今日は貸切営業です

当店は毎週火曜日が・・・・
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定休日!
ということで本日もお休みしています。
休日の店内はこんな感じです。
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 暗い!寒い!静か!
やっぱり誰もいないと全く別のお店に見えてくるから不思議です。

そんなお休みの本日ですが、午前中だけ臨時営業です。臨時営業というよりは
「貸切営業」といったほうが正解かもしれません。

『どうしても火曜日じゃないとお店にいけない!』という方もいらっしゃいます。火曜日
が定休の業種と言えば美容師さんが良く知られていますよね。
本日は美容師の方がご来店くださるので、私一人ではありますがお店を開けました。
こちらのお客様だけのために開けるので、お帰りと共に閉店です。

当店はできる限りのお客様のご希望にお応えしたいと30数年間営業してきま
した。この基本的ポリシーは今後も変わりません。

営業日以外、営業時間外でもでき得る限りご対応しますので、どうぞお客様の
特権である「わがまま」をお伝え下さい。
※常識的な範囲でお願いしますね。 

私達の想いとは裏腹に・・・。

大変ありがたいことで、再来年(平成30年)の成人式振袖レンタルのお客様が
続々とご来店くださいます。そしてその殆んどがご成約くださいます。
再来年に成人式を迎える方は現在高校三年です。
こんな現象は当店においてはこれまでに無いことなので、嬉しくもありと戸惑って
もいるといったところでしょうか。

何故戸惑うのか?

基本的に当店としましては、これまでも申し上げてきましたがあまり早い段階で
振袖を決めることをオススメしていません
。なぜなら18~20歳の女性は人生でも
一番多感な時期です。
制服から私服にかわり、ファッションも好みもコロコロと変わる時期です。高校在学
中に気に入った振袖も成人式を迎える2年後も同じように気に入っているかどうかは
甚だ疑問
だからです。
やっぱり気持ちや好みにも「旬」ってありますからね。

でも実際、そう思っている方も少なくないのですが現実がそれを許してくれないよう
です。

というのは、高校在学中から呉服店・貸衣裳店・フォトスタジオから毎日のように
DMやらチラシ、はたまた電話営業が怒涛のように押し寄せます。そうなると
「早く決めなきゃ無くなっちゃう!」という心理になってしまいますよね。
だから少しでも早く振袖を確保しようと行動するわけです。

ちなみに当店はDM・チラシ・電話営業は一切行っておりません。営業活動といえる
のはウェブサイトのみです。そして年中振袖をご見学いただけるように、1階フロアは
振袖専門にしているくらいですかね。
当店の振袖専門サイトはコチラ
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 abitoの1階フロアは振袖と卒業袴専門フロアです。

私達の想いとは裏腹になってしまっていますが、お客様の考えを考慮して誠心誠意
にご対応させていただいています。

当店はレンタル専門店ですから、もしお客様の好みが変わってもいつでも振袖を
変更できます。もちろん全然OKですからね。
でも「振袖を購入 」となるとこうは行きません。

敢えてアドバイスをさせていただけるとするなら・・・
販売振袖は「いつでも作れます」ということ。そして作ったら最後、変更は出来ません。
その点レンタルはお店によりますが、衣裳の変更が可能です。但し、殆んどのお店
で振袖の殆んどが一点ものとなります。

「購入」か「レンタル」それぞれメリット・デメリットがあるので悩むところですよね。
姉妹がいれば購入はレンタルよりお得ですが、どうしても選ぶ自由はお姉さまとなり、
妹さんはある意味「お下がり」で成人式を迎えることになります。
なので姉妹一緒に振袖を選べば「納得」ですね。
でもその振袖ってどちらの所有物になるんでしょうね?気になります。

近々振袖の「購入」と「レンタル」のそれぞれのメリット/デメリットについてもブログで
書きたいと思います。
でも当店は「レンタル専門」ですから、もちろんどちらをひいき目に書くかはおわかり
ですよね。 

振袖

男衆 堀切修嗣

男衆 堀切修嗣
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 男衆とは花街(かがい)で芸妓や舞妓の世話をする職人の男性のことです。
堀切さんは今の時代ではある意味特殊となる芸妓・舞妓を、卓越した技術で「美しさ」
と「着心地」両方を兼ね備える着付けをされていた方です。

昨年末、もうお会いすることの出来ない世界へ旅立ちました。

彼を初めて知ったのはドキュメンタリー番組の『情熱大陸』

私も和装や着物という日本の文化を商売としているので、何となく興味をもち
番組を見ました。
いかつい体つきに顔、耳にはピアス。そして移動は自転車で趣味はバイク。
一件、京都の花街とは無縁そうに見える男性こそ堀切さんでした。その時感じた
衝撃は今でもはっきりと覚えています。

なんならミュージシャン?と思わせる風貌ながら、江戸時代から続く花街の伝統文化
を「着付け」というジャンルで守り続けてきました。この見た目とされていることのギャ
ップに一人の男として「憧れ」を感じました。

当時、私もTwitterをしており、番組を見終わると即堀切さんをフォロー。しばらくして、
Facebookが認知されてきて、ここで友達となりました。
と、ここまではいわゆる「有名人」と「一ファン」の関係でした。

仕事柄、京都へ出張することが多々あり、たまたま「今日から今日と出張です」と
新幹線の車中でFacebookに投稿したところ、堀切さんから連絡を頂きました。

「堀さん、もしお時間があるのでしたら会いましょうよ!」
人生の中で男が憧れる男ってほんの数人だと思います。そもそもいたとしても直に会って
話せることってそうそう無いことです。
憧れていた堀切さんから直接お誘いを受けて、本当に嬉しく、柄にも無くドキドキした
のがつい先日のように思われます。
その日の午後、堀切さんのお店「花風(かふう)」にお伺いし、そして遂に対面すること
が出来ました。舞い上がっていたので、汗が止まらず、そして何を話したのかはあまり
覚えていません。
ただ堀切さんのこの言葉だけははっきりと覚えています。
「堀さん、人って会える人と会えない人がいるんですよね。どんなに会いたくてもタイミ
ングがマッチしなかったり、理由はないけど避けられたり・・・・。堀さんとも昨日、そして
明日だったら会うことは出来なかったんですよ。でも今日だった。つまり出会う運命だ
たんですね」
こういう考え方も私の人生に影響を与えました。
そしてこの日から私は堀切さんの本当の意味での友人となりました。

でも実際に堀切さんとお会いしたのは計三回。
二回目は堀切さんの馴染みの店でお酒を一緒に楽しみました。
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三回目はカフェのテラスで二人してタバコを燻らせながら他愛も無い話を延々とし、いずれは一緒に何かしよう!・・・そんな楽しい夢を語らったのが最後。
その後は電話やメールでも様々なお話をしました。

堀切さんは「男衆」という一面だけでなく、「デザイナー」「フォトグラファー」という顔もあり
ました。つまりは何も無いところからクリエイトし、ものを創り出すことに長けていた方
です。そしてその創り出したものは全てに「美しさ」がありました。
最後の電話で話したのは堀切さんのこれからの展望でした。
江戸時代の画家 伊藤若冲のこの絵をドレス姿の女性をモデルに、写真で表現した
いので相談にのって欲しいとのことでした。
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もちろん私の答えはOK。ドレスも決まり、「スケジュールが決まったら連絡しますね」
とのことでしたが数ヶ月経っても連絡はありませんでした。
そして入院したというFBでの投稿を見て、一度メールのやりとりもしました。
必ず復活してくれる!・・・そう信じていましたし願っていましたが、神様も堀切さんと
どうしても会いたかったようです。

そして昨年末・・・・。

それから約二ヶ月、情熱大陸を見返したり、メールのやりとりを見直してみたりと
堀切さんとの5年の月日を振り返りました。そしてようやく現実を受け入れ、今でも
私が憧れ続けている『堀切修嗣』という人間がいたことを少しでも多くの方に知って
もらいたいという想いで、本日自分のお店のブログに書かせていただきました。

三回しか会っていないくせに・・・確かにたった三度です。でも栃木と京都で全く交じり
あうはずのない二人が出会い、酒を飲み、未来を語り、かけがえのない時間を共に
過ごしました。
堀切さんも情熱大陸の中でこういっています。
「着付って難しいと想われることが多いんですが、結構シンプルなんです。でもその
分深いんです」と。
人との関わりも時間だけでは計れないものです。

京都は大好きな街のひとつです。いろんな魅力がありますからね。
でも自分にとって一つだけ魅力が減ってしまいました・・・・

伝統・文化・美・創造・破壊・混合・・・自分から見た堀切さんを端的に表した言葉です。
そして私がこれからしていかなくてはならないことでもあります。

本当にたくさんのことを教えてくれてありがとうございました。またあっちの世界で
一緒に楽しく酒を飲めるように、話のネタを持って行きます!
でもまだ呼ばないでくださいね、タイミングはまだまだ先ですよ!

栃木の友人 堀 正典

堀切さんのお店「花風」は本格的な舞妓・芸妓体験が出来るお店です。
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本物の衣裳・着付けにこだわっているので、どうせ体験するなら花風が
オススメです。

 

結婚衣装を着ないと決めた方へ

結婚衣装(婚礼衣裳)、ドレスや打掛を着ないと決めると言うことは
「結婚式をしない」「結婚写真も撮らない」ということになりますね。

今の時代、いろんな選択肢がありお金の使い方も価値観も人によって
違います。良い悪いで判断することではありません。

でもそう決めた方ってもしかしてこう考えて導き出した結果ですか?
「自分は結婚式に興味がないし、無駄なお金も使いたくない。ドレスだって
別に着たいとも思わない」
・・・・こんな感じですかね。

もちろん結婚にまつわることって、当のお二人が主役ですから「自分たち
のしたいようにする」
ということが根本です、間違いないです。
でも昔から言われているように、結婚はお二人のものであると同時にお二人
だけのものでもないんです。

ご家族はこう思うかもしれません
大事に育てた子供の晴の姿は是非とも見てみたい。そして人生の節目を親として
祝いたい。 ・・・親として、自分の子の結婚に対しては思うことがいろいろとあると
思います。

お友達はこう思うかもしれません
私の結婚式を祝ってくれたんだから、私だって祝ってあげたい。いつもとは違う
きれいな衣装を着た姿をこの目で見てみたい。

お二人の未来のお子様はこう思うかもしれません
パパとママの結婚した時の写真って見てみたいな。だって二人が結婚したから
自分が生まれたんだもん。その始まりを知りたいな!

そして未来のお二人はこう思うかもしれません
あの時は「何もしない!」ことが自分たちらしさだと思ったけど、20年経った今は
やっぱり写真だけでも撮っておけば良かった。夫婦二人で懐かしめるものって
やっぱり大切だよな。

今はゲストハウスやホテル、専門結婚式場で結婚披露宴を挙げることだけが
「結婚式」ではありません。お金や時間をかけなくても「お二人らしい」結婚の形
って色々あるんです。
・家族だけで挙げる家族婚
・シンプルに神社で結婚式
・お友達だけでウェディングパーティー
・写真だけ残すフォトウェディング


結婚するに当たって「何もしない」というスタイルももちろんアリですが、そういう時
だからこそこれから始まるお二人らしさを自分たちで表現できるのがウェディング。

でもやっぱりネックはお金・・・まぁこんな時代ですから分かります。
皆さんもこれまでの人生で様々な困難があったと思います。
辛いこと、悲しいこと、我慢できないこと、もしかしたら「死にたい」と思ったことが
ある方もいらっしゃることでしょう。
でも今現在はどうですか?
その当時は「困難」と思われたことも、現在があるということは何とかなったから
じゃないですかね?何とかならないことももちろんありますが、結構大抵のことは
クリアできたり、無視したりでいつの間にか忘れてしまうものです。

お二人にはこれから新しく楽しい人生が待ち受けています
お金をかけないで自分たちを表現し、ご家族、お友達に喜んでもらえるウェディ
ングの形は必ずあります。「しない」という決定はいつでも出来ます。
まずはどんなものがあるか探してみて、無ければご提案下さい。
実現可能か不可能かはワカリマセンが、ご相談には誠意を持ってお答え致します。 

自分たちで作る2つのウェブサイト

当社abitoにはウェブサイトが3つあります。

一つはメインサイトである総合ウェブサイト
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こちらはもう10年ほど、社長のご友人のが代表を務める株式会社ESCOさんに
製作・管理・SEOなどあらゆる分野においてお世話になっています。

もう一つはフォトウェディング特設サイト
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最近はフォトウェディングもだいぶ認知され、「写真だけの結婚式」として、また
「前撮り」としてご利用される新郎新婦が増えています。当社のコチラのサイトは
ロケーションフォトという外に飛び出して撮影するプランに特化しています。
もうすぐ春ということもあり、「桜ロケーション」が人気です。
桜
 
そして最後は振袖・卒業衣裳の特設サイト
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去年立ち上げたばかりですので、まだまだ流れに乗れていないのが現状です。

フォトウェディングと振袖のサイトは自社で製作・運営しております。
「自社でやる 」ということに何故こだわるのか?前出のESCOさんに頼めば
ばっちりなのはわかっていますが、敢えて違う道を選びました。

・臨機応変にいつでもサイトを変更できる
・お客様から頂いた生の声をすぐに反映できる
・コストを抑えることで価格をお客様に還元できる

こんなことがメインの理由かもしれません。もちろん問題もたくさんあります。
専門の人間ではないですからシステム上の問題や、SEOの対策、細かい設定
などにはいつも苦慮しますし、言葉・表現のチョイスなど本当に難しいものです。

でもですね、人間は分からないことがあれば調べますし、今まで出来ないと思って
いたことも対峙することで出来てしまったりするんです。
つまりウェブに関して知識が豊富になります。
これまでメインサイトはESCOのご担当の方にまかせっきりでしたが、最近では
3段階上のステージでのミーティングが可能になりました。

そして何と言っても私達はIT業界からすれば「よそ者」です。
でもよそ者だからこそ出来る事、発見する事ってあると思うんです。そんな自由さを
ウェブに落とし込み、閲覧してくださる方にとって価値のあるサイトにしていきたいと
思います。

私たちの今の思いや考えがたっぷり詰まったサイトになっています。
是非ご覧頂ければと思います。 

成人・就職・結婚のタイミングで増える需要とは?

当社は貸衣裳店ですから、成人・就職・結婚のタイミングで衣裳をご利用
頂いています。ちなみに就職に関しては一歩手前の卒業式での袴のご利
用ですね。

やはりこの三つの人生の節目は生活環境に大きな変化をもたらします。
そしてその変化の為、必要になるものがあります。つまり私達の仕事と
タイミングが同じ異業種ってあるんです。

一つが印鑑です。
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印鑑と一言で括ってしまっていますが、正確に言えば実印ですね。
 成人のタイミングで親が贈ってくれる
 就職のタイミングで自分で作る
 結婚のタイミングでは特に女性は姓が変わるので新たに作ったり
※宇都宮で印鑑を作るなら鈴印さんをおすすめ致します
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    これまでに無い新しい印鑑などもプロデュースしています
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鈴印の鈴木社長さんです。

そして保険です。
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 成人のタイミングで加入する方多いのでは?
 就職のタイミングも一つのきっかけですね。
 結婚のタイミングでは新規契約はもちろん、プラン見直しもされますね

車の購入もある意味同じタイミングです。
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  成人のお祝いで買ってもらう
  就職のタイミングで必要に迫られ購入
  結婚のタイミングでは家族が増えることを想定し、ファミリーカーへの買い替え

ね、言われて見ると全く違う業種でも商機のタイミングって被るんですよね。
他にもいろいろとあるのでしょうが、挙げたらキリがないので・・・・。

まとめると、人生の大きな節目にはいろんなことが待ち受けているわけです。
・必要不可欠なもの
・無くてもイイけどあったらいいもの
・持っていたら安心するもの
・無くても別に困らないもの
何を手にして、何を必要としないかはご本人次第です。廉価な実印もあれば、
簡易的な保険もあるし、自動車だって安い中古車があります。結婚式も絶対
しなくてはならないものではありません。

でも実印は一生モノと言いますし、保険はやはり保障が大きければ大きいほど
安心ですよね。車は何と言っても壊れないこと、もしもの時の安全が第一です。
結婚式はすることで思い出が出来、しなければ思うことの無かった周りへの感謝
の気持ちとありがたさが分かるのかもしれません。

出来る事ならその節目になってからではなく、前もって「自分はどうするか?」を
考えておく余裕を持ちたいものです。その方が選択肢もいろいろと見えてくると
思います。
 

美容室 火曜日定休日の何故?

ここ栃木では美容室の定休日と言えば「火曜日」です。
付け加えるなら理容室も同じ火曜日が定休日にしているお店が多く、仕事上
で関係の深い貸衣裳店も美容室に合わせてお休みしています。

ず~~~~~~~~~~~~~~~~っと当たり前のこととして捉えていた
ので「何故火曜日?」という疑問は持ってきませんでしたが、本日ある方にそ
の理由を教えて頂きましたのでこちらでお知らせしようかなと・・・・。

そもそも美容室の火曜日定休は戦前頃からのものだそうです。
その当時は前期の供給能力、供給量が現在に比べてはるかに低く、関東では
火曜日だけは電気の供給をストップしていたそうです。その頃の美容室では
パーマが人気!
当時のパーマは「電気パーマ」といわれ、こんな感じでかけていたそうです。
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 もはや美容というより実験のようですね。
つまり電力が必要だったにもかかわらず、火曜は供給されないということで自ずと
定休日になったそうです。
ちなみに現在でも関西は月曜日が定休日だそうです。
関東は火曜、関西は月曜に電気の供給がストップされた為です。

もしかしたら現役の美容師さんも火曜定休の起源をご存知無いのでは?

何事にも歴史とそれなりの理由ってあるんですね~。 

塩コショウ

いきなりですが自分たちの仕事ってある意味料理人と同じなの
かなって思います。
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申し訳ない表現になりますが、お客様がメインの「食材」。まぁお肉
だったりお魚だとします。ウェディング関係で言えばドレスは洋食の
出汁であるフォンドボーで、和装は鰹または昆布だしになります。
ティアラ・ヴェール・草履・綿帽子などの小物が料理の付け合せかなと。

そして私達スタッフが料理人です。
メインの素材をどのような調理法で美味しくしていくかが腕の見せ所です。
「煮る」「「焼く」「揚げる」「炒める」、どの調理法にするかで素材の味も全く
変わります。それ以上に大切なことが「味付け」ですね。
その味付けの基本が「塩コショウ」です。
他にも様々な調味料がありますが、世界中の各国の料理で最も使われて
いるものが「塩」であり「コショウ」です。

まずはシンプルな味付け、最も重要な「塩加減」があってこそ他の調味料が
生きてくるわけです。
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つまり私達がお客様というメイン素材にどんな調理法で、どんな味付けをする
かで仕上がりは全く違ってくるということです。

ウェディングとか結婚式とかって料理で例えると「高級フランス料理」だったり、
「高級料亭料理」だと長い間思われてきました。実際にそうでしたからね。
でも今では「洋食」だったり、「創作料理」だったり「カフェメニュー」だったりしま
す。身近でカジュアルなものが増えました。
フォトウェディングだったり神社挙式だったり、家族婚やカジュアルパーティー
なんていうのがそれに当たるのかもしれません。
だけど「手軽に食べられる料理」になってきたとしても、不味い料理にはどなたも
振り向いたりはしません。やはりここでも味付けはとても大切なわけです。

多分、おそらく、いえ間違いなしに私達abitoは専門店の中の専門店になります。
今ラーメン屋さんも「G系」や「豚骨系」、はたまた「味噌専門」と分かれているように
より細分化した専門店こそ消費者に求められている時代です。

私達もそうでありたいと思います.

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打掛美女

今の時代、「和服」を着る機会は滅多にありません。
それでも人生で数回はあるものです。

まず生まれてすぐに「お宮参り」で産着を着ます・・・というより、正確には羽織ら
せられるといったほうが正解かもしれません。次は七五三、そして成人式、人に
よっては卒業式で二尺袖に袴。
この後は結婚式(着ない方も少なくないですけどね)。

この段階で袖の長い着物の時代は終わります。
既婚された女性は袖の振りが短いものを着るようになります。そして今度はお母
様の立場で留袖。
そしてお立場にもよりますが、喪服を着ることもあるでしょう。

おおよその節目節目で和服を着る機会は意外とあるものです。
もちろん前述の間でも「訪問着」「付下げ」「色無地」などを着る機会もあるとは思い
ますが、そうそうあるものでもないですね。

さて独身の最後を飾る和服と言えば「白無垢」や「色打掛」です。

『滅多に着る機会の無い和服』
といっても一生に一度だけの和服と言えば、やっぱり打掛なんですよね。
だって振袖は成人式のほか、お呼ばれやご結納、はたまたお見合いなどで着るって
こともありますが、打掛は「結婚」という節目だけに着用するものですから。

「打掛もイイけど似合うかな?」
なんて考える方もいるでしょう。
でもですね、和服ってそもそも日本特有の衣服ですから日本人で似合わない人って
いないんです。
要は「似合う似合わない」ではなく、「好きか嫌いか」だと思うんです。

「好き」と答える方はそもそも興味があり、ある意味憧れていると思います。
「嫌い」と答える方はそもそも自分には似合わないと思っている方が殆んど
ではないでしょうか?
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この打掛美女は和服専門のモデルだと思うくらい美しいですよね。でも不正解!!!
こちらの方は当店のスタッフのお友達で、モデルでもありません。
実際、身長も高くありませんがとっても赤の打掛がお似合いですよね。
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こちらは当店のお客様です。もちろんモデルではなく、看護師さんをされている
一般の方です。でもやっぱりお似合いですよね。

お二方ともタイプは全く別ですが、共通して言えることは「打掛がとてもお似合い」
だということ。もちろん元々美しいのですが、打掛ならではの美しさが光っています。
これはあなたにも当てはまることなんです。絶対似合うに決まってます!

つまり普段着、またはウェディングドレスでは醸し出せない打掛ならではの美しさ
があるわけです。
少々強い言い方になりますが「結婚という節目を逃すと、二度と打掛を着る機会は訪れません」
もちろん結婚式の後撮りで撮影だけされる方もいらっしゃいますが
極少数派です。
殆んどの方が結婚式で燃え尽き、「後で写真だけ」とその時思っていても、時が過ぎ
るとともに面倒くさくなるか、忘れてしまいます。

結婚式をされたカップル様を対象にした調査で、「一番の後悔はなんですか?」という
質問で常に上位にランクしているのが「和装を着なかったこと」だそうです。

着なくては分からない美しさ
着て初めて分かる魅力
着た事自体が素敵な思い出になる
ドレスとはまた違った周りの反応

・・・他にもいろいろとありますが、着ないと分からないことばかりです。

ビジネス的には「せめて写真だけでも残しましょう」ですが、本音では一度きりの
「婚礼打掛姿をぜひご家族、お友達、そして何より彼にお見せしましょう!」と思っています。
ドレス2着もいいですが、「お色直し」には色を変えるだけでなく、ガラッとスタイルも
変えるとよりメリハリのあるお色直しになりますよ!是非ご検討を!!!
そして世界で一番美しい打掛美女になって下さい!!!
 

栃木の魅力

日本全国にある市町村にはそれぞれ何かしらの魅力があるはず。

栃木県民の私からすれば京都や神戸、横浜、北海道などには溢れん
ばかりの魅力があるように見えますし、実際にあるわけです。
でも栃木県、そして宇都宮市にも魅力はあるんです。

案外、地元の魅力を一番知っていないのは地元の方々ではないでしょ
うか?
つまり「よそ者」の方だけが評価してくれているのかもしれません。

これって凄い損失ですよね。

弊社が「ロケーションフォトウェディング」を始めたのもこういったことが
一因でもあります。だって栃木県にも素晴らしい景観のスポットがたくさん
ありますからね。
私達は人生の節目である「ウェディング」を切り口として、地元の魅力を
再認識して頂き、一生の思い出の地にして欲しいという想いがあります。

例えばこちら
栃木蔵の街
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何と言っても大正時代を彷彿とさせる雰囲気がとても素敵です。
五連蔵・岡田記念館・横山郷土館など歴史的建造物がところ所にあり
和装の前撮りに最適なんです。

そして日光市にある「田母沢御用邸記念公園」
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日光といえばやはり東照宮・神橋・日光二荒山神社が有名で、そちらに
目が行ってしまいますが田母沢御用邸は何と言っても天皇家が所有して
た地であり、実際にご静養された場所です。
荘厳で重みのある建物、丹念に整備される日本庭園はとても見事です。

この二つのほかにも他県の方から見ると「とても素敵」と思ってもらえる
場所がたくさんあり、当店でもロケーション撮影をしています。

現在、世界各国で日本文化が注目されています。
日本人は元来好奇心が旺盛な国民性で、古来は中国・韓国などの文化
を積極的に撮りいれてきました。明治維新後は西欧文化に変わり、今に
至るわけですが、ここに来て自国の文化の魅力の素晴らしさを再認識して
いると思います。
国単位で見ても地元の魅力の発見は「よそ者」からなのかもしれません。

伝統工芸品といわれるものも同じではないでしょうか?

一度地元、そして日本を見つめなおしていませんか?
今まで見逃していたり、気付かなかった魅力に出会えるかもしれません。出会え
ることで心が豊かになったり、地元や日本に対する「愛」をもっと感じることに
なるのではないでしょうか。


桜
桜ロケーションフォト好評受付中!!!!