節目は終わりと始まりの狭間
春は別れ、そして出会いの季節です。今日も卒業衣裳のお支度サポートで
國學院栃木短大の学生の方々、そして小学校の先生にご利用頂きました。
良く良く考えてみると、abitoで取り扱う衣装は終焉と始まりの入り混じった時に
ご利用いただくものが多いのかなと。
例えばウェディングドレスや打掛などの婚礼衣裳。
独身が終り、そして結婚生活が始まりますよね。
成人式は「子供」が終り、「大人」が始まります、卒業式は「学生」が終り、「社会人」が
始まります。
やはり節目は終わりと始まりの狭間なんですよね。
そういう節目節目に衣裳を着るのは、もしかしたらいろんなことを自覚する為でも
あるのかなと考えます。
そういった節目に着る衣裳は殆んどが非日常の衣裳です。
普段着ることがない衣裳を身に付けることにより、節目を感じ、新しいことの始まり
を迎える準備にするのかもしれません。
これまでの自分を忘れることなく、でも新しい自分に出会える大きな節目は多くの
方々と共有することで、さらに忘れがたいものとなります。
卒業シーズンもそろそろ終盤戦、すぐに入学シーズンが始まります。新社会人と
なる方もいろんな思いを胸に秘めていることでしょう。
私たちは終わりと始まりの狭間である節目を思い出深いものになるように、衣裳で
お手伝いさせていただいています。そこにはお客様それぞれに、いろんな想いが
あることを忘れることなく、これからも取り組んでいきたいと思っています。