本日1月7日は全国各地で多くの成人式式典が開催されました。
成人式と言えば・・・
振袖ですよね。
abitoも早朝3時を皮切りにお昼頃まで成人式の振袖と紋付袴のお支度をし、無事に滞りなく多くの新成人を送り出すことができてホッとしています。成人式の楽しみと言えばもちろん晴れ着姿ですが、旧友同志で集まっての「大人の♡」夜を過ごすことも楽しみですよね。くれぐれも飲み過ぎには注意して頂き、楽しい夜を過ごしてもらいたいものです。
ここで言う振袖の「お支度」とはヘアアレンジ+メイク+お着付けのこと。
美容師の方々、着付けの方々にお世話になり・・・
写真撮影をするカメラマンさんにお世話になり・・・
abitoの成人式のお支度に携ってくださった皆様との分業、そして協力があって初めて成り立つものです。本当に感謝の一言です。
そして・・・
お客様からの頂き物にも感謝です♡
前置きが長くなってしまいましたがそろそろ本題に行きましょう。
本日の題名である「質と量」。
質を求めれば量は制限され、量を求めれば質は抑えなくてはならない現実があります。両立できれば一番ですが、難しいの一言に尽きます。
成人式のお支度も同じだと思います。
時折「成人式のお支度数百組!」という記事などを目にすることがあります。
正直、羨ましいと思いますが「クオリティーは保てるのかな?」なんて余計な心配もしたり・・・。式典には開始時間があるのでクオリティーはもちろんですが、「時間に間に合わせる」ことは最低の最低の最低の条件です。お支度の時間が押してしまって、式典に間に合わなければ本末転倒です。それに急ぐことは事故に繋がる場合もありますしね。
もちろん何百もの振袖の着付けを受注するということは、それだけの準備とスタッフの手配をしているわけですが多くなれば多くなるほど現実的にクオリティーを維持することはもちろん高めることは難しくなります。統括している方が全てに目が届けば問題ありませんが・・・。
こう考えるとあまりに量を求めるのもリスキーです。
成人式はどなたにとっても一生に一度きりのこと。「途中で着崩れた」とか「式典に間に合わなかった」に対して『すみません』で済むことではありません。二十歳のハレノヒを気分良く、快適に、楽しく、思い出深いものにしていくことこそが何より大切だと考えます。そう仕事を繰り返すことが次に繋がり、新たなお客様との出会いをもたらしてくれると信じています。
共存が難しい「質と量」。
いずれはこれをクリアできるようなabitoになりたいものです。しかし現在ではまだまだ難しいので一年一年精進しながら目指して行きたいと思います。
本日、新成人となられた方々の今後のご活躍を心からお祈り致します。そしておめでとうございます!!!