益子町にはabitoと古くからお付き合いのある美容室さんがたくさんあり、現在でも定期的に衣裳のお届けなどを行っています。

私は営業(衣裳のお届け等)で栃木県内をあちこち行くのですが、昼食は「高根沢ならここ」、「さくら市ならここ」とだいたい決まっているんです。もちろん益子でも決まっているのですが、他のエリアと違っているのはお気に入りが二ヶ所あること。

ただどちらともトンカツ屋さんなので、いざお昼を迎えると「どちらにしようか?」と毎回悩むんです。
ご存知の方も多いと思いますが、益子町のトンカツ屋さんには二大巨頭があり、どちらのお店もかなりの人気店です。一つは「千登勢さん」、そしてもう一つは「吉川さん」。

本当にどちらとも美味しいお店なので、優劣を付けるのは難しいですが、個人的視点でちょっと述べさせて頂きます。

まずは千登勢さん。
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こちらは益子の中心にほど近く、個人的には吉川さんよりも数多く訪れています。
ただ以前はトンカツではなく、こちらの生姜焼き定食が好きすぎて、そればかり食べていました。しかし最近はトンカツ(ロース)をいただく事が多いのですが、やはりチェーン店とは一線を画す美味しさです。

千登勢さんではすったゴマを出してくれるので、ただでさえ美味しいオリジナルソースがごまの香りでさらに美味しくなります。また昔から変わらず、せんキャベツの横には手作りのマカロニサラダがあり、これも美味。

ただ残念なのはご飯の「お代わり」と「大盛り」は別料金なんですね。仕方ないことではありますが、+100円は結構大きいですからね。

千登勢さんには先ほどの生姜焼き定食をはじめ、豊富なメニューがあり、座席数も多く、宴会などでも使われているようですね。そう言った意味ではトンカツ屋さんではあるものの、お祝いなどでも利用できる便利なお店であると言えるでしょう。


もう一方の吉川さん。
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ロースカツだけに限定すれば、個人的にはこちらがより好みです。
ゴマもありませんし、マカロニサラダも付きませんが大した問題ではありません。それよりもお代わりが無料であること、これが重要なんですね。写真からもおわかりの通り、基本的にご飯の量は少なめですから男性だと物足りませんが、お代わりできるので大変有難いですね。

こちらの吉川さんはメニューは「ロース」「ヒレ」「ミックスフライ」「エビフライ」「ハンバーグ」と少なめで、完全なるトンカツ専門店と言えますね。テーブル席は少なめなものの、奥の座敷席は結構あるのでかなりの人数が入れます。

ちなみに吉川さんは中心からはちょっと離れた場所にあり、初めての方だと見逃してしまうような街に溶け込んだような佇まいですのでご注意下さい。


千登勢さんと吉川さん、どちらを選んでも間違いなく「当たり」のトンカツ屋さんです。
もちろん個人的嗜好によりわかれるとは思いますが、かなりクオリティーが高いのは確かです。私もロースに限っては吉川さんがより好きではありますが、出来るだけ交互に訪れ、それぞれの味を楽しんでいます。

益子町と言えば、やはり益子焼が有名。
でもおそば屋さんも多いし、カフェも増えていますし、意外なところではアンティークな家具屋さんが多いんです。しかも県外からわざわざ足を運ばれる方がいるほど、アンティークの品ぞろいが良さげとのこと。
そして優劣付け難い美味しいトンカツ屋さんが二軒もある!

つまり益子はかなり面白い町です。
栃木県民だからこそなかなか行くことのない益子町ですが、久しぶりに訪れてみてはいかがでしょう?
陶器を見たり作った後はトンカツ食べて、アンティーク家具屋をのぞいたり、カフェでお茶したりできるので一日過ごせますよ。また紅葉時期(11月下旬)なら濱田庄司記念 益子参考館の紅葉が大変見事です。

ぜひぜひお勧めしますので、益子町へ!!!