成人式を迎えるに当たって、用意しなくてはならないのが振袖ですよね。
最近はレンタルするのではなく、購入される方も少なくありません。
しかしそれなりの出費をして手に入れた振袖も、成人式が終わってしまうとそうそう着用する機会ってないんですよね。一昔前ならお友達の結婚式やお見合い、ご結納などで着用することもありましたが、今ではそう多くはないようです。ちょっともったいないような気もしますよね。
ご存知の通り、「振袖」は未婚女性の最高礼装。
つまり常識的には結婚後には着用できないことになります。
あなたはご自分の振袖を十分に満喫することが出来たでしょうか?
「はい」と答える方より、「NO」と答える方の方が多いと思います。しかも結婚を間近に控えた方は今後大切な振袖を着る機会はほぼ0となりますから、ちょっと寂しいですよね。
そんなあなたに結婚前だからこその振袖の有効活用法を伝授致します。
ズバリ、和装前撮りで振袖を着用することです。
実は数ヶ月前、当店で和装前撮りをされた花嫁様がまさにそうでした。
大変綺麗なブルーの振袖はご両親が成人式のお祝いにプレゼントしてくれたもの。
人生の大きな節目である「結婚」の記念に、最後に袖を通すことも立派な親孝行ではないでしょうか?
人生を共に過ごす彼にとっても、花嫁の振袖姿はきっと新鮮に映り、またまた惚れ直してしまうはずです♡
「せっかくの和装前撮りなのに振袖だけ?」
そう思われるかもしれませんが、もちろんそんなわけありません。ちゃんと打掛もお召しになりましたよ!
振袖もお似合いでしたが、打掛姿も負けず劣らずの美しさです。
さてさて、こちらをご覧下さい。
※左が打掛姿、右が振袖姿ですのでスライドしてご確認を!
そうなんです、実はこちらのお客様はご自分の振袖の上から打掛をお召しになっていたんです。本来ならば、打掛の下は「掛下」という白い着物をお召しになる方が殆んど。でもこの組合せは一昔前は珍しいことでなく、ごく一般的にあったんです。
下に鮮やかな色の振袖を着ることで、打掛姿がより一層華やかになります。
どんな色の振袖にするかで、コーディネートも無限に広がるのでよりオリジナルな「自分だけの」打掛姿をお楽しみいただける訳です。
それより何より、とても思い入れのある振袖を結婚式の前撮りで着用する喜びは花嫁はもちろんですが、花婿、そしてご家族にとっても計り知れないものがあります。
繰り返しになりますが、結婚後は一般的には女性は振袖を着る機会は訪れません。
つまりこの時の振袖姿は「人生最後の振袖姿」と言える訳です。
こちらのお客様はご自分でお持ちの振袖を着用しましたが、もしお持ちでなくてもレンタルで対応することも出来ます。
振袖は色打掛以上に様々な色、そして柄があるので花嫁のお好みにあったコーディネートが楽しめるはずです。もちろん人と被ることなんて可能性はほぼありません。
振袖にはこんな使い方があることも知っておいていただければと思います。
野球が大好きな爽やかカップルのお二人。
振袖を着用したことで通常の和装前撮りと比べ、倍以上の思い出づくりとなりました。
私達も貸衣装のプロですので【打掛×振袖】のコーディネートのことは存じてはおりましたが、これまで具体例がなく、皆様にご紹介する機会がありませんでした。今回、こちらのお二人から画像使用の許可をいただき、やっとステキなコーディネート例をお知らせできる運びとなりました。
S様、本当にご協力ありがとうございました。
お二人と過ごした時間、そしてお話ししたことは我々にとってとても大切なものとなりました。
ちょっと遠く離れてはいますが、お二人の末永い幸せとご健勝、そしてご主人の益々のご活躍をスタッフ一同願って止みません。
宇都宮に戻った際には気軽に当店へお立ち寄り下さいね!
結婚式を控えたぷれ花嫁の皆さん!
貴女も最後の振袖姿を人生を共に過ごす彼にお披露目してみてはいかがでしょうか?
きっと彼も喜んでくれるはずです。
結婚の思い出は多ければ多いほどお二人の人生を豊かにしてくれるはずです!