つぶやき

美容室 火曜日定休日の何故?

ここ栃木では美容室の定休日と言えば「火曜日」です。
付け加えるなら理容室も同じ火曜日が定休日にしているお店が多く、仕事上
で関係の深い貸衣裳店も美容室に合わせてお休みしています。

ず~~~~~~~~~~~~~~~~っと当たり前のこととして捉えていた
ので「何故火曜日?」という疑問は持ってきませんでしたが、本日ある方にそ
の理由を教えて頂きましたのでこちらでお知らせしようかなと・・・・。

そもそも美容室の火曜日定休は戦前頃からのものだそうです。
その当時は前期の供給能力、供給量が現在に比べてはるかに低く、関東では
火曜日だけは電気の供給をストップしていたそうです。その頃の美容室では
パーマが人気!
当時のパーマは「電気パーマ」といわれ、こんな感じでかけていたそうです。
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 もはや美容というより実験のようですね。
つまり電力が必要だったにもかかわらず、火曜は供給されないということで自ずと
定休日になったそうです。
ちなみに現在でも関西は月曜日が定休日だそうです。
関東は火曜、関西は月曜に電気の供給がストップされた為です。

もしかしたら現役の美容師さんも火曜定休の起源をご存知無いのでは?

何事にも歴史とそれなりの理由ってあるんですね~。 

塩コショウ

いきなりですが自分たちの仕事ってある意味料理人と同じなの
かなって思います。
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申し訳ない表現になりますが、お客様がメインの「食材」。まぁお肉
だったりお魚だとします。ウェディング関係で言えばドレスは洋食の
出汁であるフォンドボーで、和装は鰹または昆布だしになります。
ティアラ・ヴェール・草履・綿帽子などの小物が料理の付け合せかなと。

そして私達スタッフが料理人です。
メインの素材をどのような調理法で美味しくしていくかが腕の見せ所です。
「煮る」「「焼く」「揚げる」「炒める」、どの調理法にするかで素材の味も全く
変わります。それ以上に大切なことが「味付け」ですね。
その味付けの基本が「塩コショウ」です。
他にも様々な調味料がありますが、世界中の各国の料理で最も使われて
いるものが「塩」であり「コショウ」です。

まずはシンプルな味付け、最も重要な「塩加減」があってこそ他の調味料が
生きてくるわけです。
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つまり私達がお客様というメイン素材にどんな調理法で、どんな味付けをする
かで仕上がりは全く違ってくるということです。

ウェディングとか結婚式とかって料理で例えると「高級フランス料理」だったり、
「高級料亭料理」だと長い間思われてきました。実際にそうでしたからね。
でも今では「洋食」だったり、「創作料理」だったり「カフェメニュー」だったりしま
す。身近でカジュアルなものが増えました。
フォトウェディングだったり神社挙式だったり、家族婚やカジュアルパーティー
なんていうのがそれに当たるのかもしれません。
だけど「手軽に食べられる料理」になってきたとしても、不味い料理にはどなたも
振り向いたりはしません。やはりここでも味付けはとても大切なわけです。

多分、おそらく、いえ間違いなしに私達abitoは専門店の中の専門店になります。
今ラーメン屋さんも「G系」や「豚骨系」、はたまた「味噌専門」と分かれているように
より細分化した専門店こそ消費者に求められている時代です。

私達もそうでありたいと思います.

桜



 

abitoが描く壮大な夢

皆さん、夢はお持ちですか?

夢にも色々あって、「現実的な夢」や「難しめの夢」など様々です。

abitoが描く夢はハッキリ言って「現実的」ではなく、むしろかなり難しい
ものです。この夢は「売り上げ増」とか「企業拡大」という種類のものでは
ありません。
ただ自分が惚れこんでいる「和装」を世界に発信し、そのことでまた日本の
方々にその魅力を再認識していただいたり、オリジナルなテイストを加えた
ものを逆輸入して新しい文化を作り上げたいというマスターベーション的な
夢です。

「Parisに和装専門店を創る」
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少し前からこんな夢を見ています。

ただ現実はかなり厳しいですね。
ご存知の通り、昨年のパリでのテロ事件後は当局がかなり厳しくなっており、
海外からの流入を制限しはじめています。

またフランス語が話せないと難しいらしいんです。でもこれは何とか出来そう
ですね、本人次第ですから(笑)。
また出店に際しては日本と違う特殊な慣例があるそうです。

そもそもパリの街は景観を損なうような建物や看板を作る事ができません。
つまり新しいテナントってそうそうあるものではなく、みなさんがイメージする
歴史を感じる建物の一部を借り無ければなりません。
この建物のオーナー、いわゆる大家さんに店子として家賃を払うわけですが、
それ以外にそのテナントの前店子さんから「営業権」というものを買い取らね
ばなりません。
この営業権が日本円で10000000円オーバーとかなりの高額。
細かく調べたわけではないので、詳しいことまではわかりませんが日本には
無いシステムなのでびっくりしますね。

でもハードルが高ければ高いほど気持ちは大きくなるばかり。
この夢を持ち始めてから妄想が止まらんのです!!! 

出店した場合の業務内容は既に決めているんですけどね~。とは言えここ1.2年で
どうこうなる話ではないので、5年後をメドにしています。
仕事はともかく、不安は生活面です。なにしろ日本食・日本のテレビ番組大好き人間
ですから・・・・。
その他「スーパー銭湯」「ウォシュレット」「コンビニ」など、日本に後ろ髪惹かれる
ものがたくさんありすぎますwww 

二荒山神社

栃木県には「二荒山神社」があります。県民の方は恐らく全員が
ご存知ではないでしょうか。

しかし、この二荒山神社は宇都宮市にあり、そして日光市にもあります。
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こちらが宇都宮の二荒山神社
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こちらが日光市の二荒山神社

同じ「二荒山」という名前が付いていますが、全くの別物です。
私も生まれも育ちも栃木ですが、つい先日まで同じ神社でお店で言えば
宇都宮店と日光店なんだと思っていました。

何が違うのか?気になりますよね。







答えは「祀っている神様が違う」ということです。名前が同じでも祀っている神様が
違うと別物です。納得しますね!

全国的にも珍しい名前ですし、同じ県にあるということで私のように思っていた方
も少なくないと思います。
「当たり前」と思っていたことも、実際に紐解いていくと真実が違うこともあります。

身近なところに意外と転がっているのかもしれませんね。 

ちょっと2次会ドレスについて

結婚式の日の夜と言えば・・・2次会パーティーですよね。

2次会で一番頭を悩ませるのは「何を着たらいいのか?」ということ。
結婚式ではないので、普段着でもいいですし、ちょっとドレスアップした
服でもOKなんですよね。
でもせっかくの機会だからいわゆる「2次会ドレス」をご希望される方も
少なくありません。またもうひとつのチョイスとして、披露宴で着たドレスの
ままという花嫁様もいらっしゃいます。

さてその2次会ドレスにいくら位までならOKなのでしょうか?
いろいろとリサーチした結果、上限は5万円くらいのようです。結婚式で
結構な出費となるので、できるだけ出費は抑えたいのは当然のことです
ね。

ただビックリするのは結婚式場でレンタルしたドレスをそのまま2次会で
着る使用料です。
2次会会場は同じ結婚式場で移動なしにもかかわらず、先日あるお客様に
お伺いしたところ2次会での使用料は「5万円」だったそう。
ちなみに披露宴での使用料とはまた別にですww

基本、私達のようないわゆる貸衣裳の料金は「2泊3日」となっており、その
間ならば何回着てもOKという考えですので、同じ日に同じ会場で同じ人が
使用するにもかかわらずにさらに「5万円」という追加料金になるとは・・・。
また別の結婚式場では2次会で使用する場合は通常料金の1.5倍という
お話を聞いたことがあります。
他社さんのことなので、当店がとやかく言うことではありませんがただただ
驚くばかりです。

いまやネットで2次会ドレスもレンタル(購入)できる時代です。
選択肢はたくさんありますし、もちろん選択権は花嫁様にあるわけですから
ちょっと早めに動き出して、いろいろと情報を集めてみてはいかがでしょうか? 

堀江さんがシェアした記事

facebookであの堀江貴文さんがこんな記事をシェアしていました。

 君の「10億ドルを生むアイデア」には1円の価値もない 

内容はどんな新しいアイデアでも実現するには大変な努力と
時間を要する。市場を賑わせるアイデアは本質的には古いものを
上手く形にしたものなのである・・・こんな感じです。

私達ですら「何か新しいことを!」と常々思っているわけですが、そうそう
アイデアなんて浮かんできません。
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この和装スニーカーだって、結局はアレンジです。でも自分たちでは
「新しいものが出来た!」と喜んでいたんですけどね。
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こちらにしてもそう。
バスケットに花を詰めるなんてアイデアは年配の方から見たら「斬新」
なのでしょうけど、こういったものってたくさんありますよね。
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フォトブースも同様です。黒板に雰囲気を盛り上げる絵や文字を入れて
撮影するってアイデアは新しいですが、あくまでも使い方ですものね。
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このディスプレイもオマージュから作りました。

こんなことばかり言っていると「ネガティブね」って思われそうですが、言い
たいことはこれではないんです。

『今あるもの、今までやってきたことをもう一度見つめ直す必要がある』
ということです。
もしかしたら・・・
ひょっとして・・・
角度を変えてみると、同じものでも別物に見えることがあります。果たして
角度を変えてみているのか?
何か見落としてはいないか?

今年はまだ始まったばかり。
今年一年はこんなことも考えながら、お客様にとって素晴らしいものを発見し
作っていこうと思っています。

先程、たまたまこんな姿のトルソーが目に入りました。
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これはピンクの掛下姿なのですが、本来はこの上に打掛を着せて展示
していますが、入れ替えの為このような姿に。
でも目に入った瞬間「あっ!結構素敵」と思ってしまいました。

常識で行けばこの姿ってちょっと下着っぽくて、見せるものではないの
ですがキレイと感じる方が多ければこれだっていずれ常識になるのか
も知れません。

私達の仕事はお客様に衣裳を通して笑顔になっていただくこと。そして
非日常の節目を楽しんで頂き、素敵な思い出としていただくことです。
この目的の為には「常識」に捉われずに、今あるもの、そして今までやって
きたことをリノベートしていくだけです。 

やはり堀江さんのシェアする記事は重みがあります。
色々勉強になり、ためになるので目が離せない人物です。 

竜馬が行く

昨年末に3度目の完読した本があります。
ダウンロード
 司馬遼太郎著 【竜馬がゆく】全8巻

主人公はもちろんこの方
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 坂本龍馬

この本は歴史的背景を踏まえたものではありますが、小説ということも
あり、全てが史実に沿った内容ではありません。だって会話なんてあくま
でも「推測」であり、「創作」なわけですからね。
とは言え、この本は「坂本龍馬」という人物を世に広く知らしめました。

老若男女問わずにどっぷりと幕末に入り込める名作だと思います。
そして私はこの本を読むたびに自分の人生、そしてこれからのこと、物事の捉え方
を学びます。つまり私にとってはバイブル的は小説です。

ただ敢えて言わせて頂ければ、是非とも若い方々に読んで頂きたい!
時代に流されるのではなく、「時代を作る」という考え方、そして行動が竜馬、
そして幕末の志士達をフィルターを通して書かれています。

「ゆとり世代」も30代を迎え、現在の10代20代は「さとり世代」といわれて
いますよね。言葉通り?「旅行に行かない」「恋愛に興味がない」「欲がない」
などが特徴とも言われています。
そんなさとり世代にこそ読んで頂きたい!!!

時代は違いますが、「若さ」はいつの時も大きな武器であり、アドバンテージ
です。40代以降の方がもう手にすることの出来ない「若さ」をその時に使わない
なんて、とってもとってもとってもと~~~~~~~っても勿体無い。
もっと上手に説明したいのですが、文章力の限界で出来ません。

まずは騙されたと思って読んでみてください。
「次はどうなる」「今度は竜馬は何をするのか?」のワクワクが止まらないので
、全8巻とはいえあっという間に読み終わります。
そして読み終わると『竜馬がゆくロス』という症候群に襲われますが、それ以上
に自分の未来が明るく見えてくるはずです。

人生に迷った時にもおすすめです。

まだ読んでいない人は幸せです。だって読むことで変化が得られるかもしれない
んですからね!
 

ノーマン・ロックウェルの「The marriage license」

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今は保管している状態ですが、当店にはこちらの絵があります。もちろん
本物ではなくレプリカですけどね。
Norman Rockwell作 「The Marriage License」という作品です。
題名と絵からもわかるように、入籍シーンが描かれています。

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懸命に記入している新婦、そして包むようにして見守る新郎・・・人生の最高の
一瞬を優しいタッチで描いていますね。
婚姻届に書き込む時、誰しも緊張と喜びとこれからの期待と、そしてちょっぴり
の不安などが複雑に交じり合ったこの時にしか味わうことの出来ない感情を味
わいます。

今年も多くのご夫婦が誕生し、この何ともいえない気持ちを感じることでしょう。
私達はこの入籍の時とはまた別の、婚礼衣裳を身にまとう時にしか味わえない
何ともいえない気持ちをご提供していきたいと思います。
こう考えると、「結婚」にまつわる事象では普段では得ることの出来ない気持ちを
感じられるわけですね。まさに非日常です。

ちなみにこちらをご覧下さい。
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作品では入籍日が6月11日に設定しています。つまりジューンブライドですね~。
とは言え、日本では6月の結婚式や披露宴はみなさんが思っているほど多くは
無いんです。なんていっても梅雨時期ですからね。
入籍は6月、式や披露宴は別の月・・・というのもいいですね!!!
 

ウェディングに欠かせないお花

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ウェディングにお花は欠かせません!色とりどりのお花がウェディングを
さらに華やかにしてくれます。

そんなお花も飾り方次第で雰囲気が変わります。プロにお任せする手も
ありますが、ご自分でプロデュースされても良き思い出となるのでは!?
ぜひぜひ挑戦してみて下さいね! 

「お母様」としてのご来店

「●●年前にこちらでウェディングのドレスでお世話になりました!」
・・・最近、こう仰っていただくお客様がめちゃくちゃ多いんですよね。

ありがたい!大変ありがたいです!!!

前回は『花嫁』としてのご来店でしたが、年月を経てお子様の七五三
だったり、成人式だったりで『お母様』としてご来店頂いております。
弊社の歴史を感じたり、弊社をご利用してくださったことへの感謝だった
り、様々な想いが交差している今日この頃です。

一度利用したお店って、良ければ次もってなりますよね。特に弊社のような
業種って特にそうかもしれません。

本日の休憩中に、スタッフ同士でそんな話で盛り上がりました。

さて、明日から三連休です。
ご予定がかなり先でもご相談やご試着にご来店くださいね。