ご自分で作られたお着物にはもちろんご家族の家紋をお入れするのが当然です
が、さて貸衣裳の着物の家紋はどうなっているのでしょう。
当店の衣裳はこうなっています。
まずは留袖。

こちらの紋は【丸ニ五三桐】

こちらは【丸ニ三ツ柏】
一方、紋付羽織はこうです。

【丸ニ鷹ノ羽】
このように予め家紋を入れております。どうしてこれらの紋にしてあるかは・・・定か
ではないのですが、創業以来この3つがメインとなっています。
考えられるのはまずは「見た目」だと思います。
特に【丸ニ鷹ノ羽】は男性らしいイメージが強い為取り入れたのではないかと想像
しています。
とは言え、家紋はご家族によって違います。
「うちは【丸ニ四方木瓜】だから、この家紋じゃちょっと・・・」というお客様もいらっしゃ
います。ご本人にとってはとても大切な、そして愛着ある家紋ですから、大切な節目
には正式な家紋入りの着物が着たいですよね。
そんな方々にはこちらをおすすめしています。

貼り付け紋、通称「貼り紋」です。
読んで字の如く「貼れる紋」です。

裏側はこのようなシールになっていて、元々の家紋の上から貼るだけです。
ですからどんなレアな家紋でも作れてしまうのでとっても便利です。
※しかし半永久的ではなく、単発での利用となります。
ところで皆さんはご自分の家族の家紋ってご存知ですか?
「見ればわかるけど名称までは・・・」
「確か【三ツ巴】だったような・・・」
このような方は意外に多いんです。
家紋は結構複雑で、同じように見えても細部が違ったりするもの。でもそれぞれに
名称があるので、見た目で覚えるのではなく、必ず正式名称で覚えてください!

三ツ巴という家紋を例にとると、このように「右回り」「左回り」があり、「丸」が付く場合
もあります。同じように見えても全く違う家紋なんです。
家紋がなんだか全くわからない!という方は、まずは年配のご親戚にお聞きすると
良いと思います。また先祖代々のお墓、または仏壇に家紋が入れてあることって多い
ので、それを元に調べてみるのも一つの手です。
ちなみに当店にはこんなものがあります。

紋帳とよばれるいわば家紋のカタログみたいなものです。

全ての家紋が掲載されているわけではありませんが、95%くらいの家紋は
調べられます。
当店で貼り紋をご希望される方は安心してご相談くださいね!
家紋は代々受け継がれてきた「姓」と同様に、とても大切な家族のアイコンです。
若いうちはともかく、大人の方はご自分の家紋を知っておくべきだと考えます。家紋
の系譜、歴史をたどると、意外な真実に出会うかもしれませんよ~。
ぜひ今すぐお調べ下さい!(笑)