おじいちゃん、おばあちゃんの為に
「人生の節目の衣裳姿はご本人だけでなく、周りの人々をも幸せにします!!!」
納得ですよね、晴れの姿を見て悲しむ人なんているわけありませんからね。
「おじいちゃんや、おばあちゃんに見せたい」
最近、abitoのお客様でこのようなことを仰る方がとても多く感じます。
例えばご結婚される方。
結婚式の予定はないけれど、せめて写真だけは撮って、それを見せてあげたい
という方。
また、成人式はスーツだけど、紋付袴姿を見せてあげたいというお客様。
やはり、おじい様やおばあ様に喜んでいただけるのは「和装姿」とお考えの方が
多いようです。70代~80代の方々にとっての着物はお若い方よりは、もっと身近
なものであると同時に、おめでたさの象徴なのかもしれません。
ご結婚された当時には、まだドレスなどもなく、殆んどの方が「婚礼和装」で挙式
されていましたからね。
世界でも長寿国のトップに位置する日本の高齢者は元気な方が多いです。
とはいえ、撮影に立ち会ったりすることはご本人にとっても、少々負担が大きいの
かもしれません。
でも写真なら、簡単にお見せすることも可能です。
ご両親とはまた違った愛で、温かく成長を見守ってくれているおじい様、おばあ様に
感謝と「ここまで成長しました」という報告を兼ねて、晴れ着姿の写真をお見せする
というのはとても素晴らしいことです。
目を細めて「おめでとう」「良かったね」「綺麗だね」という褒め言葉と共に、「ありがと
う」という言葉もいただけるのではないでしょうか。
何よりも「ありがとう」という言葉、これが最高に嬉しいですね。
おじい様やおばあ様の為にしたことが、数十年後に「自分の為にもやっておいて
良かった」と思える日が必ず来ます。そして、再びおじい様とおばあ様に感謝の
気持ちが湧いてくるのではないでしょうか?