ここ20年で空前の和装ブームかもしれない今日この頃。
男の和装と言えば一番先に思いつくのが「紋付袴」ではないでしょうか?というか、その他ってそんなに思い浮かばないですよね。それくらい浸透している和装であると言えます。
男が和装(紋付袴)を着る機会は七五三、成人式、結婚式の3つがメインです。でも本来の紋付袴の和装の中での位置づけは「正礼装」となりますので、慶事はもちろん弔事でもご着用できます。つまりお葬式でもOKなんです。最近では歌舞伎や将棋が人気なので、テレビなどで黒紋付袴を着床した役者さんや棋士を見かける機会も多くなりましたが、やはり着る機会も多く着こなしていてカッコイイですね。
皆さんがイメージする紋付袴ってこんな感じですよね。
こちらも確かにカッコイイし、正式な衣裳ですので間違いなしです。
でもオシャレ感や個性を和装に求める方には物足りないかもしれません。そんな方におすすめの紋付袴がこちらです。
ふぅ~個性的♡
並べてみると一目瞭然で、左の方がモダンな感じがします。先ほど左側の衣裳を紋付袴と表現しましたが、実際は「羽織袴」であり正礼装ではありません。全体的なイメージの違いだけでなく、細部に違いがあるのでご説明します。
まずは素材。
左の衣裳はウール製でまずこの時点で正礼装から外れてしまいます。結構基準が厳しいんです。
そして羽織紐にも違いが・・・。
正式には白のフサフサなものとなりますが、左はアクセサリー的要素が高いものとなっています。
比べてみると全然違いますね。でもだからこそ個性的になるともいえます。
最後に「紋」です。
正礼装の紋付袴は基本的に「五つ紋」となり、背中・左右の胸、左右の後ろ袖に家紋が入っています。なので「紋付」と呼ばれる訳です。
しかし左側の衣裳には家紋ではなく、家紋をイメージしたデザインが施されています。しかも胸と後ろ袖には入らず、背中のみ。
だから紋付袴ではなく、「羽織袴」となる訳です。
この個性的な羽織袴は成人式や結婚式での着用が多く、オシャレな方ほど選ばれます。特に成人式では紋付袴を着用する方もいらっしゃるので、そんな中でお友達に差をつけるのならこちらがおすすめです。注目の的になること間違いなしですよ。
これまでも成人式で多くの方にご利用いただいている衣装ですが、「本当はスーツがいいんだけど・・・」と言っていた方も「これなら着たい!」と思っていただけたりもしています。「普通の紋付袴じゃ物足りない!」とお考えの方は一度こちらをご試着されてみてはいかがでしょう?
成人式で紋付袴姿って「やんちゃ」だったり、「目立ちたがり屋さん」というイメージがあるかと思いますが、こちらなら「オシャレ」「個性的」を演出できます。せっかくの一生に一度の成人式です。男性だって女性に負けずに自分らしい衣裳で成人式を迎えましょう!
こちらのシリーズはご紹介した以外にもう1パターンもご用意しています、それぞれMとLサイズ一組ずつ、合計4組だけですので完全に早い者勝ちですので、気になる方はお早めにお問い合わせくださいね。
最後に紋付袴、そして羽織袴をカッコ良く着こなす秘訣を伝授しちゃいます。たった三つだけです。
①背中をピンと張る ②胸を出す ③あごを引く
これだけです。少しでも身体をがっちりと見せることで、その姿は逞しくなります。猫背になったり、うつむき加減だと弱々しく見えますのでご注意くださいね。
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