ちょっと手間をかけると画像が違った雰囲気に!
できる時代です。しかも以前と違って画像もよりきれいに残せますよね。
気軽に撮影出来る分、適当に撮影することも多いと思いますが重ねるごと
に何となくコツがつかめてきているのでは?また他の方の写真を見て、「
こういう撮影の仕方もあるんだ~」と知らず知らずにテクニックが身について
いることも。
人によると思いますが、「風景と全身を入れる 」撮影を基本としている方も
いることでしょう。この場合、全体の雰囲気を切り取る撮影となるので、当然
人物が小さくなります。
でもですね、この撮影方法はある意味正解なんです。
プロのカメラマンは「大きく撮る」ことをセオリーとしています。その訳は後ほど
ご説明します。
例えばこんな画像があります。
日光中禅寺湖の湖畔で和装前撮りしたお客様です。お天気は曇りで
したが全体の雰囲気はとっても素敵ですよね。
やはりせっかくの和装姿ですから、全身を残すことが大切です。
でもこの画像にちょっと手を加えるだけで違う雰囲気のものになります。
・横長の画像になったことで見た目が変わります
・お二人が左よりになったことでバランスが変わります
・全体的にアップになるのでより鮮明な画像になります
他にもいろいろとありますが、主な違いはこんな感じです。
見ておわかりのように『トリミング』をしただけです。スマホにもこの機能が
あるのでどなたでも簡単に出来ます。
※出来れば元画像をコピーしておくのをオススメします。
プロのカメラマンが大きく撮影する理由はここにあります。
あまり小さく撮るとこのトリミングにも制限ができ、画像の可能性が狭まって
しまいますからね。
このトリミング(切り取り)次第で画像は変わります。
どんな風に切り取るかはある意味センスが必要ですが、いろんな画像を見る
ことで養うことができるものでもあります。
ですから「ここぞ!」という時は、トリミングを想定して大きく撮影することで、後
で画像をアレンジする楽しみも出来る事と思います。
とは言いながらも、気軽に撮影出来るスマホであれば大きく、または小さくなど
様々な角度からの撮影をしておけばOKなんですけどね。
でもでも「ちょっと微妙~」と思う画像も、トリミングで「あれ?これいいかも」って
なる事もありますので、保存してあるものをもう一度見直してみてはいかがで
しょうか?