昨日までの3日間はスタッフ研修ということで臨時休業を頂いて下りました。
	
	
	そんな臨時休業中でもお問い合わせがきます。電話は転送しているので問題はないのですが、メールだけは数回チェックするようにしていました。
	
	そしてあるお問い合わせをメールでいただきました。
	
	「女の子用の産着をレンタルしたいので、休み明けの6日に伺っても大丈夫でしょうか?」という内容でした。ご案内が可能である旨をご返信したのですが、どうやら当店からの返信が拒否されてしまいます。携帯キャリアのメールアドレスの場合、こう言うことって多々有るんですよね。
	
	
	いわゆる受信拒否のフィルターに引っかかってしまうようです。
	
	ならばと思い、個人のGmailで返信しましたがこれもアウト!・・・こうなると通常の場合、どうしようもありません。
	
	
	ただこちらのお客様の場合、当店のメールフォームからのお問い合わせだったのでお名前と住所等が記載されていました。
	
	
	abitoのメールフォームはこんな感じです。
	
	
	住所を確認するとそんなに遠くはなく(と言っても30分くらいかかりますが)、他に連絡方法がないということで「直接ご自宅に伺ってお返事しよう!」と思いつきました。びっくりされるかなとも考えたのですが、「返信してくれないお店」と思われるよりマシかなと・・・。
	
	住所をグーグルマップで検索し、案内のまま到着したのですが近所の方に聞いても「そのようなお宅はこの辺りにはない」との事。ちょっと田舎の方なので「飛び地」であることも考えられます。
	そこで交番に向かい、調べてもらいました。ゼンリンの地図で探すこと数分、さすが日本の警察です。何とか見つけ出してくれました!!!
	
	地図を写メして、再度ご自宅へ向かい、無事到着することができました♡
	するとタイミングよく、お客様はちょうど外出からお戻り直後でカクカクシカジカとご自宅に伺わせていただいた経緯を説明すると、「それはそれはワザワザ本当にありがとうございます」とのお言葉。
	
	しかし手には着物を包んだような布が・・・実は当初から気にはなっていたんですよね。
	
	そこでお客様がわたしに申すには・・・・「実はabitoさんでお借りしようと思ってたのですが、親戚から産着があるからぜひ使ってくれと言われて、ちょうど取りに行って、帰ってきたところなんです。本当に申し訳ないですね」とのこと。
	
	
	本音を言えば少々残念な思いもしましたが、産着をご用意できたなら良かったとも思いました。
	
	当店としてはレンタルして頂きたかったですが、それよりも何よりも「返信もよこさないお店」と思われることだけは何とかして避けることが出来たので、それだけでも良かったです。またこちらのお客様は以前から当店をご利用くださっていたとのことですので、誠意を示すことが出来て満足です。
	
	
	世の中の仕事は全てお客さまあってのものですよね。
	
	もちろん売り上げは大切ですが、それを得る為に最も必要なのは「信用」「信頼」があってのこと。出来ない事はもちろん出来ませんが、出来ることは最大限に対応すべきと考えています。結果はともかく、お客様の為にすべきことをすることで繋がりが出来、それがやがて売り上げに結びつくものではないでしょうか?
	
	
	そう言った意味ではこの一連の行動は無意味ではなく、逆に快適な気分ですらありました。自我自賛です♡
	
	
	最後にお願いです
	当店にメールでお問い合わせくださる場合、可能であれば電話番号等をお知らせくださると大変助かります。
	また当店からの折り返しの返信がない場合(通常は翌日、遅くとも翌々日には必ず返信しています)はお手数ですが、電話等でご一報くださるようお願い致します。


 
 





