豆知識

貸衣裳で伝わる想い

当店で扱う貸衣裳はその殆んどが【誰かの人生の節目】で着るものです。
本人の場合もありますし、ご家族、お友達の場合もありますが決して気軽
に着るものではありません。

なぜならそこに「想い」があるからです。
お祝いしたい!
成長を見てもらいたい!
温かく見守りたい!
思い出を残したい!
節目によって、それぞれの想いがよぎってくるものです。
つまり「今日は何着ようかなぁ~」って着るものではないんですね。 

違う角度から貸衣裳を見れば普段着ではないということも明らかで、納得されると
思います。だって人生に一度しか着ない衣裳だったりするわけですからね。
こういった衣裳をお持ちの方は大変少なく、必要な時にご利用していただくのが
当店のような貸衣裳店なんですね。

ドレスや打掛のように色や柄が多彩な衣裳「気に入るもの」「似合うもの」をお探しになり
ますが、モーニングや喪服などデザインが画一的な衣裳においては「サイズ」はメインで
す。 
このように衣裳によって選ぶ「視点」「基準」は違ってきます。

しかし現在ではいろんなことが簡略化されたり、省かれたりしています。
文字もそうですが、大切な内容をE-mailだったりLINEで送ったりします。でもやっぱり
「手書き」のハガキや手紙だからこそ伝わることもあります。
伝えるという意味では「内容」こそが重要ですが、そこに伝える側の気持ちがプラスされ
れば受けとる側の気持ちも違ってきます。

衣裳も同じですね。
自分の大切なときに、相応しい衣装で現れてくれたら気持ちが伝わります。TPOに
そぐわない服装で現れたら、皆さんだったらどう思いますか?

人生の節目で着る衣裳には気持ちを伝える役目もあるわけです。
見た目が綺麗・美しいだけではないのです。

お持ちの衣裳ではないのでレンタルするにも購入するにも費用は掛かりますが、大切な人に思いを伝える為には欠かせないものでもあります。
決して自分だけのためではなく、お相手の為でもあります。相手の立場になって考えて
みる事が必要なんですね。

 
こんな便利な時代だからこそ、いろんな方法で相手に思いを伝えることが大切なのではないでしょうか?どんなに心に思っていることでも、相手に伝わらなければそれはないのと
一緒です。
節目の衣裳には気持ちを伝える力も備わっています。上手に利用して、大切なときに大切な思いを届けましょう! 

写真と料理の関係

近頃、立て続けに「写真は料理のようなもの」というお話を聞くことがあります。

皆さんそれぞれ好みの料理があると思いますし、ラーメンだって「醤油」「塩」「味噌」「豚骨」と好みも分かれます。写真も同じだそうです。
でも言われて見ると「なるほど~」と思いますね。

写真にだって「ナチュラル」「クール」など、様々なテイストがありますが、やはり好みが分かれますからね。

となるとこう考えることが出来ますね。
   カメラマン=料理人
      いかに素材(被写体)の良さを引き出せるかですね
   ヘアメイク=盛り付け
      より美しく(美味しく)見せられるか?
   衣裳=トッピング、または付け合せ
      素材を引き立たせる為に大切なアイテム

こんな感じでしょうか?

そしてアルバムがお皿だと言われています。
写真が料理でアルバムがお皿・・・しかし上手いこと表現したものですね。感心します。

現在、写真業界では「衣裳無料」「撮影料無料」「ヘアメイク無料」と宣伝しているお店さんがとても多い気がします。でも良く考えてみてください。
数万円では買えない衣装が無料?
料理人であるカメラマンの撮影(技術)が無料?
長く培った美容・着付けの技術が無料?


ありえませんよね、普通に考えたら。
じゃあ何にお金がかかるかと言うと、お皿であるアルバムです。つまり多くのフォトスタジオはアルバムを売ることがメインとなるわけです。
「でも今は普通でしょ?」・・・そう思われる方もいらっしゃると思いますが、それならば料理に例えてみましょう。

メインの素材はお客様である被写体ですから持込となりますが、『調理無料、盛り付け無料、トッピング無料となりますが、お皿だけはお買い求めくだい』
   ・・・こんな感じとなります。
こんなレストランどう思われますかね。

食事においてのお皿は料理をより美しく見せる為のアイテムではありますが、例えどんなに高価で美しいお皿だとしても、料理を美味しくすることはできません。
逆を言えば、美味しいお料理は紙のお皿でも変わらず美味しいものです。

三ッ星のレストランでも、大衆食堂でも、チェーン店でも「お皿」を売りにしているお店なんて見たことありませんよね。というか無いですwww

と、このようにいつもと違うフィルターに通して物事を見ると、新たな発見があるものです。
このことは他人事ではなく、私達に当てはまることがあるかもしれません。
この業界はある意味特殊ではありますが、真理は他の業界と変わらないはずですから、常に正直な商売を心がけていきたいと思います。

 

写真のデータどうしてます?

ウェディング、七五三、成人式の撮影で、アルバムの他に「データ」を手にする方も
多いですよね。データにはいつでも開いて見れるアルバムとはまた違った使い道があります。

年賀状で使ったり、電話の待ち受けにしたり、焼き増ししてプレゼントしたりとデータは使い勝手が良いものです。

殆んどの方が画像データを焼いたCD-R、またはDVDで入手すると思うのですが、もしかしてそのままにしていませんか?
よほどのことがない限りデータが消えたりすることはありませんが、繊細なものでもありますから、ちょっと傷が付いただけで読み取れなかったりすることもあります。つまりデータが見れなくなってしまう可能性がいろいろとあるということです。
熱でダメになってしまったりすることもありますし、どこにしまったかわからなくなってしまうかもしれません。

あり得そうにないことが現実に起こってしまうことって結構多いんですよ!

やはりバックアップをしておくべきだと思います。簡単に言えば「備える」ということです。

まずやっておくべきなのはPCのハードディスクに保存すること。
これをすれば、いつでもコピーが作れますし、いつでも見れます。老婆心ながら、ちゃんとフォルダに名前を入れて、わかりやすい箇所に保存しておきましょう!
せっかくPCに保存しても、どこにあるのかわからないといざという時に大変な目に会いますよ~。
そして念のためにCD-Rなどのコピーも作っておきましょうね。
PCだっていつ壊れてしまうかワカリマセンから。(専門の方なら壊れてもデータを抜き出すことは出来ますけどね)。

人生の思い出の写真です。
昔はフィルムだったので保存も管理も大変でしたが、現在はデジタルなのでとっても楽です。でも楽だからこそ安易に扱ってしまうこともあるわけです。

お子様やお孫様、それ以降の世代にも管理さえしっかりしておけば残し続けていけます。それぞれの人生の足跡を大切に残す為に、写真データをどう保存しているか?もう一度再確認してみてはいかがでしょうか?

 

ドレスと靴には2種類のサイズがあるんですよ!

今日はこれからドレス探しをされる、結婚式準備中の方は知っておいて損はないであろう知識を伝授いたします。

まずドレスには基本的にサイズがあります。もちろん皆さんご存知のことでしょう!
サイズ表記はSMLではなく「~号」で表されるドレスが多いと思います。abitoのドレスのサイズも殆んどが号表記です。

以前はワンサイズ、例えば「9号ワンサイズ」というドレスが多かったのですが、現在では
「7~11号」なんていう3サイズフリーのドレスが殆んどです。
『7号では小さいけど、9号だとちょっと大きい』・・・いわば間の8号がベストサイズの方も安心して着ることができます。便利な時代になりました!!!
IMG_3837
背中部分に編み上げがあり、微妙なサイズ調節ができるのが嬉しいですよね。私達にとってもいろんなドレスをサイズを気にすることなくご案内できるので、とっても重宝しています。

と、ここまでは知っている方も多い情報だと思います。

しかしドレスには「T」で表されるもうひとつのサイズがあるんです。
この「T」は長さを表すサイズです。「T」は標準サイズで、次に「TT」「TTT」となるにつれ、着丈が長くなります。
つまり「号」は幅であり、「T」は長さのサイズとなります。

9号サイズの方でも155センチの方もいれば、170センチの方もいらっしゃいますからね。
とは言え、TとTTではかなりの長さの差があります。ではそんな時は何で調節するのかといいますと・・・・・

靴です。

こちらをご覧下さい。
IMG_6600
靴のヒールの高さにも色々なサイズがあるんです。
左から15㎝・11cm・7cm・5cm・3cm・2cmとなっています。

ドレスは裾がふんわりと優しく広がるくらいの高さで着ていただくと最も美しいと思います。そのためにヒールの高さで調節するんですよ!!!
しかし同時に考えなければならないことがあります。それはお隣に立つ新郎様とのバランスです。
場合によっては新郎様より身長が高くなってしまうこともありますので、それも考慮しながらご提案しております。

普段ハイヒールを履きなれている方はあまり違和感を感じないと思いますが、そうでない方がいきなり15㎝のもの・・・しかも結婚式でとなると不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。
でもご安心下さい!!!
歩き方の基本も伝授いたしますし、当日は走ったり跳ねたりもしませんからね(笑)。しかも隣りには支えてくれる頼れる方もいらっしゃいます。
当日の歩く速さも人生と同じで、自分なりの速さで歩けばいいんです!!!

さていかがでしたでしょうか?
ドレスは幅と長さのサイズがあり、靴には大きさと高さのサイズがあります。
お選びになったドレスがより美しく見えるように、ショップのスタッフさんに相談しながら微調整してみて下さい。
花婿様とのバランスもお忘れなく~