七五三

やっぱり売らないと売れません

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どんなに良い物があっても、知って頂けないとその存在は「無いに等しい」ものです。


当店abitoは業種でいえば「貸衣装業」となり、一般的には衣裳をお貸しして売り上げを作る会社です。しかし弊社に関しては「衣裳をお貸しすること」が仕事ではなく、「衣裳でどんなことができるか」をご提案し、そして衣裳を着ることでかけがえの無い思い出を創出することが仕事だと考えます。


そして現在、ウェディングはもちろん七五三や成人式などでご提案しているのが「ロケーションによる前撮り撮影」です。

閉ざされた空間のフォトスタジオではなく、開放感溢れ、季節や気温・風の匂い・太陽の日差しを感じながら撮影できる野外での撮影は緊張もほぐれ、楽しく撮影できること間違い無しです。


 

何故このロケーション撮影をご提案するのか?

それはこの素晴らしさ、価値観を知っているからこそです。自分が「本当に良い物」と思っていなければ、やはりどこか綻びが見え隠れし、お客様は敏感に感じ取りますからね。


今年より始まる成人式、そして七五三のロケーション前撮りがとても好評です。そして続々とご成約頂いております。
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何故ここまでご成約頂けるのかを冷静に考えてみると、そこ答えはやはり「売っているから」だと思います。

ロケーション撮影の魅力・おすすめする理由を余すことなくご説明し、そしてイメージして頂く。これこそがとても大切なことなんですね。


スタジオでの写真撮影は多くの方にとっては何度か経験していることなので、ある程度どんな感じかはご理解されていますが、ロケーション撮影は初めてという方が殆どです。初めてのことはワクワクしますし、イメージも膨らみます。もちろんお仕事をいただく我々としてもワクワクしてます。


同じ場所・同じライティングで撮影できるスタジオ撮影と違い、ロケーション撮影は時間と共に太陽の光が変化したりして条件が変わります。そしてロケ地によっても撮影のテイストが変わるので、それぞれの撮影が全てオリジナルです。そう、世界に一つだけのものとなります。

 

 

【お客様の大切な節目に、世界に一つだけのオリジナルな撮影をご提供すること】

衣装やスタジオ、ヘアメイクなど、一つ一つにこだわっても、それはウェディング、七五三、成人式の思い出を作る一部に過ぎません。やはりこだわるのは最終的なもの、撮影で言えば画像であり、体感した思い出ですよね!

ちなみに本日ご成約頂いた成人式のお客様には岡田記念館でのロケーション前撮りを、そして七五三のお客様には日光の田母沢御用邸でのロケーション前撮りをご予約頂きました。一昨日は成人式の前撮りで桜ロケをお決め下さいました。


このまま突き進んでいいんだと確信できた記念すべき週末となりました。もっとがんばろうっと!!!

 

五歳の七五三 羽織袴はこれが一番かもしれません

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今年に入ってから、やたらとブログで七五三について書くことが多くなりました。でもそれだけ当店の七五三に対する想いがあるわけです。


そして本日は男のこの七五三衣裳、つまり羽織袴についてちょこっと書きたいと思います。


最近の七五三は「お宮参り」より「写真撮影」を重視する傾向が顕著に現れています。それだけに七五三に携わる店舗さんは「新作衣裳」「個性的衣裳」「ブランド衣裳」の仕入れに躍起になっていることでしょう。


五歳の男の子が着る七五三衣裳は基本的に【羽織袴】です。名称どおり、「羽織」と「袴」の組合せになります。

「ん?紋付袴とは違うの?」・・・・こう思われる方もいるのではないでしょうか?答えは「違います」ということになります。紋付袴はやはり名称どおり「家紋」が入った羽織をさしますが、羽織袴には家紋は入りません。ちょっとした違いに感じるかもしれませんが、この差はかなり大きいのです。


日本の男性和装において、最上位に位置する格を持つ衣裳の条件は「羽織が黒」「五つ紋がある」「袴は仙台平」です。現在のオシャレで華やかな七五三の衣裳はこの条件を満たしません。もちろんそれがダメということでなく、「違うんですよ」ということです。


ちょっと話がそれますが、最近歌舞伎が人気ですよね。

歌舞伎という伝統芸能そのものはもちろん、海老蔵さんやら勘九朗さん、獅童さんなどの若手役者さんも人気です。ミーハー的な観点もあるでしょうが、やはり日本の伝統文化ということに魅かれる方が多いのではないでしょうか?

そんな歌舞伎の世界で、「ここぞ!」という重要な時、例えば「襲名披露」などの場合に歌舞伎役者さんが着る和装と言えば「五つ紋の黒羽織」「仙台平の袴」です。これは大人だけでなく、次代を担うお子様達も同じです。

昨日のテレビで新しく「中村勘太郎」を襲名する勘九朗さんのご長男のドキュメント番組を見ました。

そこではまだ五歳にもかかわらず、「中村屋」の跡取りとして立派に振舞う勘太郎君の姿が写され、そして「五つ紋の黒羽織」「仙台平」の衣裳を身に纏っていました。やっぱりお子様とは言え、その姿はとても凛々しくカッコいいものでした。七五三ではないけれど、子供にとって大切な節目に着る衣裳としてはピッタリだと感じました。
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親子で着たら、より重みが増しますね!

もちろん羽織には中村屋の家紋である「角切銀杏」が・・・・。
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先祖から代々受け継ぐ家紋を身につけ、大切な大切な節目を迎える。これは日本ならではダンディズムであり、日本男児としての嗜みなのかもしれません。見た目には出さない伊達さですよね。


ちなみに当店にも七五三でご着用頂ける五歳用の【五つ紋黒羽織】【仙台平の袴】がございます。

家紋に関しては「貼り紋」を使用することで、様々な家紋に対応させて頂いています。


最近主流の七五三衣裳とは真逆のテイストで、華やかさや飾り気はないに等しい衣裳ですがそれ以上に「格」と「重み」と「伝統」に満ち溢れています。そして家紋を入れることにより、世界に一つだけのオリジナルな七五三となること間違いなしです。


流行の衣裳は新しさを感じる期間は短く、時代と共に移り変わります。しかし伝統的な「正しい衣裳」は時代に流されることなく、常に新しいのです。十年後も五十年後も次世代になろうとも常に輝き続ける衣裳はこういう物なのかも知れません。

もしかしたら古臭く、価値を感じない事もあるかもしれませんがそんなことは全くありません。ぜひ七五三衣裳選びの選択肢に一つとしてお考え頂けたら、このブログを書いた甲斐があるのかなと思います。


 

七五三のウェブページがリニューアルしました

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ブログでもこれまでお知らせしてきましたが、今年より当店アビートの七五三が変わります。

これまでは10月~11月という七五三のトップシーズンに【お着付け・ヘアメイクを施し、そして写真を撮影してそのままお宮参りへお出かけ】というプランを長らく続けてきましたが、これも去年で終止符を打ちました。


昔と違い、現在の七五三のメインは「写真撮影」であり、お宮参りではなくなってきています。


「七五三」といえば貸衣裳店という時代はもう過去のこと。今、七五三と言えば「フォトスタジオ」という時代になっていることからも、七五三における写真撮影が如何に重要度を占めているかがわかりますよね。


簡単に現在の七五三撮影の主流をご説明するとこんな感じですかね。

■ とにかくモデルのような撮影
■ あまり「和」というものにこだわらず、どちらかと言えばナチュラル系
■ アルバム重視
■ 着物だけでなく、女の子ならドレス、男の子ならスーツの撮影も当たり前


創業以来30年以上に渡り、七五三に携わってきましたが随分と変化したと実感しています。それまで「お子様の大切な節目」「伝統的行事」「日本ならではの和の文化」であったものが、フォトスタジオさんが一大変化をもたらし、現在に至っています。


当店も「写真撮影」という事業を始めてから既に十数年経っていますが、それでもやはり「衣裳店」としての根幹は揺らいでは下りません。なので、なので・・・・

これまでの当店の七五三を否定しながらも、現在の七五三とは一線を画するものをご提案し、ご提供していきます。

それに先立ち、七五三のウェブページをリニューアルしました。メイン画像はこんな感じです。
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リニューアルした七五三ページ是非ご覧下さい⇒abito七五三ページ


■モデルのような撮影ではなく、ありのままのお子様の姿を撮影
■とにかく和にこだわるロケーション撮影
■アルバム重視ではなく、撮影データ重視
■ドレスやスーツの撮影はプランに組み入れない

このように現在の七五三の主流とは一線を画すというか、むしろ真逆の方向へ舵を取ることに致しました。


その理由とはこんなことです。

・現在の七五三の主流は全ての方が受け入れているわけではない
・七五三を迎えるご両親の選択肢を増やしたい
・衣裳店だからこそ、七五三のい着物姿が最大限に映える撮影を行いたい
・そもそも社長が天邪鬼(笑)

こんなことが挙げられますが、一番の理由はアルバムや写真データという「記録」だけでなく、いつでもどこでも引き出せる思い出という「記憶」も作り出したいからです。


外でのロケーション撮影は季節・気温・気候・風・匂いを感じながらの撮影となります。毎年、撮影した季節が巡ってくるたびに間違いなく七五三撮影の記憶が呼び起こされることでしょう。どんな動きをしたか、どんな会話をしたか、どんな気持ちだったのかも脳裏に刻まれていますからね。

もちろんアルバムなどの写真も大切ですが、後日、その写真を見てどんなことを思うかということが一番大切なのではないでしょうか?


当店は貸衣裳店という、衣裳をお貸しすること、そして撮影することが業務です。でも売っているのは衣装や撮影をツールにした記憶という思い出づくりだと考えています。


十年後も二十年後も、次の世代、その次の世代へと継承できるご家族の歴史を作るお手伝いこそ我々に課せられた使命でもあるのです。これを具現化できる七五三が今年から始まるロケーションプランです。


全く興味のない方には響かないプランですが、当店の想いをご理解くださる方には「これこそ我が家がしたい七五三」と思って頂けることでしょう。お気軽にご相談もいただけますので、まずは選択肢の一つとしてご検討頂けたら嬉しい限りです。

意外と七五三にお役立ちにブログも書いているんです

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当店abitoは小さな小さな会社ではありますが、「同業他社さんにこれだけは負けていないかも!?」ということが少なからずあります。


その一つがブログです。


始めてからもう7年近く継続していますし(アメブロ⇒ライブドアブログ⇒現在はワードプレス)、更新頻度も多いですし、何より心を込めて書いています。もちろん他社さんもブログをされているでしょうが、記事の内容は弊社が一番濃い(無駄に長いともw)と自負しています。


日々のこと、お知らせなどリアルタイムで情報を発信できるブログ、もちろん宣伝や広告も発信していますが、基本的には不特定多数の方にとって「役立つ」ことをモットーに記事を書いているんです。

つい昨日、ウェブサイトへのブログ転載をする為に過去のブログ記事を読み返していましたが、意外といいこと書いているなと我ながら感心しちゃいました。まだ年が明けたばかりですが、ここ最近は七五三の再構築に為に注力しているので自然と七五三の過去記事も読み返しました。

するとこんな記事が。


「七五三の時に注意すべきこと」

「12年後もよろしくね♡」

「七五三衣裳を上手に選ぶ方法」

「七五三の袖の長さはきっちりと」
 

1番目の記事はお子様が七五三の衣裳を着たときに、どのようなことに気をつけるべきかを書いています。

2番目は3歳、7歳と七五三をして頂いたお客様について書いており、子供の成長を客観的に見た感想を。

3番目は非日常の衣裳であるからこそ悩んでしまいがちな衣裳選びのポイントを絞っています

最後の記事は意外と盲点となりがちな袖の長さなどのサイズについて書いています。


七五三という節目は女の子は2回、男の子は1回のみのことなので、知らないことばかり。もちろん弊社のような専門のお店に全てお任せする方が殆どですが、自己防衛じゃないですが、知っていたほうが良いこともあります。専門店にとっては「多くのお客様の一人」に過ぎませんが、ご家族にとってはそれこそ大切な大切な節目であり、一生に一度のことですからね。


全てを任せてしまう・・・これは楽ですが、知らないからこそそこに付け込まれることも無きにしも非ずです。


せっかくの七五三です。パパとママもどっぷりと七五三漬けになってみましょう!

その日が楽しく、笑いの耐えない一日となり、安心して迎えるためにも多少の手間にはなりますが、パパママがある程度の知識を持つことも大切です。今後も弊社としましてはお役立ちの情報を発信していけたら・・・そんな思いでいっぱいです。

 

七五三のアルバムについて考えてみました

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以前と違って、最近では七五三は「お宮参り」がメインではなく、「撮影」がメインの時代です。出来れば、いえいえ絶対に素敵な写真を残したいと思う親御さんが殆どではないでしょうか?


モデル風に撮影するのも良し、古典的に撮影するのも良し。


そうなるとその撮影した写真(画像)をどのような形にして残すかが問題になってきます。


七五三の撮影を手がける写真館、フォトスタジオ、そして我々のような貸衣裳店においても、今では「できるだけ多ページのアルバムを購入してもらう」ことが一番の売り上げに繋がります。某有名フォトスタジオのCMやチラシで「衣裳代無料、お着付け無料、ヘアメイク無料」と宣伝していますが、冷静に考えればおかしな話です。

それだけ無料なのにど支払う金額は平均6~7万円になると聞くということは、つまりはアルバムの代金の中に衣装や着付けやヘアメイクを組み込んでいるということです。


さてそんなお店が売りたいアルバムのページ数は多ければ多いほど高く売れますが、果たしてそんなにページ数の多いアルバムって本当に必要でしょうか?そもそもパージ数が多くなるほどアルバムは重くなりますし、重くなると出し入れが億劫になり、しまったまま・・・なんてことになるかも。


やはり思い出のアルバムは手に取りやすく、なんならいつでも気軽に見ることができれば最高です。そこで当店ではこんなアルバムをおすすめしています。

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こちらは2ページだけのデジタルアルバムです。これを開くと・・・・・

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こんな感じです。2ページだけなのでとても軽く、中ページがないので破れる心配もありません。

そしてこのように・・・・

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リビングの出窓やちょっとした所に開いて置けば、いつでも我が子の可愛らしい七五三姿を見ることができます。


七五三の撮影で、例え100カット撮影しようが1000カット撮影しようが、その中でお気に入りとなるものはほんのわずかだけです。ですから本当にお気に入りのベスト3だけをアルバムにして、こんな感じで飾り、残りの画像はデータで残すのがベターなのかもしれません。

データさえあればパソコンやスマホやタブレットでいつでも見れますし、また違うアルバムを後日作ることも出来ますしね。

お金をかけて多ページアルバムを作っても、見ることがなければ意味がありません。


どんなに大切なものでもタンスや押ししれにしまったままでは、いずれその存在すら忘れてしまうこともあります。でもいつでも身近に置いているものは、例え日に焼けたり汚れてしまったとしても愛着が湧き、手放せないものとなります。

どちらがいいかはもちろんご家族次第ですが、日に日に成長する我が子の在りし日の姿をいつも見ていれば、子供の存在の有難さを感じれるかもしれません。大きくなればなるほど子供に口うるさくなるのが親というものですが、七五三の日を思い出すことでちょっとは優しくできるかもしれませんね!

abitoの七五三プランが変わります

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Wedding Dress abitoは創業以来30年以上にも渡り、七五三というお子様にとってのお祝いの節目を衣裳というものを通して関わらせて頂きました。


その昔、七五三は大変面倒なもので、衣裳は貸衣装店でレンタルし、着付けやメイクは美容室、撮影は写真館と全ての手配を七五三のご両親が手配なければならないものでした。そして時代は流れ、衣裳も美容着付けも撮影も一箇所で全てまかなえるワンストップでのプランが今や主流となっています。


この時代の流れと共に、その舞台は貸衣裳店からフォトスタジオへと移り変わりました。


この舞台の移り変わりを指を加えて眺めていたわけではないですが、でも主流になりつつあるフォトスタジオのビジネスモデルを何とか取り入れようとしていただけなのかもしれません。


七五三において貸衣裳店が主流だった時代は、やはりそのメインは「どんな衣裳を選ぶか?」ということでした。当然のようにその流れがフォトスタジオになると「どんな写真を撮影するか?」にシフトし、現在に至ります。そんな流れを貸衣裳店が追い求めること自体が本末転倒なのかもしれません。


そこで決めました。正確に言えば去年から決めていました。


もうこれまでのようにフォトスタジオのビジネスモデルを追い求めるのは止めようと。


つまり、七五三本来の意味をもう一度見つめなおし、「写真至上主義」ではない七五三をご提案していきます。とは言え、現在の七五三では「写真撮影」は欠かせないものですから、撮影がメインとはなりますが、至上主義にはしないということです。それはどういうことかというと、こう言うこと。

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つまり特別なご家族の一日の写真を残すだけでなく、その撮影を含めた様々な思い出も作り出すお手伝いをしていくことです。

七五三を迎えるお子様のかわいい、かっこいい写真だけでなく、飾らないご家族のありのままの姿も思い出にする事。外で撮影すると言うことはスタジオでは通常しない動きをすることになります。人間は動けば動くほど、それが記憶となって脳裏に焼き尽きます。このことこそが一番大切なものではないでしょうか?


「七五三でロケーション撮影する家族って少ないんじゃないの?」

こんな疑問がでても不思議ではありません。だって私だってそう思っていますから。


でもですね、いいんです。この七五三のスタイルに共感して頂けるお客様だけご利用してくださるだけで十分です。このスタイルが嫌な方はご来店どころかお問い合わせすらしてくるはずがありません。ある意味お客様を選ばせて頂くことになりますしね。


ただ我々としてはこれが最高の七五三のスタイルだと信じています。自分たちの想いを形にできることこそ、仕事の醍醐味ではないでしょうか。


無理していたり、嫌だったり、面倒に思っての仕事はお客様にも伝わります。その逆も然り。


本音を言えばめちゃくちゃ怖いんですが、同時に当店の新たな方向性が明確になったことでスッキリし、ワクワクもしています。スタジオ撮影でしか出来ない七五三の撮影もあれば、ロケーション撮影でしか叶わないこともあります。

そして当店が選んだのがロケーション撮影だということ。


これまで数多くの結婚式の和装前撮りをロケーションで行ってきた経験と実績を、今度は七五三で。もはや貸衣裳店、レンタルドレスショップというよりは「思い出製作ショップ」になりますが、本来貸衣裳店もフォトスタジオも着地点は「思い出づくり」ですからね。


Wedding Dress abitoというお店だからこその七五三、始まります。ただいまウェブサイト構築中です!

衣裳が溶け込み、家族で楽しめる撮影を突き詰めると・・・やはりロケーション撮影では!?

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結婚式、成人式、七五三と人生の節目節目に必ずと言っていいほど、日本人は記念の写真撮影をします。


この記念撮影、以前(約20年位前?)はある意味「義務的」だあったり、半ば「強制的」なもので、その当時の記念撮影の最大の目的は「写真を残すこと」だったのかもしれません。それが次第に「撮影を楽しむ」という目的になってきたのかなと感じます。


フォトスタジオもいまでは「ナチュラル系」が大半を占め、記念撮影というよりは「モデル撮影」に近いものになってますよね。


元々・・・というより、当店は今も昔もそしてこれからも「衣裳店」です。そんな衣裳店としては、やはり結婚式でも成人式でも七五三でも衣裳が最大限に映える撮影こそが最高だと考えます。もちろん今の流行の撮影も素敵ですが、それに迎合しようとは考えません。

ナチュラル系の撮影と一線を画するお店があっても良いですよね。


この6年間で当店は「和装前撮りロケーション撮影」を数多く施工してきました。
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この実績と経験は自称「栃木県ダントツ」です。「自称」ですからね。

やはり和装と日本の四季、そして自然との調和はとても美しく、そしてこれこそ正真正銘のナチュラル系だと思っています。スタジオという閉ざされた空間より、木々に囲まれた野外の方が人は緊張しないのは当然どころか、表情も堅くなりません。

もちろんロケーション撮影にもデメリットがあります。

・天候に左右される
・季節に左右される
・移動時間が必要

しかしメリットはデメリットを超越します。


そもそも考えてください。

ドレス・打掛・振袖・七五三祝着は「衣裳」です。非日常の衣裳ではありますが、スーツやデニムやニットと同じ衣裳です。つまり「撮影するだけのために身に付ける」ものではありません。歩いたり、座ったりと動いてこその衣裳であり、お祝いの衣裳なんですよね。


ただ撮影をするだけじゃもったいない!と思いませんか?

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言葉で説明すると長くなりますが、この写真を見て頂けるとその意味がわかるかと思います。

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この季節が来るたび想い出せる撮影、そして家族で過ごした時間。

思い出の写真を残すことはもちろんとっても大切です。でも結局はデータであろうが写真であろうが物質である以上、いつも持ち歩くわけにはいきませんし、もっと踏み込めば消失するかも否定できません。でも記憶という思い出は常に頭の中にあります。
いつでもどこでもすぐに蘇らすことができます。

当店はご家族にに大切な記憶を共有して頂ける撮影を目指しています。このような撮影を突き詰めて「ロケーション撮影」にたどり着いたわけです。


今後は和装前撮りだけでなく、成人式・七五三はもちろん、家族撮影もロケーションを行っていきます。お蔭様で全てのカテゴリーにおいてご予約を頂けています。

和装と洋風スタジオというギャップのある組合せが主流の現在ですが、そんな今だからこそどっぷりと和に染まる撮影の美しさをお客様にお知らせして行かねばと感じる今日この頃です。


三月の梅、四月の桜と和を象徴する季節が近づいてきています。

ぜひお気軽にご相談下さい。

若山農場の竹林の魅力

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当店がロケーション撮影は6年前ですが、本腰を入れ始めたのは4年前。


この時、新ロケ地の一つとして加えさせて頂いたのが宇都宮北部にある若山農場さんの竹林です。
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こちらはその手始めとして行ったモデル撮影の一枚です。


これまでにこちらの竹林で何十組というカップル様の和装撮影を行ってきましたが、どのお客様にも大変喜ばれていjます。


■ 若山農場さんの竹林の魅力とは何か?

竹が集まっている場所はちょっと田舎へ行けばどこにでもあるものです。でもそれは竹林ではなく、その殆どが「竹やぶ」です。

では「竹林」と「竹やぶ」の違いとは一体何なのでしょう?

まずは画像の比較から。

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こちらは竹やぶ。

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一方、こちらは竹林。

違いがわかりますか?答えは竹の密集度の違いです。

竹林の定義として「番傘をさして通れること」というのがあります。つまり自然のままに群生を許しているのが「竹やぶ」であり、人の手によって定期的に間引きをして手入れしているのが「竹林」となります。

若山農場さんの竹林はそれこそ大変な作業を繰り返すことで、美しさを保ち続けているのです。

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Wedding Dress abito公式サイト

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Wedding Dress abito 和装&洋装前撮りサイト



■ CM・ドラマ・PVでも若山農場さんの竹林はひっぱりだこ

美しい竹林、そして瑞々しい緑は日本人だけでなく、世界で「和」を創造させます。特別な世界観も感じますよね。

なので日本茶のCMや映画やPVのロケ地として使われることがとても多いそうです。ひと月に一度はそんな撮影があるとのことです。

例えば映画「るろうに剣心」の撮影でも利用されたそうです。詳しくはこちら


やはり日本的な映像や時代劇などにはもってこいのロケ地であることに疑いの余地はまったくありませんね。広大な敷地のため、一歩こちらの竹林に足を踏み入れると360度全てが竹林であり、場所や時代を超越した感覚に陥ります。まるで別世界に入り込んだようです。


だからこそ打掛や紋付袴姿はもとより、番傘など日本情緒あふれるものとの相性が抜群なんですね。また特別な結婚の写真撮影にはこのような非日常を感じる場所こそ、本当の意味での特別感を味わえるのかもしれません。

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先日、こちらのオーナー様にこんな言葉を頂きました。

「abitoさんがうちで撮影するようになってから、以前にも増した竹林のロケ地としての利用依頼が増えました。これからはもっと宇都宮の観光資源としてこの竹林をドンドンと生かして、市に貢献して行きたいと思っているんです」

本当に有難い言葉を頂きました。

もちろんこちらを気遣っての言葉だとは思いますが、それでも嬉しい限りです。当店としてもお客様に素晴らしいロケ地としてご案内でき、売り上げに繋がります。お客様も他では叶えることができない結婚写真撮影を実現できるので、その喜びは言葉では表現できません。

つまり近江商人で言う「三方良し」であり、今でいう「Win-Win-Win」という構図です。


私個人としましてはオーナーである若山さんのお人柄はもちろん、仕事へ対する想いに感銘を受けています。ふとしたきっかけでお付き合いをさせて頂いていますが、この出会いこそ会社として、そして個人としての財産だと感じています。


竹林は一年を通して美しい緑を放つ植物です。

ウェディングの撮影はもちろん、成人式の振袖姿、七五三のかわいい祝着姿でも映えること間違いがありません。

特別な時に特別な撮影を。

若山農場さんの竹林での撮影は勝手知ったる当店にご相談下さい。

Wedding Dress abito
栃木県宇都宮市兵庫塚3-1-1
☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

春の七五三前撮り、桜ロケ始めます

七五三が終わったばかりですが・・・・来年に七五三を迎えるお子様をお持ちのパパママにお知らせです。


満開の桜をバックに、愛するお子様の七五三の前撮りはいかがでしょうか?
    
   七五三前撮り 桜ロケーションプランの詳細はこちらから


七五三と言えば一般的には「秋」の行事ですが、現在では七五三の前撮りは春はもちろん夏だってしちゃう時代です。でもスタジオで撮影すると季節感は全く感じませんよね?

だったら思いっきり前撮りの季節を感じる撮影の方が思い出になりますし、写真だって素敵になります。


当店abitoはこれまで結婚式の前撮りとしてロケーション撮影を数多く行ってきました。蓄積された経験やノウハウを来年の春からは七五三や成人式の前撮りで生かしていきます。


それではロケーション撮影とスタジオ撮影の違いとは何なのでしょう?

それはもちろん、「屋内」か「屋外」かという決定的な違いがありますが、その他にもいろいろと違いがあるんです。

■ 季節を感じる事ができる

春ならば「桜」、初夏ならば「新緑」、秋ならば「紅葉」とその季節でしか出会えない自然の美しさがあります。どの季節も七五三の祝着、または振袖との相性は抜群です。せっかく前撮りするならその季節を楽しんだもの勝ちだと思います。

■ お子様が緊張せず、いつもどおりの表情になれる

スタジオという囲まれた空間の中では大人でも緊張するもの。ましてや小さなお子様はなおさらです。

緊張した表情もかわいいですが、できればいつものままの表情を思い出の残したいものですよね。ロケーション撮影ならそんないつものお子様の姿を写真に収める事が出来てしまいます。「外に出て遊ぶ!」ことはお子様の大好物。

無理にカメラを意識させずに、ご家族と楽しみながら過ごす一瞬の笑顔はまさに一生もの。013

こんな何気ない瞬間のショットこそ、本当に欲しい思い出ではないでしょうか?

「思い出」というものは一人で作る物ではなく、周りの方々がいてこそのもの。つまり共有してこそです。そこには必ずストーリーがあり、写真一枚だけのものではなくなるはずです。

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あなたの家族だけのオリジナルな前撮りをするなら、やっぱりロケーション撮影ですよ。

綺麗な、かっこいい衣裳を着た姿だけを残すのではなく、この時だからこその姿や雰囲気、そしてご家族ならではの時間を残すことこそ、未来への贈り物なのかもしれません。いえ、贈り物になるのです。 


七五三のロケーション前撮りはまずは桜から始めますが、新緑の時期もおすすめです。またこれまでフォトウェディングで利用してきたロケ地でのプレミアムな前撮りも始めます。

決して安いプランではありませんが、それだけの価値が間違いなくあります。何しろパパママだけでなく、お子様たちにとってもプライスレスな未来への贈り物ですから。安いはずはありません。

お祝いごとのご祝儀やお支払い 価値を高めるにはこれを用意!

11月は一年を通して最もお祝いごとのある時期です。

結婚式、七五三がとても多い月なんですよね。ご自分の結婚式だったり、お子様の七五三だったりとお祝いされる側の場合もあれば、お祝いする側の場合もありますが、お祝いごとのご祝儀やお支払いでご自分の価値が高めることができます。

せっかく出費するなら出す側も受け取る側も気持ちよくありたいものです。

 

 

■ お祝い事のご祝儀やお支払いを「新札」で済ませる

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このことは多くの方が知っているかもしれませんが、もしかして「ピン札」と「新札」って同じだと思っていませんか?同じではないんですよ!


新札・・・これまで流通していないまっさらなお札
ピン札・・・折ジワなどはないけど、既に流通しているお札


・・・・なんです。ま、新札よりピン札のほうが聞きなれているので混同してしまっても不思議ではありませんよね。

さて、結婚式のご祝儀などで「新札」が良いとされる明確な理由はありませんが、これは日本人ならではの感覚ではないでしょうか?新しい人生の始まりにはお札も「新品」が似合いますし、支払う側もいただく側も気持ち良いものです。

また当店はお祝いごとの衣装や撮影などでお客様にお支払いしていただく側です。
例えば1円玉10万枚でも1000円札100枚でも10万円は10万円です。しわくちゃのお札でお支払い頂いても有難いことですが、新札でお支払いくださると・・・・

「むむっ!お客様できますね♡」

なーんて思います。受け取り側である私たちに対しても想いを寄せて頂けているのだと感じえずにいられません。何よりそういった習慣というか、風習をちゃんと受け継がれているのだと感じます。

そういった意味で「新札」をお祝いごとに使用することで、あなたの価値が高まることは間違いありません。見ている人は見ていますからね。


ちなみに新札がベストですが、そうそう新札を用意することは出来ません。
※20枚程度なら手数料なしで銀行や郵便局で交換してくれるらしいですけどね。
その場合はピン札でもOKだと思います。また突然のお祝い事の場合手持ちのお札をアイロンにかけて、シワを伸ばすだけでもOKではないでしょうか?

結局は新札だろうがピン札だろうが相手を思う気持ちを込めることが一番ですからね。

日本には今回のようなこと以外にもたくさんの風習があります。

「時代が違うから」と言ってしまえばそれまでですが、長きに渡って受け継がれてきたものでもあります。日本を日本たらしめるのはこういった小さな伝承、伝統があればこそです。ぜひお若い結婚世代の方々も、素晴らしい風習を受け継ぎ、後の世代にお渡しして頂きたいと思います。


さ、今月お祝い事の予定がある方は早速銀行へGO!

・・・でも今日は銀行休みですねwww