年を重ねれば重ねるほど、他の誰かに「褒められる」ことは次第に少なくなっています。
子供の頃はちょっとしたことが出来ただけで親や大人から「すごいね~」とか、「頑張ったね!」と言われたもの・・・・しかもお小遣いやお菓子などもその対価として貰えたり♡
でも大人になるとそんなことは滅多にあるわけでもなく、どちらかと言えば怒られることの方が多いかもしれません。でもでも・・・
本当は誰でも褒められたいもの
まぁありますよ、時折褒められることも。でもこちらも大人ですから「ちっ!社交辞令だな」とか、「口だけ~」とか勘ぐってしまってません?
ちなみに私は完全に勘ぐり派。幼少の頃の素直な心をどこかに置き忘れてしまっているのかもしれませんね。
しかし大人になっても本気で褒めて貰った場合はわかるもの。これが本当に嬉しいんですよね。
今日は「素敵な衣装ね」と褒められまくったお客様のお話です。
褒められた衣装はこれ
文脈からすると「あ~ドレスの自慢ね」と思われるでしょうが、不正解。
実は結婚式でお母様が着る留袖なんですね。そしてこちらがその画像です。
色合いの華やかさは抑えつつも、上品でエレガント。これまでの留袖の概念とは全く違った角度から作られた一品です。
留袖の柄と言えば「おめでたい赤」が主流ですが、この留袖には一切「赤」は使用されず、シルバーを中心とした中間色で彩られています。
なかなかない代物なので、目立つこと間違いなしですね。
お客様いわく・・・
「本当に素敵な留袖をありがとうございました」
ご返却時の第一声です。続けざまに「殆どの方に素敵な留袖だと褒められ、とっても嬉しかったです」と仰られ、その表情からもその喜びが伝わってきました。
ご一緒のご主人もそのことが誇らしかったのでしょう、素敵な微笑でお礼をしてくださいました。
でも一番に嬉しかったことは結婚式の主役であり、お二人のお子様である新郎から「似合っているね。」と言われたことのようです。子供から褒められることなんてないですものね、そりゃ天にも昇るような気持ちだったことでしょう。
お客様が衣装で褒められるということは・・・
こういう衣装で褒められたという話は私達にとっては勲章となります。
「お客様が褒められる」ということは間接的にではあっても、私達も褒められたようなものだと思います。
なによりそんな報告をしてくださるお客様の表情を見られることが何嬉しいことなんです。
気になるレンタル価格は
こちらの留袖のレンタル料はさていかほどなんでしょう、気になりますよね。
なんと!驚きの!予想外の!空前絶後の!
70,000円です。税別♡
なんたって当店の留袖の中でも最高峰に位置する商品ですからね。
「高い!」と思う方もいれば「せっかくだから」とか、「一生に何度もあることじゃないから」と思う方もいます。ぶっちゃけていえば、年間を通してご利用される方は決して多くはありませんが、ご利用くださった方のご評価は相当高いと言えます。
ちなみに当店において一番利用される留袖のレンタル価格帯は2.5~3万円。
これを考えると7万円は相当高額と言えますが、このクラスの留袖を結婚式場でレンタルすると軽く10万円は超えます。
そもそも3万円からしか用意されていないことが殆どですからね。
高額商品にはそれなりの対価がある
高額なレンタル価格の衣装をレンタルするとまず何より「高揚感」が生まれます。
新しい車やバックを初めて使うときのような気持ちが湧きでてきます。
そして「見られたい」という気持ちも生まれ、ヘアスタイル・メイクにも余念がなくなり、結果的により美しさと華やかさを演出することになります。
またこちらのお客様のように多くの方から褒められ、結婚式そのものがより大きな思い出となること間違いなしですね。
つまり高額なものをレンタルすると、知らず知らずのうちに内的、そして外的により大きな結果をもたらしてくれます。それこそがその対価と言えるのかもしれません。
まとめ
結果的に今日のブログは弊社の留袖自慢になってしまいましたが、それだけ大変おすすめな商品であるということです。
現在は以前に比べ、結婚式などの大きな節目でも「費用を出来るだけ抑えたい」という方が殆どです。
このことは弊社としても十分理解していますので、時流に合わせて「ドレス借り放題プラン」や10万円以下で叶えることができるロケーションフォト「プチロケプラン」などをご用意しています。
しかし昭和の時代は「ここぞ!という時には金を出し惜しむな」「無理してでも良いものを」とい考えがありました。その理由は明白で、「お金を出した分以上の対価がある」ということを経験知っていたからです。
とは言え、その頃と景気も違いますし、時代も変わってきています。
安くても良いものはいくらでもありますし、何とかなってしまう時代です。
しかし「お金を出した分以上の対価がある」という真理はいつの世でも変わることはありません。
弊社としてはどちらのお客様にも喜んで頂ける商売を目指していますが、その「喜び」の質は間違いなく違うものであること言うことだけはお伝えしておきます。