこの週末、大変多くの七五三のお客様がご来店し、前撮りもありましたが皆様焦っている様子は一切ありません。もちろん中には「まだ間に合いますか?」という焦り気味の方もいらっしゃいますが、「問題ございません」と焦りを鎮めさせて頂いています。焦ると余裕がなくなり、余裕がなくなると周りを見渡すことができなくなり、返って逆効果となることが殆んどです。


今や七五三をお願いできるのは貸衣裳店、フォトスタジオ、美容室と選択の幅が広がっています、

焦ると視界が狭まってしまい、目に付いたものに飛びついてしまいがちです。
選択肢も多く、幅広い比較検討ができるのにもかかわらず盲目的に飛びついてしまうと後悔に種になりかねません。もう9月となり、夏も終わりつつありますが少なくとも当店においてはまだまだ七五三を受け入れる余裕がたっぷりとあります。


大切なお子様の大切な節目が七五三です。

衣裳や写真はもちろん大切ですが、最も大切なのはその日をご家族でどのように過ごし、思い出を共有するかではないでしょうか?
大人になって親のことを思い返してみると、浮かぶのは一緒に撮った写真といった具体的なものではなく、ふとした出来事ではないでしょうか。

どうかお子様が大人になって過去を振り返った時に、思い返せる思い出をたくさん作ってあげてください。写真で思い返す思い出もとても大切ですが、それ以上に大切なのは「いつでも」「どこでも」「何回でも」記憶の中に思い起せる思い出だと思います。


手を繋いで歩く
ギュッと抱き締める
七五三姿を褒める

何気ないこの記憶と写真がリンクすると、思い出が更に愛おしいモノとなるはずです。

お子様やご家族にとって、一番ベストな七五三にする為には焦りは禁物です。
早い時期に七五三の準備や前撮りをするメリットは「早割り適用」といった価格の面では多少はあるかもしれませんが、それ以外には何がありますかね?

abitoの30年とご家族の30年 細い糸でしっかりと繋がっています

「貸衣装」「レンタル衣裳」の会社を創業して早30年以上の月日が経ち、これまで数えることが出来ないほど多くのお客様にご利用いただいてきました。


人生において貸衣装を利用する機会はそう多くはありません。
つまりは美容室や飲食店のような短期間で再度ご利用くださる『リピーター』はいないのが現実です。

ですが30年という長い月日の中では長期間に及んでのリピーター様がいるんです。
節目の慶事ごとに当たり前のように当店をご利用くださるお客様はそう多くはありませんが、だからこそ当店にとってはとても大切なお客様なんです。

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先日、当店で七五三の前撮りをされたお嬢様のご家族も当店にとっては大切なリピーター様です。


なにしろこのお嬢様のママの七五三をキッカケに、成人式、結婚式、その間にも何かと当店をご利用いただき、そして今年は一周まわって再度七五三でご利用くださいました。

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ご姉弟で一緒に

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ドレス姿もとってもかわいいです!


何かの折にabitoのことを思い出してくださる方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。
もちろん当店にとっては一回だけのご利用のお客様も、毎回ご利用くださるお客様もどちらも大切なお客様です。でもさすがに30年に渡ってご利用続けてくださるお客様は特別な存在です。

こちらのご家族が長年にわたって当店をご利用くださるのは現スタッフの力だけではありません。
創業した先代社長をはじめ、30年の間にabitoに携わってくれた元スタッフさん達がお客様にご満足いただだけるようなしっかりとした仕事をされたからでもあります。お客様にはもちろん感謝しかありませんが、元スタッフの方々にも感謝しきれません。


願わくば、このお嬢様の成人式や卒業式、そして結婚式でも当店をご利用くださるように時代に対応する変化を続けながらも、30年に渡って守り続けてきたものも忘れずにいきたいです。


衣裳合わせの時、撮影当日とお嬢様のママやおばあ様と以前ご利用くださった頃のお話しをさせて頂きました。
私達がわすれてしまっているようなことも鮮明に記憶されていたり、懐かしさを共感したりと楽しい時間を過ごすことが出来ました


「abitoの30年とご家族の30年」
決して太くはないけど、細い糸でしっかりと繋がれていると思うと感慨深いものがあります。
その細さゆえ、ちょっとしたことで簡単にちぎれてしまうことを心に刻み、少しずつでも丈夫な糸になるようこれからも紡いでいきます。


30年以上にもわたり、当店をご利用くださいまして本当に本当にありがとうございます。
今後とも当店をお引き立てくださいますようお願い申し上げます。


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Wedding Dress abito公式サイト

 

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Wedding Dress abito前撮り専門サイト

一周まわってシンプルな七五三プランが人気。

七五三はフォトスタジオ

そんな概念が根付いてもう10年以上経ちますかね。
それまで七五三のメインイベントと言えば神社へのお宮参りでしたが、今では写真撮影へと移り変わって来ました。この10年で日本全国でフォトスタジオが飛躍的に増えたことにより、お客様の選択肢も増えてきたわけですが七五三をどこにお願いするかの決め手はズバリひとつ。

ママ友からの口コミ

以前、日本人の性格を顕著に表したお話しをブログ(沈没しかかっている船にいる各国の人間を海に飛び込ませる言葉 ~日本人の国民性とは!?~)で紹介しましたが、まさにそれです。

理由としてはやはり大切な愛する我が子の七五三ですから、何よりも恐れるのは「失敗」することです。親しいママ友が太鼓判を推すお店なら安心ですもんね。


しかし、ふとご自分(ママ)の七五三を思い出したりする方もいて、「その頃のシンプルな七五三で十分じゃないかな?」と考える方も増えてきました。いまどきの言葉で言えば「一周まわって・・・」って感じですね。

シンプルな七五三とは「お手ごろ価格」「わかりやすいシステム」「混雑のない準備」とも言えます。

フォトスタジオの七五三では写真撮影がメインとなるのでオプションとなる【データ販売】【アルバム】費用の割合が高く、その分撮影時間も長くなりがちです。そしてシステムも複雑で、訳のわからないままいつの間にか予算オーバーなんてことも・・・。
また人気のあるフォトスタジオであればあるほど予約が取れず、ご家族の都合よりフォトスタジオのスケジュールが優先されたりもします。

『衣裳』+『着付け・ヘアメイク』+『撮影』+『写真』
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わかりやすくて費用も手頃で明確、そしてお出かけもできるという昔ながらのシンプルな七五三プランが当店では人気です。ぶっちゃけてしまうと、abitoにはシンプルな七五三プランしかありません。

七五三でabitoを選ぶメリット

■衣裳店なので七五三衣裳が豊富
■お子様の身体に合わせてバッチリ補正
■最低限の撮影ポーズ数で追加はお客様次第
■ご家族のご都合に合わせての撮影が可能
■愛犬も一緒に撮影OK
■ウェディングカメラマンによる最高の撮影
■大変お手ごろな価格
■オプション販売がしつこくない


とこのような感じでしょうか。

もちろん現在では当たり前となっている「前撮りプラン」もご用意していますので、ゆっくりと撮影を楽しみたい方にはおすすめです。

Wedding Dress abitoの七五三プラン


お子様の一生に一度の七五三はパパママだけでなく、おじい様やおばあ様にとってもずっと楽しみにしてきた節目ですよね。「出来る限りのことをしてあげたい」という気持ちがあって当然です。また二度と戻ってこない七五三の姿をたくさん写真に収めたいことでしょう。
でも本当に大切なのは「記憶」であって、「記録」はその次じゃないですかね?

「記録」はあくまでも物質的な物であり、ふとしたことで簡単に消失してしまうこともあります。でも「記憶」は生きている限り、永遠に光り輝くものです。

確かに写真を残してあげることも大切ですが、皆さんがそうであるように大半の方が自分の七五三の時のことをほぼ覚えていません。
例え写真だけが莫大に残っていても、記憶と直結しません。だからパパとママがしっかりとその日を脳裏に焼きつけ、お子様の成長に合わせてその一日のストーリーを話し聞かせることが大切ではないでしょうか?

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脳裏に焼き付けた記憶にパパママのその日の想いや感情も入れて、お二人の口から聞く自分の七五三がお子様の思い出となり、財産となります。そしてご両親の自分へ対する深い愛を感じるはずです。かわいい写真だけでは伝わらないこともあるんです。


お子様の七五三において何を優先事項にするかはご家族次第。
費用をかけることも、たくさんの写真を残すことも、手間をかけることも全てご両親の愛情であることに変わりはありません。しかしシンプルな七五三でだからこそいずれお子様が成長してから、ご両親の愛を感じずにはいられない場合もあるのです。


「シンプルイズベスト」。
シンプルだからこそ見出せる価値もあります。

沈没しかかっている船にいる各国の人間を海に飛び込ませる言葉 ~日本人の国民性とは!?~

昨日は午前中から七五三の前撮り撮影があり、いつもお世話になっているカメラマンのMさんとランチをしました。

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Mさんが撮影した和装ロケーション写真。とってもナチュラルで「動き出す一瞬」を捉えるのが抜群に上手なんですよ。

Mさんは沖縄にいることが殆んどで、たまに栃木に帰ってきた時にだけにしか撮影をお願いできません。今回の七五三前撮りのお客様は超ラッキーです。


なかなか機会がないので、たまにお会いした時はガッツリと色々な話しをします。本当に人脈が広く、ウェディング事情に詳しい方なのでいつも勉強させてもらっているんですよ。


さて、Mさんと昨日話しをした中でとても印象的だった話しを書きたいと思います。


ある船にアメリカ人、フランス人、イタリア人、そして日本人の4名の乗客が乗っています。
不運なことにその船はまさに沈没しかかっており、すぐにでも海に飛び込まなければ船もろとも海底へ沈んでしまいます。とは言え、突然出来事ですから4名の乗客も海へ飛び込むことに躊躇したまま。

船長としては責任を全うする上でもすぐにでもこの4名を海に飛び込ませなければなりません。
そこで船長は一計を案じ、アメリカ人・イタリア人・フランス人・日本人それぞれに違う言葉を投げかけます。

【アメリカ人の場合】
「もし今ここから飛び込めば、君は間違いなくヒーローになれるぞ!」・・・ドッボーン♡

【イタリア人の場合】
「さぁ飛び込め!生還したらビックリするくらい女性にモテるぞぉ~」・・・ドッポーン♡

【フランス人の場合】
「他のみんなは飛び込まないってさ。君はどうする?」・・・ドッポーン♡

【日本人の場合】
「みんな飛び込んでいるぞ!」・・・ドッポーン♡

これは各国の国民性を風刺した話しです。
アメリカ人はヒロイズム(英雄崇拝)重視、イタリア人は恋愛重視、フランス人は常に自分流でオリジナリティ重視、そして日本人は集団意識重視という特徴を捉えた例えばなしだそうです。

もちろん極端に強調されてはいますが、多くの方が「なるほど」と納得するのではないでしょうか?
特に日本人の「集団意識重視」についてはどなたでも身に覚えがあることでしょう。

例えば初めて行った飲食店では何が美味しいのかが気になりますよね?
だから店員さんに「人気のメニューは?」と聞くことがあります。これは『みんなが食べているものなら間違いない』と言う心理が働いているからであり、つまりは『間違いのない選択』『安心』を欲しているからこそです。

集団の輪の中からはみ出すことを恐れるという国民性ならではでしょう。

ちなみにフランスのアパレルショップでは「この服一番人気なんですよ~」というセールストークを言ってしまったら、その服は高確率で売れ残ってしまうそうです。フランス人が人と同じものを嫌い、自分だけのオリジナリティを最重要視する国民性ならではです。日本人とは真逆なんですね。


言われてまると妙に納得してしまう我々日本人の「集団意識重視」という国民性ですが、多分日常生活の中では全くそんなことを思っていない人が殆んどだと思います。でも記憶を辿ってみると確かにそんなことはしている・・・面白いですね。接客のヒントここにアリって感じです。


さて昨日の七五三前撮りは七歳のお姉ちゃんと三歳の男の子という姉弟での撮影でしたが、下の男の子は最初はイヤイヤで泣いてしまい撮影も滞ってしまったそうです。しかし撮影はベテランのMカメラマン。
この国民性を表した話しを思い出し、ある行動を始めました。

お母様に男の子の仲の良いお友達の名前をお聞きし、Mカメラマンは男の子にこんな言葉を囁きました。
「○○○君もこの前ここで写真を撮ったんだよ。とっても上手だったよ、ボクもできるかな?」

この一言だけで男の子は泣き止み、お利口にしてくれたようで撮影もバッチリでした。

国民性とはいえ、三歳の男の子も集団意識を感じていることには驚きですね。血というかDNAというか育つ環境って怖いですね♡

七五三よりアイスクリーム

子供は正直です。


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七五三よりアイスクリームなんですよね。


でもこんな写真もスタジオではなく、ロケーション撮影だからこそ。


いつか大人になってこの写真を見たら、どう想うのかな?でもきっと兄妹三人で懐かしがりながら笑うんでしょうね~。



かわいい写真、カッコいい写真もいいけど本当に残したいのはこんな感じの写真かもしれませんね。