以前と違って、最近では七五三は「お宮参り」がメインではなく、「撮影」がメインの時代です。出来れば、いえいえ絶対に素敵な写真を残したいと思う親御さんが殆どではないでしょうか?
モデル風に撮影するのも良し、古典的に撮影するのも良し。
そうなるとその撮影した写真(画像)をどのような形にして残すかが問題になってきます。
七五三の撮影を手がける写真館、フォトスタジオ、そして我々のような貸衣裳店においても、今では「できるだけ多ページのアルバムを購入してもらう」ことが一番の売り上げに繋がります。某有名フォトスタジオのCMやチラシで「衣裳代無料、お着付け無料、ヘアメイク無料」と宣伝していますが、冷静に考えればおかしな話です。
それだけ無料なのにど支払う金額は平均6~7万円になると聞くということは、つまりはアルバムの代金の中に衣装や着付けやヘアメイクを組み込んでいるということです。
さてそんなお店が売りたいアルバムのページ数は多ければ多いほど高く売れますが、果たしてそんなにページ数の多いアルバムって本当に必要でしょうか?そもそもパージ数が多くなるほどアルバムは重くなりますし、重くなると出し入れが億劫になり、しまったまま・・・なんてことになるかも。
やはり思い出のアルバムは手に取りやすく、なんならいつでも気軽に見ることができれば最高です。そこで当店ではこんなアルバムをおすすめしています。
こちらは2ページだけのデジタルアルバムです。これを開くと・・・・・
こんな感じです。2ページだけなのでとても軽く、中ページがないので破れる心配もありません。
そしてこのように・・・・
リビングの出窓やちょっとした所に開いて置けば、いつでも我が子の可愛らしい七五三姿を見ることができます。
七五三の撮影で、例え100カット撮影しようが1000カット撮影しようが、その中でお気に入りとなるものはほんのわずかだけです。ですから本当にお気に入りのベスト3だけをアルバムにして、こんな感じで飾り、残りの画像はデータで残すのがベターなのかもしれません。
データさえあればパソコンやスマホやタブレットでいつでも見れますし、また違うアルバムを後日作ることも出来ますしね。
お金をかけて多ページアルバムを作っても、見ることがなければ意味がありません。
どんなに大切なものでもタンスや押ししれにしまったままでは、いずれその存在すら忘れてしまうこともあります。でもいつでも身近に置いているものは、例え日に焼けたり汚れてしまったとしても愛着が湧き、手放せないものとなります。
どちらがいいかはもちろんご家族次第ですが、日に日に成長する我が子の在りし日の姿をいつも見ていれば、子供の存在の有難さを感じれるかもしれません。大きくなればなるほど子供に口うるさくなるのが親というものですが、七五三の日を思い出すことでちょっとは優しくできるかもしれませんね!