お友達同士でウェディングパーティーのお客様
パーティをされるカップル様。
準備期間は約1ヶ月。
新郎様の仕事の関係上、時間があまりなく、でも「友達にはちゃんと結婚の報告が
したい」とのことでした。場所はレストランで、当初は衣裳も超シンプルなもので良いと
お考えでしたが(あまりウェディングっぽくしたくない)、最終的に新郎新婦の衣裳の
組み合わせはウェディングそのものでした。
これは新婦様も仰っていましたが、試着していくうちにちょっと欲張りになってしまった
そうです。でもこういうことって少なくはありません。気分が乗ってくるというか、段々
その気になってくるものなのです。
とは言え、選ばれたドレスはスレンダーなシンプルドレス。そして新郎様が選らんだ衣裳
はなんと・・・・モーニングでした!
モーニングは「お父様の衣裳」として現在定着していますが、そもそもは午前中に着る
正礼装の服であり、新郎様が着ても何の問題もございません。
それどころか昭和30年代から40年代にかけては新郎様の衣裳として定着していたん
ですよ!
シンプルなウェディングドレスとモーニングの組み合わせは何となくクラシックな感じで、
我々にとっても新鮮でした。大人ウェディングにはいいかもしれませんね。
ただモーニングを着られる場合には注意点があります。それは新郎の髪型です。
出来ればワックスなどで固めることをおすすめしますし、オールバックにしていただくと
とってもかっこいいですが、髪型によっては逆に幼く感じてしまうかもしれませんので
ご注意下さい。
お二人のウェディングパーティーは4月下旬です。
このパーティーに関しては新郎様がお忙しいこともあり、その殆んどをお友達がプロデュースし、準備をしているそうです。
本当に友人というものはありがたい存在ですね。
結婚式を式場側に全てお任せするのも便利で楽で、しかも素敵なものになるのは間違いありません。しかしその分費用もかさみます。
費用をかけなくても気持ちのこもったウェディングは実現可能であり、お友達との絆も
より深くなるというものです。
今のウェディングはある意味何でもありで、全てはお二人のお考え次第です。
こだわる=費用をかけるではありません。
どんな想いでウェディングをするのか?
誰と一緒に時間を過ごすのか?
どんなアイデアを盛り込むか?
こういう事が何より大切であり、形となって表れるのだと思います。
どこを探してもないモノは自分達で作り上げればいいんです!!!
型にはまらず、お二人らしいウェディングは人に作ってもらうものではなく、自分達で
作り上げるものです。
そんなウェディングを当店は応援しています。多少なりとも知識・経験がありますので
上手く利用しちゃって下さい!