結婚式

一日で白無垢で神社挙式、色打掛で和装前撮りが出来ます

これまで人気を誇ってきたいわゆる結婚式場での結婚式ですが、もう一つの選択肢として神社挙式をお選びになる方が大変多くなりました。

現に先日のことですが、一日で三組もの神社挙式を希望されているカップル様にご来店いただきました。

Wedding Dress abitoの神社挙式プランはこちらから


神社挙式の魅力は何と言っても日本らしい結婚式が出来ることに尽きます。
そしてチャペル挙式とは違い家族だけの挙式となることが多いので、この辺りも最近のニーズにマッチしているのでしょう。

神社挙式ならやりたい!
打掛を着て式をしたい!


そうお考えの方にもっと神社挙式を知っていただきたいとabitoは考えています。それなら実際のお客様の当日の模様をご紹介した方がわかりやすいと思いますので、abitoの神社挙式プランをご利用くださったおふたりをご紹介します。

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男ぽっさ満点でありがならも笑顔がとっても素敵な花婿様と色白でまさにJapan beautyという表現がピッタリの美人すぎる花嫁様。お二人は東京にお住まいなのですが、ある理由により宇都宮にある栃木県護国神社で式を挙げられました。

abitoは神社挙式のサポートも行っておりますが、得意分野であるロケーション撮影を折り込みながら一日をプランニングさせて頂きました。

挙式より数時間前におふたりには入っていただき、まずは色打掛のお支度。
つまり挙式前に色打掛でのロケーション撮影を行ったということ。

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初秋の午前中に注ぐ柔らかい光がお二人の結婚式を祝ってくれているかのようでした。お二人ともと~~~っても和装がお似合いで、誰もが振り返るようなツーショット姿です。

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色打掛の撮影は野外だけでなく、和の風情たっぷりの屋内でも行います。
歴史と文化を感じるこの場所で、和装姿がお似合いのおしゃれなお二人が佇むとまるで映画やドラマ一場面を見ているかのようです。こういった感じを求めている方が増えているからこそ、いま神社挙式が注目されているのだと思います。

そういった意味でもお二人に画像使用の許可を頂けたことは当店にとって大変ありがたいことです。感謝しかないです。

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よーくご覧下さいネ、お鼻とお鼻をくっつけているだけですからね(笑)
このようなお二人だけの時間を切りとった撮影はabitoの得意分野。和・ナチュラル・ファッショナブルが三位一体となるとこんな素敵な一枚になるんですよ!


色打掛の撮影が終わると、次は白無垢へお召し変えです。
神社挙式を挙げることもあり、花嫁様のご希望は綿帽子姿。abitoではカツラを使用することなく、洋髪のままでの綿帽子姿も実現可能です!

白無垢にお召し変え後は挙式まで時間があったので、花嫁様にとって、そしてお母さまにとってもこの時だけの撮影を致しました。

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お母様による「紅入れの儀」です。
嫁ぐ娘の白無垢姿を完成させるのはやはりかけがえのない存在のお母様しかいません。おふたりの優しさ溢れる微笑がとっても印象的な一枚です。


いよいよ挙式です。

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愛し、愛されるご家族に見守られながら粛々と儀式が進んでいます。
チャペル挙式に比べればそこまで華やかではありませんし、派手な演出もありません。しかし神社の本殿の厳かな雰囲気、そして静けさは二人の結婚を誓う上では最高のシチュエーションではないでしょうか。

神々と花嫁花婿、そしてご両家のご家族が神主の導きによって一体となり、より絆が深まることは間違いありません。

滞りなく、無事挙式が終わると花嫁と花婿はいつも晴れ晴れしいお顔になります。もちろんご家族もです。そんな中、ご両家揃っての集合写真の撮影となります。

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11名中ご両親を含め、9名が和装姿!とっても素敵で、表現があっているかわかりませんがカッコいいですよね!

これぞ日本の結婚式です。時代が移り変わろうと、この価値観だけは未来永劫変わることはないでしょう。


冒頭で東京在住のお二人が宇都宮で神社挙式を挙げたのには理由があると申し上げましたが、その理由とは・・・・こちらの画像をご覧下さい。

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花婿様のおじい様とのスリーショットです。

理由とは宇都宮にお住まいのおじい様の為に宇都宮の神社での式をお決めになったそうです。おじい様に負担をかけることなく、おふたりの新しい門出をご覧いただく事ができました。本当にご家族想いの素敵なカップル・・・いえいえご夫婦でした。


abitoの神社挙式プランを当店のウェブサイトでご覧下さり、お問い合わせくださったことが最初のスタートでした。東京にお住まいということで、メールのやり取りを繰り返し、その後ご来店いただき衣装をご覧になり、この日を迎えることになりました。離れた場所ということで、お二人はさぞ大変だったことと思います。

しかしそんな素振りは一切なく、逆に当店をお気遣いくださった優しい心遣いを私達は忘れることが出来ません。縁あってお二人に出会えたことを大変嬉しく思っていますし、そんなお二人の大切な結婚式に携われたことを本当に光栄に思っています。お二人には末永くお幸せになっていただきたいと願っていますし、溢れんばかりのご多幸が舞い込むことを祈るばかりです。

またいつかお会いしたい・・・そんなお二人でした。


神社挙式をされる方が増え、結婚を控えたカップル様にとっても、一つの選択肢となっていますが実際のところ、わからないことばかりですよね。神社挙式プランを取り扱うお店も増えましたが、HPなどでは費用やプランに含まれる内容しかわからないものです。abitoとしましては本日のブログのように、少しでも
神社挙式をお分かりいただけるように今後も取り組んでいきたいともいます。

どなたにとっても結婚式は初めてのことで、わからないことばかりですよね。
費用や内容という具体的なものは二の次で、まずは神社挙式の魅力と価値観、そして世界観を知っていただく事が何より大切であると思います。こちらのブログはそういう存在でありたいと思っています。

神社挙式についてご質問やお問い合わせをご希望の方は、気軽にabitoにご相談下さい。まずはそこから始めましょう!

Wedding Dress abito

☎ 028-655-0975
info@kaede-abito.com

打掛の選び方は難しいようで実はとても簡単

結婚式の披露宴、神社挙式、和婚、そして前撮りで色打掛や白無垢といった婚礼和装をお召しになる方が増えていますね。

でも打掛ってドレスに比べると身近ではなく、これまで触れる機会も殆んどないのでわからないことばかりというのが実際のところです。わからないことだらけの物を選びには相当な苦労をしそうと思われがちですが、ドレスに比べると意外と簡単なんです。

実際に衣装選びにかける時間は打掛よりドレスの方が長いもの。不思議ですね。

意外と簡単なんですよ!

理由その① 打掛にはサイズがない

ドレスには幅のサイズ(7号とか9号とか)もあれば、身長のサイズ(TとかTT)がありますが、打掛には基本的にそのようなサイズがありません。花嫁の身体に合わせて着付けていく衣装ですからね。

つまりサイズを気にせず衣装を選べるので、これだけでもかなり労力が省かれます。

 

理由その② 花婿衣装との色やデザインの相性はほぼ気にしなくてOK

ドレスとタキシードの場合、気にしなくてはならないのはお互いの色やデザインとの相性ですよね。例えばデザインの場合はアンティーク風のドレスにはとがったデザインのタキシードは合いませんよね。でも打掛も紋付袴も基本的にフォルムは同じなので、相性を気にせずに花嫁も花婿もお好きなものを選ぶことが出来ます。

色に関しても特に決まりはなく、ストレスなく組み合わせることができるのが和装の良いところです。
 

理由その③ 直感で選べる

冒頭に書いたように婚礼和装については良くわからない方が殆んどです。
だから選ぶ基準がないので、先入観なく判断ができるんです。判断基準が多ければ多いほど迷うものですが、それがないので直感で選ぶことが出来ます。直感で選ぶほど簡単な選び方はありませんものね。

似合う似合わないではなく、気に入るか気に入らないかで判断が下せるから簡単なんです。
 

理由その④ 結婚式場の雰囲気とのマッチングも気にしなくて良い

今はいろんな雰囲気の結婚式場があります。
中世の西欧の雰囲気だったり、モダン的雰囲気、白を基調にしたナチュラルテイストの結婚式場などがありますね。でも最近の結婚式場は基本的に欧米スタイルで和の雰囲気とは全くかけ離れているので、逆に和装との相性は気にせずに済みます。

だから式場の雰囲気やテイストを気にせずに和装を選べるので、この部分でもかなりハードルは低いといって良いでしょう。

まとめ

サイズがなく、花嫁と花婿の衣装の組合せに決まりがなく、判断基準が少なく、式場との相性も気にせずOK・・・・これが婚礼和装の特徴と言えます。ドレスでは様々なことを考慮しつつ、自分の好みやサイズにあわせて選ばなくてはなりませんので大変です。ドレスに比べると和装を選ぶ方がよっぽど簡単なんです。

イメージ的に和装の方が難しいと思われがちですが、決してそんなことはなく、むしろ簡単だとおわかりいただけたのではないでしょうか?

ドレスも結婚式にしか着れない花嫁だけの特別な衣装ですが、打掛だって同じです。
きっと打掛を着用したあなたの花嫁姿は素晴らしいものになりますし、ご家族やご友人にも喜んでいただけるはずです。洋装と和装のどちらかを選ぼうとするのではなく、両方選ぶ選択肢もあることも知っていただけたらと思います。
 

 

栃木県の神社挙式

現在、これまでになく神社挙式が盛り上がりを見せています。

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その理由はいくつかあると思われますが、最大の要因は原点回帰だと考えています。

イタリアン、フレンチ、中華と世界には様々な美味しい料理がありますが、それでもやっぱり「和食が一番!」という方は多いですよね。これまで挙式と言えばチャペル挙式が大半を占めていましたが、もしかしたらちょっと飽き始めてきたのかもしれません。ドレス姿には多くの花嫁が憧れを抱きますが、より和装の方に特別感を感じるのでしょう。

また最近では「挙式だけ」を選択される方が多くなってきましたが、日本国内にあるチャペルの殆んどは結婚式場の施設となり、半ば披露宴とセットになりがちです。そうなるとチャペルでの挙式だけは選択しづらいくなるもの、一方神社挙式はシンプルに挙式だけを選べるのも要因かもしれません。


さて今回は栃木県の神前挙式について考えていきます。

組数的には圧倒的に日光が多い

日光二荒山神社、日光東照宮といった世界遺産での神社挙式は相当な人気があります。
割合は分かりませんが、県内のカップルに比べて東京や横浜など首都圏からのカップルの方が想像以上に多いと思われます。我々栃木県民にとって日光は馴染みが深く、「世界遺産」と言われてもなかなかピンと来ないもの。
 

宇都宮で挙式できる神社は?

宇都宮の人口は約60万人。
北関東三県のなかで最大の都市ですが、人口の割に挙式できる神社は少ないんです。

・宇都宮二荒山神社
・栃木県護国神社
・八坂神社

主にこの3つの神社が知られています。
当店も神社挙式をプロデュースしていますが、その殆んどが護国神社さんでの挙式です。広大な敷地に、重厚感のある本殿。歴史ある神社さんですが、自由度が高く、大変おすすめです。

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宇都宮の神社で挙式するメリットはなんでしょう?

・アクセスが良い
・挙式後の食事会ができるお店がたくさんあり、いろいろと選べる
・ご親族が集まりやすい
・宿泊施設も充実

・・・いろいろとメリットがあります。

また日光ほど挙式が集中しないので、お二人のご都合通りにスケジュールしやすいのも嬉しいですね。
 

宇都宮・日光以外でおすすめの神社は?

栃木県内にはすばらしい神社が沢山あり、全てをご紹介することは出来ません。その中でも神社挙式におすすめの神社をご紹介したいと思います。

白鷺神社(上三川町)

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こちらの白鷺神社でも当店は挙式のプロデュースをさせて頂いて来ました。
その外観は日本人が思い描く神社のイメージそのもので、重厚感がありながらもどこか懐かしさを感じさせる雰囲気があります。境内も広く、神社挙式に大変おすすめです。

こちらをご覧下さい
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この画像は鳥居から挙式をする本殿へ向かう場面ですが、右手に赤い野点傘を差しての入場となります。県内ではこのような演出をされる神社はあまり見かけたことがありません。とっても素敵ですね。


織姫神社(足利市)※著作権侵害の恐れがあるため画像は掲載しません。

平安神宮を思わせる朱塗りの本殿や参道が印象的で、県南で人気の神社さんです。
縁結びの神様を祀られているという事で、まさに結婚式に最適ですね。小高い山の頂上にあるので、見下ろす景観も素晴らしく、大変おすすめです。


古峯神社(鹿沼市)※著作権侵害の恐れがあるため画像は掲載しません。

鹿沼市の奥の奥のまさに秘境とも言えるところに古峯神社はあります。
天狗様を祀っており、パワースポットとしてもよく知られています。併設の日本庭園「古峯園」は広大な敷地を誇り、秋の紅葉は見事の一言。
ご朱印も有名ですよね。


今宮神社(さくら市)※著作権侵害の恐れがあるため画像は掲載しません

個人的にその趣が大変気に入っている神社です。
桜門、本殿と江戸時代のものであり、その存在感は堂々たるものです。境内には樹齢700年を超える大銀杏があり、栃木県の銘木100選に選ばれています。950年を超える歴史のある神社なので、きっと挙式も素晴らしいものになることでしょう。

最後に

栃木県の神社挙式と言えば日光の世界遺産での挙式が何と言っても知られていますが、それが全てではありません。
日本の歴史と神社は切っても切れないほどの繋がりがあり、きっとみなさんがお住まいの地域にも素晴らしい神社があるはずです。今回はご紹介できませんでしたが、県北にも結婚式できる神社があります。

古来、お祝い事はお住まいの地域にある神社で行われてきました。
その時だけでなく、その後も長きに渡り神様に見守り続けていただく為です。

挙式を挙げた神社にはできれば定期的に参拝し感謝と更なるご加護をお祈りすることで、気持ちもリセットでき、すっきりするはずです。


Wedding Dress abitoでは神社挙式のサポートもお受けしております。
白無垢・色打掛・紋付袴などの婚礼和装のレンタルはもちろん、挙式当日のお着付けやヘアメイク、アテンド、写真撮影などトータルでご提案致しますので気軽にご相談下さい。

またご家族衣裳、挙式と和装前撮りのセットプランもご用意しています。
 

 

神社挙式と和装前撮りを同時に叶えるご提案

10月29日の月曜日、平日にもかかわらずこの日は神社挙式のサポートをさせて頂きました。


今回挙式されたお二人は東京にお住まいで、来年の六月に代官山で結婚式を予定されているとのこと。

そんな東京のお二人が宇都宮で神前挙式をされた理由はズバリ「花婿様のおじい様のため」です。お母様が宇都宮のお生まれということもあり、宇都宮とはご縁があり、神社を護国神社にされました。そして神前挙式は本当にご家族だけで行いました。

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この日はお天気にも恵まれ、神社挙式に最高の一日となりました。


当店がお手伝いしたのはこんなこと。

■白無垢・紋付袴のレンタル及びお支度
■お母様、おば様方の留袖のレンタル及びお支度
■お父様方の紋付袴のレンタル及びお着付け
■挙式中のスナップ撮影
■挙式前の色打掛での和装前撮り(レンタルとお支度を含む)


この日のスケジュールは簡単に説明するとこんな流れでした

色打掛と紋付袴のお支度⇒挙式前に色打掛で前撮り(この間にご家族のお支度)⇒撮影終了後、白無垢へチェンジ(洋髪で綿帽子含む)⇒挙式⇒挙式終了後に家族写真撮影⇒白無垢姿でお二人の撮影⇒お引き上げ

平日の月曜ということもあり、大変スムーズに全てを運ぶことが出来ました。

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栃木県で神社挙式と言えば日光が有名で、大変多くの方が挙式を毎年挙げられています。「東照宮」「二荒山神社」といった世界遺産での挙式は大変魅力的で、ブランド力もありますね。やっぱり憧れがあるのでしょう。

しかし護国神社での結婚式も負けず劣らず素敵なものです。
世界遺産の神社挙式に比べてスケジュールが組み易く、しかも宇都宮なのでアクセスもいいので楽々です。また人も少なく、全てがスムーズですから何かと安心です。

当店ではこちらの栃木県護国神社だけではなく、上三川にある白鷺神社での神前挙式のサポートもしております。

002こちらが白鷺神社の本殿。格式の高さを感じる重厚感のある雰囲気です。

こちらの白鷺神社では栃木県内では珍しい野立て傘を使った入場が叶います!

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とっても素敵で、お二人はもちろんですがご家族やご参列された方々にとっても忘れられない思い出になること間違いなしです。


今回のご家族だけの神社挙式は全員が和装をご着用されましたが、皆様が一同に会し、全員での和装姿はまさに圧巻でした。
婚礼和装は「かわいさ」「キュートさ」ではウェディングドレスにはもしかしたら敵わないかもしれませんが、「かっこ良さ」では断然上です。さらに和装姿が多ければ多いほど、花嫁の色打掛、または白無垢姿はさらに華やかに彩られ、見る者を魅了することに疑いの余地はありません。


現在、当店でも人気の和装前撮りは定番化しつつあるイベントとなっていますが、一歩先を行くならドレスでの結婚式とは別に神社挙式を先に挙げるというのもいいですね。「和装前挙式」とでもいいいましょうか、ついでに和装前撮りも出来てしまうので一石二鳥ですね。

Wedding Dress abitoでは神社挙式と和装前撮りが一緒にできるご提案もしております。
ドレスでの結婚式を予定されてる方も、結婚式をどうしようか迷っている方もどうぞお気軽にご相談下さい。

日光での神社挙式にプロデュースは出来ませんが、宇都宮と上三川で日光にも負けないくらい魅力ある神社挙式のお手伝いを致します。

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「結婚式はしない」というお二人に、結婚式以上の思い出を

先日、東京からわざわざここ宇都宮までご来店くださったお客様のことです。


当店へのご来店目的は「紅葉ロケーションフォト」、つまり紅葉の中での和装前撮りです。ありがたいことにご成約いただき、来月の中旬に撮影をさせていただく事になりました。


いつもそうなんですが、「東京からのお客様」には少々引け目を感じる訳ではないですが、内心ではオドオドすることが多いんです。大都会「東京」からご来店されるからではなく、選択肢が日本一多い東京からわざわざご来店してくださるからです。例え東京で前撮りをしないにせよ、栃木にこだわる理由はありませんからね。

それに時間と交通費をかけてまでお越しいただき、ご満足・ご納得されなければそれこそ時間とお金の無駄になる訳ですから。


やはり栃木の田舎者からすれば東京の方は都会人で、輝いて見えるものです。
でも今回のお客様は今までになくお洒落でスマートで、まさに絵に描いたような東京の方でした。それもそのはずで、お二人とも得意の英語を活かしたお仕事をされているとのこと。お一人は生まれも育ちも東京で留学経験があり、お一人は生まれも育ちもカリフォルニアで日本とアメリカの国籍を持つ日系のアメリカ人。

都会で英語を駆使した仕事をされ、お洒落でスマートで、美男美女とくれば・・・・そりゃビビりますよ(笑)。

でもお二人は至って紳士淑女で、育ちの良さを感じます。
いつも思いますが、こう言う方々ってモノの見方がとてもフラットで、色眼鏡で見ることがありません。しかし自分らしさを完璧に把握しているので、「Yes」「No」がハッキリしているので当店としてもご案内がとても楽しいんです。


そんなお二人は既に入籍を済ませているのですが、「結婚式はしない」という選択をされました。
その選択も「お二人らしさ」の表れです。このようなお二人がこういう決断をされるとなると、もしかしたらお友達とかも同じ決断をしたり、これからするのかもしれないと感じました。


先日もウェブニュースで目にしましたが「結婚式をしないかも」「結婚式に興味がない」という未婚の方は年々増え続けているそうです。その理由としては「費用」と「準備が大変」ということが大半を占めているそうです。特に費用に関しては「それだけの出費が必要なら、別の事に使いたい」とお考えの方が大変多いとのこと。

確かに結婚式の費用と言えば「300~500万」なんてザラですし、それに一日(正式には3時間弱)のことですからね。
結婚式をしたいと思っていたり、魅力を感じていてもコストパフォーマンスの面から考えると納得できないものがありますね。結婚式は確かに素晴らしいものですし、思い出としては最高のものですが、以前のように結婚式に対する価値観はみな同じではなく、バラバラなのが今の時代です。


今後、結婚式を挙げる組数は確実に減少していくことでしょう。間違いありません。

ホテルはともかく、これからの時代、専門結婚式場は茨の道を歩みます。

人口減少+結婚式施工率減少=売り上げの減少

この売り上げの減少を食い止めるべく、結婚式場は客単価と上げようとします。そうするとますます結婚式離れが加速していきます。つまり今の結婚式のビジネスモデルはもはや時代に合っていない訳です。もちろん結婚式場も気付いている訳ですが、そう簡単に進路変更できないし・・・とまさに負のスパイラルです。

・リゾートで家族だけで挙式
・神社で家族だけで挙式
・写真だけ残す
・食事会だけする
・本当に何もしない


結婚式をしない方にはいろんな選択肢が待っています。
どれを選ぶにせよ、費用はグッと抑えられます。


ここまで書いておいてなんですが「結婚式をしない」という方々が増加することを決して望んでいるわけではありませんし、結婚式がとても素晴らしい物であることも重々理解しています。そもそも当店は結婚式があるおかげで存在し続けてこられた訳ですから当然です。願わくば、以前のように結婚式がワッサワッサある時代になって欲しいとも思ってはいます。

しかし現実は直視しなければなりません。

「またあの時代に戻る」「昔は良かった」「もっと結婚式の魅力を発信すれば変わるはず」

こう思った時点で終わりです。
だって時代は既に変わってしまい、価値観が以前とは全く違っているのですから。「こういう時代なんだ」ということを素直に受け止め、現実に照らし合わせたビジネスをしていかねば恐竜と同じ運命を辿ることでしょう。


といえ、結婚式が0になることもありません。
形が変われば増えていくかもしれませんが、形を変えるのは業界の人間ではなく消費者の方々。我々としてはその風を読み取り、皆さんが求めていることに付加価値を付け、想定以上のサービスを提供できる態勢を整えていくことだと考えます。


当店の和装前撮りが東京にお住まいの方に選んでいただける。

こんなに嬉しいことはありません。我々としても都会の方々にいつまでも引け目を感じているだけでなく、自信を持って堂々とプランをご案内して行かねばならないと思います。都会の方に選ばれる店であれば必然と県内のお客様にも選ばれるはずです。お住まいの地域は違っても、価値観はそうそう違うものではないですからね。

今回ご来店くださったお客様にご満足頂ける撮影と、結婚式はしなかったけどそれに変わる素敵な思い出の一日となるように準備をして行きます。

賢く、かわいい花嫁になる為の12のヒミツ

多分、当店は他に比べて高頻度でウェブサイトをマイナーチェンジしています。


その理由は様々ですが、「ずっと同じだとつまらない」という単純な考えもなくはないんですよね。いわば「飽きやすい」のかもしれません。


いずれにしろ、結婚式を予定されているお二人に単に情報をお届けするのではなく、「本当はこんなこともできるんだよ」「もっといろんなことを知ることで、得することもあるよ」という専門家目線の情報もお届けしたいと思っています。


例えば結婚式ビジネスでよく使われる形容詞のひとつに「こだわりの・・」というものがあります。
確かに多くの花嫁花婿が結婚式の会場から衣裳から食事などに「こだわり」を持つことも多いでしょう。でもそのこだわりって「良いもの」「高いもの」だけではなく、「費用」にも言えることです。

そして衣裳のデザインよりも「着数」にこだわりを持つ花嫁だっているはずです。いわばコスパ・・・コスパって表現すると安さをイメージしがちですがそうではなく【費用対効果】を重要視する方だっているんです。


また栃木県においては和装前撮りは結婚式場にお任せするものという風潮があります。
しかし神奈川、埼玉、東京都と首都圏にお住まいの方は同じ金額、またはもっと低予算でもっと良い前撮りを探します。実際に当店では県外のお客様が大変多いのも、当店のプランが結婚式場の前撮りプランに比べると費用対効果が高いと思って下さるからです。


そういったことを踏まえ、今回のマイナーチェンジで「目的別」「悩み別」「こだわり別」の解決法やご提案をご案内できるようにしました。


2018-09-29

対象は「結婚式を予定しているカップル」だけでなく、「結婚式はしないカップル」も含みます。

結婚式をしなくても別の形で二人の思い出を残せる時代です。当店は衣裳のレンタルと写真撮影の専門店ですので、この二つでできる新しい結婚のカタチをご提案しています。



「結婚式のこと、衣裳のこと、前撮りのことは全て結婚式場にお任せしたい」

こうお考えの方はほぼ当店に価値を感じないことでしょう。私達がお手伝い出来ることはないと思います。しかし「少しでも賢い準備がしたい」、「プランナー任せでなく、自分達でもいろいろと選択肢を模索したい!」というお二人のお手伝いはお任せいただきたいです。


結婚式の衣裳や前撮りの準備で疑問を持ったり、納得ができていない場合は当店のサイトをご覧下さい。
そしてちょっとでも興味を持ったり、相談をしたいと思ったら気軽にご連絡下さいね。


Wedding Dress abitoウェブサイト

Wedding Dress abito前撮り専門サイト

結婚式とは違った形で花嫁姿をお披露目できるプランを作りました

これまでにない、全く新しいプランが10月1日より開始いたします。

その名も「花嫁お出かけプラン」。


プランの詳細についてはこちらからご覧下さい。



このプランを作ろうと思ったきっかけは「おじいちゃん、おばあちゃんに打掛姿を見せてあげたい!」という花嫁からのお問い合わせが多く、これまではロケーション撮影と言う形でご対応してきました。しかし撮影もセットにすると費用も大きくなり、「見せる」ことより「撮影」がメインになってしまい、本来の主旨と乖離が生じてしまっていました。

そこで衣裳のレンタルとお支度だけをセットにし、お手軽な価格にしようとこのプランを企画致しました。

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実際、結婚式ではご家族とゆっくりと過ごす時間は思った以上に無く、あっという間に時間だけが過ぎてしまうもの。

ご家族だけに花嫁姿をお披露目する機会があったら、お二人はもちろんですがご家族だって幸せな時間を過ごすことができるはずです。また結婚式をされない方でも、結婚式とはまた違った形で花嫁姿をお披露目できるのではないかと考えました。


当店が想定しているのはご自宅でのお披露目です。

そもそも遥か昔は自宅でお祝い(祝言)をするのが一般的だったのはご存知でしょうか?
古き良き習慣をこの平成最後の年に違った形で復活させたプランでもあります。

なれ親しんだ自宅でご家族やご親戚だけで特別な時間を過ごせば、結婚の思い出がもうひとつ増えるはずです。きっとご家族がもっと好きになりますね。


またご自宅ではなく、飲食店でのご利用もOK。

結婚式後のお友達との二次会があるのですから、結婚式前のご家族だけの時間があってもいいのではないでしょうか?

「結婚式は予定していない」と言う方もこういった形であれば、畏まらずに花嫁姿になっていただけると思います。


「衣裳+お支度」だけのとってもシンプルなプランなので、ご利用は様々でお客様のアイデア次第だと思います。当店としましてもある程度は想定はしていますが、結局はお客様と育てていくプランです。

ぜひご利用いただき、素敵なアイデアをお出しして頂きたいと思います。


過去には無かったドレスや打掛の前撮りが現在では一般的になったように、花嫁姿でご家族と過ごす時間を持つことも当たり前のようになれば、日本の家族がもっと素敵になるかもしれません。当店は衣裳レンタルを主として撮影事業も手がけておりますが、結局のところ「愛おしい時間」を作るきっかけをご提供していると思っています。

「愛おしい時間」は時代が変わっても、年をとってもいつまでも心の中に存在し続けます。
皆さんも心の中を覗けばそんな時間をいくつもお持ちですよね?結婚式のその前に、もう一つ作ってみてはいかがでしょうか。

ドレスや打掛などの新しいレンタルの形・・・間もなく!

abitoのスタッフの一人がこんな提案をしました。

「ヘアメイクとお着付け、そして和装や洋装をセットにしたお出かけプランがあったらいろんなカップルが利用しやすくないですか?」


面白い!


提案したスタッフはヘアメイク担当と言うこともあり、花嫁と一番近くでそして長い時間ご一緒するので説得力があります。

これまで当店はドレスや和装の結婚式でのレンタル、また前撮りやフォトウェディングで衣裳とお支度と写真撮影のセット商品はありましたが、衣裳とお支度だけのセットプランでお出かけもできるプランは考えもしませんでした。全国探してもないんじゃないですかね?


こうなるとやった者勝ちとさえ思えてきます。
それならば、早速プランニングしてお客様へご案内したくなります。間違いなく需要はありますし、何より結婚されるカップル様の思い出づくりに貢献できると確信しています。


メイン

現在決定しているのはそのコンセプト。

お二人の結婚という人生の大きな節目を大切な方と共に特別な時間を過ごして頂くこと、このことがお二人だけでなく全員にとってかけがえのない時間となり、特別な思い出になるのです。


結婚式とは全く別の思い出づくりのご提供となります。また式をされない方にとっては唯一の結婚の思い出作りにもなるのではないかと考えます。


このプランの汎用性は多岐に渡りますが、当初は「大好きなおばあさま、おじいさまへ花嫁姿のお披露目」でのご提供になります。

・足腰が悪く、結婚式に出席できないので自宅で花嫁姿を見せてあげたい
・花嫁姿で一緒に写真を撮りたい
・結婚式では着ることのない和装姿で喜んでもらいたい


このようなご要望はこれまでも数多くあり、これまでは「自宅ロケ」という形でご対応してしてきました。
ただ予算が合わなかったり、撮影がメインとなるのでおばあちゃんやおじいちゃんとゆっくりする時間が思うほど確保できなかったりすることもありました。だから今回のプランでは思いっきりご家族との時間を過ごして頂くことを楽しんでいただきたいと思います。


今後は結婚式を予定してない方へのサプライズウェディングやお食事会、二次会、金婚式・銀婚式などにも対応して行きたいとも考えています。



最後に・・・

我々abitoとしましては、結婚式をされるされないに関係なく、より多くの結婚されるカップル様にご利用して頂けるお店でありたいと願っています。

ご家族にとって特別な時間が多ければ多いほど、共有できる思い出の数も増えるものです。
そこには笑顔と涙、喜びと幸せがあり、より家族の絆を深めてくれるはずです。

婚礼衣裳をはじめ、人生の節目に着用する喜びの衣裳にはそんな特別な力があるように思えてなりません。
abitoは衣裳をお貸しするだけでなく、笑顔や喜び思い出を創造するお店でもありたいと考えています。

こちらのプランの詳細は今月中にはご案内する予定です。
今年の秋に是非ご利用頂き、これまでにない家族の思い出をお作りいただければと思います。




 

結婚式に振袖で出席したらきっと花嫁も喜んでくれるはず

大切なお友達の結婚式へのお呼ばれ。

「何を着て行こうか?」と悩まれるか方も多いのではないでしょうか?


一般的にはパーティードレスやワンピースを着用されることが多いのですが、結婚式が続けば続くほど「いつもこればっかりじゃ・・」と思ってしまうこともあります。
でも待ってください!
お呼ばれ衣裳にはもう一つの選択肢もあります。それは振袖です。


振袖は未婚女性の最高礼装

「振袖は成人式で着用するもの」
そんなイメージが強いと思いますが、ちょっと違います。
振袖は和装において、未婚の女性が着用する最高礼装の衣裳となります。
※ちなみに既婚女性においては留袖、男性においては黒紋付に仙台平の組合せが最高礼装となります。

つまり「結婚式」という大変大きな節目において、振袖はお呼ばれ衣裳として最適な衣裳と言えます。
ドレスやワンピースでは【肌の露出】【季節感】【カラー】【柄】などをドレスコードを気にしなくてはなりませんが、振袖の場合はそのままで格式のある衣裳ですので悩むことはほぼありません。

そして何より喜ばれます。
お友達である花嫁からは「私の結婚式にわざわざ振袖を着てくれるなんて・・・」と嬉しがってくれますし、ご両家のご家族からは「結婚式の格が上がる」と思ってもらえます。そして結婚式そのものがより華やかに彩られるので、一石三鳥以上の抜群の振袖効果があります。


気になるのは費用

少なからず結婚式のお呼ばれには「振袖で出席してみたい」という方がいます。
しかし現実的には【費用】という問題があり、諦めてしまう方が多いんですね。だって振袖のレンタル代とお支度代だけでもそれなりの費用となりますし、その他に『ご祝儀代』『二次会参加費』も必要ですから。

だったらドレスやワンピースを選んだ方が費用がかかりませんものね。
※ネットで検索するとおよそ1万円弱のドレスやワンピースが多く見られますね。


お呼ばれ衣裳として振袖を選びやすいプランをご用意しました。

和装を扱う当店としましては、少しでも多くの方に成人式以外でも振袖をご着用いただきたいと考えています。
ドレスやワンピースも素敵ですが、日本の振袖も負けず劣らずの魅力がありますからね。
そこで当店ではこんなプランをご用意いたしました。

お呼ばれ振袖T

3名様分の振袖レンタル代が50,000円(税別)ですので、お一人様当たり約17,000円弱でご利用いただけます。
しかもお着付けはサービス!

もちろんドレスやワンピースを購入するより高くついてしまいますが、毎回ではなく大親友の結婚式だけでも特別な衣裳でご出席するのも悪くないですよ!

この特別プランは8月中のご予約限定です。
※実際のご利用は9月以降でもOKです。


お友達の同志の中で、一番最初の結婚式は気合の入れどころでもあります。
振袖姿になれるのは人生において、そう何度もあることではありません。そう言った意味では「ご自分の為」でもありますが、「花嫁の為」「ご両家の為」「ゲストの方々の為」、そして「結婚式を盛り上げる為」と振袖を着る理由は満載です。

ぜひこの特別プランをご検討いただき、8月中にご来店下さい。
お問い合わせもお気軽にお寄せ下さい!
 

夏の結婚式 お母様は見た目も涼しげな「絽」の留袖がおすすめです

約20年ほど前までは「8月に結婚式をするなんてけしからん!」といった風潮があったのはご存知でしょうか?

今でこそ夏のウェディングは当然のようになっていますが、以前は敢えて夏に結婚式をされる方は本当に少なく、婚礼業界にとってはまさに冬のような寒さを感じる季節でした。とは言っても春や秋に比べると断然件数は少ないのも事実。しかし結婚式場もこの時期の結婚式はかなり値引きをしたりするので、それを狙い撃ちするカップル様も少なくありません。


あ、書き忘れましたが数十年前に8月の結婚式が少なかったのはただ単に「暑い」からだけではなく、8月はお盆の月だからです。お盆は亡くなられたご先祖を自宅に招くことで、この8月だけは自分たちのためではなくご先祖のための1ヵ月という考えがあり、結婚式をするのをためらったからなんですね。


さて今では少なくない夏の結婚式。

結婚式場の館内は空調が効いているとはいえ、それでもやはり暑いものは暑いんです。屋内でも無理をすると熱中症になる可能性も排除できません。ましてや各方面に気を配り、緊張し続けるであろう新郎新婦のお母様は見た目も大切ですが、暑い夏の結婚式を無事に乗りきるためにはどんな留袖を選ぶかはとても大切です。


留袖には季節にあわせたいくつかの種類があります

お母様の結婚式の衣裳として知られるのが「留袖」です。またの名を「江戸褄(えどづま)」と言ったりもします。
この留袖には季節ごとに4つの種類があるのをご存知でしょうか?

10月~5月 袷(あわせ)
6月・9月   単衣(ひとえ)
7月~8月   紗(しゃ)、または絽(ろ)

このように区分されます。この種類の違いは生地になります。

袷は2枚の生地が合わさっており、単衣は1枚で構成された留袖となります。紗と絽は透け感があり、見た目にも着心地も軽快な生地を使って作られています。

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袷の留袖はその黒さが命。重厚感が気品を醸し出します。

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こちらは絽の留袖。袷に比べると見た目には重厚感は感じません。

一般的に留袖といえば袷といった節があり、夏のウェディングでも重厚感のある袷の留袖を敢えてご着用される方は決して少なくありません。その理由としては所持している留袖が袷だということ、そしてもうひとつは絽だと見た目に軽さを感じてしまうから。

果たして絽の留袖の「軽い」というイメージは正解なのでしょうか?
まずは絽の留袖のご説明をしましょう。

絽の留袖はこんな感じです。

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とにかく生地が薄く、下に着用する長襦袢が透けるほどです。また帯も絽専門のものとなり、袷用の帯が金色が多用されているのに比べ、白が多用されています。帯でも涼しさを演出している訳です。

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右の袷の留袖の柄と比較すると、色使いが涼しげになっており夏にピッタリの風合いです。

また留袖に下に着る長襦袢にも「袷」と「絽」があり、絽の留袖の場合は長襦袢も当然絽になるのでダブルで軽く、通気性が良いのでとても涼しく着こなして頂けます。

このように絽の留袖は袷の留袖に比べ、断然に涼しくご着用頂けますし、見た目にも涼しげでゲストの方々にも伝わることでしょう。確かに見比べると重みは感じられませんが、本来、日本の和装は季節感をとても大切にする衣裳です。

見た目の涼しさは周りの方々へのおもてなしの一つです。
もちろんご着用されるご本人の思いや考えは尊重されるべきではありますが、古来日本では「自分より他人」という精神があり、和装にもその伝統は息づいています。ですから暑い夏に絽の留袖を着るということはご自身の体調の為でもありますが、わざわざご出席くださったゲストの方々への配慮にもなるのです。決して夏の結婚式に袷の留袖がNGというわけではありませんが、「粋」ではないことは間違いありません。

大切に育て、そして新たなステージへ飛び立とうとしているお子さんの晴れ舞台の結婚式。
そんな愛する息子、娘さんのためにこの日は粋なお母様であってはいかがでしょうか?

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どうしてもお持ちの袷の留袖を着たいという方へ

ご両親が嫁入りの際にせっかく持たせてくれた留袖を娘の結婚式で着たいという想いは当然です。
そこでどうしても「袷の留袖で!」という方に少しでも涼しく着こなす裏技をお伝えします。かなり暑さが軽減されるのでおすすめです。

前述の通り、袷でも絽でも留袖の下には長襦袢を着付けます。その長襦袢にも袷と絽があるとご説明しましたが、袷の留袖に絽の長襦袢を組み合わせるだけでグッと涼しく過ごして頂けます。長襦袢は着物に隠れるので周りからは全くわかりませんからね。

但し!
注意点が一つだけあります。

絽の長襦袢の襟(半襟)は当然絽使用となっているので、襟だけ袷にしなければなりません。襟は外から見えてしまうので、ここだけご注意下さい。当店のような貸衣裳店にはそういった組合せの絽の長襦袢の用意があると思いますので、お問い合わせしてみてはいかがでしょう?


最後に

十数年前に比べると年々日本の夏の平均気温は上昇しています。
特に8月は40度近くなることもザラで、空調設備が整っている式場内とはいえ、お立場上披露宴であちこち動き回らねばならないお母様にとっては大変過酷な季節です。ましてや着慣れていない和装ですから、その過酷さは想像以上です。

お母様がその暑さのために体調を崩してしまうのは、新郎新婦にとっても本意ではなく、むしろ責任を感じてしまうことでしょう。ですから夏の結婚式には可能な限り涼しく着こなせる絽の留袖を本当におすすめいたします、お二人の為にも。無理して袷の留袖は今の日本の夏には不向きどころか、無謀と言えます。


ましてや古来より、夏は「絽」となっているのですから伝統を踏襲しましょう。大きな節目ですしね!お母様が元気で過ごしてくれるからこそ、新郎新婦も安心して新しい人生を始めることができるというものですよ。決して無理はされないように・・・・。


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