大振袖(本振袖)

こんなにかわいい和装なのに、お問い合わせが少ないのがわからない

※平成30年8月13日~15日まで夏季休業とさせて頂きます。
休業中でもご相談やお問い合わせを受け付けておりますので、お急ぎの方はこちらから


花嫁和装には大きく分けて5の種類があります。

色打掛

011

最近では結婚式のお色直しの衣装として、また和装前撮りの衣裳としてダントツの人気があります

白無垢

033

こちらも人気急上昇の花嫁和装。
主に神前挙式の衣裳として認知されていますが、最近では和装前撮りでも白無垢を選ばれる方が増えています。
白無垢ならではの「清楚さ」が魅力です。

黒引き振袖

002

黒引き振袖の魅力は凛とした美しさです。
その色合いから、どちらかと言えば「かっこいい系」の和装なので大人な方におすすめです。一時は爆発的な人気を誇りましたが、最近は当時ほどではないのもまた事実です。素敵なんですけどね。

十二単

こちらに関しては当店では取り扱いがなく、従って画像もございません。
現代においては最も特殊であり、好き嫌いがハッキリ分れる婚礼和装ではないでしょうか?
着付けには特殊な技術が必要があり、なお且つ取り扱うショップも少ないのである意味幻の衣裳とも言えますね。もちろんレンタル及びお着付けの費用も相当なものとなります。


そして当店が頭を抱えている衣裳が大振袖です

0047

いわゆる成人式の振袖の婚礼版で、黒引き振袖の黒じゃないバージョンでもあります。

様々な色の大振袖がありますが、どれも色打掛に負けないくらいの華やかさがあります。「かっこいい系」の黒振袖とは真逆の「かわいい系」の衣裳で、格式ばった雰囲気は殆んどなく、どちらかと言えばカジュアルさすら感じます。

ちなみにこの大振袖ではこんなこともできちゃいます。



色打掛を上に羽織れば、大振袖自体が掛下の代わりとなるので二つの違ったテイストの和装姿を簡単に楽しむ事ができます。

ご紹介している大振袖はベースがグレーのものですが、中にはこんな大振袖も。
IMG_8086

鮮やかなイエローに青の牡丹柄がとても映える逸品です。
赤の小物がいいアクセントとなっていて、婚礼和装の上級者を思わせる雰囲気があります。

ご説明したように、婚礼用の振袖とは言え、振袖は振袖です。
ご存知のように「振袖姿」は未婚女性だけに許されるものであり、既婚者は厳密には着ることができません。つまり結婚式、及び和装前撮りが振袖を着用できる最後の機会となります。

言い換えれば、最後の振袖姿を披露したり、写真に残す絶好の機会とも言えますよね。


■どちらかと言えば少数派
■メッチャかわいい婚礼和装
■掛下の代わりにもなり、打掛を羽織ることができるので二度美味しい
■最後の振袖姿の思い出づくりができる


おすすめどころ満載なんです。

さらには打掛と比べ軽く動きやすいので、とっても楽なんです。
肩がこりやすい方、あるいは小さなお体の方でも打掛に比べ、長く着ていても疲れづらいという特徴もあります。


このように大振袖をおすすめする理由はたくさんあるので、これまでもブログやウェブサイト等で定期的にご案内しているのですが反応はイマイチ・・・・。

自信をもっておすすめしているにもかかわらず、これほどまでにもリアクションが少ない理由が正直分らないんです。
もちろん大振袖以上に色打掛や白無垢のほうが人気がありますし、「っぽさ」という面から考えても及ばないのかもしれません。

もしかしたら「成人式っぽい」と思われてしまっているのでしょうか?
もしそうだとしたら・・・・THE END!
しょうがない、しょうがない♡


しょうがない♡じゃな~い!

いずれこの大振袖の魅力をお分りくださる方が現れることを信じて、今後も粘り強くご案内していきます。
ブームはいつ訪れるかわかりませんし、何よりもこの衣裳の魅力を信じて疑わない私達が諦めてしまってはそこで終わりですからね。


もし貴女が婚礼和装をご検討中でしたら、最終的には打掛を選ぶことになったとしても選択肢の一つとしてこの大振袖を残していただければ・・・このブログを書いた甲斐があるというものです。まずは見学と試着をお試し下さいませ~。

色打掛をもっと華やかにするとっておきの裏技

婚礼和装、特に色打掛の人気が年々高まっています。


これまで結婚式においては白のウェディングドレスで式を挙げ、ヴェールを外して披露宴に入場。その後カラードレスにお色直しというパターンが定番でしたが最近ではカラードレスの代わりに色打掛を選ばれる花嫁も増えています。「お色直し」とはただ単に衣裳の色を変えることを意味するだけでなく、テイストそのものを変える意味も持ち合わせています。

つまり色と共に洋装から和装へのテイストを変えると、よりその効果が大きくなり、ご親族はもちろんゲストの方々にも驚きと喜びをサプライズできることになります。これが色打掛をお色直しの衣裳として選ぶ醍醐味といえます。


さてそんな色打掛はもともと華やかな衣裳。

IMG_8076

ある意味ドレス以上かもしれません。

011 (2)

色打掛は白の掛下という着物の上に羽織るのが通常です。その白が色打掛の柄や色を際立たせる効果もありますからね。


でももっと、さらに色打掛を華やかにさせるとっておきの裏技があります。「もっとゴージャスにしたい」「人と違う着こなしをしたい」とお考えに花嫁には大変おすすめとなります。といっても大して難しいことではなく、中に着る白の掛下をカラフルな大振袖に変えるだけでOKなんです。


それではご覧下さい。



左側がいわゆるおお振袖という婚礼和装で、右側がその上に色打掛を着せた画像です。マネキンなのでわかりづらいかもしれませんので、もう一つもご覧下さい。




黄色の大振袖に花萌葱の色打掛を合わせてみました。

※PCの方はドラッグしながら左右にスライドさせると画像が比較できます。


通常ならば白になる襟元に色が入るだけで想像以上に華やかに・・・そう例えるなら江戸時代の大奥での着こなしのようです。またこのコーディネートにはもう一つ大きな利点があります。ただこの組合せにするだけではなく、色打掛を脱ぐことで大振袖姿も楽しんでいただけることです。

つまりご親族、そしてゲストの方々にあなたの色打掛姿だけでなく、大振袖姿を披露することができる訳です。


大振袖婚礼専用の衣裳ではありますが「振袖」の一種でもあるので、未婚女性の最高礼装の和装と言えます。多くの花嫁は「振袖姿は成人式が最後」だとは思いますが、これまでお世話になった方々や気を許せる方々に【最後の振袖姿】をご披露してみてはいかがでしょう?入場の際に「花嫁の最後の振袖姿をご覧下さい」なんてナレーションが入れば盛り上がること間違いないですよ!



かわいい大振袖姿、そしてとっても華やかな色打掛姿の両方を結婚式で楽しむこともご検討してみてはいかがでしょう?
 

結婚式のドレスはイエローが人気なら、和装も黄色がいいかも

IMG_7336

やはり映画の影響力ってハンパない♡ですね。

現在公開中のディズニー映画 「美女と野獣」から火がつき、結婚式でもイエローのドレスが大人気だとか。女性ならやっぱりベルに憧れちゃうんですよね♪


でも「ウェディングドレスは着るけど、お色直しは和装がいい!」なんて花嫁にはちょっと縁がありませんよね。それならいっそ黄色の和装を選んでみてはいかがでしょう?
 

日本の婚礼衣装にだってカラフルな色合いのものがある


日本の婚礼衣装って「白」「赤」をイメージしますが、あなたが思っている以上にいろんな色があるんです。黒もあれば緑も紫もピンクもあります。でも黄色ってなかなかないんです。でもこんな鮮やかな色の和装もあるんですよ~。

IMG_7336

この和装の種類は昨日のブログでご紹介した大振袖(本振袖)で、引き振袖とも呼ばれます。成人式で着る振袖との違いは昨日のブログでご確認ください。

この大振袖の黄色は本当に鮮やかで美しい発色をしています。マネキンに着せているので「おはしょり」していますが、お引きにして着用することも出来ます。

カラフルな黄色ですが、キュートでもあり、大人っぽくもあり、それでいて上品さが漂っていますね~。これを着れば日本版ベルに大変身できちゃうかも!?

日本だから「ベル」じゃなくて「鈴」かもしれませんけどね!
 

小物のコーディネートで個性を演出

この黄色の大振袖はコーディネートする小物によって見え方もガラッと変わります。そして小物の選び方には正解はなく、「これがいい!」と直感で選んだものが一番なのです。なので「自分らしいコーディネート」をする事で、個性を表すことができるんですよ。
 

まとめ

イエロードレスが大人気ですが、その流行に乗るか乗らないかはあなた次第。半分だけ乗っかり、半分は乗っからない選択をするなら黄色の和装がいいかもです。気持ち的、色的にはベルになり、ブームが去った後は「私は流行に乗せられたりはしない女なの」・・・と言い切る事が出来ますよ♡

できる女は「その後」のことも想定して行動するものですからね。

 

婚礼和装の次のブームは大振袖の予感!カジュアルな花嫁衣裳

0171

結婚式で着る花嫁和装には色々と種類があります。

白無垢・色打掛・黒引き振袖・新和装・十二単、そして大振袖と6種類もあるんですよ!その人気は時代によって変わるもので、十年ほど前は黒引き振袖が爆発的な人気を博してましたし、現在は色打掛が人気です。

そして次にブームになりそうなのが大振袖です。本振袖とも呼ばれています。

 

大振袖とは一体どんな婚礼和装なのか? そしてブームになると予想するその根拠とは!? 

今日のブログでご説明しようではあーりませんか!

 

大振袖はこんな衣装です

「振袖」に「大」がつく大振袖はその名の通り、振袖の一種です。
振袖には「大振袖」「中振袖」「小振袖」の三種類があるんですね~。

大振袖

0047

中振袖

015

小振袖

060

簡単に違いを説明すると、振袖の袂(たもと)の長さの違いが見た目の違いです。用途となると大振袖が「婚礼」、中振袖が「成人式」、小振袖が「卒業式」で袴と合わせる着物となります。

 

大振袖と中振袖の違い

まずは画像をご覧下さい。
FullSizeRender

左が大振袖、右が中振袖ですが並べるだけでは決定的な違いはわかりませんが、でも細部を見るとその違いは一目瞭然。

まずは裾

IMG_7333 IMG_7332
左の大振袖の裾には綿をつめた「ふき」があるのでふっくらしていますが、中振袖にはありません。そして大振袖には「比翼」という二枚重ねが施されていますが、中振袖にはないんですね~。

袖口

IMG_7331 IMG_7330
こちらも裾と同様に、大振袖には厚みがありますが中振袖にはないんですね。

たったこれだけの見た目の違いですが、これだけで格が変わってくるんです。日本の文化って難しいですね♡

もちろん大振袖>中振袖という構図となります。そりゃ結婚式で着る振袖と成人式で着る振袖とは重みが違いますからね。

 

そしてもう一度大振袖姿と中振袖姿の違いを見てみましょう!

0047 015

大振袖は裾を「お引きずり」しても着ることができるんですね。その他、中振袖では使うことのない「懐剣」「ハコセコ」「末広」などの婚礼和装小物を使うので、着付け後のその重みは段違いとなります。

 

どうして大振袖のブームが来ると思うのか?

これはねー、あくまでも個人的な考えでしかないので、話半分で聞いておいてくださいよ。

最近の花嫁は和装にカジュアルさを求めているから

現在のウェディングシーンで和装は結構人気の衣装となっています。そもそもの始まりはお色直しのカラードレスの代わりに「色打掛」を選ぶ花嫁が増えたことですが、あくまでもドレスの代わりなので「かわいさ」「キュートさ」を求めています。

そのためヘアスタイルは洋髪で、髪飾りは洋花、メイクはナチュラル、小物でかわいさをアレンジ・・・という色打掛スタイルが圧倒的に人気なんです。
 

 

例えば黒引き振袖。

002

カッコ良いですし、とーっても素敵ですが重厚感があり、「カジュアル」とは言い難いですね。

やはりカジュアルさを比較すると、大振袖>色打掛>新和装>白無垢>黒引き振袖>十二単となるじゃないですかね? 今後、結婚式をされる花嫁がさらにカジュアルさを求めるのであれば、最終的には大振袖に行きつくのではないかと思います。
 

何と言っても着ていて最も楽な婚礼和装だから

そもそも婚礼和装は「腰紐」「伊達締め」、そして「帯」で体を締め付けるので、ドレスに比べて着心地は良くはありません。なかでも色打掛はそれ自体の重さがハンパでなく、その下には掛下・長襦袢も着るので大変です。

それに比べると大振袖は着物自体は軽く、色打掛と違って掛下はないので比べると相当楽に着ていただけます。軽さが最重要ではないにしても、「楽な方がやっぱり最優先♪」という花嫁もこれからは増えてくるのではないかと・・・・。

ちなみに婚礼和装で一番大変な衣装は十二単です。もうハンパないどころではありませんね。
 

衣装のレンタル代がお手頃なのも魅力

一時期、結婚式において和装は見向きもされない時代が数年続きました。某結婚情報誌の為とも言われていますが、その一つの理由としては「費用」という物があったのは間違いありません。現在でも色打掛の平均相場は27.8万円、でもこれは衣装レンタル代だけで、この他に着付け代が必要となります。

色打掛レンタル+着付けで約32万くらい・・・結構な費用になっちゃいますね♡

他のお店はわかりませんが、当店では大振袖のレンタル代は平均10万円と相場価格の半分以下。着付け代を入れても15万円くらいで済んでしまうので、かなりの費用削減となります

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
大振袖という婚礼和装のかわいさの魅力とカジュアルさ、そして見た目以外の「着心地の楽さ」「お手頃なレンタル価格」をお分かり頂けましたでしょうか?もちろん花嫁によって、婚礼和装に求めるイメージは違いはあるとは思います。しかし結婚式全体のイメージや結婚式費用のことを考えてみるとと「大振袖もいいかも♡」と感じた花嫁もいらっしゃるのではないでしょうか?

説明した通り、大振袖も振袖の一種です。
カジュアルさもあり、お手頃な費用で、打掛よりも楽に過ごせるというメリットだけでなく、あなたの「最後の振袖姿」として結婚式で着用し、ご家族はもちろん、ゲストの方々にご披露することも出来ます。

色打掛も素敵ですが、選択肢の一つとして大振袖もチョイスしてみてはいかがでしょうか?

abitoにはご紹介した以外にもたくさんの大振袖を取り揃えているので、気軽にご見学とご試着をして下さいね~

 

IMG_7334


Wedding Dress abito公式ウェブサイト