婚礼着物

和装ロケをお手伝いしたJKの一言

先日、訳あって現役JKに紅葉ロケーション撮影のお手伝いをしてもらいました。

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日光田母沢御用邸の紅葉は今週が大変な見頃です。

何をお手伝いしてもらったかというと、撮影小物を持っての同行、後片付けなど簡単なこと。ちなみにお手伝いしてくれたJKはウェディングおろか、衣裳などに関しても当たり前ですが知識も経験もありません。

さてどんな感想を抱いたのでしょう。
 

流行はJkから始まることも多い

90年代から女子高生、今で言うJKが注目を浴びるようになりました。
一番影響があるのは「流行語」ですよね。現在でも次々に生まれているのでしょうが、私は最近のことは全くわかりません(笑)。たまにテレビなどでも紹介されていますが、聞いてもさっぱり・・・。

またファッションやカルチャーもJKから発信されることが多く、それが世界中で注目されることもしばしば。そんなJKの動向に様々な企業が注目しているのが現状でもあります。JKの持つポテンシャル、パワー、発信力は侮れませんね。
 

花嫁の打掛姿を見て意外な一言を・・・

お手伝いしてくれたJKはまさに絵に描いたようなJKです。
人気の韓国グループBTS二はまっていて、もちろんファッションも手抜きなし!そんなJKにとって日本の伝統的衣装である和装がどう映るのかは全く予測できませんでした。

「古臭い!」「私はドレスの方が・・・」という感じかなと思いつつも、「全く何も感じない」「興味すらない」というさらに最悪の感想を持つのかなとすら思っていましたが、意外な感想が聞けました。

「ウェディングドレスよりも打掛の方が断然素敵ですね♡」

これには驚きました。
90年代より女子高生にとって、何より大切なことは「かわいい」といういこと。そのかわいいの中には知る限りでは日本の文化や伝統はほぼ含まれていないことが多かったと思います。ドレスと和装をかわいさで比較すれば、やっぱりドレスが上回りますよね・・・しかしこのJKは打掛に魅力を感じたんです。
 

いつの時代になってもその身体には日本人としての血が・・・

文化や伝統は一朝一夕で作られるものではなく、長い時間をかけ、多くの先人が携わり、積み重ねによって伝承されるもの。現代の日本では西欧文化が多大に取り入れられています。衣食住はもちろん、組織のあり方や思考ですら今や世界とはボーダーレスの時代。
しかし日本人の身体に流れる血には日本の文化伝統を愛でるDNAが含まれているんですね。

この平成が終わろうとする今のJKだって「日本の美しさ」への感受性を持ち合わせています、昭和のJKとそこは何ら変わりません。

今でこそ紅葉を見て「美しい・・・」と思うようになりましたが、高校生の頃は全く興味もありませんでした、しかしアルバイトJKはスマホで写真を撮りまくって、「綺麗ですね~」を連発。現代の高校生の方が感受性が豊かなのかもしれないですね!
 

まとめ

現在の日本のカルチャーを作り、海外にも影響を与え続けているJK。
そんなフレッシュな女子もすんなりと受け入れ、その美しさが評価される日本の花嫁衣裳である打掛。伝統であり、文化ではありますがその時代時代に合わせて適応し続けてきたからこそ今も輝き続けています。
そう、みなさんが思っている以上に自由で、可能性を秘めた婚礼衣裳なんです。

変わらない美しさ、そして変わり続ける美しさ

この二つの美しさを併せ持つ花嫁の衣裳が色打掛であり、白無垢です。
今は前撮りなど、撮影においてのみのご着用が大半を占めていますが、もしかしたらいずれドレスと立場が逆転するかもしれません。もしそうなっても「意外」な事ではなく、ある意味必然ではないでしょうか。

だって我々の体の中には日本人としての血が流れているわけですから。

ジャパンファーストの時代は意外とすぐソコまで来ているのかもしれません。

 

白無垢の小物は白かそれともゴールドか?

婚礼和装である白無垢。

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穢れのない白は花嫁の清廉性の象徴でもあります。

一般的に神社挙式などの「式服」として知られ、ウェディングドレス同様「貴方の色に染まります」という意味も含まれているとも言われています。また真っ白であり、いわば白装束でもあるので確固たる決意の現われの色とも言われます。


この白無垢を着るに当たり、時折お客様からご質問をいただく事があります。

「白無垢では全身白にするべきなんですか?」という質問です。

白無垢はもとより、中に着る【長襦袢】【掛下】そして【掛下帯】は基本白ですし、足袋だって白です。
それでは胸元に飾る【懐剣】や【ハコセコ】も白にするべきなのでしょうか?

画像で比較してみましょう。

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こちらは懐剣やハコセコを白で合わせてみました。

全てが白で統一されると素敵ですよね。


そしてこちら。

IMG_8600こちらは小物をゴールドにしてみました。

やはりゴールドが入ると豪華さが増し、白とはまた違う雰囲気を醸し出しますね。


白無垢に合わせる小物は必ずしも「白」でなければならないというわけではありません。ご紹介したようにゴールドを合わせることもあれば、色付きの市松模様の小物を合わせることもあります。

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また赤が入ったものを使用することも・・・

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つまり「これが正解」ということがないという訳です。
白無垢の色である白は合わせる色を選びませんので、基本的にどんな色・柄にでもピッタリとはまります。ただアドバイスとしては、小物の柄や色は白無垢を着るシチュエーションによって変えてみてはいかがでしょう?

例えば白無垢での神社挙式からの披露宴と言った流れの場合は、挙式では白の小物、披露宴では他の色に変えるとちょっとしたお色直しになりますし、雰囲気も変わります。やはり厳かな神社挙式においては、白・ゴールド・赤以外はお選びにならない方が賢明ではないでしょうか。

逆に写真撮影だけの前撮りやフォトウェディングであれば、ご自分のお好みに合わせてセレクトしても全く問題はありません。


当店の和装前撮りにおいては、お客様のご希望が特に無い場合は基本的に小物は白で統一しています。
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その理由は白無垢が一番美しく見えるからです。まぁ好みですね(笑)。


婚礼和装となると何かと決まりとか多くありそうに思われがちですが、意外と自由度があるものなんですよ。
いずれにせよ、「自分らしい白無垢姿」であることが何より大切ですね。我慢しちゃうと後々の後悔の元になっちゃいますからね。

どんな小物を合わせるにしろ、きっと素敵な白無垢姿にあるはずです。そして白無垢がどんなに素敵な婚礼和装であるかをお分かりいただけることと思います。

紋付袴は黒が人気

男の和装と言えば、やっぱり紋付袴ですよね。

この紋付の「紋」とは家紋の事で、羽織の胸に二つ+後ろ袖に二つ+背中に一つの合計で五つで「五つ紋」は最も格式が高いと言われています。現在では羽織には白や紫、紺、赤、黄など様々な色があります。最も格式の高い色は「黒」。
そして黒縞の袴も格式があります。


つまり五つ紋の黒紋付羽織と黒縞の袴の組合せが男性の和装の中でもっとも格式があるといえます。

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画像にもある黒縞の袴を「仙台平」と呼ぶことがありますが、本物の仙台平は最高級のものであり、現在では一社のみが製造しています。つまりおよそ殆んどの物が仙台平ではなく、「仙台平風袴」が実情です。もちろん当店の袴も仙台平風です。


当店は11月には紅葉ロケーションの和装前撮りが多数ありますが、花婿の殆んどがこの組み合わせでお決めいただいています。

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今週セット中の紋付袴も黒ばかり。やっぱり黒が一番人気です。

男性のお客様にとって、紋付袴は身近なものではありません。
何を基準に色を選ぶかはお客様次第ですが、紋付袴のイメージって断然黒ですよね。だから黒を選ばれることが多いんですが、当店では黒の格式の高さをご説明もしています。

「格が高い」と耳にすると、男性は理論的に納得し満足されます。ビジュアルも大切ですが、やはりそれ以上にダンディズムに重きを置くのは男性ならではのことですね。


話しは変わりますが、こちらをご覧下さい。

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これは羽織の裏を撮影したものですが、羽織の裏地である「羽裏」にはこのように絵が描かれています。これを「額裏」といい、額縁の一枚の絵のようになっています。本来、この額裏は男のこだわりや個性を演出するものです。

このように目に見えないところにもこだわりを持つのは男の憧れであり、かっこよさでもあります。
もちろん当店の物はレンタル品なので、サイズによって、または羽織によって額裏の絵はそれぞれ違く、お好みに合わせてお選びいただく事は出来ません。でも羽織を着用される機会があれば、この額裏にもご注目してみてはいかがでしょう?

どんな額裏に出会うかは「縁」ですから、なぜその額裏になったのかを自分なりに解釈してみるのも面白いかもしれません。


紋付袴の一番人気、そして最高格式は「黒」ですが、一択というわけではありません。

花嫁の打掛に合わせて違う色を選んだり、「タキシードが黒だから和装は違う色!」という方もいらっしゃいます。ご自分のお好みに合わせてお選びするのが最も大切ですからね。どのような色を選ぶにしろ、男の紋付袴姿は洋装にはないかっこよさがあります。着こなしのポイントは姿勢よく、胸を張ることです。

普段では感じることのない和装の魅力を存分に味わっていただきたいと思います。

和装用下着「肌襦袢(はだじゅばん)」にも種類があります

打掛、振袖、留袖、喪服など和装には様々な種類があります。


面白いですよね和装って。だって既婚者と未婚者で着用できるものが分けられていたり、「立場」や「目的」によって着る和装が変わったりするんですから。私も以前はこんな和装を「面倒な衣裳だな」と思ったものです。しかしよく考えるとそこにはちゃんとした理由があるんですよね。


私見ですが、和装とは洋装と違って「自分の為に着る衣裳」というよりは「他の方の為に着る衣装」ではないかと思います。

打掛は披露宴をより華やかに演出する為の和装、
留袖は他の方に自分が親族であることを知らせる和装
振袖は未婚である事を知らせる和装
喪服はその黒という色で死者を弔う衣裳


こう考えると単に面倒な衣裳ではなく、日本ならではの文化伝統である「おもてなし」が存分にこめられた衣裳なんですよね。

そんな和装はやはりキッチリを着たいものです。その為には和装用の下着である「肌襦袢」にも十分気を遣いたいものです。
 

肌襦袢は大きく分けて二つの種類があります。

一つは婚礼用、もう一つは一般和装用です。

一般和装用肌襦袢

まずは画像をご覧下さい。
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こちらは前から見た一般和装用肌襦袢

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後ろからみた画像

一般和装とは何をさすのでしょう。
最も簡単に説明すれば、「白無垢」「色打掛」「本振袖」以外の和装となります。

種類として明記するならば以下の物になります。
「振袖」「留袖」「色留袖」「訪問着」「付下げ」「色無地」「小振袖」「小紋」「喪服」
 

婚礼和装用肌襦袢

こちらも画像でまずはご覧下さい。

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こちらは前からの画像

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後ろからの画像
 

その違いとは?

一見だけでは「何が違うの?」「同じじゃん!」と思って当然ですよ。同じ素材で同じ白、そして同じフォルムなのでパッと見では分りづらいですが、一ヶ所だけ違いがあります。やはり画像の方が分りやすいので、こちらをご覧下さい。

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婚礼用を下に一般用を上に重ねてみましたが違いが分りますでしょうか?
その違いは「襟口の深さ」なんですね。今度は後ろからの画像で見てみましょう。

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婚礼用肌襦袢の襟の深さは一般用に比べると約4倍くらいあります。

何故違いがあるのかというと、着方、言い換えれば着付け方に違いがあるんですね。

 

 

婚礼用和装は後ろ襟をグッと下に抜いて着る衣裳です。

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改めて見るとかなり下に抜いているのがわかりますね。

もし打掛に一般用の肌襦袢を使用してしまったら、間違いなく見えてしまいます。また見えないように着付けをしてしまうと、打掛本来の美しさを十分に発揮できません。やはり婚礼用和装には婚礼用の肌襦袢でなければいけません。これは絶対です。
 

肌襦袢にまつわるあるある話

当店の打掛のレンタル、和装前撮りのお客様には「婚礼用の肌襦袢のご用意が必要です」とご説明しています。
すると「肌襦袢持ってます!」というお客様は少なくないのですが、その殆んどが成人式で使ったものだったり、ご家族がお持ちの肌襦袢なんです。しかし婚礼用ではないので使用は出来ません。

なので殆どの場合、当店で婚礼用肌襦袢をご購入して頂くかレンタルをして頂いております。
 

どうせ肌襦袢を購入するなら・・・・

前述で「婚礼和装には婚礼用肌襦袢が絶対」と書きましたが、これには続きがあります。
婚礼用肌襦袢は一般和装でも使用が出来るんですよね~これが!

既婚者の方は今後婚礼和装を着る機会はないでしょうから、もし肌襦袢を購入する場合は「一般用」がおすすめです。でも成人式や卒業式の為に肌襦袢を購入する場合は「婚礼用」がいいかもしれません。その殆んどの方が未婚ですから、結婚式や前撮りで和装を着る時にも使えますし、その後の一般和装を着用する時でもOKですから長く使えます。

つまり無駄がないんですね。

婚礼用の肌襦袢は全ての和装で使うことができるので、とっても便利なんです。
 

最後に・・・

人生において和装を着用する機会はそう多くはありません。
なのでせっかく購入した肌襦袢も役目が終わると「ほったらかし」にされることが多く、次に使う場合にどこにしまったかわからずに結局また新たに購入されることも大変多いんです。そして購入した後に何故か出て来る・・・なんてあるある話もよく耳にします。

ですから購入した肌襦を使用した後は綺麗に洗濯し、軽くでいいのでアイロンをかけてからビニール袋に「肌襦袢」を大きく書き、下着または靴下などを入れている場所に保管しておくといいでしょう。そこは毎日開け閉めする場所ですから絶対に忘れる事はありませんし、空気の入れ替えになり色が変わることもありませんからね。

いずれにせよ、肌襦袢は和装を着用する上で絶対に欠かせないアイテムであるということお忘れなく!

 

打掛本格体験はご要望に合わせて開催致します

高評価、多くのご要望がありながらもなかなか開催が出来ずにいる打掛本格体験

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※画像に記載されている日程は以前のものです。

このプランは本番さながらのお着付けと、ヘアアレンジをして本格的な打掛姿をわずか3,240円で体験できるという物です。


これまで開催の回数は少ないものの、多くのご応募をいただき、体験後はお客様に大変喜んで頂いています。



そもそもこんな体験プランを企画した意図はこうです。

和装の人気がアップしているとはいえ、ドレスに比べると未知の衣裳です。
一歩足を踏み出す前に諦めてしまったりする方が多いのではないかと思い、それならば事前に打掛体験ができる機会を作ろうと考えました。

3,240円という何とも中途半端な価格にしたのは、冷やかし客の防止でもあり、和装で悩めるぷれ花嫁の本気度を測るためでもあります。

体験プランに対価を払うことで、体験される方は当店のお客様になり、なお且つしがらみは一切なくなります。もしこれが無料なら、気を使ったり、しなくてもいい想像をしてしまうこともありますからね。つまり当店と台頭になって頂くためでもあるワケです。


このプランはあくまでも和装を体験することで、和装の魅力を知っていただき、一歩足を踏み出して頂けるキッカケ作りが目的です。決して遊びで体験して頂くために企画したワケではありません。でも結果的には「遊び感覚」の方のご応募が多いのが現実です。



しかし嬉しいこともあります。

この体験を通して、実際に結婚式で和装を着用されるようになり、当店で打掛をレンタルしてくださる方や前撮りをして下さる方もいらっしゃいます。

売り上げに繋がったことはもちろんですが、私達の想いが伝わり、実際に和装をご着用くださることが何より嬉しく感じています。


それならばやはりこの打掛本格体験は継続して行くべきだと感じています。

本気で悩んでいる方に利用して頂きたいので、「冷やかし」や「遊び」の方は出来るだけ排除していくべきだと考えます。そういた方々に先に予約を埋められてしまうと、本末転倒の企画に成り下がってしまいますからね。


そこで今後は定期的な開催ではなく、あくまでもお客様のご要望にお応えする形で開催して行きます。

こういった形で参加されるにはそれなりの本気度と勇気が必要ですから、冷やかしの方は参加しづらくなりますからね。



なのでもし打掛本格体験をご要望の場合はメールでお知らせ下さい。
お電話では基本的に受付は致しませんのでご注意下さいませ。

ご連絡先はこちら⇒info@kaede-abito.com

担当は私「堀」が承りますので、私宛にメールを下さい。
その際は「打掛本格体験希望」と記載していただき、ご希望の日時を第1期希望から第3希望までお知らせ下さい。

日程を調節後、折り返してお返事致します。


くれぐれも「冷やかし」「遊び」「ただ和装を着てみたいだけ」という方はご遠慮くださいますようお願い致します。



Wedding Dress abito前撮り専門サイトはこちらから
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こんなにかわいい和装なのに、お問い合わせが少ないのがわからない

※平成30年8月13日~15日まで夏季休業とさせて頂きます。
休業中でもご相談やお問い合わせを受け付けておりますので、お急ぎの方はこちらから


花嫁和装には大きく分けて5の種類があります。

色打掛

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最近では結婚式のお色直しの衣装として、また和装前撮りの衣裳としてダントツの人気があります

白無垢

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こちらも人気急上昇の花嫁和装。
主に神前挙式の衣裳として認知されていますが、最近では和装前撮りでも白無垢を選ばれる方が増えています。
白無垢ならではの「清楚さ」が魅力です。

黒引き振袖

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黒引き振袖の魅力は凛とした美しさです。
その色合いから、どちらかと言えば「かっこいい系」の和装なので大人な方におすすめです。一時は爆発的な人気を誇りましたが、最近は当時ほどではないのもまた事実です。素敵なんですけどね。

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こちらに関しては当店では取り扱いがなく、従って画像もございません。
現代においては最も特殊であり、好き嫌いがハッキリ分れる婚礼和装ではないでしょうか?
着付けには特殊な技術が必要があり、なお且つ取り扱うショップも少ないのである意味幻の衣裳とも言えますね。もちろんレンタル及びお着付けの費用も相当なものとなります。


そして当店が頭を抱えている衣裳が大振袖です

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いわゆる成人式の振袖の婚礼版で、黒引き振袖の黒じゃないバージョンでもあります。

様々な色の大振袖がありますが、どれも色打掛に負けないくらいの華やかさがあります。「かっこいい系」の黒振袖とは真逆の「かわいい系」の衣裳で、格式ばった雰囲気は殆んどなく、どちらかと言えばカジュアルさすら感じます。

ちなみにこの大振袖ではこんなこともできちゃいます。



色打掛を上に羽織れば、大振袖自体が掛下の代わりとなるので二つの違ったテイストの和装姿を簡単に楽しむ事ができます。

ご紹介している大振袖はベースがグレーのものですが、中にはこんな大振袖も。
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鮮やかなイエローに青の牡丹柄がとても映える逸品です。
赤の小物がいいアクセントとなっていて、婚礼和装の上級者を思わせる雰囲気があります。

ご説明したように、婚礼用の振袖とは言え、振袖は振袖です。
ご存知のように「振袖姿」は未婚女性だけに許されるものであり、既婚者は厳密には着ることができません。つまり結婚式、及び和装前撮りが振袖を着用できる最後の機会となります。

言い換えれば、最後の振袖姿を披露したり、写真に残す絶好の機会とも言えますよね。


■どちらかと言えば少数派
■メッチャかわいい婚礼和装
■掛下の代わりにもなり、打掛を羽織ることができるので二度美味しい
■最後の振袖姿の思い出づくりができる


おすすめどころ満載なんです。

さらには打掛と比べ軽く動きやすいので、とっても楽なんです。
肩がこりやすい方、あるいは小さなお体の方でも打掛に比べ、長く着ていても疲れづらいという特徴もあります。


このように大振袖をおすすめする理由はたくさんあるので、これまでもブログやウェブサイト等で定期的にご案内しているのですが反応はイマイチ・・・・。

自信をもっておすすめしているにもかかわらず、これほどまでにもリアクションが少ない理由が正直分らないんです。
もちろん大振袖以上に色打掛や白無垢のほうが人気がありますし、「っぽさ」という面から考えても及ばないのかもしれません。

もしかしたら「成人式っぽい」と思われてしまっているのでしょうか?
もしそうだとしたら・・・・THE END!
しょうがない、しょうがない♡


しょうがない♡じゃな~い!

いずれこの大振袖の魅力をお分りくださる方が現れることを信じて、今後も粘り強くご案内していきます。
ブームはいつ訪れるかわかりませんし、何よりもこの衣裳の魅力を信じて疑わない私達が諦めてしまってはそこで終わりですからね。


もし貴女が婚礼和装をご検討中でしたら、最終的には打掛を選ぶことになったとしても選択肢の一つとしてこの大振袖を残していただければ・・・このブログを書いた甲斐があるというものです。まずは見学と試着をお試し下さいませ~。

ゼクシィ公式アプリ の「粋なセンスを感じる和装男子SNAP」part2でabitoの衣裳が紹介されました

「プロポーズされたらゼクシィ」

そんなキャッチコピーで知られる結婚情報誌『zexy』は結婚式を予定されているぷれ花嫁の方々にとってはバイブルですよね。

ゼクシィはアプリも展開しており、花嫁さんダウンロード数No1なんだそうです。


雑誌同様に花嫁から支持を得ているゼクシイ公式アプリのNewトピックス

【粋なセンスを感じる「和装男子」SNAP ~part2~】で当店Wedding Dress abitoの羽織袴と和装前撮りフォトが紹介されています。


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全部で10軒のショップが紹介されておるのですが、当店は何と一番最後・・・・。
でも最後も考えようでは「大トリ」とも捉える事が出来ますので、ポジティブシンキング!

いやちょっと待って、他の9つは画像が三つなのに対して、abitoだけ何故か二つ(泣)。確か画像は三つ以上送ったはずなのに・・・


そうは言っても、ゼクシィ側からお話しをいただき、無料で掲載していただいている立場ですから多くを望んではいけませんよね。

このトピックスの題名からも分るように、おしゃれな男子の和装姿の特集です。
こんな特集が組まれるのも、それだけ婚礼和装が注目されているからと言えます。全国に男子和装を取り扱うお店は数多くありますが、今回縁あって当店の商品が選ばれたことは大変光栄です。

記事を読んでいただければお分かりになるとは思いますが、決して「おしゃれな袴」にフォーカスを当てたのではなく、トータルコーディネートとして着目されているんですね。他のお店さんの衣裳も画像も素敵ですが、「大正ロマン」というテーマにあわせた当店の衣裳とコーディネート、そして撮影場所のイメージが三位一体となっている当店が最高だと勝手に思いこんでいます。

まぁどちらのお店も同じ想いでしょうね(笑)


結婚式、前撮り問わずに花嫁の衣裳が先行しやすいものです。
もちろんこれはこれでとても大切なことですが、花嫁衣裳がひと段落したら、次は花婿の衣裳にも力を注ぐことも怠ってはいけませんね。花婿の衣裳があってこそ映える花嫁衣裳なんですからね。


さてさて、有名結婚情報誌ゼクシィの公式アプリのトピックに掲載されると何か良いことがあるのかなぁ~?

希望としましては「ゼクシィを見てお電話したんですけど」とか、「あんな和装前撮りしたいんです!」とかひっきりなしにお問い合わせを頂くことですが、過去にも夢見るだけで、効果を感じた経験がないので多分、今回もさらっとスルーで終わることでしょう。


abitoとしましては、私達の仕事が目の肥えているゼクシィの記者の方の目に止めてもらったことが嬉しいですし、こういう特集を組んでくださることで、より一層和装の人気が上がることに期待が持てることが何よりだと感じています。「やっと認めて貰えたかな」という思いもありますしね。


繰り返しになりますが、ゼクシィの公式アプリでは衣装だけでなく、結婚及び結婚式にまつわる様々な情報が掲載されています。どなたにとっても初めてのことばかりの結婚と結婚式。情報弱者のままだと損をしてしまう可能性も少なくありません。
スマホでいつでも知りたい情報をゲットできるので、ぜひ情報強者になるべく、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

このアプリは無料でダウンロードできますので安心です。

まずはアプリをゲットしちゃいましょう!

白無垢の「白」と和傘の「赤」、そして新緑の「緑」の色合わせは最高に美しい

どんな色も組み合わせ方によってはさらに映えたり、美しく見えるものです。


和の婚礼衣裳である白無垢の色はもちろん「白」。

『嫁ぎ先の色に染まります』、『まっさらな気持ちで人生の門出に立つ』といった由来が有名ですが、現代においては気にする方は殆んどいません。白無垢が放つ雰囲気そのものが今の花嫁が求めて止まないものなのです。

そんな白無垢の白が最高に美しく見えるのは神社でも結婚式場でもありません。

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新緑が美しい日本庭園の中でこそ、白無垢は最高に美しいのです。
ここに和傘の赤が入るとより一層美しく、見る者全てがその美しさに引き込まれます。


この三色の組合せは時間の概念すら忘れさせてしまいます。
10年前でも10年後でもこの美しさの価値は不変ですが、何故か懐かしさと共に新しさも感じさせるという不思議な力を備えています。


華やかな色打掛に比べ、白無垢は慎ましさを感じる婚礼和装です。
しかし新緑や和傘と組み合わせることで、色打掛に負けず劣らずのフォトジェニックな衣裳へと変化します。

「結婚」という節目にしか着用することの出来ない白無垢。

和装前撮りでは断然色打掛が人気がありますが、せっかく時間を割いて前撮りするのであれば、ちょっと予算が増えてしまいますがぜひ白無垢姿も残して見てはいかがでしょうか?和装前撮りでも「お色直し」することで、和装の思い出が倍以上になるはずです。

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「洋髪」「綿帽子」「角隠し」、和装姿のイメージはヘアスタイルで劇的に変わります!

色打掛、白無垢などでの婚礼和装においては洋髪が最近の主流です。


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神前挙式でも和装前撮りでも!

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和装姿においてヘアスタイルを洋髪にするメリットって何でしょう?

そもそも洋髪が主流なのは「かわいい」「キュート」「おしゃれ」な和装花嫁に憧れてのこと。
洋髪にすることで、重みを感じる和装姿もちょっとだけカジュアルチックになり、「気軽さ」を感じられますからね。またそのカジュアルな和装姿は等身大の自分自身を表すものでもあります。


一方で徐々に人気復権の兆しが見えるのが白無垢での綿帽子姿です。

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THE 花嫁

そんなイメージのある綿帽子姿。
全身が白で統一されることで、「神聖性」が演出されます。より和装花嫁らしさをお求めになるのであれば、綿帽子姿もおすすめです。
以前、「綿帽子といえばおかつらスタイル」が定番でしたが、現在では洋髪のままでOKとなり、とってもお手軽です。


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このようなちょっと古い宇宙人チックなアイテムを使って綿帽子姿に仕上げることが出来ます。

「結婚式では和装を着ないから、和装姿の写真を残しておきたい」
こういう想いのぷれ花嫁様はたくさんいらっしゃいます。
せっかくの和装姿、どうせならとことん和にこだわった前撮りにするのもおすすめです。
白無垢に綿帽子、日本庭園に畳のある日本建築・・・とっても素敵な思い出になるはずです。



最後になりますが、もう一つの選択肢として「角隠し姿」も検討する価値は全然アリかもしれません。

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綿帽子姿と同様にその姿を見れば、まさに日本の花嫁の象徴と言えます。
綿帽子が柔らかいイメージなのに対し、角隠しはどちらかと言えば「凛」としたイメージですよね。

ちなみに角隠しは「おかつら」が有ってこそのスタイルなので、洋髪のままでは仕上げることは出来ません。


昨日、久々に和装前撮りで角隠しスタイルのご希望がありました。

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美しい緑に染まった青楓の中、赤い番傘をさして佇む角隠しに白無垢の花嫁。

この美しさは平成30年となった今も、100年前の大正時代もなんら変わることのない価値があります。


当店の和装前撮りではやはり圧倒的に洋髪をお選びになる花嫁が多く、綿帽子スタイルをご希望される方も少なくありません。
しかし「角隠し+おかつら」をご希望される方は大変少ない為、久々のその姿にとても感動しました。


和装姿はそれだけでも重みがあり、素敵な花嫁になれる衣裳です。
しかしヘアスタイルをどのようにするかで、その全体的なイメージはがらりと変わります。
「洋髪」「綿帽子」「角隠し」、魅力はそれぞれ違ってくるので、どれを選ばれるかは花嫁次第!どれにするか迷うのも楽しみの一つですから、じっくりと花婿と相談して決めてみてはいかがでしょう。

キュートでおしゃれな和装姿なら「洋髪」
ふわっとした柔らかさのある日本の花嫁に憧れがあれば「綿帽子」
凛とした佇まいを感じさせる花嫁姿を表現するなら「角隠し」


さぁ、あなたはどれ派ですか?

小物を上手に使って白無垢姿もあなたらしく!

和の婚礼衣裳、その中でも神前挙式の式服として知られる白無垢。

その白さの理由には
「嫁ぎ先の家の色に染まる為」
「花嫁の純真無垢な清らかさを表す為」

・・・などと言われています。


その為、白無垢を着用する際はハコセコや懐剣といった小物も「白」というイメージをお持ちだと思います。

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白で統一すると美しいですよね。


しかし最近では白無垢だからこそ敢えて柄物の小物を選ばれる花嫁も急増中です。

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打掛が白だからこそ小物の柄が映えますし、小物に柄が入っているからこそ打掛の白が一層白く見える効果もあります。
何より自分らしいコーディネートとなり、おしゃれ感を演出できます!


どんな柄の小物をチョイスするかは花嫁のお好み次第。
どれが正解とかはありません。敢えて柄の選び方をアドバイスさせていただくと、「季節」「花婿の衣裳」を考慮すること。
もう一つはご自分の理想とする白無垢姿のテーマから導き出してみては?ということです。

例えば春から夏にかけての季節なら緑や紫、秋から冬にかけては花柄の入った小物がおすすめです。
また厳かな雰囲気を演出するなら左端の金糸のあしらわれた小物がおすすめ!お色直しの衣裳としての白無垢の着用であれば、華やかさのあるは花柄の小物はいかがでしょうか?


また挙式後、披露宴に白無垢姿でご入場されるのであれば「式用」と「披露宴用」で小物を替えるのもいいですよね。


ドレスでもネックレスやブーケ、ヘッドドレスなどをシチュエーションによって替えるように、和装もコーディネートを楽しめる花嫁衣裳です。
同じ衣裳でも小物を替えるだけで、まるで違う見せ方ができるので一着で二度楽しめますよ!
しかも小物を変更するだけなので、費用も少なく済みます。


一生に一度の白無垢姿。
どうせならいろんな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?


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