今も既に始まっていますが、日本ではますます少子高齢化の現象が進みます。
全業界において言えることだと思うのですが、今後は国内需要だけでは立ち行かなくなる時代が必ずきます。そうなると必然的に国外に目を向けることになります。
そして弊社が属するウェディング業界もこの問題に直面していますし、少子高齢化だけでなく「結婚式をしない」「結婚しない」という層が増加しているという問題も抱えています。
これまでのままの状態で事業を展開していても未来に光を見出すことができません。
そんなわけで始めました!
インバウンド事業
とは言え、弊社のような小さな小さな会社一社では実現できないわけですが、有難い事にこう言うことを進めてくれる同業仲間がいるわけです。いかにも自社で始めたかのような言い方でしたが、簡単に言えば仲間が敷いてくれたレールに乗っかっただけですけどね。
さてどんなインバウンド事業なのかをご紹介します。
■ タイ王国をターゲットにしたインバウンドフォトウェディング事業
タイ王国の方々は王室と皇室の強い結びつきもありとても親日的です。そんなタイの方に向けて、旅行がてら日本の伝統婚礼衣裳である打掛と紋付袴で撮影しませんかというプランです。
この事業名は「JAPAN LOCATION PHOTO」
弊社は発足当初から参加していましたが、今では日本全国の十数社が参加しています。
関東・関西・北陸・九州と世界に名だたる観光地での和装撮影が可能なんです。そして弊社ではやはり「世界の日光」での撮影をご提供しています。
もちろん日光だけででなく、弊社のおすすめのロケ地でもOKなんです。
この事業を主催されている方はネットの整備、パンフレットの製作はもちろんですが、現地に赴いて日本政府主催の訪日旅行フェアに参加したり、現地の旅行会社と折衝したりと精力的に活動されています。
ホント、レールに乗っかっているだけで申し訳なく思っています。
ちなみにこちらは日光での撮影についての説明書きなのですが、タイ語は一切わかりません。一文字も読めないですw
でも弊社には英語ぺらぺらのスタッフがいるので、撮影時はイングリッシュでコミュニケーション!もしくは身振り手振り♡
まずはタイ王国から始まりましたが、今後はシンガポール・台湾も視野に入れています。
日本の伝統美である婚礼和装の魅力をまずはアジアに発信。そして日本に来て頂き、それ以外の魅力もお伝えしたいと思います。日本ならではのおもてなしを施したいと思っています。
そしてこの事で「栃木県」をもっと知って頂き、少しでも多くのタイ人の方々に栃木にお越し頂き、微力ながら県の観光振興に貢献できれば嬉しいです。