11月は七五三の季節。
今週末も「先勝」と「友引」というお日柄なので、多くのお子様が神社へお宮参りされることでしょう。当店も七五三のお支度をたくさんお受けしていますしね。
やはりお着物でお宮参りする方が殆んどです。そこで大人でも子供でも着物に欠かせない物と行ったら「足袋」ですよね。そこで本日は足袋についてのお話し。
今や大人様の足袋とお子様用の足袋って結構違いがあるのってご存知ですか?
基本的に大人用は綿素材で、踵に「こはぜ」とよばれる止め具があります。
足首の細い方は結構外れやすく、意外と面倒だったりもします。
しかしお子様用はこはぜはありません。
素材もストレッチで伸び縮みするので、普通の靴下のように簡単に履くことが出来、しかも脱げづらくなっているので安心です。
しかもそれだけではありません。
なんと滑り止め付き!
草履と足袋の摩擦力は殆んどなく、とても滑りやすい為草履が脱げやすくなっています。大人にとっては大変ありがたいのですが、お子様にとっては捻挫したり、脱げたことによってかたいものを踏んでしまうなどケガの元です。なので滑り止めがあると安心なんですね!
大人と違い、お子様は日ごとに成長し、七五三で履いた足袋も半年後にはきつくなってしまい一回こっきりの使用になることが殆んど。でも大切にとっておくと「成長の記録と記念」になりますし、下のご兄弟で再度使用することも出来ます。七五三が終わっても捨てたりせずにまずは綺麗に選択⇒大切に保管することをおすすめします。
「着物は用意したけど足袋を忘れた!」
なんてこともありますので、七五三の前日にもう一度足袋の用意をチェックしましょうね!そしてご家族で温かく記念に残る七五三をお迎え下さい。