宇都宮市竹林の栃木県民共済にて10年以上営業されていた「県民共済ブライダルプラザ」が平成30年3月31日を持ちまして、その地を離れ、当店Wedding Dress abitoが今後の事業委託を拝命いたしました。
そして明日平成30年4月1日より当店内のインショップとして新たに県民共済ブライダルプラザが営業する事になります。
営業場所は変わりますが、事業内容はそのまま踏襲していきますのでどうぞご利用下さい。
まず県民共済ブライダルプラザについてご説明致します。
県民共済にご加入されている会員様に対して格安で貸衣装をご利用いただけるお店です。レンタル衣裳価格は圧倒的に安く、県内でも最安値の設定となっています。
いくつか例を挙げますと・・・
■ウェディングドレス・カラードレス⇒30,000円~
■打掛⇒40,000円~
■留袖・モーニング⇒10,000円~
このように大変お安い価格でご利用いただけます。またabitoの各衣裳も県民共済特別価格でご利用いただけるようになりますので、今回の移転によりご加入者様には選択肢が広がることになり、予算に応じた衣裳選びをしていただけます。またこれまでは無かった「振袖パックプラン」「卒業袴パックプラン」「和装ロケーションプラン」も県民共済特別プランとしてご利用いただけます。
但し、ご注意して頂きたいのはご利用条件があることです。
県民共済ブライダルプラザのご利用、並びにabitoの衣裳の県民共済特別価格でのご利用に付きましては「ご利用者ご本人の県民共済の加入」が条件となります。無条件でどなたでもご利用いただけるわけではございませんのでご理解下さい。
結婚式はあれこれと高額な出費が伴いますが、県民共済ご加入の方は衣裳で大幅な節約をして頂けます。新郎新婦の衣裳はもちろん、ご両親の衣裳や和装前撮りも安心の価格でご利用いただけますので是非ご利用ください。
なおインショップの県民共済ブライダルプラザの定休日、営業時間は当店abitoと同様になります。
定休日 毎週火曜日
営業時間 AM10:00~PM18:00(土日祝祭日はPM19:00まで)
電話番号 028-655-0976
ご来店の予約はお電話のみでお受けしております。初来店の際は県民共済ご加入番号をお知らせくださいますようお願い致します。
abitoのこと
嫁入り道具 桐の長持(ながもち)
昨日、知り合いから嫁入り道具のひとつである桐の長持(ながもち)をいただきいました。
旧家の蔵を解体した際に出てきて、所有者が処分をお願いしたそうです。そして当店にやって来たということです。
見るからに年代物で、蔵の奥の奥にしまったままだったのでしょう。かなり汚れていたのですが、空拭き(桐なので水分厳禁)でせっせと汚れを落としましたが完全には取りきれませんでした。
しかしこの長持は画像からでもわかるようにとても大きく、横170センチ×縦60センチ×高さ60センチです。こんな大きな物は一般の家屋ではちょっと大変ですよね。またスタッフ数人は「なんか棺桶にも見えますね・・・」なんてことも言っていましたが、まぁそう見えなくもないですけど。
ちなみに長持の中はこんな感じです。
外側に比べ、よそう以上に綺麗です。ホント人ひとり入れそうです。
こんな錠前もいい感じです。既に壊れてしまっていますが、当店ではディスプレイ用として活用しますので問題なしです。
さて現在のこの長持はabitoの店内でこんな風にして飾らせていただきました。
「棺桶みたい」
この言葉に頭が支配されてしまったので、そのままポンと置くとそれこそそのように見えてきそうでしたので、おめでたさを演出する赤の毛氈を敷いてみました。蓋の上には婚礼和装小物を置き、さらには金屏風、白無垢と紋付袴のトルソーを配置し、和のディスプレイの完成です。嫁入り道具として使われてきたものですから、婚礼和装との相性抜群です。
前所有者の方がこの長持を手放した理由はわかりませんが、これを持参し嫁入りした方、そしてこちらを持たせたご家族の気持ちを全く無関係の当店が伝承していきたいと思います。結婚式や和装前撮りに携る仕事をしている当店にこうやって巡ってきたのも何かの縁です。また多少の汚れと損傷はあるにせよ、恐らく50年以上は経過しているでしょから縁起物でもあります。
その縁起にお客様、そして当店もあやかれたら嬉しいです。
いつまでもずっと大切に扱わせて頂きます。全所有者の方、元々の所有者の方、贈った方、そして縁を運んでくれた知り合いに感謝です。
ウェディング業界にもまだまだはびこっている負の遺産
今日のニュースでこんなのがありました。
「公正取引委員会、アマゾンに立ち入り。不当な協力金要求容疑」
簡単に説明しますと、アマゾンが優位な立場を利用して出店する企業から協力金を要求した容疑があり、これが独占禁止法違反(優越的地位の乱用)に当たるというものです。アマゾンに出店している企業からすると、例え納得できなくても「協力金」の要請に応じないと、不利な立場に追いやられてしまうと言う恐怖心から泣く泣くこれまで支払っていたそうです。
でもこんなことウェディング業界では全然ありますよ。
ホテルや結婚式場の下請け業者には「ブライダル協賛金」といった意味不明の金銭的要求があります。その他、「ディナーショーチケットの割り振り」や「お節料理の購入要請」「ビアガーデンチケットの購入要請」やら数え上げたらキリがないくらいです。もちろん当店も以前は結婚式場の下請け業者だったので、イヤイヤながら購入したものです。
ディナーショーやビアガーデンチケットなんて使うことなく、そのまま・・・ということが殆んどでした。でも購入を断るとお客様を紹介してくれなかったり、業者を辞めさせられるんじゃないかという恐怖心が先にたち、選択の余地は全くありませんでした。
昨年も10年近く下請け業者をしていた宇都宮市内のホテルさんからの「ブライダル協賛金」を要求されたのですが、覚悟を持って拒否したところ、提携を解除されました。まぁそのホテルは殆んど結婚式もないのでどうでもいいんですが、このことを公正取引委員会に報告すれば間違いなく立ち入りがなされることでしょう。
そのホテルが独占禁止法に抵触する金銭要求をしたからというよりも、そう言うことがネットで話題になっているにもかかわらず旧態依然のままでいるという情報リテラシーの低さに呆れ、このままこのホテルの下請け業者でいることに危機感を覚えました。結婚式という人生でももっとも華やかなイベントに携わっているにもかかわらず、「法に抵触する行為」を行なっているようではいけませんよね?
当店は他の下請け業者さんのためにもと思って声を上げましたが、結局賛同くださる業者さんはいませんでした。一見、ウェディング業界は華やかで、時代の先端を行っているように思われがちですが、意外とそうではありません。
もちろんそういった旧態依然、既得権益から脱却されている結婚式場さんやホテルさんもたくさんありますが、まだまだ昭和の時代のままのところもあるんですね。
こういうことがイヤなので当店は下請け業を一切していません。
下請け業者でいるとどうしても「元請ファースト」になってしまいます。でももうそんな時代じゃなく「お客様ファースト」の時代です。当店の選択が間違いがなかったことを自分たちで証明するためにも、「お客様ファースト」を掲げ、お客様に寄り添いながら下請け業者では出来ない事をドンドンと始めて行きたいと思っています。
和装で一点突破!・・・嬉しい誤算
当店のウェブサイトをご覧下さった方からこんな言葉をよくお聞きします。
「和装を中心にしているんですね」
当店としては和装を中心にしてるのではなく、他店に比べて和装を推していただけなのですが結果的には「和装のお店」というイメージが強いようです。まぁ確かに和装の魅力に取り付かれているので、そんな想いが皆さんに伝わっているのかもしれません。こうなれば『和装の一点突破!』で突き進もうと最近思い始めていました。中途半端が一番よくないですから、せっかく和装のお店のイメージがあるのであれば更に特化していく事がベストですからね。
しかし世の中は自分たちの思い通りには行かないものです。
最近は和装前撮りを中心として、和装をお考えの方が多くご来店されていましたが本日は違いました。
たて続けにドレスご希望のお客様がご来店し、片付けできません
ちなみに当店はロケーション撮影(前撮り)のお客様が大変多いのですが、その殆んど(9割以上)が和装です。しかしここ最近はドレスでのロケーションフォトをご希望されるお客様が増えています。こんなことも当店にとっては想定外の出来事なんです。
和装で一点突破!
もちろんドレスがどうのこうのいうことではなく、ある意味専門性をより高めると言う意味です。専門性を高める事で、嬉しい誤算が舞い込んでくるのは大変嬉しいこと・・・不思議なものです。
デパート、ファミレスなど、何でも揃っていることがいいという時代はもはや過去。
ラーメンだってカツ丼だって専門店に足を運ぶのが当たり前の時代になっています。これはこの業界にとっても同じで、「何でもおまかせ下さい」ではお客様には全く響くことはないでしょう。これに関してはウチが一番!という自他共に認めることができる強みを持たないと、これからの時代を生き抜くには大変厳しいのではないかと感じます。
当店におきましては「和装」、特に「和装前撮りロケーション撮影」という絶対的な強みがあります。だからこそ本日のような「嬉しい誤算」が生まれるのだとつくづく感じますし、進んでいる方向は間違いないと感じます。
だから今後もぶれることなく和装の一点突破を続けていきます。
高級「生」食パン 乃が美さん
当店Wedding Dress abitoの周辺に東京で人気の食パン屋さんがやってきました。
もうその存在を知っている方も多いのではないでしょうか?
高級「生」食パン 乃が美さんです。
オープンして暫く経ちますが、今でも大人気で土日などはメッチャ行列ができるほど。まぁ平日でも「嘘でしょ?」っていうくらい混雑していますけどね。
私も既に2回ほど食させて頂いています。
そもそも東京で人気のパン屋さんとは知らなかったので(まさか近所に来るなんて思いませんから)、「並ぶほどじゃないんじゃない?」と思っていましたが、口にしたら納得の美味しさ。「こりゃ並ぶね!」と180度の方向転換。近いということもあり、出来たてを頂いたのですが柔らかく、香り高く美味しいですし、2日後だってトーストするとまた違った味わいの美味しさです。
一斤432円、2斤840円とお値段は張りますが、それだけの価値がある訳です。自宅で毎日食するのはちょっと贅沢な気もしますが、訪問先へのちょっとしたお土産としては結構お手軽です。しかも先方に喜んでいただけますしね。
実は今日、ちょっとお伺いする場所がありまして、初めて自分で購入しました。
乃が美さんに伺ったのが12:20。するともう既に在庫はなく、スタッフの方から「12:45の出来上がりで2斤が一つだけ残っています」とのこと。つまり12:45出来上がりの分も既に殆んどが予約で埋まってしまっているとの事。まぁ1つだけでも残っていたのでラッキーと思い、そのまま予約しました。
ちなみに12:45の後は13:10だそうです。
そしてランチを済まして、再び乃が美さんへ行くと既に駐車場は満車で、店外へ続くほどの行列が出来ていました。でも予約者優先でしたので、スイスイとパンをゲットできました。予約がない列は結構な並びで、みなさん「まだ大丈夫かな?」とちょっと不安そうな顔をされていました。
さすが高級パン、紙袋もひと味違うように見えます。
さてその肝心なパンのビジュアルがこちらです。
出来たてなので、ビニール袋の中には蒸気が漂い、指で押すととっても柔らか。香りも良く、ランチを食べたばかりでしたがつまみ食いしそうになりました。
「人気で美味しいパン屋さん」という知識だけでしたので、ここぞとばかりに情報をインプット。
食パンだけの専門店で人気を保ち続けるのって凄いですよね。まさに専門店の中の専門店!
そのこだわりが味となり、人気となる訳です。
でも意外と近所のお店って「灯台下暗し」ではないですが、「いつでも行ける」と思いがちで足を運ぶことがありません。ましてや行列を見ると「面倒くさい」と思ってしまいます。自分としては訪問先への手土産として、この先重宝するなと感じています。もちろんたまには食卓でいただきたいですけどね。
こちらの乃が美さんは当店のすぐ近く。
当店からはおよそ500メートルくらいの場所にあります。
まだお試しになっていない方はぜひ。ただ必ず購入できるとも限りませんので、お問い合わせしてから行った方が間違いないですね。乃が美さんのウェブサイトのリンクを貼っておきますので、こちらからもご確認下さい。定休日は火曜日なのでご注意を。
乃が美さん 宇都宮店
県民共済ブライダルプラザがやってくる!
以前にも一度お知らせしましたが、これまで宇都宮竹林の栃木県民共済の敷地内で営業していた「栃木県民共済ブライダルプラザ」が当店Wedding Dress abitoの店内に移転することになっています。
これまでも当店は栃木県民共済唯一の指定衣裳店でしたが、4月1日より委託店という肩書きが追加されます。
県民共済にご加入されている方には移転後も変わらぬサービスを提供していき、またこれまで出来なかったサービスもご提案できる事となりますので更に喜んでいただける事と思います。
これまでブライダルプラザでは【着付け・ヘアメイク・撮影も含んだ振袖パックプラン】【ロケーション撮影による前撮りプラン】のご提供はしておりませんでしたが、移転後はサービスを開始いたします。また各衣裳につきましてもより多くの衣裳の中からお選びいただける事となります。
「県民共済って何?」
「県民共済に加入していると何か得があるの?」
などなど知らない方も多いと思います。言葉で説明するのはなかなか難しいので、県民共済並びにブライダルプラザのウェブサイトのリンクを貼っておきますので、お手数ですがそちらからご確認下さい。
栃木県県民共済
県民共済ブライダルプラザ
極めて簡単にだけご説明しますと、県民共済にご加入されている方は当店の衣裳レンタルとその他撮影プランなどのサービスがお得にご利用いただける訳です。ご加入されていない方もご加入後にご利用いただけます。
繰り返しになりますが栃木県民共済が提携している貸衣裳店は県内で当店だけですので、県民共済ご加入の県南・県北の方にとっては少々遠方となりますが県央の方も含めて是非ご来店下さい。更に充実したサービスでご来店をお待ちしております。
人間だけにある欲求 それは「体験欲」です
今はとっても便利な時代です。
スマホで欲しい物が買えるし、音楽もダウンロードできるし、わざわざ自分が行動しなくてもいいようになりました。このような消費がこれからも増え続けていくのでしょうが、一方で「自分の労力をかけてまで」の消費もあります。
イチゴ狩りを例に取ると、イチゴはスーパーに行けば売っています。しかし時間をかけてイチゴ農場へ行き、わざわざ寒い中自らイチゴを摘むことに対して代金を支払います。単にイチゴを食べることが目的ではなく、【普段は行かないような場所への遠出】【イチゴを摘むという体験】【一緒に行く方との時間の共有】などが真の目的となります。たまたま時期がイチゴであっただけで、リンゴでもブドウでも良かったのかもしれません。
好きなアーティストのライブも同じ。
関東に住んでいるのに北海道までライブのチケット金額の何倍もの交通費と宿泊費を払ってでも行きたい訳です。ただ単にそのアーティストの楽曲を聴くだけなら、自宅でダウンロードすれば費用も最小限に抑えられますしね。
この二つの例だけ取っても面倒だったり、手間がかかったり、時間がかかったりするものにこそ人間の消費は熱狂的なのかもしれません。ネットで何かを購入する時はどこかしら「妥協」があったりします。
「安いから」「ついでに」「便利だから」って頭の片隅にありますよね?もっと言えば、例え購入した物がイメージと違っていてもある意味想定内と考えることもあります。つまり熱狂的な消費とは言えないと思います。
この世の中には便利な物に溢れ、以前と違い殆んどの物が高品質でデザインも優れています。つまり商品による消費の欲求を促す圧倒的な差ってなくなってきているんですね。しかし旅行や観光、エンターテイメントに対する消費は時代によっての浮き沈みはあってもデジタル化できるものではありませんし、物によっては差が広がりつつあります。
動物にしても昆虫にしても「物欲(食べ物)」があります、もちろん人間にも。
しかし人間が他の生物と違うのは「体験欲」もあるということです。
フランスへ行ってシャンゼリゼ通りを歩いてみたい!
上野動物園へ行ってパンダが見たい!
富士山の頂上からの景色を眺めたい!
簡単に言えば非日常を感じたいということと言えます。
お金を出すだけでは手に入れることのできないものがあります。移動・時間・労力・計画など面倒くさいことをしてこそ手に入れたものの価値はやはり違うのではないでしょうか?そこには「想い」が間違いなく存在し、全ての行動に対しての記憶(思い出)も残ることでしょう。一度脳内にインプットされた記憶はいつでも思い出すことができ、人生の財産となります。学問と同じですね。
当店は衣裳をお貸しすることが仕事ではなく、節目の思い出づくりをお手伝いすることが仕事です。非日常を演出し、初めての経験をご提供し、人生の糧となる素敵な記憶と記録をお客様と共に作り上げていくことは大変な責任を伴いますが、それ以上にやりがいを感じています。お客様に「お金を使って良かった」と思っていただけたら最高です。
人生でたった一度の婚礼和装の体験と思い出づくりは和装前撮りで⇒abitoフォトウェディング専門サイト
絶品!野菜炒め
今日は私ホリがブログを担当致します。
さて、ワタクシは幼少の頃はホント野菜が嫌いで、給食のカレーもルーだけをスプーンで巧みにすくって食べてたものです。もちろん今は野菜嫌いは治り、逆に大好きなくらいです。
しかし「野菜炒め」はほぼ口にすることない人生を過ごしてきました。
「野菜っておかずにならない」
「同じ金額だすなら揚げ物や肉の方がお得な気がする」
ま、こんな理由ですかね。
でも最近お昼を食べたお店で、隣のお客さんが野菜炒め定食を食べていました。いつもなら全くと言っていいほど気にならないんですが、何故かその日は妙に気になってしまい、次は絶対頼んでみようと心に誓いました。そして数日後、初志貫徹で意気揚々と「野菜炒め定食で♡」と注文。
そして遂に憧れの野菜炒めと対面した訳ですが、一口食べた瞬間に「美味い!美味すぎる!」と思いました。間違いなくこれまで食べた野菜炒めの中で最高に美味しかったんですね。
野菜炒めってこんなにも白いご飯と合うなんて・・・・
おかずにならないどころか、ご飯が進む進む・・・・
これまでの人生返して♡
そんなことを思いながら一気に完食。
野菜は低カロリーで繊維たっぷりで身体にも野菜しいですよね。これをキッカケに私の中では野菜炒めは好きな食べ物の中でも結構な上位に入りこんできました。
ちなみにこのお店は氏家にある登竜さんというお店。※食べログにも掲載されています⇒こちら
多分これから先ずっとこの店では野菜炒めしか食べないかもしれません。
世の中にはたくさんの料理人がおり、世界的に有名な方、テレビでも活躍している方、三ツ星レストランのシェフなど言わば「最高の技術と評価」を得ている方々もいます。しかしそんな方々が作った野菜炒めも登竜さんの物には敵いません・・・少なくとも私の中では。
そこで思ったのは「abitoも誰かのNO1でありたい」という欲求です。
当店abitoよりも大きなお店はたくさんありますし、有名なお店もいっぱいあります。言わばこの業界の三ツ星レストランのようなお店があり、ドレスの品揃えや店舗の大きさやデザインではとてもとても敵いません。しかし登竜さんの野菜炒めのように、当店でしか出せない味が必ずあると思いますし、もう既に手にしていると確信しています。
チェーン店や有名店の野菜炒めはどなたが食べても「美味しい」と感じるでしょうし、実際に美味しいと思います。しかし満足するかもしれませんが大満足には至らないことも少なくないのでは!? でもやはり商売をするからにはお客様全てに「大満足」をして欲しいのは経営者なら誰もが思うこと。元々そこまで野菜炒めが好きではなかったワタクシが虜になってしまう商売を目指すべきだと感じました。
万人に好かれるより、百人に愛される商売こそカッコイイ・・・自分的にはですけどね。
実は今日も登竜さんで野菜炒めをお昼に頂いたのですが、やっぱり最高の美味しさで今夜も食べたいくらい。もはや「登竜教」の信者のようですが、この味を生み出した方へのリスペクトが止まりません。こんな経験は人生初!
次は嫁さんや子供たちと一緒に行きます。自分と同じ思いを家族に感じて欲しいと思っています。
和装ロケーションで得たノウハウを同業に伝えていきたいと考えています
結婚式では着ない婚礼和装で写真だけの思い出を作るのが和装前撮り。
そして和装前撮りの中でも人気を得ているスタイルが日本庭園や歴史的建築物などで撮影するロケーション撮影です。このロケーション撮影を当店ではおよそ7年前から取り組んでおり、これまで多くのカップル様の撮影をしてきました。
この7年間で得た知識やノウハウを「ロケーション撮影を始めてみたい」という同業の方にお伝えすることもしていきたいと考えています。積み重ねた経験から得たものは当店にとって大切な財産ではありますが、余すことなく伝えていくことも大切なのではないかと思い始めました。
「企画」という物には大切な三カ条があります。
「話題性」「将来性」「お金になるのか?」という3つです。
今でもロケーション撮影は全国で多くの業者さんが行なっていますが、まだまだ足りないと感じています。でも今後更に多くの方がロケーション撮影に進出すれば、一過性の人気プランではなく定番となります。そうなると「話題性」としても十分ですし、「将来性」も見込めます。またお金の面では、多くの業者が参入することにより競争が加速化し、お客様から信頼を得ることが出来ない業者は自然淘汰されます。そのことにより適正価格が世間に知れ渡ります。
これまでのノウハウを教えるということはつまりは当店のためでもあり、お客様のためでもある訳です。
ロケーション撮影はスタジオや店舗の敷地内での撮影に比べて遥かに手間がかかる仕事です。
時間・労力・手順・多方面への配慮など店舗内でのそれと比べても比較にならないほどです。しかしそれ以上にお客様と濃密な時間を過ごすことができ、それは信頼関係へと繋がります。「将来性」ではありませんが、これまでと違ったお客様との関係を築きたいならばロケーション撮影に進出するべきだと考えます。
教えたいことはたくさんあります。
■ロケ地の選定法
■プランの作り方
■ウェブサイトの作り方
■お客様へのアプローチ
この他にもたくさんあります。ま、何でも教えちゃいますけどね。
当店としては「ロケ撮影の先駆者」とは思っていませんし、「教える立場になりたい」ワケでもありません。ただ単純に他県エリアでロケーション撮影を企画してみたいだけなんです。
「どんな素敵なロケ地があるんだろう?」とか考えるとワクワクしますし、同業のお店にもいってみたいですし、スタッフさんともいろんなお話しをしてみたいです。そしてこれらのことは必ず当店へ大きな価値を還元してくれるはずで、その期待はとっても大きいです。
これまで教えたという経験はありませんし、果たして当店の持っているノウハウがどれだけ価値があるのかも定かではありません。コンサルタントになりたいわけでもなければ、偉ぶりたいわけでもありません。
新しいことがしたい、ワクワクしたい、いろんな方と繋がりたい、何より和装ロケをもっともっと全国に広めてカップルの選択の幅を広げていきたいだけです。オファーなんてありそうもないですが、もしあれば精一杯新しいチャレンジとして頑張りたいですね。
人生のクロスロードを貴女と共に
人生には多くの岐路があります。
言葉を変えれば「節目」とも言え、当店Wedding Dress abitoは衣装や写真撮影で多くの方々の人生の岐路に30年以上携ってきました。さてどんな岐路があるのでしょう。
【七五三】
現在ではかわいい写真を撮影することがメインとなっていますが、元来今後の健やかなる成長を祈る儀式でもあります。
【成人式】
ご存知の通り、大人としての第一歩の儀式です。由来的には男子は「元服」、女子は「裳着」が始まりであり、いわば通過儀礼の一つとも言えます。成人することにより、自立し、責任を持ち、様々な選択を自分自身で行なうことが許されます。人生においての初めての大きな岐路と言えますね。
【卒業式】
学生生活の最後を飾り、社会へ羽ばたく扉とも言える卒業式。本当の意味での自立の時であり、どんな道を進んでいくのかは本人次第。これまでの二まただった岐路も、三叉路、四叉路となり迷ったり悩んだりすることが多くなりますが、それ以上に楽しいことが待っていると信じ、選んだ道を前を見て進んで行きましょう。
【結婚式】
人生の最も華やかな岐路と言えます。
縁あって巡り会えた方と結ばれ、新たな家庭を築いていくスタート地点です。人生の第二章の幕開けですね。
さてお気づきでしょうか?
七五三以外の写真は全て同じ女性だったんですよ。分かりやすく時系列的に並べてみます。
成人し、学校を卒業し、結婚する。
これに七五三を加えた多くの方の人生の岐路に携らせていただく事が当店の願いです。お客様の成長、そして人生の歩みを見守ることが出来たならこれ以上に嬉しいことはありません。
ですから「その場限りの商売」はしたくありません。
確かに貸衣装、レンタルドレスというビジネスにおいて「衣裳」こそが最優先されますがそれを超越する存在でありたいと考えます。多くの方の人生の岐路を見てきたからこそのアドバイスを惜しみなくお伝えしていきます。そして「次の岐路」でも頼って頂けるお店でありたいです。
岐路は英語でクロスロード。
「人生のクロスロードを貴女と共に」
ふと思いついた言葉ですが、これこそが当店の歩むべき道です。