お店の名前である「Wedding Dress abito」が物語っていますが、ウェディングドレスやカラードレスなどのレンタルを根幹としたドレスショップだったのも今は昔・・・。
現在ではすっかり「和の衣裳」、つまり和装のレンタルショップとなっています。
そんなこともあり、店内も和に雰囲気が漂う感じとなっています。
ウェディングドレスを飾ることはなくなりましたね。
ドレス中心だったこともあり、ベースは「洋風」ですが掛け軸などを飾ったりするとそれなりに見えてくるものですね。和と洋の組合せも悪くありません。
およそ100年前の桐箪笥があることで、グッと和の雰囲気が醸し出されています。
10年ほど前はドレスやタキシードで溢れ返っていた2階フロアでしたが、こんな感じになっています。
敢えて現在のような和装を中心としたお店づくりを進めてきましたが、今考えるとかなりのギャンブルだったのかもしれません。これが正解なのか、不正解なのかはわかりません。しかし和装の美しさ、素晴らしさ、その価値観を信じて疑わない自分としては良かったと思っています。
和装は見ていても飽きることがなく、歴史がありつつも常に新しい発見があります。なによりワクワクする衣裳なんですよね。
日本人が日本人の為に紆余曲折を繰り返しながら辿り着いた伝統、文化ですし、洋服と違い、着る方の身体に合わせて「着付ける」という世界でも稀なものだと思います。
フォルムは一緒でも微妙な色の違い、そして様々な吉祥文様、帯や小物の組み合わせで全く違う印象を感じる事の出来る(つまり同じ衣裳でオリジナルのコーディネートを楽しめる)という喜びと楽しさがあるんです。
まだまだ伝えたいことは山ほどありますが、本日はこの辺りで。
ドレス
本年も大変お世話になりました
本日は12月25日、クリスマスですね。
当店は本日で年内の営業が終了となります。ちなみに1月3日までお休みとなりますので宜しくお願い致します。
そんな最終日ですが、スタジオでは撮影に次ぐ撮影で忙しくさせていただいており、今年も有終の美を飾れそうです。今年1年を総括すると「新たなる創造と変化」にとんだ年だったと思います。
なんとなく・・・、何気にふと思いついた企画が予想を覆すどころか、想像すらできなかったような大反響をいただき、「商売の面白さ」を改めて感じることができました。今までそうそう求められていなかったものも、出し方や見せ方を変えただけでこんなにも違った反応になるのは驚きでした。
商品・・・当店においては「衣装」ですが、そのものの価値や品質は当然のことながら、どのようにプレゼンしていくかによりますね。
来年も引き続き、新たなる創造と変化を継続していきたいと思います。
それではどうぞ良いお年をお迎えください。
プレミアム留袖入荷します
現在展開しているハイクラス留袖が大変な好評を博しています。
正直なところ、この秋は本当に多くのご予約をいただいており、既に日によってはご案内できる留袖が殆んどない状態です。これほどまで評価して頂けるとは想定外で、留袖が不足している状態です。
そんなこともあり、急遽新作の留袖の買い付けをしました。
買い付けに当たっては和装メーカーさんに絵羽(仕立てていない)留袖をもってきていただき、その中から選ぶのですが新しければ何でも良い訳ではありません。これまでの経験と当店のお客様のご要望の傾向から判断しなければなりません。そして今回選りすぐった留袖がこちらの三着です。
本当は三着だけでは全く足りないのですが、当店が欲しいと感じた留袖がこれだけでした。
実際、この三着は結婚式場では取り扱うことの少ないレベルの上物。おそらくレンタルの場合は10万円以上となる逸品です。現在当店で展開しているハイクラス留袖よりも上のクラスで間違いありません(仕入れ値も破格ですが・・・)。
これらは12月中旬の入荷予定となっておりますのでこの秋の結婚式シーズンには間に合いませんが、来年初春以降の結婚式にはご着用いただけます。
「ハイクラスの上」ということで、これらは「プレミアム留袖」とさせていただくこととなります。
ハイクラス留袖プランと同様にモーニングとセットにしたプランもご用意しますので、かなりお得にご利用頂けることと思います。また「プレミアム」という冠を付けるからには留袖の帯もプレミアムにいたします。
帯も大変素敵な逸品をご用意致します。
帯ももちろん新作でご案内いたします。
草履バックもプレミアムです。
結婚式場の留袖よりもランクが上・・・だけど価格はモーニングとセットで10万円を切るという当店ならではのセットプランでご案内いたします。またご紹介した帯や草履バックも込みの価格となりますので、コスパはかなり良いかと思われます。結婚式場でレンタルの場合、草履バックはオプション料金となっていることが殆んどですからね。
来春の結婚式シーズンに留袖のご着用をご検討されているお母様はぜひご見学、ご試着下さいませ。
プレミアム留袖、ハイクラス留袖共に着数に限りがございますので、お早めがおすすめです。abitoが絶対的な自信をもってお勧めできる素晴らしい留袖で、「素敵なお母様」「お綺麗なお母様」で大切なその日をお迎え下さい。
より結婚式が華やぎ、ゲストの方々への美しいおもてなしになること間違いありません。
※プレミアム留袖は12月中旬の入荷を予定していますので、ご見学やご試着をご希望の場合は12月下旬、または1月以降にご来店の予約をお入れ下さい。
夏季休業のお知らせ
誠に勝手ではございますが、今年も下記の期間は夏季休業となります
令和4年8月13日(土)~8月16日(火)
都合四日間をお休みとさせて頂きます。
8月17日以降のご来店予約、お急ぎのお問い合わせにつきましてはabitoのLINE公式アカウントのみで受付けいたします。お電話やメールはご対応致しませんのでお間違えのないようお気をつけ下さい。
←ご登録はこちらから
※LINEにおきましても緊急性がないと判断した場合は休業期間後の17日以降の返信となります事も予めご承知おき下さいますようお願い致します。
何卒宜しくお願い致します。
留袖とモーニングの準備はいつ頃?
結婚式におけるご両親のお衣裳といえばお母様は黒留袖、お藤様はモーニングです。
当店では一年を通して、大変多くのお客様にご利用頂いております。何といってもモーニングと留袖は当店でのご利用件数がツートップの貸衣装ですからね。
現在お越しになる方は殆どが8月、そして9月のお客様です。
また秋挙式(10月~12月)をお控えになられているご両親からのお問い合わせも多い時期です。その中でも特に多いご質問が「留袖とモーニングはいつ頃決めたらいいの?」というもの。
そんな時、当店は「2~3ヶ月前がおすすめですし、最も多いです」とお答えします。
実際そうですし、あまり早くなくても問題ないですし、逆にギリギリすぎると何かと心配ですからね。実は早い方は半年以上前、遅い方だと一週間前なんてこともありますのが例外と言えます。
ただ現在は小康状態とはいえ、コロナ渦真っ只中。
2~3ヶ月後にどんな状況になっているかは誰にも分かりません。でもご安心下さい。
もし万が一、感染状況が悪化して「結婚式が延期」となってとしても、当店は追加費用は一切不要にて電話一本で延期対応しております。なので少し早めにお決めになっても不安はございません。
完全予約制でのご案内としているため、時期によっては予約が取りづらいこともあります。「もうそろそろかな?」と思った時がご来店時ですので、ぜひお気軽にご連絡下さい。ちなみにモーニングはサイズが偏る傾向があるため、時期によってはご案内できないサイズがありますので、予めご了承下さいますようお願い致します。
スイス×日本のカップル様の和装前撮り
今年(令和4年)の5月中旬に田母沢御用邸にて和装ロケーションフォトをされたお二人をご紹介します。
そうです、お二人は国際結婚されたご夫婦です。
新婦様はもちろん日本人で宇都宮のご出身、新郎様はスイス人で現在はスイスにお住まいです。このコロナ渦で日本への帰国もままならない時期もありましたが、ようやくご実家へお帰りができたようです。
そのタイミングで「日本の情緒を感じる場所で和装撮影をしよう!」ということとなり、いろいろなお店の中からご検討された結果、当店をお選び下さいました。
まずは撮影させて頂いた写真を抜粋してご紹介します。
当店の場合、田母沢御用邸においては「研修室エリア」「公開エリア」「日本庭園エリア」にて撮影をしております。
上の画像の中には当店が初撮影となるスポット、他のスタジオさんがあまり撮影しないスポットも含まれています。これも田母沢御用邸での撮影実績が豊富で、知り尽くしているからであり、さらには未だに探究心をもっているからだと思っています。
こちらの画象ですが、「出してもいいのかな?」と思いつつも、ぜひ皆さんに見て頂きたいので思い切ってみました。新婦様、お父様、ごめんなさい!でもきっと許してくれるはずです。
本当に父娘の仲が良いのが伝わってきます。だから出したかったんです。もうひとつお母様が加わっている衝撃画象もあるのですが、さすがにそれはダメだろう・・・ということで割愛させていただきました。
こちらの画象からも伝わると思いますが、新婦様は本当に明るくてノリのよい美しい方でした。同じ空間にいるとこちらまでウキウキさせてくれる太陽のような女性です。一方、新郎様はとても物静か(日本語が話せないこともありますが・・・)で、真のジェントルマン。いつも穏やかに微笑んでいて、新婦様を見つめる様は優しさに溢れています。
撮影の間、様々なお話しをさせていただき、とても勉強になりました。もうすでにスイスへお戻りになっておりますが、まだ暫くお二人とのやり取りは続きます。
さて数あるロケーション撮影を行っているお店の中から何故当店をお選びくださったのか?
とても興味があったので、撮影直後にお聞きしました。
その答えは・・・・
「写真の仕上がりが他と比べて段違いに良かったからです。せっかくなら素敵な写真にしたいし、そこは費用の問題ではなく、価値の問題です」とのことでした。わかってくださる方はわかってくださるということですね。
ご紹介したお二人はもちろんですが、当店をご利用くださった方は皆さん素敵な方ばかりです。やはり統計を取ると、年齢層や職種など類似点が大変多く、いわゆるabitoならではのお客様層が存在するのだなと感じます。今後も新しい層を開拓するのではなく、既存のご利用くださるお客様層を大切にしていきたいと思います。
電話回線復旧致しました
日曜日(5月8日)の朝以降、もしかしたら当店に電話が掛けられなかった方もいらっしゃったかもしれません。大変ご迷惑をお掛けしました。
その日は朝からコイツ(下画象)の調子が悪く、電話が繋がらない状態の時間帯がありました。
NTT光回線ONU
既に新品と交換し、現在は復旧いたしております。
コイツがだめだと電話はもちろん、有線やネットも全て使えなくなるので厄介です。その日の朝も「有線が聞こえない!」・・・ここから原因を探り、ONUに辿りついたワケです。元々調子が良くなく、時折回線が遮断することもありましたが、その都度電源を入れ直すことで復旧していたのでそのまま誤魔化し誤魔化ししていたツケがきたワケです。
運良く?昨日、一昨日と定休日だったので最小限のご迷惑で済んだはずです。
日曜日はそれまでと違って、日に何度も回線遮断していたので「そろそろダメかも」と思っていたところ、定休日に警備会社から「回線確認が取れていません」との連絡をいただいて「やっぱりダメかー」と諦め、NTTに連絡を入れました。
ありがたいことに本日午前中までの代替品の配送の手配をいただき、無事完全復旧となりました。
電話が使えないとお客様にご迷惑がかかりますし、ネットが使えないと仕事になりません。有線が流れないと店内の雰囲気がよくないですし、警備会社との回線が止まってしまうと防犯、防災が出来なくなります。確かにONU一台で全てを担ってくれるので大変便利ではありますが、今回のようにこれ一台がダメになった場合のリスクが高すぎると感じました。
NTTさんの対応の速さは見事なのですが、こうなってしまった場合の緊急対応できる手段があれば安心なんですけどね。
今回の件での反省点は「調子が良くない」と気付いた時点で何らかの対処をすべきだったということです。何でもそうですが、その場しのぎは後の災いの元でしかないので、キッチリと対処すべきですね。反省、反省。
柄ナシ無地振袖のご紹介(リベンジ編)
これまで何度か「柄ナシ」「無地」「黒一色」の振袖をご案内してきました。
・・・が、どうも上手くお伝えすることが出来てないというか、自分的に納得がいっていないものですから再度挑戦です。そうリベンジです。
「柄ナシ」「無地」「黒一色」の振袖と文字で表わしても、想像は難しいと思うんです。本来であれば、現物を見て頂くのが何より手っ取り早いわけですが、そうも行きませんからね。
これが一番わかり易い画象ではないかと思います。
お客様が実際にご着用した時の画象はこちら
百聞は一見に如かずですね。
そしてつい先日ではありますが、このシリーズに緑が加わりました。
黒と色が違うだけで、生地も織柄も全く一緒です。「緑」とは表現しましたが、実際は深みのある緑でとっても素敵な色です。ご覧のように渋めでかっこいい系ですので、「かわいい」とは一線を画す感じではありますが、他の方の目線を奪うことは必至です。
こういった振袖は小物合わせも妥協せず、かっこいいを突き詰めた方が素敵だと思います。
例えばこんな帯で合わせたら最高すぎるかもしれません。
粋ですよね。大人ですよね。他にいないですよね。
黒もさることながら、こちらの深緑も個性的な二十歳に大変お勧めの振袖です。「柄ナシ」「無地」「一色」の振袖は最近は人気で、「黒」は見かけることも多いのですが、こちらのような深緑はかなりのレア。黒より優しく、少し大人な感じです。
このGWに入ってから振袖コーナーで展示を開始しましたので、お客様の今後の反応が楽しみです。
黒も深緑も当店の完全オリジナル振袖なので、abitoにしか存在しません。日本でただ一着だけの振袖ですので、「絶対人とは被りたくない!」という方には溜まりませんね。
今後もカラーを追加していき、シリーズを広げていく予定です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さいね。
留袖の展示開始しました
当店では創業より結婚式でお母様がご着用される「留袖」を長きに渡ってお取り扱いしております。
これまでご利用くださった着数は数え切れないほどで、それは現在でも続いています・・・・というより、ここ最近は以前にも増している状況です。ちなみに当店ではおよそ200着ほどの留袖を揃えています。
お客様の年齢や体格、ご希望等に応じた留袖をお出しし、ご試着していただくシステムです。つまりつい先日までは一切留袖を展示しておらず、バックルームよりお出ししていたワケです。
数日前のブログにも書きましたが、最近はハイクラスの留袖人気が高いです。
そのような留袖はやはり直接見て頂かないと、その素晴らしさや価値を感じて頂けません。実際レンタル価格だけではそのクオリティーは伝わりませんし、「高い!」と拒否半応すら起こりますからね。
しかし普通のお買い物でも同様だと思いますが、やはり良い品をみると少しは魅かれると思うんです。日用品など生活に密着している物品ならば、コストパフォーマンス重視となりますが、車や時計、旅行などある意味非日常のお買い物では「せっかくだから」「後で後悔しないように」と、当初の予算オーバーかもしれませんが検討はされるのではないでしょうか?
息子さん、あるいはお嬢さんの一生に一度の結婚式において、お母様というお立場でご着用される晴れ着の留袖でもそのようにお考えの方が増えてきているんですね。
そこでこれまでしてこなかった留袖の展示を開始致しました。
ご覧のように「展示しました」といっても、わずか五着ほどです。
ハイクラス留袖、個性的留袖、落ち着きのある留袖を並べています。こうすることでどんな留袖があるかをおわかりいただけますし、比較検討しやすくなるのではないかと考えています。
「結婚式の主役は花嫁」
よく言われることですが、それならばご両家のお母様は準主役です。メインキャストです。
そしてお母様だって女性ですから、晴れの場でご着用される衣裳はワクワクしてお選び頂きたいと思っています。そのワクワクを少しでも演出できたらと思い、今回このような展示を開始致しました。
週に一回の頻度で展示留袖もチェンジしますので、その都度撮影し、ある程度まとまった時点で「留袖一覧」という形でブログでもご紹介していきたいと思います。
ご来店の際はぜひ展示留袖をご覧下さい。
成人式振袖前撮りが続く春
大学生、専門学校生はただいま春休み真っ只中!ということもあり、当店では成人式の振袖前撮りが続いています。
当店の前撮りは「スタジオ撮影」、そして「ロケーション撮影」をご案内しておりますが、お陰様でどちらとも大変喜ばれているのを実感しています。そして今日はスタジオ撮影でした。
深めの赤の振袖に金と黒の市松模様の帯がとてもお似合いのお嬢様でした。
表情の作り方も大変お上手で、カメラマンもかなり撮りやすかったことと思います。こちらには写っておりませんが、実はお母様もお着物をご着用し、お二人での撮影もさせて頂きました。
本日の撮影だったので、実際に撮影した画象はまだお見せできませんが、当店のウェブやインスタ等への掲載をお許し頂けているので、後日改めてお知らせしたいと思います・・・・が、かなりヤバイ美しさです。
ロケーション撮影でしか撮ることのできない写真もありますが、逆もまた然りで、スタジオ撮影でしか叶えることの出来ない写真というのもあります。今回は赤の振袖でしたので、「赤尽くし撮影」を行いました。これがまたかっこよすぎなのですが、言葉だけじゃ伝わらないですよね。ぜひ後日に見て頂けたら嬉しい限りです。
ちなみにですが、当店のスタジオ撮影は完全貸切での撮影が殆んどとなりますので、他の方の目を気にすることなくご家族だけでお過ごし頂けます。このご時勢ですから、感染予防の観点からも安心ですし、変な気遣いや緊張などもないのでストレスフリーで撮影に臨んでいただけることでしょう。
今からデータの仕上がりが楽しみです。