どんな写真になるかはどのお店で誰に撮影されるかでも違いがありますが、撮影される側の協力も大切なんです。
子供の写真を撮影するのが一番上手なカメラマンって誰でしょう。
世界的なカメラマン?
一流モデル専属のカメラマン?
歴史ある写真館のカメラマン?
違います。その子のパパとママです。
これにはいろんな理由がありますが、いくつか挙げてみると
- お子様が一番安心を感じる存在だから
- お子様がどんな表情を持っているか知っているから
- お子様の次にどんな行動にでるか予測できるから
- お子様を笑わせるツボを知っているから
この結論から答えを導くと、『カメラマンとコミュニケーションを取って距離を縮める』ということになります。もちろんカメラマンからのアプローチがありますが、あなたが心を閉ざしてしまってはどうにもなりませんwww
とは言え、人見知りが人の倍強い・・・なんて方もいますよね。
そんな方は撮影時に自分の大好きな曲を流してもらって、テンションを上げるのも効果的かもしれません。ヘビロテでお聴きになっている曲は、緊張を解し、普段どおりの自分に近づけてくれるのではないでしょうか?
またご家族やご友人を誘って、安心感をギャラリーに求めるのもいいかもしれません。
いつもの自分を知ってくれている方々がいると心強く、カメラマンとのコミュニケーションもスムーズになる場合もありますからね。
と、ここまではメンタル的なことでしたが次は「撮影される技術」です。
まずは目線。
基本的に目線はカメラのレンズに向けるのですが、レンズのちょっと上にすると自然な目線になります。また多いのが目を瞑ってしまうこと。
「目を瞑らないでくださ~い」と言われれば言われるほど瞑ってしまうことがあります。
その前に敢えて目を瞑ると、撮影のときはバッチリ開けられますよ~、お試しくださいね~。
そして笑顔の作り方ですが、これが難しいwww
やはりカメラマンの方やギャラリーとお話しすること、また楽しいことや素敵な写真の仕上がりをイメージしてみましょう!
何事もイメージトレーニングって大切ですからね。
また何と言っても姿勢は大切です。
日本人の70%が猫背と言われているのでしょうがない部分もあるのですが、こんな時だけでも背筋をグッと伸ばすとスタイルも良く見せることが出来ます。
あごを引くことで小顔に見せる効果もありますので、こちらもお忘れなきよう。
最後になりますが、自分のことは自分が一番わかってますよね。
例えば一番綺麗に見える角度。これはイコール「自分が一番好きな角度」ということになります。
カメラマンから見て綺麗に思える角度と必ずしも「一致」するとは限りません。
そんな時は自分から「この角度で撮ってください!」とお願いしてみましょう。「ダメです」なんて言われることはないですから、ここは積極的に行っちゃいましょう!!!
昔と違い、今のカメラはデジタルですから撮影中でもどんな写真かをその場で確認することが出来ます(※最終的にはレタッチ、色調節するので完全に同じではないですが)。
プロのカメラマンの意見も取り入れつつ、ご自分の意見も伝えることで「共作」になり、オリジナルとなるはずです。
人生の節目の大切な写真はその後のお客様の財産であり、思い出になるものです。
ご自身も撮影に被写体としてでなく、セルフプロデューサーとして積極的に参加されると楽しめて、尚且つ素敵な写真となる事でしょう。
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。