本日は日光の中禅寺湖湖畔において、和装ロケーション撮影を行ってきました。
お客様はこれっぽっちも栃木県に園も縁もない東京在住のカップル様でした。本当は「紅葉」が最大の目的でしたが、如何せん少々時期が早く、思っていたほど紅葉は進んでいませんでしたが、それでも何とか紅葉らしい写真も撮影できたのでひと安心しました。
本日の中禅寺湖湖畔の気温は13℃。
肌寒い・・・というよりもはや「寒っ!」という感じでしたが、秋らしい快晴で最高の撮影日和となりました。中禅寺湖から眺める山々も美しく、水の透明度も透き通るようで気分も最高でした。
当店は6年も以上も前から、栃木の素敵なロケーションを最大限に活用しての和装撮影を行い続けています。今回のお客様もそうですが、これまでも県外からわざわざお越しくださるお客様を何十組とお迎えしてきました。
結婚式の前に、【婚礼和装姿の記念撮影をする和装前撮り】は現在ではもう一つの結婚のカタチとして全国で定着しつつあります。つまり結婚式に準ずるお二人にとっての思い出の一日なんですね。
そして撮影した場所、本日で言えば日光の中禅寺湖湖畔はお二人にとってかけがえのない一生の思い出の場所となる訳です。もしかしたら和装前撮りをしなければ栃木県に来ることはなかったかもしれません。しかし本日お越しくださり、思い出の場所にしてくれました。
弊社に和装前撮りの料金をお支払いしてくださったということは、栃木県の歳入の一部となる訳です。極わずかかもしれませんが、そうではないと思うんです。だってお二人の頭の中には「日光=思い出の場所」になっている訳ですから。
数年後に本日を思い出し、再び訪れてくれるかもしれません。お友達に勧めてくれるかもしれません。
でも確実に回りまわって、栃木県の観光に貢献してくださると思います。つまり小さな小さな弊社でも栃木県の観光産業に少なからず貢献しているのだと思います。しかし同時に、日光という地があるからこそ弊社もお仕事を頂けたというのもまた事実。
いわば共存共栄ですね。
これからの観光産業は官民が一体となってあらゆる可能性を模索していかねばならない時代です。これまでウェディングで観光に貢献して来たのは京都や東京、沖縄などの巨大コンテンツのある都市ばかりでしたが、これからは地方都市でも貢献できると思います。だったわずかながらでも弊社は実際にしていますから。
ですから県、または市町村の観光に携わる方にも『ウェディングの地方観光への貢献の可能性』を少しでも良いので模索して頂きたい。既存の観光資源だけでは限界があっても、違うコンテンツと組み合わせることで限界が突破できるはずです。
県の施設を利用させて頂いているので、生意気なことは言いたくないですがやはり上手に利用して頂きたいと思います。
本日のお客様は4時起きでほぼ始発の電車で宇都宮にお越しくださいました。8時に着付を開始して、日光で撮影し、弊社に戻ったのが14時。「とってもお腹すきました~」とのことなので、やはり餃子をおすすめし、宇都宮駅東口のみんみんさんへお連れしました!!!
弊社はみんみんさんの売り上げにも貢献しましたよ♪
またいつの日か宇都宮にお越しくださり、宇都宮の餃子を召し上がってくれるに違いありません。
これから微力ながら県外に栃木の魅力をお伝えし、貢献できる栃木愛に溢れる企業であり続けます。アイデア、可能性は無限にありますからね。