以前にこちらのブログでご紹介したabitoオリジナルの黒一色の振袖。

line_oa_chat_210618_160719

本日、ありがたいことにご成約いただきました。
※ご希望がありましたら追加で発注することもできますのでご相談下さい(色違いにもご対応致します)

というかですね、今回ご成約くださったお客様から「黒一色の振袖ってないんですか?」とのお問い合わせを受け、それならばという勢いのみでオリジナルで製作した振袖でした。こういったことも踏まえ、ホッとひと安心です。

実際にご試着いただいたのですが、黒一色ということもあり、もしかしたら振袖っぽさが感じられないかもという不安もありましたが杞憂に過ぎませんでした。とても華やかでカッコ良く、お嬢様に本当に良くお似合いでした。
こちらの振袖に合わせて既に小物も購入されており、履き物はお草履ではなくブーツにお決めになっています。細部までこだわりをお持ちの方にご納得していただいてのご成約は達成感すら感じるほどです。

やはり前撮りにもこだわりをお持ちのようで、スタジオ撮影ではなく、ロケーション撮影をご希望されています。
お嬢様のセンスとビジュアル、そしてこの際立った黒の振袖から判断して、当店からは「ストリート系ロケーション撮影」をご提案しました。通常、振袖のロケーション撮影では竹林や和を感じる和邸宅や日本庭園をご案内しているのですが、何となく「違う!」と感じました。
ちなみにストリート系とは私が勝手に名付けただけで、要は経年変化したシャッターの前とか、何気ない商店街の路上とかを想定しています。

振袖はもちろんのこと、ストリート系のロケーション撮影もabitoにとっては初もの尽くしとなりますが今から楽しみで仕方ありません。どんな撮影になるのか、そしてどんな作品になるのかただただワクワクしています。
一応、撮影した画象をウェブサイトやSNSでの使用許可もいただいているので、まだ先にはなりますがブログでもご紹介できると思います。

「こんな振袖見たことない!着てみたい!」
「こういう振袖の前撮りってかっこいい!」
こんな反響をいただけるようしっかりと準備して、abitoなりのプロデュースを手がけたいと思います。

振袖も前撮りもプロデュースもabitoのオリジナリティとお嬢様のオリジナリティを組み合わせた、世界に一つだけの物となることでしょう。他店と同じような事をしていたら、チェーン店や大型店に飲みこまれるだけです。オリジナリティを生み出すことこそ、コロナ渦そしてアフターコロナを生き抜く術であると信じて疑いません。何よりもabitoもお客様も共に楽しんで生み出すことが最も大切なのだと思います。

他店とは競争しません、他店は他店。勝てない勝負はしません(君子危うきに近寄らず)。
勝負のない世界で自分達にしか出来ない事を今後も求め続けていきます。