色打掛

abitoの和装フォトの魅力のひとつは「打掛の豊富さ」

和装フォトウェディングが隆盛な近頃。

スタジオ撮影、ロケーション撮影ともに様々なお店が手掛けています。当店のような貸衣装店、フォトスタジオ、結婚式場、美容室、ウェディングプロデュース会社と多岐に渡ります。

それぞれのお店、会社さんにもそれぞれの特徴があることでしょう。

それではabitoの特徴は?
やはり様々ありますが、そのひとつに「打掛の豊富さ」があります。
これまでこのことに関してはそれほど打ち出してはおりませんでしたが、これほどのプライオリティを前面に押し出さないのはもったいないと感じ、つい先日に店舗内を模様替えしてみました。

line_oa_chat_220403_114734

これまでバックルームに配置していた打掛タンスをフロアへ移動したんです。

line_oa_chat_220403_114743 line_oa_chat_220403_114749

両方で合計40着の打掛を入れることができます。
実際はこの1.5倍、つまりあと80着を入れるだけのタンスがますが、それらは従来のままバックルームに配置を継続ています。全部出してしまうとさすがに圧迫感が出てしまいます。やはりお客様には快適に過ごしていただきたいですからね。

ということで、おわかりいただけたと思いますが、abitoには100着以上もの打掛が取り揃えているんですね。この量は県内でも有数のはずです。

時々お客様からもお伺いすることもあるのですが、「打掛が数着しか見せてもらえなかった」「試着できずに画像で選ぶシステムだった」とか、非常に残念な思いをされた方もいらっしゃるようでした。

当店では出し惜しみことなく、様々な色打掛と白無垢を実際に見て、ご試着いただけます。しかもこれだけの着数がありながらも、追加料金のかかるアップグレード衣装はたったの3着しかありません。なので安心して衣装選びができますからね。

とはいえ・・・ここまで言っておきながらも、これまでのお客様が当店をお選びくださった最大の理由は「撮影した写真が素敵だったから」とのことです。どんなに衣装があっても、どんなに素敵な衣装であっても写真が良くなければ本末転倒です。写真は良くて当たり前でなければいけません。
ただそこに辿りつく前の過程として、当店の衣装の豊富さは最大のプライオリティであると考え、今回このような模様替えをいたしました。

ご来店の際はぜひご注目くださいませ!

色打掛と白無垢のどちらで前撮りする?

和装前撮り、和装フォトウェディングなど言い方は様々ありますが、要はご結婚の記念に婚礼和装を着用しての思い出づくりですよね。

・予算
・季節(時期)
・スタイル(ロケ、またはスタジオ)

いろいろと検討すべきことがありますが、一番悩んでしまうのは花嫁の衣裳ではないでしょうか。
華やかさなら「色打掛」ですが、しっとりとした「白無垢」も捨て難い・・・・。さてさてどうしましょうかね?

それでは人気の正座ポーズで比較してみましょう。

035

色打掛の場合はやっぱり空間が華やぎますね!

041

白無垢だと婚礼らしさが際立ちます。

色打掛、白無垢とそれぞれの良さがあり、どちらを選ばれるかは人それぞれだと思います。どちらを選んでも正解ですし、間違いなんてことは絶対ありません。

もしあなたが結婚式で白のウェディングドレスだけをご着用されるのであれば、当店としては色打掛をおすすめするかもしれません。洋装は白にされるのであれば和装で色をご着用頂きたいですからね。

でも一生に一度の和装前撮りです。
打掛をご着用できる最初で最後の機会かも知れないことを考えると、諸事情(予算など)が許されるのであれば出来るだけ色打掛と白無垢の両方で思い出をお作りされることをおすすめ致します。

「やっぱり両方着ておけば良かった!」
このように思った先輩花嫁はたくさんいらっしゃるはずです。

せっかくですから思い残しのないような前撮りにする為にも、「もう一着いいでしょ♡」と花婿さまにおねだりしてみてはいかがでしょうか?一着追加3万円(当店価格)で思い出が二倍になりますよ!

色打掛?それとも白無垢? 迷ったらこんな打掛いかがでしょう?

最近のウェディングシーンにおいて和装の存在感が大きくなっていますね。

お色直しの衣裳としてはもちろんですが、和装前撮りも増えており、婚礼和装の着用率は年々高まっています。


ご存知のように婚礼和装には【色打掛】【白無垢】【黒引き振袖】などの種類がありますが、最近は【色打掛】または【白無垢】を選ばれる花嫁が大半を占めています。そこで迷うのがどちらを選ぶかと言うこと。

011

色打掛は華やかであり、色を選ぶ楽しみもあります。

033

清楚とした白無垢は色打掛とはまた違った魅力があり、ここ2~3年で人気が高まっています。

「出来るなら両方着たい!」という花嫁が殆んどでしょう。
しかし時間的なこと、費用的な事を考えるとどちらか一つを選ばなくてはならないこともあるかと思います。しかし今回ご紹介する当店の打掛は色打掛と白無垢両方のいいとこ取りした商品となっており、実際に選ばれる方も多いんです。

こちらの打掛です。

040

ベースの色は白系となっていますが、色とりどりの刺繍で描かれた柄がとても華やかとなっています。白無垢の清楚さと色打掛の華やかさが上手に組み合わされており、見る角度によっては白無垢にも色打掛にもなりうる優れものです。

本来、このような雰囲気の婚礼和装は引き振袖に多く見られますが、打掛では大変珍しいんですよ!

ご紹介した打掛は披露宴でのお色直し衣裳として、和装前撮りの衣裳としてはもちろんですが、神社挙式(神前挙式)の式服としてもご着用頂けます。もし打掛選びに迷ったら、こんな感じの打掛をお探しして見てはいかがでしょう? 花嫁だけに許される「わがまま」を叶えてくれる魔法の打掛になるかもしれませんからね。

ペパーミントグリーンの色打掛

064

先日、「黒の色打掛」というブログがここ最近でかなりの注目を頂いたので、二匹目のドジョウを狙うかのように「ペパーミントグリーンの色打掛」をご紹介いたいと思います。


まずその前に、色打掛の色を表現するのはなかなか難しいんです。
なぜなら全体で見れば「赤」であってもその中には様々な色が含まれていますし、グラデーションとなっている場合もあります。今回もわかりやく「ペパーミントグリーン」とは表現していますが、それだけでは表現しきれないのが本音です。

まずはご覧いただきましょう!
059

打掛もさることながら、花嫁様も本当に美しいのひと言です。
こちらの花嫁様は昨年の秋に当店の和装前撮りプラン(ロケーション)をご利用くださった方です。

よくロケーション撮影をご希望されるお客様に「庭園の撮影で映える色打掛の色は?」と言うご質問を頂きます。
やはり色打掛と言えば「赤」が一番に浮かびますし、自然の緑とは間逆の色なので映えることは間違いなしです。でもこちらのペパーミントグリーンは自然の緑と同系の色ですが、赤と遜色なく映えていることがお分かり頂けると思います。

それは前述の通り、色打掛には様々な色が使われているからと言えます。

こちらの打掛も全体的にはペパーミントグリーンですが、ゴールドやオレンジ、ブルー、紫、赤、白など色とりどりとなっています。だから美しく、どんな場所にも埋没することなく際立つのです。

そして気になる相性は場所だけでなく、お隣に立つ花婿様との色合わせもですよね?
049

紋付袴の黒との相性は・・・最強です♪
黒だからこそほのやかな緑が際立ち、逆にほのやかな緑が黒を引き立てます。これこそ相乗効果ですね。

こちらの色打掛は当店でもたいへん人気の商品で、ロケーションフォトの花嫁様にたいへんご好評いただいています。
この手の色はなかなかなく、かなり珍しいとも言えるのですが、だからと言って決して気を衒った感じでもなく自然に受け入れ安い打掛だと思います。

最後となりますが和装、特に婚礼和装である色打掛の色の選び方は洋服を選ぶ時と一緒にするべきではありません。
なん度も繰り返しますが、本当に多くの色が使われており、「この色を選んだことがない」と感じても、いざ試着してみると意外なほどしっくり感じることが多々あります。

ですから色打掛を選ぶ際は、洋服選びの経験は除外して、できる限り様々な色に挑戦して行くことが最終的には良い結果となるはずです。決して食わず嫌いにならず、なんなら「いつもなら選ばない色」こそ試着されてみてはいかがでしょう?もしかしたら「見たことのない自分」に出会えるかもしれませんよ!

黒の色打掛

010

色打掛と言えば、やはり「赤」をイメージしがちです。

実際、赤の色打掛が取り揃え的にも圧倒的に多く、お客様にも選ばれやすいんです。

しかし緑系や青系、からし色系など様々なものもあり、中でも珍しいのが黒系の色打掛です。つい最近もこの黒の色打掛についてブログを書きましたが、実際に着用している写真を載せていなかったので、今回改めてブログでご紹介します。

こちらです。
008

「黒」といってもそれは地色のことで、黒一色ではありません。
こちらの打掛では全体に花柄があしらわれており、様々な色が使われています。地色が黒だけに、柄がより浮き出し、地味どころか大変華やかな印象になっています。

   ⇒美しいペパーミントグリーンの色打掛のご紹介ブログ

ちなみにこちらの打掛は「八重がさね」という衣裳となり、十二単を簡略化してデザインとなっています。ふちに緑、からし色、紫が重なって見えますが、これこそが八重がさねなんです。なのでより華やかに見えるんですね。

さて花婿様は黒の紋付袴姿で、お二人揃っての「黒」ですがめっちゃカッコ良いと思いませんか?
これぞ大人カップルのコーディネートと言えます。

ちなみに和装において「黒」と言う色は、さお高の格式を持つ色と言われています。
つまり格式が高く、カッコ良く、大人っぽく、そして大変華やかな和装姿のとても良い見本となります。

赤の打掛もかわいらしく、とても美しいですが、黒も負けず劣らずの魅力があるのです。
一生に一度の婚礼和装姿ですから、先入観などに捉われずに様々な色の打掛をご試着されることはとても大切なことです。和装は試してみないとわからないことばかりの衣裳ですから、どしどしチャレンジされる事をおすすめしますよ!

結婚式場の打掛レンタル価格はとっても・・・

先日、当店に結婚式でお召しになる打掛を探しているお客様にご来店頂きました。

結婚式は来春、衣裳は色打掛と紋付袴のみとのこと。


もちろん既に結婚式場で衣裳はご覧になられており、お気に召した色打掛もあったそうです。
ただ一つだけきになっているのが「価格」であり、もっとリーズナブルで気に入る色打掛をいろいろとお探しの中で当店にお越しくださったという訳です。


ちなみに式場で気になっている色打掛は35万円。
掛下のアップグレードで2~3万円、はこせこセットのアップグレードで1万円、そして紋付袴が約10万円前後とのことで、合計で約50万円。結婚式場で衣裳を手配の場合としては特別高いワケではないのかもしれません。

しかし当店としては「やっぱり高いな~」と思ってしまいます。


ちょっと話がそれますが、一時期殆どの花嫁が打掛に目もくれない暗黒の時代がありました。
とにかくその頃は全くと言っていい程に色打掛も白無垢も和ダンスから出す機会がなく、ドレス一色でした。和装離れの理由は様々ありましたが、その中に「衣裳が高い」という理由も含まれていたんですね。

衣裳がそもそも高い上に、当時は「かつら代」「笄(かつらの飾り)代」「お着付け代」が必要となるので和装全体の費用は超高額だったんですね。「それならドレスだけでいいや」となったと思われます。


今、婚礼和装(白無垢・色打掛)は全国で復権し、人気を誇っています。
自由経済の資本主義において、需要の多いもの(人気があるもの)の価格が上昇するのは当たり前のことです。しかし、我々ウェディング業界は一度苦い思いをした経験がありますし、和装の人気の乗じて同じ事を繰り返したら・・・再び和装の暗黒時代が再来するかもしれません。
気を付けたいものですし、同業の方にもそう思って欲しいです。


話しを元に戻します。

その花嫁に想い描いている打掛のイメージをお聞きし、当店の品揃えの中から五着ほど選び出し、ご試着頂きました。
その中の一着を大変気に入って頂けたようで、掛下(色付き)とはこせこセット(柄入り)をコーディネートしてご提案したところ、結婚式の衣裳としてご成約くださいました。

2019-09-04abitoには色打掛の品揃えが結構充実しています。

レンタル価格は色打掛+カラー掛下+柄入りはこせこセット+紋付袴一式で、結婚式場での見積の半額以下。
気に入った衣裳がお手頃価格でレンタルできることになったので、お二人には大変喜んで頂きました。

ここでハッキリと申し上げておきたいことは、当店としては「安さ」を売りにはしていないということです。
確かに結婚式場のそれと比べると、半額以下なので「格安」「激安」と思われるかもしれませんが、我々abitoの感覚としては「少し安いかな?」とは思ってはいますが、ほぼ標準的な価格設定なんです。

「abitoが安いのか?それとも他が高いのか?」
この判断は第三者に任せるのみです。


abitoとしましては、あの和装の暗黒時代を忘れることはできません。
当店は和装ロケーションフォトをそれこそ最近は数多く行っておりますが、あの時代を知っているからこそ和装をご希望されるカップル様が増え続けていることが本当にありがたくて仕方ありません。
そしてまたあんな時代にならぬよう、少なくとも当店をご利用くださるお客様には衣裳はもちろん、価格の面でも喜んで頂きたいと思っています。

それらを踏まえてのレンタル価格設定となっているので、他よりは多少はお手頃になってしまっているのかもしれませんね。


いずれにしても、今の和装人気が少しでも長く続くよう願うばかりです。
婚礼和装は日本の伝統衣裳であり、文化でもあります。そもそも時代や流行に左右されるような「幻影」ではなく、「本物」です。価値があり、魅力があるからこそ長い時代を経て今に至っている訳です。

abitoはその価値と魅力をお客様にご理解、今日関して頂けるようお伝えしていくことも使命であり、存在意義だと考えています。その為には和装をご利用しやすい環境づくり(価格も含めて)を推進していかなくてはなりませんね。頑張ります。