本日8月15日は終戦記念日。
戦中(昭和16年~20年)の結婚はどんなものだったの
でしょう?ちょっとググってみました。
こちらは数年前の朝ドラ「おひさま」のワンシーン
ブログや記事などを読んでみるとやはり当時は現在のように
恋愛結婚をする方は極少数で、殆んどが親同士で結婚が決
まったようです。
結婚当日に初めてお相手の顔を見たなんてことも多かったら
しいです。今では考えられませんよね。
そして結婚当日は戦中という状況下で、物資・食料の不足が
恒常化しているので、もちろん派手なことはしなかったようです。
お身内だけで杯を酌み交わす程度の質素なものでした。
式などを挙げる方は殆んどいらっしゃらなかったみたいですね。
そもそも昭和初期は今で言う結婚式といえば「祝言」でしたから
戦中でなくても、挙式をする方は少なかったでしょう。
そして・・・
昭和20年頃になると20代~30代の男性は徴兵令により戦地へ
赴くことが当然のこととなります。そこで親としてもその前にせめて
所帯を持たせてやりたいという思いから、駆け込みのような結婚
も少なくなかったようです。
召集令状が来てから急いで結婚ということも有ったそうで、新婚
生活は数日間、ご主人はそのまま戦死・・・そんなご夫婦も相当
いらっしゃったようです。
とても切ないです・・・
また花婿は戦地にいるため、花婿が出席せずに花嫁だけで済
ましてしまう例もありました。
「せめて結婚してから・・・」と思う方もいれば、「どうせ戦地に行く
のだから・・・」と頑なに結婚を拒否された方もいたようです。
現在の結婚式は幸せの出発点であり、お2人でさらに幸せな家庭
と人生を築いていく原点ですが、当時はどん底で一年後のことも
予測できない中での結婚でした。
そんな中でも幸せを見出して、ほんの少しでも暖かな新婚生活を
送られたと思いたいです。
私達には想像もできない当時の結婚や生活ですが、今こうして
経済大国であるこの国で生活できるのは戦後の復興に国を挙げ
て取り組んできたからこそ。
家族や友人など自分を取り巻く人々に感謝、そして今の日本を築
いてきたご先祖や先人の方々にも感謝しないとバチが当たります。
平成の結婚式は思いっきり好きなことが出来るのですから、お2人
が思い描く結婚式を実現しちゃいましょう!
とことん楽しんじゃいましょう!!!
多分、ご先祖や先人達もそれを願っていることでしょう。