変わらない良さ
世の中、いろんなことが常に変化してます。医療も科学も人も。もし
かしたらワンちゃんやネコちゃんだって変化していているかもしれません。
ひと目でわかる変化もあれば、一見変化していないように見えるものも
有るのではないでしょうか。
その一つに「全国高等学校野球選手権大会」、つまり甲子園ですね。
栃木県の予選ですが、昨日試合を観戦してまいりました。
試合開始を告げるあのサイレン
ウグイス嬢のアナウンス
強い日差しと土埃にまみれる選手達
気合の入った掛け声
白系を基調にした各校のユニフォーム
・・・・昔から殆んど変わっていません。
今年で夏の甲子園大会は96回を迎えたのですが、試合を見るだけで
自分の高校時代を思い出す方も多いのでは?
それほど見た目にはいい意味で昔と同じままです。
でも実際は選手達の練習方法や、グローブ・バットなどの品質の向上、
栄養士による食事管理など最新を取り入れているんですよね。
選手達だってスマホでLINEもするでしょうし、YouTubeも見るでしょうし・・・
何百年も歴史がある旅館だってホームページがあるし、顧客管理システム
を導入している時代ですからね。
見た目じゃないんですね。要は中身。
文化や伝統をそっくりそのまま継承することはとても難しいことですが、
だからこそ価値があると思います。
高校野球を見て懐かしさを感じるように、目に見えない価値があるんです。
ただ現代社会は変化しなければ淘汰されてしまう時代です。何を継承し、何
を変えていくかのバランスがとっても大切なことです。
私達も婚礼衣裳、七五三祝着、成人式振袖という伝統と文化を継承しつつも
現代社会にマッチするよう常日頃考えています。
新しいだけが全てではない業界ですからね。
これからは「変わらない良さ」、つまり「変化しない価値」も追求していくことが
求められていくとも考えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
試合を見て思ったこと。
・チーム一丸となって目標に向かっていく姿は感動です
・大きな声での掛け声、挨拶は清々しい
・審判、そしてグランド整備の方々がいてこそ試合が出来る
・一つのミスが結果に繫がることも・・・
・愚直に一生懸命・・・出来るようで出来ないこと。
・単純に観戦して楽しい
高校球児が甲子園を目指して必死に頑張っている姿を見て、いろいろと
学ぶことがありました。みなさんもお時間があればご覧になってみては?
きっと何かを思い出し、自分に変化を与えてくれると思います!!!