足に履くあれは下着なんですよ!
皆さん一度は使用されたことがあるかと思います。日本固有の伝統的な衣類の足袋は何と意外なことに「下着」に分類されます。
abitoでは和装の衣裳レンタルをしているので、足袋ももちろん取り揃えて
いますが足袋は足袋でも白足袋です。
足袋にもいくつか種類がございまして、白足袋の他には黒足袋、色足袋、柄足袋などがあります。
白足袋は特に慶弔用と決まっているわけではないのですが、平服から礼服まで幅広く着用できるのに対して、黒や色足袋は平服のみでの着用となります。
弊社で取り扱っている和装は全て慶弔用なので、自ずと白足袋を扱うことになっています。
上が大人用白足袋、下がお子様用の白足袋です。
大人用は画像下側にある金具の小鉤(こはぜ)というもので固定します
素材は木綿です。
お子様用は伸び縮みするナイロンとキュプラの混紡生地で作られてます。
靴下タイプになっているので履きやすくて脱ぎやすいんですよ。
前述の通り、白足袋はあくまでも下着ですのでabitoではレンタルではなく、販売しております。
大人用は21cm~28cmを常時ストックしていますが、極稀にそれ以上のサイズという方もいらっしゃいます。そんな時は特注となりますが、ご用意できますのでご安心下さい。
お子様用は0.5cm刻みではなく、19~20cmといったサイズになっています。
ちなみに徳島県が足袋の年間出荷額で全国一位とのこと。
実際、白足袋を履くと結構な違和感を感じます。綿素材なので、靴下のように伸縮しませんので堅い感じがしますが、慣れてくるとなかなかいいものですよ。履いた時の違和感が、儀式に臨む心構えを生み出してくれるのかもしれませんね。