慣れない着物を着る七五三で注意すべきことは何か?
素敵な七五三にしましょうね!
ちょっと頭の片隅にでも入れておくといいかもしれません!
【転倒や捻挫にご注意を!】
冒頭にも書きましたが、お子様にとって七五三の着物は
未知なる衣装です。洋服と違って動きが制限されますので
走ったり跳ねたりするとバランスを崩し、転んでしまうことも
あります。
また草履は意外と高さがあり、履き慣れていないこともあり
足を挫いてしまうこともあるので十分にお気をつけ下さい。
車での移動中や坂道・砂利道を歩く際には履き慣れたシューズ
にするのもおすすめです。お宮参りの時やお写真を撮る時だ
け草履に履き替えれば安全ですし、疲れも軽減できます。
歩きにくそうな場所は当然ですが、移動中はお子様と手を繋ぐ
ようにすれば間違いないと思います。
【長い袖や幅のある袴は挟みやすいのでご注意を】
振袖の袖や幅のある袴はドアに挟まれたり、突起物に引っ掛け
たりしすることが多々ございます。
特に車のドアにはご注意下さい。
袖などが挟まれたままで車が動いてしまうと、重大な事故に
繫がってしまうこともあります。ドアの開け閉めはお子様でなく、
ご家族がしてあげれば防ぐことが出来ると思います。
【着崩れにご注意を】
慣れない着物を着てもお子様は普段のような動きをしてしまい
がちです。それが着くずれの原因となります。
また車での移動中、あまり深く座席に座るとせっかくの飾り帯が
潰れてしまったりしまうこともあります。
車への乗車は基本的にお尻から行うととてもスムーズです。ま
た普段より髪の毛が高くなっていますので、ぶつけないように
することもお忘れなく。
【末広(扇子)の取り扱いにご注意を】
末広はお子様にとって珍しいものです。
末広は滑らせて開くものですが、お子様は横に無理に広げよう
として壊してしまうことがとても多くあります。
最初に開き方を教えてあげて下さい。
【飲食の時にはご注意を】
通常でも食べこぼしてしまう年齢ですので、食事の際は胸元に
ナフキンを付けてこぼれても大丈夫にしてあげましょう。
食べやすい大きさに切って上げることも効果的ですね。
また女の子は口紅を付けているのでペットボトルのままだと取
れてしまうことがありますし、こぼれることもあります。
ストローがあるととても便利です。
七五三はご家族にとってとても大きく、ハッピ-なイベントです。
ご両親にとっては注意すべき点が多いかもしれませんが、笑
顔いっぱいの七五三となるように通常以上にお子様に目を
かけてあげて下さいますようお願い致します。