2018年 3月 の投稿一覧

卒業式 袴にピアスやイヤリングはダメ?

3月も中盤となり卒業式シーズンに突入しました。


明日以降に卒業式をお迎えになる皆様の中でも「袴にピアスやイヤリングってダメなの?」という疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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結果から申しますと「ダメじゃありません」となります。ただ「全然OK」ということでもありませんのでご注意下さい。


そもそも着物はそれだけで華やかな衣裳ですし、歴史的に見ても本来はイヤリングやピアスを付けることを想定していません。ただ今の時代はある意味「何でもあり」ですし、普段身に付けなれている方にとっては寂しく感じるかもしれませんしね。でもゆらゆら揺れるようなピアスやイヤリングは着物には合わないdですし、着物の華やかさを濁してしまいますのでなるべく避けた方が賢明です。


でもこれは卒業する側、つまり学生さんならOKということです。見送る側の先生の場合は袴の時はしない方がいいと思います。


実は本日は娘(中学生)の卒業式で、私も出席して来ました。

こういう仕事をしているので、先生方の衣裳が気になります。娘の学年は7クラスあり、そのうち男性の担任は3名ですが1名だけは紋付袴で2名は礼服でした。そして4名の女性の担任は全員袴姿。卒業生にとって、先生が袴姿で見送ってくれるのは大変嬉しいものです。しかし入場の際、このうちの1名の先生の袴姿に違和感を覚えました。

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その違和感とは揺れるイヤリングを身に付けていたことです。

確かに何でもありの時代ですし、袴にイヤリングやピアスはNGというルールもありませんし、マナー違反でもありません。しかし「教師」という立場での袴姿なのですから、できれば一般的な考慮をされるべきだと感じました。これは貸衣装業というよりは、保護者としての見解です。もちろん最終的な判断は先生ご本人がされることですが・・・・。



せっかくの和装人気の中、「あれダメこれダメ」という堅苦しいことは言うべきではないのかもしれません。以前に比べ、和装の世界もかなり自由度が高まっている事がブールも再来に繋がっているのですから。時代に合わせて変化していってこそ、次の時代、そしてそのまた次の時代へと継承されていくわけですしね。しかしそれも立場によります。


学生さんと先生では立場が違います。あとは自己判断となりますが、見ている人はしっかりと見ているものですよ。

 

和装で一点突破!・・・嬉しい誤算

当店のウェブサイトをご覧下さった方からこんな言葉をよくお聞きします。

「和装を中心にしているんですね」


当店としては和装を中心にしてるのではなく、他店に比べて和装を推していただけなのですが結果的には「和装のお店」というイメージが強いようです。まぁ確かに和装の魅力に取り付かれているので、そんな想いが皆さんに伝わっているのかもしれません。こうなれば『和装の一点突破!』で突き進もうと最近思い始めていました。中途半端が一番よくないですから、せっかく和装のお店のイメージがあるのであれば更に特化していく事がベストですからね。


しかし世の中は自分たちの思い通りには行かないものです。

最近は和装前撮りを中心として、和装をお考えの方が多くご来店されていましたが本日は違いました。

FullSizeRenderたて続けにドレスご希望のお客様がご来店し、片付けできません


ちなみに当店はロケーション撮影(前撮り)のお客様が大変多いのですが、その殆んど(9割以上)が和装です。しかしここ最近はドレスでのロケーションフォトをご希望されるお客様が増えています。こんなことも当店にとっては想定外の出来事なんです。


和装で一点突破!

もちろんドレスがどうのこうのいうことではなく、ある意味専門性をより高めると言う意味です。専門性を高める事で、嬉しい誤算が舞い込んでくるのは大変嬉しいこと・・・不思議なものです。



デパート、ファミレスなど、何でも揃っていることがいいという時代はもはや過去。

ラーメンだってカツ丼だって専門店に足を運ぶのが当たり前の時代になっています。これはこの業界にとっても同じで、「何でもおまかせ下さい」ではお客様には全く響くことはないでしょう。これに関してはウチが一番!という自他共に認めることができる強みを持たないと、これからの時代を生き抜くには大変厳しいのではないかと感じます。


当店におきましては「和装」、特に「和装前撮りロケーション撮影」という絶対的な強みがあります。だからこそ本日のような「嬉しい誤算」が生まれるのだとつくづく感じますし、進んでいる方向は間違いないと感じます。


だから今後もぶれることなく和装の一点突破を続けていきます。

和装ロケーションフォト専用ブースを設置します

連日ブログでは「和装」「和装前撮り」などに関する記事を投稿しており、『またか・・・』と思われるのを覚悟で本日も和装前撮りに関するブログを書いちゃいました。


でもそれだけabitoには和装前撮りのお問い合わせが多いんです。中途半端が一番良くないですから、こうなればトコトン行きます。


近々、当店では「和装ロケーション専用ブース」を設置予定です。

とは言ってもPCを置いただけのごく僅かなスペースです。

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ここで何をするかと言いますと、これまで当店で撮影したお客様の写真を自由に見ていただく訳です。


例えばロケ地。

岡田記念館、掬翠園、日光田母沢御用邸、桜ロケ、紅葉ロケなど当店では多くのロケ地をご紹介しています。もちろんウェブサイトに掲載もしていますが、全ての画像ではありません。そんな中にも素敵な画像がたくさんあるので是非見ていただきたいと思うからです。

一つ例に挙げると岡田記念館では「竹林の小路」「池の石橋」「縁側」「板塀前」「門前」「二階居間」「玄関前」など多くの撮影スポットがあり、お客様に応じて様々なバリエーションで撮影しています。そういった様々な画像を見ていただき、イメージを膨らませてもらったり、参考にして頂くことでさらに撮影が楽しみになります。

またヘアスタイルや髪飾りも同様です。

和装のヘアスタイルにはどのようなものがあり、abitoではどんなスタイルが人気なのかもわかります。実際のお客様の画像ばかりなのでリアルですし、画像を見ながらスタッフと相談もして頂けますのでとっても安心です。そのまま打ち合わせもしてしまえば撮影当日も時間の短縮となり、とってもスムーズに進行しますしね。

この他、人気ポーズや撮影アイテムなども一気にご覧頂けるようになります。



実際、これまでは撮影当日にお客様とご相談しながら撮影をすることが多かったのですが、よりご満足していただくためにお客さまのご要望を予めお伺いし、それに沿って撮影を行なえる態勢を整えることが目的です。このようにすればお客様の負担を軽減し、abitoとしても万全の準備で撮影に臨めるので一石二鳥なんですね。


和装ロケーション専用ブースを設けるまでになれたのもこれまでご利用くださったお客様方、カメラマンさん、そしてスタッフのお陰です。まだまだ栃木県内では和装ロケは他県ほど浸透していませんが、当店は先へ先へ進んで行きます。

撮影を楽しむ前に「選ぶ楽しみ」「調べる楽しみ」「想像する楽しみ」をお客様方にご提供していきます!

あなたは絶対和装が好き

全国では和装の人気がかなり高くなっており、披露宴でのお色直しでの着用や和装前撮りをされる割合が多いそうですが、それに比べ栃木県内においては全国の基準には程遠いとのデータがあります。


これって栃木県の特徴で和装に限ったことではありません。


他の地域に比べると1~2年ほど時間が経ってから浸透していくことが結構多いんです。よく他県の方が栃木県民について言及するのが「保守的」「閉鎖的」という県民性です。栃木県民としては「そんなことない」と思わずにはいられませんが、「ん~当たらずとも遠からず」という思いも否定できない気もしています。


でもそれこそが「栃木県民らしさ」でもあるのでしょうがないですよね。


なので今年結婚式をされる方は和装に注目してみてはいかがでしょう?栃木県内限定とはなりますが「流行先取り」になること間違いなしです。


abitoも数年前から和装に力を入れてきましたが、実際のところちょっと前までは反応も鈍かったです。でも最近は「おぉぉ~」と思うくらいに和装に着目されるカップルが増えてきたのを実感しています。披露宴での和装レンタル、そして当店の人気プランである和装前撮りのお問い合わせ、並びにご来店とご契約が伸びています。

そう、今なんです。この和装人気の波に乗っかるのは。


「和装が人気?実感ないけど」

こう思われる方も多いことでしょう。でもこれは事実であり、その証拠と言うわけではありませんが、最近結婚された芸能人の方は殆んどが和装をお召しになっています。芸能人がする事が全て正解ではありませんが、その方たちは結婚をされる場合は多分周囲の方々にいろんな相談をすると思うんです。

それこそスタイリストさん、ヘアメイクさんなど流行に敏感な方に相談すると思うんですよね。そして出た答えが「和装」なんじゃないですかね?



十数年前、打掛などの和装は「古くさい」と花嫁花婿から敬遠されている時代がありました。まぁびっくりするくらい見向きもされてきませんでしたが、ここにきて注目されるようになったのは、やっぱり普遍の魅力があるからこそです。服は時代を象徴しますが、婚礼衣裳も例外ではありません。バブル期は豹柄や派手な色の服が当たり前のように着られていましたが、不景気になるとシンプルへと移行しました。


ドレスもド派手でしたし、お色直しも2~3回なんて当たり前の時代でしたからね。


何故今和装が人気かというと、それは見た目だけではないんです。
和装だからこそ感じることのできる「文化」「伝統」という絶対的な価値があるからです。そして結婚の時にしかなれない「和装花嫁」を体験したいという欲求なんです。ドレスだけでは物足りなくなっているんですね。つまり現在は絶対的価値がんが重視され、更に言えば「物」ではなく「事」に重きがおかれる時代なんです。ご自分でも思い当たる節があるのではないでしょうか?


婚礼和装は日本の素晴らしい財産です。

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ドレス姿のあなたも素敵ですが、打掛姿のあなたも素敵なんです。とりあえず打掛を試着してみればわかるはずです、その価値と魅力が。それがわかるDNAがあなたの身体のなかにあるんですから間違いありません。

桜が好き
京都が好き

それと同じです。絶対和装が好きなんですから、あなたの打掛姿を花婿はもちろんご家族やご友人にもお披露目しましょうよ!

栃木県宇都宮市での桜ロケーションフォトはabitoにおまかせ下さい

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3月に入ってすっかり春めいてきて、桜の季節もあと1ヵ月でやってきます。

 

今年は例年以上に多くのお客様から「桜ローケーションフォト」のご予約をいただいており、4月上旬のソメイヨシノでの撮影プランのご案内は残り僅か。でも4月後半から見頃の八重桜でのプランはまだまだ余裕があります。桜の季節が近づくにつれ、お客様からのお問い合わせやご来店が増えておりますので、気になる方は是非お急ぎ下さいね。


さて桜をバックに結婚の思い出を残す桜ロケーションプラン。
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秋の紅葉ロケと同様に最も人気のプランでもあります。


この桜ロケーションフォトを栃木県内で行なっているのはもちろん当店abitoだけではなく、他のフォトスタジオさんや結婚式場さんでもプランはあるようですね。ですが当店は他店さんに勝るプランをご用意しており、殆んどの方がそのプランをお選びになられます。


そのプランとは「桜ロケーション2ヶ所プラン」です。

このプランの最大の特徴は桜の美しいロケ地の他、もう一ヶ所で撮影ができること。つまり岡田記念館や掬翠園といった当店でも人気のロケ地での撮影ができるプランなのです。

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こちらが岡田記念館。


007こちらが掬翠園。


以前は当店でも桜ロケーションプランと言えば、桜の美しい場所だけでの撮影でした。桜ロケを希望されるお客様の第一の願いは「和装姿を桜と共に残したい」という思いなので、桜尽くしの撮影で納得してくださいます。でもサービス業って「納得」だけではなく、「満足」して頂くことこそが本来の目的だと考えます。

桜の中での写真は大変美しく素敵な思い出になりますが、もう一つの考えとしては「桜だけ」となります。これに歴史ある建物内での写真も撮れれば、きっとお客様にご満足いただけるだろうと考え、昨年より二ヶ所プランを開始しました。当店の考えは的確であり、殆どのお客様が昨年以降は二ヶ所プランをお選びになっています。


多分、というか今のところ県内で当店のような二ヶ所プランを用意しているお店はないと思います。

この二ヶ所プランは時間もかかりますし、手間も二倍になります。でもお客様の喜びも二倍になります。それだけでいいんです。

他店さんがやらないことをしてこそ当店の存在意義があるわけですし、差別化にもなりますしね。


フローチャートとしてはこんな感じです。

ご来店⇒ヘアメイク&お着付け⇒桜ロケ地へ移動⇒撮影⇒もう一ヶ所のロケ地へ移動⇒撮影⇒当店でお着替え


私たち以上にお客様にもお手間かけますが、きっとご満足いただける和装前撮りとなることでしょう。だって結婚の思い出は多ければ多いほど嬉しい物ですし、春が来るたびに桜ともう一ヶ所のロケ地の思い出がお二人の心の中に蘇ってきますね。前述で「ご満足いただくために」ということで二ヶ所ロケを企画したと書きましたが、でも本当は私たちabitoがこう言うプランをしたかったからなんです。


お客様と長い時間をともにし、たくさんお話しさせていただくこと。

これが当店の財産となり、次へと繋がると知っています。お客様から教えていただくことはたくさんあり、これまでもそれが当店の血となり肉になってきています。「お客様は神様」という言葉がありますが、もしかしたら金言を下さる意味での神様なのかなと考えます。


さぁ桜の季節はもうすぐです。

限りあるからこそ美しい桜の季節での撮影はまさにプレミアムです。秋挙式、または来年挙式のカップル様にもご予約いただいておりますので、ちょっと早めだとしても桜の美しい時期に合わせての前撮りはいかがでしょう?この春は絶好のチャンスですので、どうぞこの機会を見逃しなく!!!


abitoの桜ロケーションプラン詳細ページはこちら

和装ヘアスタイル 後ろ姿も要チェック!!!

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結婚式での和装の着用、そして和装前撮りにおいてのヘアスタイルは大変重要です。


当店でも神社挙式や和装前撮りで多くの花嫁の和装ヘアを作り上げていますが、やはり自分では見ることの出来ない「後ろ姿」にもこだわりを持つ方が多いんですよね。和装前撮りでは正面から撮るばかりではありませんし、神社挙式や披露宴においてはゲストの方々が全方位から打掛姿をご覧になりますしね。

またどんな髪飾りを選ぶかでも雰囲気がガラッと変わります。


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和テイストの髪飾りを入れるともはや「洋髪」とは思えないくらい和風になります。


 


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後ろ髪をルーズにまとめるとオシャレ度MAX!


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シンプルに纏め上げれば大人な和装ヘアに。

 

和装のヘアスタイルは花嫁の好み、髪の長さ、髪質、色、そして打掛によって変わってきますが、まずはどんなヘアスタイルにしたいかをネットで調べてみることからはじめましょう。そして気になったスタイルはスマホなどに保存し、担当の方にご相談することが大切です。また髪飾りに関しても大きな物にするか、それとも小さい物を何個か組み合わせるのかを決めておくとスムーズにスケジュールが進むことでしょう。


神社挙式、披露宴、そして和装前撮りは一生に一度のことです。

手間はかかるかもしれませんが、自分なりの希望を見つけ、自分なりのこだわり和装ヘアスタイルでその日を迎えましょう。きっと良き思い出になること間違いなしです。

ちなみにこちらに貼り付けた画像の全てがヘアスタイルはabitoのスタイリストによるものです。お客様からの評判も良く、写真の仕上がりも素敵になっています!



 

和装へのお色直し時間を短縮する便利アイテム 「二部式掛下セット」

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結婚式でドレスから和装のお色なおしで最も気がかりなのは着付け時間です。

和装の着付け、特に婚礼和装である打掛の着付けは結構な時間がかかるために「あまりゲストをお待たせするのも・・・」ということで、残念ながら諦めてしまうこともあります。2時間半という大変短い時間の披露宴では5分10分がとっても貴重ですからね。

でも打掛の着付けに「二部式掛下セット」を使えば大幅に着付け時間を短縮することが出来ます。


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 腰紐や伊達締めを使うことなく、装備されたゴム付きの紐で簡単に着付けることができます。
そして掛下の作り帯はこちら。
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当店でも和装前撮りの場合は殆どこの二部式セットを使用しています。その仕上がり具合は通常の着付けとなんら変わる事はありません。サクサクと和装の着付けが進んでいきますので、その早さに驚かれることでしょう。

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お色直しの時間が気になる方は二部式掛下セットで問題が大幅に改善されますよ!


「時は金なり」なんて言葉もありますが、結婚式においての時間は更に貴重です。少しでも多くの時間をご家族やゲストの方々と過ごしたいですものね!


当店では白無垢、または色打掛をレンタルされるお客様でご希望があった場合はこの二部式掛下セットをお貸し出ししています。また単品でのレンタルも受け付けておりますので、気になる方はお問い合わせ下さいませ。

「君の名は。」ではなく、「そちの名は。」

abitoはInstagramのアカウントを4つ持っており、気が向いた時にだけ更新しています。

1.abitoのウェディングアカウント⇒Wedding_abito

2.abitoの成人式用アカウント⇒abito20th

3.abitoの七五三用アカウント⇒abito753

4.abitoの和装前撮り(フォトウェディング)用アカウント⇒abitophotowedding

 

4つのアカウントを管理するのは大変ですが、時流に乗らないともったいないですからね。この中でも最も力を入れているのが4つ目の和装前撮り用のアカウントです。なんたってインスタは画像メインのSNSですから、一番ピッタリですからね。


こちらのアカウントにアップする画像は全てabitoで前撮りをしてくださったお客様を撮影したもののみ。そしてこだわりの一つとして、画像は一切加工せず、お客様にお渡ししたままのものだけにしています。なかなかフォロワー数は増えてはいきませんが、この状態を楽しむのもありかなと考えています。


そしてつい最近アップした画像が先日撮影させて頂いたお客様のものでこちらです。

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前撮り写真て花嫁花婿がピッタリと寄り添うことが多いのですが、ちょっと間を開けてみるとまた違った新鮮さがあります。

以下、アップした際に書き込んだ文章です。

「振り返るとそこには・・・」というイメージ。ぴったりと寄り添った写真が多いですが、ちょっとはなれたからこそお互いを想う気持ちが伝わってきますね。

するとこの写真に対してコメントを頂いたのですが、何とご本人(花嫁様)からでした。


時折、アップした画像のご本人からコメントをいただく事があり、画像使用の許可はもちろん頂いている訳ですがいつもドキッとしてしてしまいます。


「この画像じゃない方が良かったかな?」とか、「文面が良くなかったかな?」なんて瞬時に思ってしまうのですがご本人からはいつもありがたいコメントを頂いております。やっぱりabitoのお客様は素敵で優しい方ばかりです。本当にお客様に恵まれています。


さて今回この画像に対してのお客様からのコメントはこうでした。

「その節はお世話になりました。この写真は友人にも褒められ『そちの名は。』というタイトルを付けていますsmiley笑」


しばらく「そちの名は。」の意味合いが分からなかったのですが、人気を博した映画「君の名は。」からだとようやく気付きました。よくよく見てみると、構図が同じなんですよね~。そして着用しているのが和装ですから、「君」ではなく古風に「そち」にされたんですね、いや~深い♡


ご友人に褒められると当然嬉しいでしょうし、当店としても客観的なご意見を聞くことが出来て大変ありがたく思っています。しかも想定外のパク・・・いえいえオマージュの構図で「そちの名は。」というタイトルも付けていただけるなんて・・・。


そんな訳でこちらの構図は当店では「そちの名は。ポーズ」と命名させて頂き、今後は積極的にお客様におすすめしていきたいと思っています。


専門店として如何に経験があろうが、知識があろうがお客様からのご意見ほど貴重なものはありません。今後もお客様の忌憚のないご意見をいただきながら、abitoの和装前撮りがより良いモノとなるようにアップデートしていきます。

和装前撮りをするか迷っている方へ

和装前撮りをするかしないか迷う方は少なくありません。


だってタダでできるわけではありませんし、結婚式が控えているのでなるべく出費は控えたいですものね、わかります。必ずすべきことでもなく、ドレスの写真さえあれば十分と考えることも出来ますしね。



するかしないか?迷っているあなたにささげる言葉は2つあります。


一つは「和装前撮りは一生に一度だけのもの」ということ。

言い方をを変えれば「結婚という節目だけの撮影」です。もちろん結婚式と関係なく撮影される方もいますがごく稀で、「しない」と決めた方は例え「しておけば良かった」と後悔しても後撮りをされることはほぼありません。つまり時期を逃すとそのまま時間が過ぎていくだけなんです。最近は結婚式をしない方も増え、「一生に一度」という言葉は以前のように響く言葉ではありません。

「和装前撮りしておけば良かった」と後悔する方はいても、「和装前撮りするんじゃなかった」と後悔する方は少ないんです。例え後悔したとしても「しない後悔より、する後悔」なんて言葉もありますので、どっちの後悔を選ぶかはあなた次第ではないでしょうか?


もう一つは「結婚の思い出は多いほど良い」ということ。

結婚という節目では式をしようがしまいが何かしら思い出ができるものです。祝福の言葉、新しい生活の始まり、環境の変化などその時は大したこととは感じなくても、時間が経過すればするほど自分を形成する大切な思い出と感じることでしょう。だから結婚の思い出は多ければ多いほど嬉しいものじゃないですかね?

常々申し上げていますが、和装前撮りは「もう一つの結婚式」だと考えています。だって婚礼衣裳を着て、二人で思い出を作ることですから形は違えど結婚式となんら変わりはありませんからね。しかも二人だけ、もしくは家族だけで過ごす一日なので本来の結婚式では感じることの出来ない体験が待っています。

人はどれだけ多くの経験をするかで人生が変わってくるのではないでしょうか?

楽しいことだけでなく、辛いこと、悲しいこと、苦しいことを経験したからこその価値観が感じられることもあります。和装の世界を知らずとも人生に傷は付きませんが、知っていれば人生が豊かになることもまた然りなのです。海外旅行に行かないより行った方がいろんなことを知ることができるわけですが、旅行と違い、和装前撮りは「いつでもできる」訳ではありません。このことだけしっかりと考慮して頂きたいです。


和装前撮りは数万円から数十万円の費用がかかります。

しかしその時に体験した喜び、楽しさ、そして思い出の写真は一生ものです。例えば費用が10万円だとして残りの人生が50年としたならば、1年当たり2,000円にすぎず、1ヵ月あたりにすると167円。たったそれだけの費用でいつでも思い出せる記憶と、いつでも見ることのできる記憶が残せるんです。その記憶と記録はお二人だけでなく、ご両親やお子様ともシェア出来ることも考えれば10万円は安くないですかね?


もちろん最後はお二人次第です。

しなくてもいいし、してもいい。和装前撮りなんてそんなものです。しかし「そんなもの」がお二人のこれからの人生を豊かにしてくれるのかもしれませんよ。でも迷っているということは本当はしたいと思っているのでは!?