結婚式、成人式、そして七五三において、現在では「前撮り」が主流となります。
元々結婚式や成人式などでは当日に撮影していたのですが、「ゆっくりと撮影する」「当日のタイムスケジュールを軽減する」ために、『事前に撮影を済ましてしまう』というものでしたが、現在ではちょっと意味合いが変化して『満足できる撮影を行なうこと』となっています。
そんな前撮りで撮影した画像は殆んどの方が「データでもらいたい」というのが本音ですよね。データさえあれば何でもできてしまいますし、スマホやPCなどで簡単に見ることも出来ますしね。
年々スマホやPCの画面の解像度も上がり、ひと昔前とはくれべものにはならないくらいキレイに画像を見ることが出来ます。
でもどんなにキレイで美しくても、紙に焼いた(写真にした)ものには勝つことはできません。その差は圧倒的です。
例えばこちら。
紅葉の中での大変美しく、思い出深い画像データをアップ致しました。
そしてこちらの画像をアルバムにしたものをスマホで撮影したものがこちら。
ん~、あまり上手く比較できないですね。写真の良さをこの画面上では伝えることはできそうもありません。
ですがアルバムや六切りなどの写真にすると画像の美しさだけではなく、紙表面の光沢感や質感も加わることで化学反応が起こり、比べて見てみると圧倒的な存在感を放つのはやはり写真にしたものです。
先日も成人式の前撮りをロケーション撮影で行なってくださったお客様にデータを納品しました。その際に「せっかくですから気に入った画像を何枚か六切りにしてアルバムをお作りになっては?」とおすすめしました。ところがもう撮影も終わって、お支払いも住んでいるので今さら追加料金を払ってまで写真にすることに最初は抵抗があったようです。もともとデータ渡しのみの前撮りプランだったので余計にそう思われたのかもしれません。
もしかしたら「売りつけられている」とお感じになったかもしれませんが、当店としては「絶対に写真にしたほうが綺麗だし、なによりお客様の為でもある」という信念があったので雑念を抱くことなくおすすめしただけなのですが・・・。
しかし最終的には「そこまでいうなら3枚だけ六切りに・・・・」となり、後日アルバムにして納品したところ「いや~やっぱり写真にすると全然違うね!あなたの仰った意味がよーくわかりました。」と言って頂けました。
みんなデータが欲しいですし、データがあれば何でも出来ます。
もしかしたら「そのうち写真に焼こう」と思っている方が殆んどだと思いますが、「喉もと過ぎればなんとやら・・」で機を逃すといつの間にかそんなことは忘れてしまうものです。写真にすることでいつでも誰でもありのままを見ることができます。スマホやPCをもっていない方でも、使いこなせない赤ちゃんやご年配の方も平等にね。
データさえあれば簡単にご自分ででも写真にできるんですから、ぜひ!