衣裳の予約期間とその比較
その期間も衣裳の種類によって様々であり、時代と共に
変化することも。今日はその期間に着目した記事を書かせて
頂こうと思います。
まず最も期間が短い衣裳は・・・・
喪服です(和装・礼服・ワンピース含む)。
やはりご不幸は突然やってきます。ご自分の衣裳をお持ちでも
急なことで「どこにしまったかわからない」「いざ着てみるとサイズ
が・・・」という方もいらっしゃいます。
だいたい期間は3日くらいですが、告別式当日にご予約なんて方
もいらっしゃいます。
次に期間が短いのが留袖やモーニングなどの親族衣裳です。
ウェディングに関してはまず花嫁花婿の衣裳が決まってから・・・とい
うのが暗黙のうちにあるようです。
期間は3ヶ月~1ヶ月の間。結婚式は予め日程が決まっているので
皆さん余裕を持ってご予約されます。
その次が卒業式の衣裳です。
早い方は成人式の振袖と一緒にご予約される方もいらっしゃいますが
多くの方が5ヶ月~2ヶ月の期間となっています。
卒業試験もなどもありますので、個人と言うよりは学校によって違いが
あるような気がします。
そしてほぼ同率が七五三の衣裳です。
最近では前撮りをされる方も増えているので、期間が長くなっています。
その年の夏休みに衣裳を決められることが多いのですが、出来れば
真っ黒に日焼けする前がおすすめですよ。
そしてウェディングの衣裳ですが、驚かれるかもしれませんがこれが
一番ではないんです、実は・・・。
人気のドレスなどはある意味「早い者勝ち」ですから早々とご予約される
こともありますが、それでも1年前ということはあまりありません。
平均ですが、ほぼ半年から3ヶ月。最近ではかなり押し迫ってからの
ご予約の方も少し目立つようです。
ご予約~ご使用当日の期間が最も長い貸衣裳は・・・
成人式の振袖です
10年ほど前は10ヶ月という期間が平均でしたが、最近では1年半前から
ご予約される方も。つまりは高校を卒業した年でのご予約です。
期間が1年なんていうのは当然で、ご来店されるお客様の多くが焦られて
いる気がします。
「多くの友達が振袖を決めているので速く決めなきゃ!」
お気持ちはわかります。
しかし、高校を卒業してすぐに振袖を決めてしまうのはある意味リスクが
あると思います。
そんなに焦らなくてもきっと気に入る振袖が見つかると思います。
貸衣裳は種類によってこのように予約期間がバラバラです。
ご利用する際のある程度の目安にして頂ければと思います
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