スマホで撮影されるという価値
多分スマホを取り出す方が殆んどではないでしょうか。
そしてカメラを起動⇒撮影⇒SNSなどに投稿・・・これが一連の流れですよね。
現在、物の価値の判断基準の一つとして「スマホで撮影されるかどうか」はこれからとっても大切だと思うんです。「人」でも「物」でも。
よくテレビなどでも取り上げられていますよね。例えば居酒屋さんのメニュー開発においても「スマホで撮影してもらえる」 ことを念頭においているようです。
美味しいのはもちろんのことですが、「美しい飾りつけ」だったり、「奇をてらった演出」だったり、「メガ盛り」だったりといろいろと試行錯誤されているようです。
でもですね、逆に言えば興味が湧かないと撮影はしないということです。
撮影するということは「保存する」ことであり、また誰かにそれを伝えたいからですよね。
昔は「口コミ」と言われていたものが、現在では「画像」付きになっているので企業としては力を入れざるを得ません。
abitoに関連することで例を挙げると「結婚式」ですかね。
ゲストとしてお友達の結婚式にお呼ばれしたら、あなたはどんな写真を撮りますか?
殆んどの方が「新郎新婦の晴れ着姿」をもちろん撮りますよね。だって仲のいいお友達が「美しい姿」で「笑っている」し、とっても「幸せそう」だから。
そして「お料理」も撮りますよね。だって「祝いの食事」であり、「豪華」であり、「美味しい」から。
その他、お友達同士で撮影したりもするはずです。だってみんな「ドレスアップしている」から。
撮影するにはそれなりの理由があるんですね。
ロケーション撮影をしていると、たまたま居合わせた方に「写真撮っていいですか?」なんて言われる時もしばしば。やっぱり晴れ着姿は多くの方にとって「価値がある」と再認識しています。
だからこれからはabitoとしても、もっと写真を撮っていただけるようにならないとと考えています、会社として価値を感じていただけるように。
完成形、つまりお客様が衣裳を着用された状態は当然皆さん写真に収めるわけですが、展示している状態だとなかなか撮影していただけていません。
それは『価値を感じていない』からかもしれません・・・つまり演出や飾り付けがまだまだということ。
またお客様とゆるぎない信頼関係が築ければ、スタッフに対して「記念に一緒に撮りましょう」とお声掛けしてくれるはずです。
この「スマホで写真を撮っていただく」という新しい価値感を意識したお店作りと、人材育成を強化していかなくちゃ!