いの一番に見学に行き、「教会もGOOD!」「料理も美味しい!」・・・だけどこの結婚式場が選らばれることはありませんでした。
そのたった一つの理由は「プランナーのギラギラした態度に耐えられなかったから」。
現在、結婚式場は華やかな外見、そして美味しい料理だけでは結婚準備中のカップル様に選ばれることはありません。やはり最後は「人」、つまりプランナーさんの資質次第なんです。
何百万円という出費が伴う結婚式だからこそ、プランナーさんの力量が問われることが本当に多いんです。
良く聞く話ですが、「本日ご成約頂ければ○○万円お値引きします」というセールストーク。
確かに魅力的な話ですが、そもそもそんな簡単に何十万円も値引きされるのはおかしな話ですし、多分殆どの方がこの値引きを目的にはしてはいません。まずは金額ありきのファーストコンタクトでは「信頼関係」は築けないはずです。
まずは結婚準備中のお二人の不安や心配を取り除き、「このプランナーさんなら安心して任せられる」という信用を得ることが何よりも大切なのではないでしょうか?その信用があってこそ、何百万円という出費ができるというものです。
そしてお客様は思っている以上に結婚式場の雰囲気を敏感に感じ取ります。
式場側では大丈夫と思っていても、「ギスギス」「ギラギラ」とした雰囲気、そして「義務的な接客」「売り上げ至上主義」などは見透かされているものです。もうその時点で「結婚式をしたい式場レース」からは脱落です。
どんなに時代が変わっても、文明が進もうと、やはり最後の最後は「人」です。
逆説的に言えば、プランナーさんが良ければ多少のことは大目に見てくれるとも言えます。競合に負けないようにリニューアルをしたり、最新設備を投入することも大切ですが、それだけではお客様は振り向いてくれません。振り向いてくれたとしても一瞬ではないでしょうか。
本日、桜ロケーション撮影での移動中の車内でのお客様との会話を基に、本日のブログを書きました。
「見ていないようで見られている」
「上辺だけの気持ちは見透かされる」
「売り上げ至上主義は問題外」
素晴らしい教訓を頂きました。
そして「お客様を見る」。これこそが何より大切なんですね。
結婚準備中の方はじっくりと観察して見てはいかがでしょう?色々なことが見えてくることでしょう。