小さいながらも宇都宮で創業してから弊社は30年を超えます。
お客様の不便を解消し、喜んで頂くことが商売です。その為には価格、商品、サービス等々を充実させることが大切であるわけですが、それ以上に大切なこともあるわけです。
■ 個人情報を保護し、ルールを遵守する
今や個人情報保護法はどなたでも知っている法律です。でもこの法律の詳細な内容を把握すること、そして遵守することはいち企業として当然のこと。
そもそもこの法律は個人情報を保護することで、不利益を及ぼさないことが最大の目的です。大企業であろうが、零細企業であろうが法律は法律ですから遵守しなくてはなりません。その為にはまずは知ることこそが大切です。
つまりはお客様を守るためですからね。
せっかく気持ちよく利用して頂いても、個人情報の漏洩などでご迷惑をお掛けしたら本末転倒です。またこう言うことを起こしてしまうと、これまでの30年で築き上げた信用、信頼が一瞬で崩れてしまいます。
弊社では年に一回、個人情報の取り扱い・秘密保持・安全管理等についてのスタッフ教育を行っています。また教育だけでなく、定期的な監査もしております。
「これくらいなら」「これは大丈夫」という安易な判断を行わせない教育を今後も続けてまいります。
■ 異常事態への対応マニュアル
自分も含め、「お客様」という立場は意外に無防備です。
ましてや初めての場所だったりすると異常事態が発生した場合、どのように行動すべきかを即座に判断出来ない事が多いもの。だからこそお客様を迎える立場である我々が、起きては欲しくないですが地震や火災などが発生した場合に冷静な判断をし、速やかにお客様の安全を担保出来なければなりません。
・異常事態が発生した場合の行動のフローチャート
・非難口への誘導
・避難場所の確認
・緊急連絡先リストの作成
こういう情報をスタッフ一同で共有し、有事に備えることはお客様にお越し頂く店舗としては必ずしなければならないことです。
お客様の安全はもちろん、スタッフの安全も確保するためには、このような講習やミーティングが危機管理を常に意識させなければなりません。災害はいつやってくるかわかりませんし、被害を最小限にするためにも初期の対応と行動が最も大切ですから。
この「個人情報保護をし、ルールを遵守する」「異常事態への対応マニュアル」という2つの事に関して、平成28年12月14日に社内において、講習とミーティングを行いました。
もちろん講習やミーティングをしただけでは十分とはいえません。常に起こることを想定し、速やかに行動できるスタッフ教育を定期的に行うことによって、そのスキルを少しでも底上げしていかねばなりません。
素敵な衣裳、魅力ある価格、惹きつけられるサービス。これに「安全」と「安心」を提供できてこそ、やっと社会に認められる企業です。
とても大変で、正直面倒なことではありますがとてもとても重要で大切なことです。