私たち人間は感情がある・・・正確に言えば「感情を表情や言葉で表現することのできる」動物です。
犬やネコにだって感情がありますが、それは飼い主が汲み取るからこそわかるもの。こう考えると「笑う」という人間独自の感情表現は私達にとっては当たり前のことですが凄いことなんですよね。
「笑う」ということは嬉しかったり、楽しかったりすること。もちろん呆れた時の半笑い、ごまかしの愛想笑いなんてのもありますが・・・。
さて人生を長く過ごせば過ごすほど喜びと悲しみの割合が変化します。よく人生は「喜び6割、悲しみ4割」なんて言われますが、今振り返ってみると子どもの頃は喜びはもっと多かったような気がしますし、今となっては悲しみの方が割合が多いのかなとも思います。だいたいトータルするとその割合になるのかもしれません。
でも誰だって喜びの割合を7割、8割、あわよくば10割にしたいものです。しかし現実はそうなることを許しませんし、実感としては「6割無くね?」と感じる方が多いのではないでしょうか?人間は都合の良い生きものですから、嬉しいことが続けば「人生楽しい」となるでしょうし、ちょっと嫌なことが続くと「なんで私だけ・・・」と思いがちです。
そこで私個人的にはこう考えるようになりました。
「楽しい」「嬉しい」と思う時はこれまで以上にもっと思いっきり楽しんで、喜ぼうと。簡単に言えば感じた喜びを3割り増しで喜ぼうとすることです。
私は今頃気付きましたが、こう言うことってずっと遥か昔から人間は本能的に行なってきたのかなと思います。
世界には様々な地域があり、独自の文化や風習が生まれ、そして今でも受け継がれています。けれども人生の最大の喜び事である「結婚」を祝う文化って形は違ってもどの時代、どの地域にもありますよね。これってやっぱり結婚という喜びを最大限に喜ぼうとする人間の持つ本能があるからこそで、時代や文化、風習、民族、宗教を超越しているんだと感じます。
また結婚式と真逆のお葬式も同様です。こちらもあらゆる物を超越し、やはり人間の本能として根付いている訳です。
人生には様々な出来事があります。
この世の春とさえ思う出来事もあれば、もう二度と立ち直れないと感じる辛い出来事も。しかし日常は平々凡々と過ごすことが多く、意識した喜びや悲しみを感じることは少ないのですが、そんな中にも多少は交錯しているんでしょうね。
日本においては現在結婚式を挙げる割合が減少し続けています。
これには様々な理由がありますが、先程書いたような「3割増しで喜ぶ」という人間の本能が低下したわけではありません。経済的な理由、ライフスタイルの変化、結婚式ビジネスへの抵抗感が挙げない理由の殆んどです。この時代を同じく生きる者として納得できますし、ウェディングに携る人間としては寂しく感じると共に大いに反省すべきとも思います。
それでも人間が生まれながらにもつ「3割り増しで喜ぶ」という本能を無くして欲しくはありません。
結婚式って結婚式場でなければならない訳ではありません
ドレスやタキシードを必ず着なくてはならないわけではありません
多額の費用をかけなくてもいいんです
一番大切なことはあなたの結婚をお相手や家族、友人、お世話になった方々と心から喜ぶこと。もちろん3割増し、いや5割増し、出来れば2倍3倍で。
そこには決まりごとは一切無く、あなたが望む形でやるだけでいいんです。場所は自宅でも公園でもキャンプ場でも良いですし、料理はBBQでも手作りでもそれぞれの持ち寄りでもいいんです。とにかく結婚の喜びを周りの方々と大いに喜び、喜んでも貰い、一緒に時間を過ごし、思い出を共有することが何より大切なんだと思います。
人生の岐路に立たされた時
悲しくてどうしようもない時
ふと人生を振り返った時
この日の思い出があなたの人生の喜びの割合を多く感じさせてくれるに違いありません。
繰り返しになりますが、結婚を喜ぶ人間の本能は生まれついてのものです。人生はほぼ本能のままに生きることは許されませんが、結婚だけは許されるものです。ですからどんな形でも奇想天外でも結婚をおおいにに楽しみ、喜ぶ時間を作って欲しいです。
本音を言えば、出来ることならそんな時間のお手伝いをしたいと思っていますけどね。
abitoのこと
高校卒業30周年
いつもabitoのブログをお読みくださり誠にありがとうございます。
本日はabito代表の私、堀が担当致します。だからと言って「お役立ちブログ」ではなく、つい最近あった出来事を書こうと思っています。
さて私はただ今48歳。高校(國學院栃木高校)を卒業して今年で30年になります。
つい最近当時のクラスメイトから連絡があり、「卒業30周年で学年全体の同窓会があるらしい」との情報をゲット。どうやら「らしい」ではなく、事実とのこと。同校OB・OGの方には母校に対して様々な見解があると思いますが、私個人としてはまったく愛着がないどころか「暗黒の3年間を返せ!」と今でも思っているくらい消し去りたい過去です。
・校則が異常に厳しかった
・学園祭は驚くほどつまらなく、規制が多すぎた
・とにかく教師のパワハラが強力
などなど愛着が湧かない理由はたくさんあります。それに付け加え、私の場合、毎日のように持ち物検査をされ、制服を没収され、茶髪(地毛です)を窘められ、パーマ(天然です)を咎められと散々でした。事実、1年の1学期は殆んど学校へも行かず遊んでいました。ま、学校はもちろん担任の教師との相性が悪すぎたんですね~。それでも何とか落第することなく卒業することが出来ましたが、卒業式が終わったときの喜びは今でも忘れることが出来ません。
クラスメイトとは特に問題はありませんでしたが、みんな本当に両家の子女ばかりでマジメだったこともあり、深く付き合うことはなく、卒業後も連絡を取り合う人はほんの2~3人。クラス会もありませんでしたしね。
でも今回のことがあり、同窓会担当のクラスメイトと連絡を取ることになりました。
こいつは大学時代、杉並区永福で近所に住んでいたので比較的仲良くしていました。ただ本当にアホなやつで、人が貸した物は勝手に処分してしまうし、金を貸せば返さないし(未だにw)、人の食事は勝手に全部食べてしまう男でした。久しぶりに電話で話すと、何とそんな奴にもかかわらず銀行員をやっているとのこと。経営者としては絶対担当になって欲しくないなと思ってしまいました(笑)。
卒業してから高校時代のことを思い出すこともなく30年過ごしてきました。時を重ねるごとに「何の思い出もかなったな」と感じていましたが、このアホな男と電話で話していると脳裏の奥底に隠れていた様々な出来事がフラッシュバックしてきました。そりゃ3年間過ごした訳ですから、何かしら思い出があって当然ですよね。話しているうちに段々と楽しくなって、このまま飲みに行きたいと思ったくらいです。
如何に暗黒の3年間と言っても、現在の自分はそれを含めて構成されており、気づいていないだけで重要な位置を占めているのかもしれません。
「あいつはどうなっているのかな?」「あの子は元気かな?」
そんなことを思う日々が続いています。30年という長い年月を経て再び一堂に会した時、もしかしたら想像もしていなかったことが起きるのかもしれません。同窓会の開催は今年の10月頃とのことですが、多分土日だと思うのでほぼ参加することは出来ません。何と言っても弊社にとって最も忙しい繁忙期ですからね。
でも出来うることなら同窓会の2次会をクラスで開催してもらい、そこには参加したいと思っています。
ウチのクラス、そしてクラスメイトにとっては全てが18歳のままで止まっています。恐らく、みんなと再会した途端に18歳の頃に戻ったかのような感覚になることでしょう。出来れば身体もお肌もあの頃に戻りたい♡
偶然ですが、長男が今年高校を卒業します。
そんなこともあり、タイミング的にはピッタリの頃合です。ハゲちゃった奴もいれば太った奴もいるでしょう。あんなに可愛かった娘も見る影もなくなってしまっているかもしれません。でもそんなことを含めて楽しんで、今後の活力となる時間が過ごせたら最高だなと思っています。
しかし全く集まらないことも予想できるので、楽しみ半分にしておかないと・・・・。
打掛を本番さながらの着付けで体験するといろんな物が見えてくるはずです
まずはお知らせです。
初の試みとして「打掛本格体験」というものを今年は定期的に開催していきます。
この企画を簡単に説明しますと、結婚式や和装前撮りと同じ着付けをabitoの店舗で本格的に体験していただくことです。打掛の試着等での簡易的な着付けではなく、本番さながらの着付けとなります(掛下は二部式の使用)。メイクは致しませんが、簡単なヘアアレンジをし髪飾りもお付け致しますのでその仕上がり具合はまさに花嫁様!
そしてこの本格的体験の費用はたったの3,000円(税別)!追加費用は一切ございません。但し、新郎様の紋付袴体験をご希望される場合は2,000円(税別)となりますが、お二人合わせても5,000円(税別)とお手ごろ価格です。お支度完了後は約30分ほどお時間がありますので、スマホやデジカメで撮影したり、お連れ様にじっくりと見て頂くことも可能です。
今月は27日(土)の開催で先着2組様限定とさせて頂きます。
※2月以降も開催予定ですが、日程は未定です。
こんな企画を始める理由ですがいろいろとあります。
まず第一に「打掛に対してはじめの一歩が踏み出せないプレ花嫁様の背中を押したい」という想いです。
どなたにとっても打掛は未体験のことであり、分からないことや不安なことだらけ。でもしっかりとした打掛姿になることで、それまで知らなかったことも明確になって様々な心配も解消されます。一度体験しておくと安心ですからね。
『わからないことは相談するより体験するのが一番手っ取り早い』・・・これに尽きますね!
第二に「打掛の魅力を多くのプレ花嫁に知って頂きたい」という想い。
「体験すること」は「知ること」に繋がります。打掛は他の和装と違い一生に一度きりの花嫁和装ですので、その時を逃すと二度と袖を通す機会はほぼありません。打掛は日本が世界に誇る婚礼衣装にもかかわらず、日本人がその魅力を知らない人生を過ごすのは大変残念なことです。知ることは「知識」となり、少なからずその後の人生において何らかの影響を与えることは間違いありません。
日本女性の嗜みとして、一度は打掛を体験して頂きたいと願っています。
第三に「結婚を迎えるに当たっての選択肢の幅を広げたい」という想い。
現在、結婚式と言えば「チャペル挙式」が隆盛の時代です。しかし神前で白無垢を着て行なう挙式という選択肢もあります。またお色直しの衣装であるカラードレスの代わりに「色打掛」を選ばれる花嫁も徐々に増えつつあります。しかし打掛の魅力を知らないために選択肢を狭めていることもあるんですよね、実際。
どんな選択をするにせよ、まずは「知ること」ができれば出した答えは間違いなしです。そんな間違いなしの選択のお手伝いになればとも思います。そして和装前撮りを躊躇している方にキッカケをつかんで頂きたいとも思っています。
お支度が終わったらじっくりとご自分の打掛姿をご覧になると、打掛の素晴らしさをお感じいただけることでしょう。
なにせ初の試みですのでどのような反応があるかはわかりません。いずれにしても全く興味をもたれないか、大反響になるかの両極端になることでしょう。しかしながらこの取り組みは必ずや結婚式を前にしたプレ花嫁様のためになるものであると確信しています。「継続は力なり」ということで、毎週開催を続けていきます。2月以降の開催日は追ってブログや当店の公式ウェブサイト、及びフォトウェディング専門サイトにてお知らせ致します。
お電話やメールでのお申し込み、お問い合わせをお待ちしております。
☎028-655-0975
✉ info@kaede-abito.com
本日仕事納めとなりました。
本日12月27日を持ちまして、本年の仕事納めとなります。
つまり明日の12月28日より年末年始の休業となりますので何卒ご理解くださいますようお願い致します。なお、1月4日までお休みとなり、1月5日より通常営業となりますのでお間違えなく!!!!
休業期間は店舗の営業は致しておりませんが、
年明けのご来店予約
お問い合わせ・ご質問
緊急の貸衣装レンタル(喪服等)
などにつきましてはお受けしておりますので、遠慮なくご連絡下さい。
028-655-0975は当店の電話番号ですが、こちらにお電話くださいますと転送にてスタッフのスマホに繋がるようになっています。電話が重なったり、私用等で電話に出られない場合もございますので、その際は留守番電話にメッセージを残して頂くか、または時間を置いて再度ご連絡くださいます様お願い致します。
また当店のメールアドレスはinfo@kaede-abito.comとなります。
緊急性の無い場合は出来るだけメールにてご連絡下しますようお願い申し上げます。なるべく早めにご返信致しますが、日をまたぐこともございます。また携帯キャリアでのメールの場合は当店からの返信が「迷惑メール」となる場合がございますので、可能であれば電話番号などもお知らせ頂けますと助かります。
今年もあと僅か。
何かと忙しい年の暮れは事故や事件も少なくありません。皆様におかれましては十分気をつけて頂き、そして新しい年をお迎え下さい。
今年一年本当にありがとうございました。どうぞ来年も今年同様、いえそれ以上に当店をご愛顧くださいますよう心からお願い申し上げます。
それではまた来年にお会いしましょう!!!!
年末年始休業のお知らせ
今年も早いものであと一週間。
そこで本日はWedding Dress abitoの年末年始の営業スケジュールについてお知らせ致します。
12月25日・・・・通常営業 AM10:00~PM18:00
12月26日・・・・定休日
12月27日・・・・通常営業 AM10:00~PM18:00
12月28日~1月4日・・・・年末年始休業
1月 5日から通常営業となります。
この年末年始はまるまる八日間お休みをいただきます。お客様をはじめ、関係各所には大変ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
また先行でこちらのブログでお知らせ致しますが、新年の初営業日から3日間(1月5日~8日)にご来店くださり、且つご成約くださった場合はお年玉的なサービスをもれなくさせて頂きます。ぜひぜひお楽しみに。
28日までにabitoの公式ウェブサイトにて発表致します。※ウェブサイトのトップページのNEWSの欄でお知らせしますので、目を凝らしてご覧下さい。
今日はクリスマスイブ!
皆さん素敵なクリスマスをお過ごし下さいませ♡
甘えちゃダメよダメダメ♡
「どうせ買うなら知り合いから」
何かを購入する際に誰しも思うことがあるのではないでしょうか?
せっかくなら友人や知人、そして近所の方が営む会社やお店に少しでも役に立ちたいという考えは時代を問わずあるものです。もちろんその中には「少しはサービスしてくれるかも」なんていう淡い期待も無きにしも非ずですが・・・。
でも逆に「気を使わせてしまうかも」という想いが先立ち、敢えて全く知らない会社やお店を選ぶという方もいらっしゃることでしょう。
当店でもスタッフの家族や友人、そして知り合いの方にご利用して頂くことが多く、大変感謝している次第であります。
個人的には「無理されているのでは?」「本当にご納得して頂けたのか?」と一種ネガティブな思考になりがちです。もしかしたら違うお店の方がその方にピッタリの物が見つかったかもしれませんしね。
そこで数年前から思いはじめたことが「知り合いにこそ満足して頂けるサービスの提供」です。
当店をご利用くださるお客様は知り合いよりももちろん一般の方が圧倒的に多いですが、まず知り合いの方に納得して頂けないようでは決して一般のお客様に満足して頂けるはずがありません。それに近いお客様だからこそ「本音」「感想」などを語ってもらえますからね。これで得られるご意見がいままでどれだけ参考になり、当店にとって財産となったか測りしれません。
そして現在、家族や友人たちにも正々堂々と「うちはこんなことが提供できるし、自信を持って勧めるよ!」と言えるようになりました。
「せっかくだから」「どうせなら」「知っているから」
たったそれだけの理由で当店をご利用くださることに甘えたくはありません。「是非利用したい」「知っている店がabitoで良かった」「ここじゃなきゃダメだ」と思われることこそが本当のオリジナリティなのかもしれません。このことにゴールはありませんが、頂をめざして一歩一歩進んでいかねばなりませんね。
足利の新ロケ地で初撮影してきました
今年、当店の和装前撮りのロケ地として新たに2ヶ所が追加されました。
そのうちの一つである足利市の「松村記念館」で初の撮影を行なってきました。
建てられてから90年以上という歴史ある家屋で、国の登録有形文化財に認定されており、一歩足を踏み入れると「和の世界」が広がります。まさに和装前撮りにピッタリのロケ地と断言できます!
しかもですね、館長ご夫妻が素晴らしく良い方々!
普段は蔵に飾ってある貴重なお膳やお椀などもお貸し下さり、前撮りとは言え「和婚」のような撮影を実現することが出来ました。
カメラマンが撮影した写真、そしてこの日の撮影のメイキングムービーは仕上がり次第お知らせしますので少々お待ちを♪
こちらの松村記念館から歩いて5分ほどのところに「日本最古の学校」としてしられる足利学校があります。
こんなに近くにあるんですから、せっかくなので足を伸ばして足利学校でもちょこっと撮影して来ました♪
足利学校のアイコン的な場所と言えばこの正門ですよね。この後、敷地内でも撮影してきましたが、その様子もまた後日お知らせしたいと思います。
ちなみに足利学校は「儒教」を教える学校であり、敷地内には「孔子廟」や儒教にまつわる様々なものが展示されています。
松村記念館で前撮りをご希望されるのなら、ぜひこちらでも撮影しましょうね!
あれ?足利学校もロケ地の一つとなるなら、今年追加されたロケ地は3ヶ所となりますね?いや待てよ・・・旧英国大使館別荘記念公園も追加されたから、合計で4ヶ所増えました。
ということで、当店は昨年に比べてロケ地がより充実しました。やっぱり選択肢は多ければ多いほど良いものですものね!
ロケ地を10ヶ所用意しているお店は県内では当店だけ!きっとお二人にピッタリの場所が見つかりますので、和装ロケーションフォトをお考えの方はまずは当店にお越しください。他のお店はウチの後でね☆
フリーランスの一匹狼 abito
当店 Wedding Dress abitoは人気ドラマの「ドクターX」風にいえば、フリーランスのレンタル衣装専門店です。
組織に属していない、一匹狼といえるでしょう。
これを簡単に説明すると「結婚式場と一切提携していない」ということです。全国に当店のようなドレスショップ、貸衣裳店はたくさんありますが結婚式場と提携を一切していない会社はごく僅かだと思います。ま、少数派ですね。
フリーランスである一番のメリットは「お客様だけのことを考えることが出来る」ということ。
提携するということは下請けになることであり、お客様だけではなく元請の結婚式場のことも考えねばなりません。またお客様の後ろに結婚式場が控えているとなると、「本当にご提案したいこと」や「値引き」も自らの意思で行なうことが出来ません・・・・もはや操り人形ですよね(笑)。それはつまり「お客様の為ではない」と判断したからこそフリーランスという立場になったんです。
それに式場と提携すると結構面倒なことがあるんです。
何かというと結婚式とは全く関係ないことでの要請?強制?であり、それが回りに回るとお客様の負担にならざるを得ないことがたくさんある訳です。そんなことにも嫌気がさしたのも理由の一つです。
フリーランスになったabitoはお客様だけのことを考えられます。
・提携店では出来ない「和装前撮り」と「レンタル」のお得感のあるセットプランのご提案
・当店がもっている情報の提供
・お客様にとってメリットのあるご提案
・予算に応じたお値引きやオーダーメイドのプランの提示
フリーランスだからできることの方がたくさんあるんです。
自分たちの仕事は自分たちが一番知っているにもかかわらず、傘下に入ることで押し黙らざるを得なくなるのはもう飽きましたし、「致しません!」。「お客様にとってもメリット、そして当店にとってもメリット」。そんな双方受益できるご提案を当店はしています。
ちなみに当店は「安さ」を売りにはしていません。「お得感」こそが最大の売りですからね。
abitoは結婚式場には媚は売りませんが、お客様にはお売りしていますよ!!!
本当に忙しいと・・・
ここ数週間、まともにブログの更新が出来ていません。
ブログはもちろん、SNSの更新やアップはサービス業にとってもはや欠かすことの出来ないお客様とのコミュニケーションツールであり、当店としても出来るだけ頑張っていました。しかしこの数週間はサボリ気味・・・というか敢えて更新していないといったところでしょうか。
「適当に、何でもいいからとにかく更新すべき」
こんな意見も耳にしたりしますが、適当な情報発信は適当にしか受け取ってもらえません。仕事に関係のない話し、スタッフのプライベート、時事問題などブログを更新するだけなら簡単ですし、ネタは尽きません。
でも私なら、例え気になっているお店のブログでも「本当に知りたい情報」「知っておいてお得な情報」以外を知りたいとは思いません。
「昨日は○○を食べました!」
「お休みは■■へ行ってきました!」
「私の趣味は××です!」
こんな情報はハッキリ要らないと考えます。特に当店は人生の節目に携る仕事ですから、皆さんがブログを読んでくれるのにはそれなりの理由があるはずです。しかもわざわざ時間を作って読んでくださるのであれば、なおさら仕事とは関係のない情報は邪魔なだけですよね?
本当にここ数週間は忙しく、本当に皆さんにお知らせしたい情報や知って頂きたいことをじっくりと書く余裕がありませんでした。適当に書くのは嫌なので、敢えて「更新しない」という選択をしてきました。ただ佳境も過ぎてきたので、水曜日からは更新できそうです。
がむしゃらに突き進むことも大切ですが、時と場合によっては一旦立ち止まることも大切です。人生の大切な節目を迎える方々にとっては「知らないこと」「分からないこと」「不安なこと」がたくさんあるはずです。それらを少しでも解消できるようなブログにしていきたいと考えています。
来週からまた頑張りますので、今後とも当店のブログを宜しくお願い致します。
日光を含めた神社挙式に取り組んでいくと決めました
「Wedding Dress abito」という店名ながら、当店は数年前より「和」を中心とした事業を展開しています。
#色打掛・白無垢・紋付袴などの和装レンタル
#ロケーションフォト・スタジオ撮影での和装前撮り
#神社挙式
この3つが主な柱です。
この中で突出して好調なのが和装前撮りです。
中禅寺湖湖畔にある「旧イタリア大使館別荘公園」での一枚
当店は他に先駆けて、7年も前から「ロケーションフォト」に取り組んできました。当初は年に数組だけという寂しい思いをしてきましたが、ここ数年は100組前後のお客様にご利用頂けることになりました。
2番手は和装レンタル。
しっかりとした試着、豊富な衣装、適正なレンタル価格でご案内しています、とは言え、披露宴のお色直しで和装をお選びされる方はまだまだ少ないのが現状です。やはり披露宴の2時間半という枠の中で、和装へのお召し変えで時間をとられてしまうことに抵抗を感じてしまうのかもしれません。
そして神社挙式。
こちらは「ヤバイよヤバイよ!」のレベルで、ぶっちゃけ年に数組といったところですかね。その理由として一番大きいと考えられるのはやはり日光の社寺への進出が出来ていないことだと分析しています。県内をはじめ、多くのブライダル事業者が日光での神社挙式に進出しているので「今さら・・・」と思っていたのは事実ですし、それ以上に地元宇都宮周辺での神社挙式に注力したいという思いも強かったんです。
実際、ここ数年で当店が手がけた神前挙式は宇都宮の護国神社、上三川の白鷺神社が殆んど。確かに世界遺産に登録されている神社での挙式が大変魅力がありますが、護国さんや白鷺さんでの挙式も負けず劣らず素晴らしいのを知っているからこそでした。よく言えば「地元愛」が強すぎたのかもしれません。
では何故今になって日光での神社挙式に進出するのか?これには大きく2つの理由があります。
1.日光の魅力を再確認できたから
我々宇都宮市民にとって、日光は身近な存在です。小学校では数年に一度の割合で遠足で行きますし、近いがゆえに「いつでも行ける」と考えがちで、現実的にはそれほど訪れる事はありません。東京生まれ、東京育ちの方が東京タワーに登らないのと同じですかね?
また県外の方が思うほど、日光に魅力を感じていなかったのも事実。
しかしここ数年、和装ロケーションフォトで田母沢御用邸や中禅寺湖、イタリアやイギリス大使館別荘に度々行くようになり、日光の魅力を再発見することが出来ました。またその殆んどのお客様が県外の方ということもあり、栃木県民としてではない視点を持つことが出来たのも大きな要因です。
2.数年ぶりに再会した方から「一緒に日光でやりましょう!」とのお声がけ
やっぱり人と出会いや再会は変化をもたらしてくれます。
つい先日、数年ぶりに再会した方とお話ししているうちに、「一緒に日光で神社挙式を手がけましょう」とお声をかけてもらいました。本当に多くの情報を持っている方で、既に日光での挙式を数多く手がけています。そして日光に多くのコネクションを持っているので、これまで進出していなかった当店にとっては本当に心強い存在です。この再会がなかったら考えもしなかったでしょう。
この2つのことが当店abitoの来年からの日光への進出の大きなきっかけとなりました。
ビジネス的に考えれば、日光挙式のマーケットは他エリアの同業者から見れば魅力的であり、地元にいながら進出しないのは「考えられない」「もったいない」「ビジネス的にNG」と思われて当然です。しかし自分たちにその気がなく、その魅力にすら懐疑的ではお客様に失礼ですし、そもそも上手くいくはずがありません。
日光の世界遺産ウェディングが注目されて、既に長い年月が経っています。
確かに「今さら」ではありますが、日光の本当の魅力を再確認でき、経験豊富なパートナーとの再会により進出する事になったのは「縁」であり「運命」なのかもしれません。そして進出するタイミングは3年前でも2年後でもなく「今」が適正であり、正解だと感じています。
年内にプランニングし、来年早々にでも告知できるように奮闘中です。
県内のカップルさまだけでなく、和装ロケーションフォトのように県外のカップルさまにもご提案し、お二人にとって栃木県をそして日光を思い出の地にしていただければと考えています。
また日光と同様に、宇都宮での神社挙式もこれまで以上に取り組んで、ここ宇都宮が「和婚の街」となるように地道に奮闘していきます。
来年に神社挙式をご検討中のカップル様は動き出す時には当店abitoのことも思い出してくださいね。悪いようにはしませんよ!